JPS61118355A - α‐スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法 - Google Patents
α‐スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法Info
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- JPS61118355A JPS61118355A JP60243811A JP24381185A JPS61118355A JP S61118355 A JPS61118355 A JP S61118355A JP 60243811 A JP60243811 A JP 60243811A JP 24381185 A JP24381185 A JP 24381185A JP S61118355 A JPS61118355 A JP S61118355A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステルのア
ルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法に関
する。
ルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法に関
する。
α−スルホ脂肪酸エステルを、とりわけ水性水酸化アル
カリで中和することによって、水性ペーストの形でα−
スルホ脂肪酸エステル塩が得られることが知られている
。使用する出発物質は天然脂肪および/または油であり
、これはエステル分解後に低級アルカノール(より特別
にはメタノール)でエステル化するか、天然トリグリセ
リドを低級アルカノールでエステル交換することによっ
て得られる。出発物質である天然物の種類によって、得
られる脂肪酸エステル混合物の含有する脂肪酸はかなり
多様であり、通例c +o−c !4である。
カリで中和することによって、水性ペーストの形でα−
スルホ脂肪酸エステル塩が得られることが知られている
。使用する出発物質は天然脂肪および/または油であり
、これはエステル分解後に低級アルカノール(より特別
にはメタノール)でエステル化するか、天然トリグリセ
リドを低級アルカノールでエステル交換することによっ
て得られる。出発物質である天然物の種類によって、得
られる脂肪酸エステル混合物の含有する脂肪酸はかなり
多様であり、通例c +o−c !4である。
これらの脂肪酸エステル混合物を、とりわけ気体のSO
3でスルホン化すると、程度の差はあるが非常に変色し
た酸性の祖スルホネートが得られるのでそれを漂白し、
pH約6〜7に中和することによってエステルスルホネ
ートペーストに変換しなければならない。この形とする
ことにより、このペーストは、再生可能な天然原料を主
成分とする洗剤およびクリーナー用の界面活性剤および
湿潤剤として実用性が高くなった。
3でスルホン化すると、程度の差はあるが非常に変色し
た酸性の祖スルホネートが得られるのでそれを漂白し、
pH約6〜7に中和することによってエステルスルホネ
ートペーストに変換しなければならない。この形とする
ことにより、このペーストは、再生可能な天然原料を主
成分とする洗剤およびクリーナー用の界面活性剤および
湿潤剤として実用性が高くなった。
α−スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ金属
塩(以下エステルスルホネート塩という)のペーストの
取扱いに伴う特別な1つの困難は、濃度/粘度の関連で
ある。工業的規模で製造されたエステルスルホネート塩
が、連続した工業的製造を可能にする十分流動性のある
溶液または懸濁液を水性混合物として形、成するのは、
固体濃度が比較的低い(例えば固体含量約35重量%ま
での)場合だけである。スルホネート塩含量がより高い
(固体含量約40重量%またはそれ以上である)と、水
性製剤の粘度が増して自由に流動しなくなる。
塩(以下エステルスルホネート塩という)のペーストの
取扱いに伴う特別な1つの困難は、濃度/粘度の関連で
ある。工業的規模で製造されたエステルスルホネート塩
が、連続した工業的製造を可能にする十分流動性のある
溶液または懸濁液を水性混合物として形、成するのは、
固体濃度が比較的低い(例えば固体含量約35重量%ま
での)場合だけである。スルホネート塩含量がより高い
(固体含量約40重量%またはそれ以上である)と、水
性製剤の粘度が増して自由に流動しなくなる。
このため、次のような厳しい制限がある。
祖スルホン酸混合物を水酸化アルカリの高濃度溶液で中
和することによって、高濃度エステルスルホネート塩ペ
ーストを直接に製造しようとする試みがなされたが、反
応混合物の攪拌性が失なわれ、そのために均一の混和性
が失なわれるので失敗に帰一だ。同時に、中和熱を散逸
させることも不可能となる。部分的に濃度および温度が
高いと、とりわけα−スルホ脂肪酸の二基がエステル分
解中に大量に生成するというように、望ましくない二次
反応が起きる。他の欠点は、理解できるように、粘度の
増大によって非流動化したエステルスルホネートペース
トを、もはや工業的規模でポンプ送流できないことであ
る。パイプはつまり、設備は全体として長期間使用でき
なくなる。
和することによって、高濃度エステルスルホネート塩ペ
ーストを直接に製造しようとする試みがなされたが、反
応混合物の攪拌性が失なわれ、そのために均一の混和性
が失なわれるので失敗に帰一だ。同時に、中和熱を散逸
させることも不可能となる。部分的に濃度および温度が
高いと、とりわけα−スルホ脂肪酸の二基がエステル分
解中に大量に生成するというように、望ましくない二次
反応が起きる。他の欠点は、理解できるように、粘度の
増大によって非流動化したエステルスルホネートペース
トを、もはや工業的規模でポンプ送流できないことであ
る。パイプはつまり、設備は全体として長期間使用でき
なくなる。
ここで問題となっている型のエステルスルホネート塩ペ
ーストに関する従来技術は、これらの特別な問題に関与
し”r’l・る。とりわIJ、市販の・−スルホ門肪酸
・ステル塩の水性濃縮液の流動性を改良するために、流
動助剤および粘度調整剤の使用が提案されている。この
ように、例えば西独公開特許第3305430号には、
置換基として1個またはそれ以上の水酸基を含有してよ
く、アルコール1モル当たりエチレンオキシドおよび/
またはプロピレンオキシドを20モルまで添加してもよ
いCe −040アルコールの使用が開示されている。
ーストに関する従来技術は、これらの特別な問題に関与
し”r’l・る。とりわIJ、市販の・−スルホ門肪酸
・ステル塩の水性濃縮液の流動性を改良するために、流
動助剤および粘度調整剤の使用が提案されている。この
ように、例えば西独公開特許第3305430号には、
置換基として1個またはそれ以上の水酸基を含有してよ
く、アルコール1モル当たりエチレンオキシドおよび/
またはプロピレンオキシドを20モルまで添加してもよ
いCe −040アルコールの使用が開示されている。
これらの粘度調整剤は、界面活性剤の量に対して1−1
5重量%の量でエステルスルホネートペーストに添加さ
れ、界面活性剤濃縮液の粘度を70℃で高くても10.
000mPasに調節する。
5重量%の量でエステルスルホネートペーストに添加さ
れ、界面活性剤濃縮液の粘度を70℃で高くても10.
000mPasに調節する。
西独公開特許第3334517号には、α−スルホ脂肪
酸エステル塩40〜65重量%、低級アルコールスルフ
ェート2〜10重量%、および要すれば多くても2重量
%の低級アルコールを含有する水性懸濁液には十分な流
動性があると開示されている。この多成分水性混合物は
、まずα−スルホ脂肪酸エステル塩30〜55重量%、
低級アルコールスルフェート5〜15重量%および低級
アルコール8〜40%を混合して水性懸濁液を調製し、
次いでその水性懸濁液を上記の濃度に濃縮することによ
って得られる。西独公開特許第3123681号による
と、α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度水溶液は、ま
ず炭素原子を4個まで含有するアルコール5〜20重量
%の存在下、15〜50重量%カセイアルカリ水溶液で
粗スルポン酸を中和してp)(2、5〜4とし、次いで
1〜5重量%に希釈した水酸化アルカリ水溶液を、部分
的に中和されていてまだ酸性である生成物に加えてpH
6〜7とすることによって調製され得る。
酸エステル塩40〜65重量%、低級アルコールスルフ
ェート2〜10重量%、および要すれば多くても2重量
%の低級アルコールを含有する水性懸濁液には十分な流
動性があると開示されている。この多成分水性混合物は
、まずα−スルホ脂肪酸エステル塩30〜55重量%、
低級アルコールスルフェート5〜15重量%および低級
アルコール8〜40%を混合して水性懸濁液を調製し、
次いでその水性懸濁液を上記の濃度に濃縮することによ
って得られる。西独公開特許第3123681号による
と、α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度水溶液は、ま
ず炭素原子を4個まで含有するアルコール5〜20重量
%の存在下、15〜50重量%カセイアルカリ水溶液で
粗スルポン酸を中和してp)(2、5〜4とし、次いで
1〜5重量%に希釈した水酸化アルカリ水溶液を、部分
的に中和されていてまだ酸性である生成物に加えてpH
6〜7とすることによって調製され得る。
これらの既知の提案は全て、脂肪酸混合物中の炭素鎖長
がかなり多様(例えばC1゜−00)である通例の天然
出発物質に関する。本発明は、エステルスルホネート塩
の脂肪酸成分の鎖長を選択すると、高濃度の塩ペースト
の粘性か例外的な挙動を示す、すなわち、固体含量を約
40重量%以上にあげると通例の通りに粘度が上昇し、
さらに固体含量を上げて、ある濃度に達すると高濃度の
水性エステルスルホネート塩ペーストの粘度が再び急激
に低下し、通常の製造温度における自由な流動性、とり
わけポンプ送流性が保証されるという驚くべき観察に基
づく。
がかなり多様(例えばC1゜−00)である通例の天然
出発物質に関する。本発明は、エステルスルホネート塩
の脂肪酸成分の鎖長を選択すると、高濃度の塩ペースト
の粘性か例外的な挙動を示す、すなわち、固体含量を約
40重量%以上にあげると通例の通りに粘度が上昇し、
さらに固体含量を上げて、ある濃度に達すると高濃度の
水性エステルスルホネート塩ペーストの粘度が再び急激
に低下し、通常の製造温度における自由な流動性、とり
わけポンプ送流性が保証されるという驚くべき観察に基
づく。
すなわち第一の態様では、本発明は、α−スルホン化脂
肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩(エステルスル
ホネート塩)の含量の高い、少なくとも60℃の温度で
ポンプ送流可能な水性ペーストであって、C10および
/またはCI6脂肪酸のエステルスルホネート塩を本質
的に含有し、エステルスルホネート塩の固体含量は少な
くとも約60重量%であり、さらに実質的に粘度調整剤
または他の粘度低下剤を含有しないことを特徴とする水
性ペーストに関する。
肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩(エステルスル
ホネート塩)の含量の高い、少なくとも60℃の温度で
ポンプ送流可能な水性ペーストであって、C10および
/またはCI6脂肪酸のエステルスルホネート塩を本質
的に含有し、エステルスルホネート塩の固体含量は少な
くとも約60重量%であり、さらに実質的に粘度調整剤
または他の粘度低下剤を含有しないことを特徴とする水
性ペーストに関する。
従って、本発明の開示は、エステルスルホネート塩の脂
肪酸成分の炭素鎖長をC、、−C、、に限定すると、と
りわけ約60〜80重量%、好ましくは約65〜80重
量%である特に高濃度の水性懸濁液のポンプ送流性およ
び混和性は、例えば40〜70℃の中高温でも保証され
るが、そのエステルスルホネート塩の固体含量を低下さ
せて約40〜60重量%の範囲の濃度にすると、相当す
る水性@#液はよく知られた濃度−粘度関係に戻ってし
まう(すなわち、もはや流動性は無く、ポンプ送流不可
能である)という驚くべき発見に基つく。
肪酸成分の炭素鎖長をC、、−C、、に限定すると、と
りわけ約60〜80重量%、好ましくは約65〜80重
量%である特に高濃度の水性懸濁液のポンプ送流性およ
び混和性は、例えば40〜70℃の中高温でも保証され
るが、そのエステルスルホネート塩の固体含量を低下さ
せて約40〜60重量%の範囲の濃度にすると、相当す
る水性@#液はよく知られた濃度−粘度関係に戻ってし
まう(すなわち、もはや流動性は無く、ポンプ送流不可
能である)という驚くべき発見に基つく。
エステルスルホネート塩の脂肪酸成分の鎖長に関して、
本発明による限定の通りでない場合、例えば、鎖長がC
1ffi−CIIである脂肪酸混合物を主成分とする通
常の出発物質を使用する場合は、既知の濃度−粘度関係
を示す。この型のエステルスルホネート塩ペーストは、
60〜80重量%の高含量で粘度が低下しないので、粘
度調整剤または他の既知の手段なしには自由かつ安全に
取扱うことができない。
本発明による限定の通りでない場合、例えば、鎖長がC
1ffi−CIIである脂肪酸混合物を主成分とする通
常の出発物質を使用する場合は、既知の濃度−粘度関係
を示す。この型のエステルスルホネート塩ペーストは、
60〜80重量%の高含量で粘度が低下しないので、粘
度調整剤または他の既知の手段なしには自由かつ安全に
取扱うことができない。
天然脂肪酸混合物を工業的規模で加工する際に蓄積し得
る、鎖長が所望の範囲外である少量の脂肪酸または脂肪
酸エステルの存在は、望ましくないとは限らない。本発
明における使用に適当なエステルスルホネート塩ペース
トには、C+a C+e。
る、鎖長が所望の範囲外である少量の脂肪酸または脂肪
酸エステルの存在は、望ましくないとは限らない。本発
明における使用に適当なエステルスルホネート塩ペース
トには、C+a C+e。
の範囲外の脂肪酸、およびとりわけより短鎖の脂肪酸エ
ステルが多くても約10モル%、好ま゛しくは明らかに
lOモル%以下含まれていてよい。
ステルが多くても約10モル%、好ま゛しくは明らかに
lOモル%以下含まれていてよい。
C,、脂肪酸:C,、脂肪酸混合比は、好ましくは約3
:2〜0:Iであり、より好ましくは約3:2〜1:2
である。高濃度であり、しかもポンプ送流可能な本発明
によるエステルスルホネート塩ペーストを得るための特
に重要な出発物質は、C16:cps混合比がI:1の
オーダーである脂肪酸エステル、特に脂肪酸メチルエス
テルである。
:2〜0:Iであり、より好ましくは約3:2〜1:2
である。高濃度であり、しかもポンプ送流可能な本発明
によるエステルスルホネート塩ペーストを得るための特
に重要な出発物質は、C16:cps混合比がI:1の
オーダーである脂肪酸エステル、特に脂肪酸メチルエス
テルである。
天然脂肪および/または油を加工するある工程において
、脂肪酸中に必要な混合比の炭素原子数のものを有する
工業的な出発物質が蓄積する。このように、いわゆる選
択的湿潤工程を使用する獣脂の分解またはパーム油の加
工によるオレイン酸の製造により、CpsとC1&脂肪
酸を約I:1の比で含有する生成物が得られる。従って
、この生成物は、本発明の目的に対する特に適当な出発
物質である。パーム油から得るいわゆるパームステアリ
ン生成物は、C1m:Ctsが約60:40である脂肪
酸または脂肪酸エステル混合物を与える。獣脂を加工す
る際に蓄積する脂肪成分は、しばしばCps:Cpsが
1:2であり、他の脂肪酸としての不純物をほとんど含
まない。硬化大豆油の016二〇ll+混合比は約8:
92である。この出発物質もまた、本発明の目的に適当
である。対照的に、例えば鎖長がC1ffi−CI8で
、CI6− CI8の範囲内の脂肪酸がわずかに限られ
た量である脂肪酸混合物を含有する他の標準的な油脂は
、固体含量が50重量%およびそれ以上のエステルスル
ホネート塩ベーストに変換した場合、低い粘度は得られ
ない。
、脂肪酸中に必要な混合比の炭素原子数のものを有する
工業的な出発物質が蓄積する。このように、いわゆる選
択的湿潤工程を使用する獣脂の分解またはパーム油の加
工によるオレイン酸の製造により、CpsとC1&脂肪
酸を約I:1の比で含有する生成物が得られる。従って
、この生成物は、本発明の目的に対する特に適当な出発
物質である。パーム油から得るいわゆるパームステアリ
ン生成物は、C1m:Ctsが約60:40である脂肪
酸または脂肪酸エステル混合物を与える。獣脂を加工す
る際に蓄積する脂肪成分は、しばしばCps:Cpsが
1:2であり、他の脂肪酸としての不純物をほとんど含
まない。硬化大豆油の016二〇ll+混合比は約8:
92である。この出発物質もまた、本発明の目的に適当
である。対照的に、例えば鎖長がC1ffi−CI8で
、CI6− CI8の範囲内の脂肪酸がわずかに限られ
た量である脂肪酸混合物を含有する他の標準的な油脂は
、固体含量が50重量%およびそれ以上のエステルスル
ホネート塩ベーストに変換した場合、低い粘度は得られ
ない。
本発明による高濃度の水性エステルスルホネート塩ペー
ストのpHは、好ましくは約6〜7である。回転粘度計
で測定したペーストの粘度は、通例70℃で約10,0
00iPasを越えない。二基含量は、主にエステルの
スルホン化工程に選択した混合比によって決まる。エス
テルのスルホン化は、通例約20%過剰のSO3を用い
て行ない、通常の方法で中和した後の二基含量は、洗剤
活性成分(WAS)に対して約20〜25重量%である
。二基含量がこの程度であれば、高濃度エステルスルホ
ネートペーストの所望の粘性に影響しない。しかし、所
望により既知の方法およびより特別な本発明の出願人に
よる西独特許出願P3432324.4号および日本国
特許出願第60−195677号「α−スルホ脂肪酸エ
ステル界面活性剤の二基含量の調節方法」による方法で
二基含量を制御してもよい。
ストのpHは、好ましくは約6〜7である。回転粘度計
で測定したペーストの粘度は、通例70℃で約10,0
00iPasを越えない。二基含量は、主にエステルの
スルホン化工程に選択した混合比によって決まる。エス
テルのスルホン化は、通例約20%過剰のSO3を用い
て行ない、通常の方法で中和した後の二基含量は、洗剤
活性成分(WAS)に対して約20〜25重量%である
。二基含量がこの程度であれば、高濃度エステルスルホ
ネートペーストの所望の粘性に影響しない。しかし、所
望により既知の方法およびより特別な本発明の出願人に
よる西独特許出願P3432324.4号および日本国
特許出願第60−195677号「α−スルホ脂肪酸エ
ステル界面活性剤の二基含量の調節方法」による方法で
二基含量を制御してもよい。
第1図は、本発明によるエステルスルホネート塩ペース
トの粘度と、固体含量(WAS[%コ)の関係を示して
おり、60〜90℃の温度範囲での温度との関係ら明確
に表わしている。ここで問題としているエステルスルホ
ネート塩は、選択的湿潤工程により獣脂を分解して得ら
れる生成物が蓄積したものであるα−スルホン化脂肪酸
メチルエステルを含有し、CI8: CII混合比は約
1=1である。
トの粘度と、固体含量(WAS[%コ)の関係を示して
おり、60〜90℃の温度範囲での温度との関係ら明確
に表わしている。ここで問題としているエステルスルホ
ネート塩は、選択的湿潤工程により獣脂を分解して得ら
れる生成物が蓄積したものであるα−スルホン化脂肪酸
メチルエステルを含有し、CI8: CII混合比は約
1=1である。
WAS固体含量40%から粘度(剪断粘度(D=100
s一つ)が急激に上昇し、WAS約50%で極大に達す
ることが第1図かられかる。ペーストの固定含量がさら
に増加すると粘度は低下し、WAS60〜75%で本質
的にエステルスルホネート塩ペースト含量30〜40%
の粘度に相当する。
s一つ)が急激に上昇し、WAS約50%で極大に達す
ることが第1図かられかる。ペーストの固定含量がさら
に増加すると粘度は低下し、WAS60〜75%で本質
的にエステルスルホネート塩ペースト含量30〜40%
の粘度に相当する。
対照的に、第2図は、Cps−Cl3脂肪酸を含有し、
C、、−C,4脂肪酸成分が少なくとも約70%である
市販のパーム核油から誘導されるエステルスルホネート
塩ペーストの粘度と固体金1(WAS[%])の関係を
示している。WAS含量約40%から粘度はやはり急激
に上昇するが、WAS固体含量が50〜60%の範囲を
越えても粘度は低下しない。
C、、−C,4脂肪酸成分が少なくとも約70%である
市販のパーム核油から誘導されるエステルスルホネート
塩ペーストの粘度と固体金1(WAS[%])の関係を
示している。WAS含量約40%から粘度はやはり急激
に上昇するが、WAS固体含量が50〜60%の範囲を
越えても粘度は低下しない。
本発明の基礎をなす発見は、濃縮液であるエステルスル
ホネート塩ペーストを選択すると取扱いやすいというこ
とだけではない。本発明の開示は、高濃度エステルスル
ホネート塩ペーストの製造にも特に重要である。中和反
応およびその結果として起こる望ましくない増粘による
困難(反応の不均質化および副反応をも導く)は、これ
まで不可避であると考えられていたが、本発明では無事
に避けることができる。以下に記載する本発明の態様で
は、水酸化アルカリ、特に水酸化ナトリウムの高濃度溶
液で祖スルホン酸を中和することによって、固体含量の
高いエステルスルホネートペーストを直接得ることが可
能である。従って、別の態様においては、本発明は、高
濃度のエステルスル ′ホネート塩ペーストの製法で
あって、要すれば既知の方法で、より特別にはH,O!
を用いて酸性漂白をした後、90℃を越えない温度に徹
底して冷却しながら、水酸化アルカリの高濃度水溶液を
用いて粗エステルスルホネートをl)H約6〜7に中和
して、固体含量が少なくとも約60重量%のエステルス
ルホネート塩ペーストを形成し、所望により、より特別
にはNa0C12でさらに漂白を行なうことを特徴とす
る製法に関する。この目的のために、粗エステルスルホ
ネートと水酸化アルカリの高濃度水溶液を、好ましくは
WAS含量が少なくとも約60重量%であり、徹底して
攪拌および冷却した固体含量の高いエステルスルホネー
トペーストに導入し、中和を行ないながら所望の比較的
低粘度の水性エステルスルホネート塩ベースドを生成す
る。
ホネート塩ペーストを選択すると取扱いやすいというこ
とだけではない。本発明の開示は、高濃度エステルスル
ホネート塩ペーストの製造にも特に重要である。中和反
応およびその結果として起こる望ましくない増粘による
困難(反応の不均質化および副反応をも導く)は、これ
まで不可避であると考えられていたが、本発明では無事
に避けることができる。以下に記載する本発明の態様で
は、水酸化アルカリ、特に水酸化ナトリウムの高濃度溶
液で祖スルホン酸を中和することによって、固体含量の
高いエステルスルホネートペーストを直接得ることが可
能である。従って、別の態様においては、本発明は、高
濃度のエステルスル ′ホネート塩ペーストの製法で
あって、要すれば既知の方法で、より特別にはH,O!
を用いて酸性漂白をした後、90℃を越えない温度に徹
底して冷却しながら、水酸化アルカリの高濃度水溶液を
用いて粗エステルスルホネートをl)H約6〜7に中和
して、固体含量が少なくとも約60重量%のエステルス
ルホネート塩ペーストを形成し、所望により、より特別
にはNa0C12でさらに漂白を行なうことを特徴とす
る製法に関する。この目的のために、粗エステルスルホ
ネートと水酸化アルカリの高濃度水溶液を、好ましくは
WAS含量が少なくとも約60重量%であり、徹底して
攪拌および冷却した固体含量の高いエステルスルホネー
トペーストに導入し、中和を行ないながら所望の比較的
低粘度の水性エステルスルホネート塩ベースドを生成す
る。
中和工程の実施において重要なことは、中和熱を散逸さ
せて、90℃のオーダーである上限の温度を越えないか
、有意に越えないように反応混合物を十分冷却すること
である。約60〜90℃の中和温度が特に適当である。
せて、90℃のオーダーである上限の温度を越えないか
、有意に越えないように反応混合物を十分冷却すること
である。約60〜90℃の中和温度が特に適当である。
この温度範囲における反応系の滞留時間(連続的製法に
おける平均滞留時間)を制限することも好ましい。滞留
時間または平均滞留時間は、好ましくは30分間を越え
ず、より特別には約20分間以下である。この温度と滞
留時間を維持すると共に懸濁液を徹底的に混合する(粘
度が低いので可能である)ことによって、水酸化アルカ
リと粗スルホン酸は均一に混合されてエステルスルホネ
ートペーストとなり、このようにして濃度および/また
は温度の局所的不均一は防止される。加えて、粘度が高
くなりすぎて反応混合物が非流動化するという問題は、
反応系中のWAS固体含量を、初めから高濃度(所望の
低粘度となる)まで調節するので起こり得ない。
おける平均滞留時間)を制限することも好ましい。滞留
時間または平均滞留時間は、好ましくは30分間を越え
ず、より特別には約20分間以下である。この温度と滞
留時間を維持すると共に懸濁液を徹底的に混合する(粘
度が低いので可能である)ことによって、水酸化アルカ
リと粗スルホン酸は均一に混合されてエステルスルホネ
ートペーストとなり、このようにして濃度および/また
は温度の局所的不均一は防止される。加えて、粘度が高
くなりすぎて反応混合物が非流動化するという問題は、
反応系中のWAS固体含量を、初めから高濃度(所望の
低粘度となる)まで調節するので起こり得ない。
本発明による製法を用いると、要すれば前もって漂白し
た粗スルホネートを、例えば15〜70重量%、好まし
くは30〜55重量%の濃度の水酸化アルカリ水溶液で
、十分中和してpH6〜7である流動性のエステルスル
ホネート塩ペーストに直接変換し得る。本発明による製
法を、種々の方法で変更してもよい。好ましい一態様で
は、中和を反応環状管内で連続的に行ない、そこを通っ
て固体含量が少なくとも60重量%である、本発明によ
るcps−cpsはエステルスルホネート塩ペーストが
循環および冷却される。鎖長が前記の範囲内であるα−
スルホン化した脂肪酸エステルと、水性中和剤をこの反
応環状管内に導入する一方、相当する量のエステルスル
ホネートペーストをそこから除去する。中和反応環状管
内の温度を、例えば80〜90℃に保つ。中和府に、粗
スルホン酸をH,02を用いて既知の方法で酸性漂白を
する場合は、中和反応を例えば10バールまでの加圧下
で行なうことが望ましい。所望により、中和反応管から
除去して得たエステルスルホネートペー、 ストを、
Na0Cρを用いて中性域内でさらに漂白してもよい。
た粗スルホネートを、例えば15〜70重量%、好まし
くは30〜55重量%の濃度の水酸化アルカリ水溶液で
、十分中和してpH6〜7である流動性のエステルスル
ホネート塩ペーストに直接変換し得る。本発明による製
法を、種々の方法で変更してもよい。好ましい一態様で
は、中和を反応環状管内で連続的に行ない、そこを通っ
て固体含量が少なくとも60重量%である、本発明によ
るcps−cpsはエステルスルホネート塩ペーストが
循環および冷却される。鎖長が前記の範囲内であるα−
スルホン化した脂肪酸エステルと、水性中和剤をこの反
応環状管内に導入する一方、相当する量のエステルスル
ホネートペーストをそこから除去する。中和反応環状管
内の温度を、例えば80〜90℃に保つ。中和府に、粗
スルホン酸をH,02を用いて既知の方法で酸性漂白を
する場合は、中和反応を例えば10バールまでの加圧下
で行なうことが望ましい。所望により、中和反応管から
除去して得たエステルスルホネートペー、 ストを、
Na0Cρを用いて中性域内でさらに漂白してもよい。
しかし、前記の中和反応サイクルでの水酸化アルカリと
粗スルホネートの反応の代わりに、すでに十分な量のエ
ステルスルホネートペーストを有しており、よく攪拌お
よび冷却した反応器内で中和を行なうこともできる。こ
の場合、この方法は、バッチ式で行なうことも連続的に
行なうこともできる。
粗スルホネートの反応の代わりに、すでに十分な量のエ
ステルスルホネートペーストを有しており、よく攪拌お
よび冷却した反応器内で中和を行なうこともできる。こ
の場合、この方法は、バッチ式で行なうことも連続的に
行なうこともできる。
連続的工程の開始時に起きる粘性の問題は、以下のよう
にして容易に克服できる。
にして容易に克服できる。
望ましくない非流動化を回避するために、中和反応開始
時に反応混合物に粘度調整剤を添加し、それと同時に十
分に希釈した反応溶液を使用する。
時に反応混合物に粘度調整剤を添加し、それと同時に十
分に希釈した反応溶液を使用する。
固体含量が低く、および/または粘度調整されたこのエ
ステルスルホネート塩ペーストは、粘度調整剤がさらに
連続的に導入される一方で、所望のエステルスルホネー
ト塩含量に濃縮される。ペーストの粘度は、70℃で高
くても約10,0OOiPasに常に保つのが最も良い
。WAS固体含量が約50重量%となった時点で、ペー
ストの粘度が最高となり、その後固体含量が連続的に高
くなるされて粘度は低下する。そこで、エステルスルホ
ネート塩ペーストが所望の範囲の濃度となり、粘度調整
の必要がなくなるまで、粘度調整剤の添加を減少させて
よい。同時に、反応系の固体含量か確実に所望の範囲の
含量となるように、高濃度の反応成分(とりわけ水酸化
アルカリの高濃度水溶液)を導入する。
ステルスルホネート塩ペーストは、粘度調整剤がさらに
連続的に導入される一方で、所望のエステルスルホネー
ト塩含量に濃縮される。ペーストの粘度は、70℃で高
くても約10,0OOiPasに常に保つのが最も良い
。WAS固体含量が約50重量%となった時点で、ペー
ストの粘度が最高となり、その後固体含量が連続的に高
くなるされて粘度は低下する。そこで、エステルスルホ
ネート塩ペーストが所望の範囲の濃度となり、粘度調整
の必要がなくなるまで、粘度調整剤の添加を減少させて
よい。同時に、反応系の固体含量か確実に所望の範囲の
含量となるように、高濃度の反応成分(とりわけ水酸化
アルカリの高濃度水溶液)を導入する。
実施例
連続スルホン化反応器内で、選択的湿潤工程を用いる分
離によって硬化前にオレイン酸を除去しておいた、硬化
獣脂脂肪酸メチルエステル(C1゜:C,、= l :
l)42.5に’i/hC=150モル/h)を、乾燥
空気で5容量%に希釈した5O314,4に9/h(=
180モル/h)と反応させてα−スルホン化獣脂脂
肪酸メチルエステルを形成した。
離によって硬化前にオレイン酸を除去しておいた、硬化
獣脂脂肪酸メチルエステル(C1゜:C,、= l :
l)42.5に’i/hC=150モル/h)を、乾燥
空気で5容量%に希釈した5O314,4に9/h(=
180モル/h)と反応させてα−スルホン化獣脂脂
肪酸メチルエステルを形成した。
このスルホン化混合物を、80℃でまず水を満たして連
続的中和工程に送った。同時に50%水酸化ナトリウム
溶液を導入してpH5〜7とした。
続的中和工程に送った。同時に50%水酸化ナトリウム
溶液を導入してpH5〜7とした。
冷却により温度を80〜90℃に保った。中和生成物を
再循環させ濃縮した。中和生成物の活性成分含量が25
重量%を越えると、活性成分(AS)固体濃度が55〜
60%に至るまで、粘度低下のためにC,ゲルベアルコ
ール5〜8 、5 ky/h(活性酸物に対して10〜
I5%)を導入した。その後ゲルベアルコールの添加量
を除々に減少させて0%とし、中和生成物のAS固体濃
度を約70%に調節した。こうして得られた高濃度ペー
ストは、60〜90℃の温度で容易にポンプ送流できた
。
再循環させ濃縮した。中和生成物の活性成分含量が25
重量%を越えると、活性成分(AS)固体濃度が55〜
60%に至るまで、粘度低下のためにC,ゲルベアルコ
ール5〜8 、5 ky/h(活性酸物に対して10〜
I5%)を導入した。その後ゲルベアルコールの添加量
を除々に減少させて0%とし、中和生成物のAS固体濃
度を約70%に調節した。こうして得られた高濃度ペー
ストは、60〜90℃の温度で容易にポンプ送流できた
。
第1図は、本発明によるエステルスルホネート塩ペース
トの粘度と、固体金51(WAS[%])の関係を示す
グラフ、および第2図は、CIl cps脂肪酸を含
有し、CI2− CI4脂肪酸成分が少なくとも約70
%である市販のパーム核油から誘導されるエステルスル
ホネート塩ペーストの粘度と固体含量(WAS[%])
の関係を示すグラフである。 特許出願人 ヘンケル・コマンデイットゲゼルシャフト
・アウフ・アクチェン 代 理 人 弁理士 前出 葆 ばか2名Fig、
1 軸度(D!1100s力 WAS[%] Fig、 2 粘度(OI1100S″) WAS〔%〕 4000 デュツセルドルフ 13Sボンネ14番
トの粘度と、固体金51(WAS[%])の関係を示す
グラフ、および第2図は、CIl cps脂肪酸を含
有し、CI2− CI4脂肪酸成分が少なくとも約70
%である市販のパーム核油から誘導されるエステルスル
ホネート塩ペーストの粘度と固体含量(WAS[%])
の関係を示すグラフである。 特許出願人 ヘンケル・コマンデイットゲゼルシャフト
・アウフ・アクチェン 代 理 人 弁理士 前出 葆 ばか2名Fig、
1 軸度(D!1100s力 WAS[%] Fig、 2 粘度(OI1100S″) WAS〔%〕 4000 デュツセルドルフ 13Sボンネ14番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ
金属塩(エステルスルホネート塩)の含量の高い、少な
くとも60℃の温度でポンプ送流可能な水性ペーストで
あって、C_1_6および/またはC_1_8脂肪酸の
エステルスルホネート塩を本質的に含有し、エステルス
ルホネート塩の固体含量は少なくとも約60重量%であ
り、実質的に粘度調整剤を含有しないことを特徴とする
水性ペースト。 2、C_1_8未満の脂肪酸のエステルスルホネート塩
の含量が10モル%以下である第1項記載のエステルス
ルホネート塩ペースト。 3、C_1_8脂肪酸:C_1_8脂肪酸が約3:2〜
0:1であり、例えば約3:2〜1:2である第1項ま
たは第2項記載のエステルスルホネート塩ペースト。 4、天然脂肪から製造され、α−スルホン化脂肪酸メチ
ルエステル塩を少なくとも大部分が含有する第1〜3項
のいずれかに記載のエステルスルホネート塩ペースト。 5、pH6〜7および60〜70℃で粘度が10,00
0mPasを越えず、好ましくは洗剤活性成分(WAS
)に対して二基含量が25重量%越えない第1〜4項の
いずれかに記載のエステルスルホネート塩ペースト。 6、要すれば既知の方法で過酸化水素によって酸性漂白
をした後、90℃を越えない温度に徹底して冷却しなが
ら、水酸化アルカリの高濃度水溶液を用いて粗エステル
スルホネートをpH約6〜7に中和して、固体含量が少
なくとも約60重量%、好ましくは約65〜80重量%
であるエステルスルホネート塩ペーストを形成し、所望
により、より特別にはNaOClでさらに漂白を行なう
第1〜5項のいずれかに記載のエステルスルホネート塩
ペーストの製法。 7、粗エステルスルホネートと水酸化アルカリの高濃度
水溶液を、固体含量が少なくとも60重量%である、徹
底して攪拌および冷却したエステルスルホネート塩ペー
ストに導入し、中和反応の温度条件下で反応混合物の平
均滞留時間が好ましくは20分間を越えない第6項記載
の製法。 8、濃度が15〜50重量%の水酸化アルカリ水溶液、
特に水酸化ナトリウム水溶液を使用する第6項または第
7項記載の製法。 9、中和反応を反応環状管内で連続的に行ない、そこを
通って固体含量を少なくとも60重量%エステルスルホ
ネート塩ペーストが循環および冷却され、α−スルホン
化した脂肪酸エステルと水性中和剤を環状管内に導入す
る一方、相当する量のエステルスルホネート塩ペースト
を除去する第6〜8項のいずれかに記載の製法。 10、連続的に行なう製法であって、中和反応開始時に
粘度低下剤と水を反応混合物に加え、α−スルホ脂肪酸
エステル塩の含量が60重量%以下で、70℃での粘度
が高くても10,000mPasである粘度の低下した
水性濃縮液を最初に得、その後、反応生成物として、粘
度低下剤と水を加えなくてもα−スルホ脂肪酸エステル
塩を60〜80重量%含有するペーストが得られるまで
、冷却および循環しながら粘度低下剤と水の添加を除々
に減少させる第6〜9項のいずれかに記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3439520.2 | 1984-10-29 | ||
DE19843439520 DE3439520A1 (de) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | Pumpfaehige hochkonzentrierte waessrige pasten vor alkalisalzen alpha-sulfonierter fettsaeurealkylester und verfahren zu ihrer herstellung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61118355A true JPS61118355A (ja) | 1986-06-05 |
JPH0684342B2 JPH0684342B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=6248994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60243811A Expired - Lifetime JPH0684342B2 (ja) | 1984-10-29 | 1985-10-29 | α‐スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法 |
Country Status (14)
Country | Link |
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EP (1) | EP0182118B1 (ja) |
JP (1) | JPH0684342B2 (ja) |
AT (1) | ATE46502T1 (ja) |
AU (1) | AU583312B2 (ja) |
BR (1) | BR8505348A (ja) |
CA (1) | CA1269993A (ja) |
DE (2) | DE3439520A1 (ja) |
DK (1) | DK168817B1 (ja) |
ES (1) | ES8609228A1 (ja) |
GB (1) | GB2166151B (ja) |
MY (1) | MY101304A (ja) |
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TR (1) | TR22632A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61276895A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | 花王株式会社 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
JPS6241300A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-23 | ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ | 洗剤組成物 |
JPH02218656A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-08-31 | Kao Corp | アルキル硫酸エステル塩の製造方法 |
JPH03101828A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-26 | Lion Corp | α―スルホ脂肪酸エステル塩の水性高濃度組成物 |
JPH03106436A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-07 | Lion Corp | 高濃度α―スルホ脂肪酸エステル塩水性スラリー |
US6534911B1 (en) | 1999-01-28 | 2003-03-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron beam device |
JP2009120824A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-06-04 | Lion Corp | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩含有ペーストの製造方法 |
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DE3603580A1 (de) * | 1986-02-06 | 1987-08-13 | Henkel Kgaa | Estersulfonathaltige tensid-konzentrate und ihre verwendung |
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WO2003063819A1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-08-07 | Stepan Company | Soap bar compositions comprising alpha sulfonated fatty acid alkyl esters and polyhydridic alcohols and process for producing same |
US20060258551A1 (en) * | 2002-01-31 | 2006-11-16 | Ospinal Carlos E | Soap bar compositions comprising alpha sulfonated alkyl ester and polyhydric alcohol and process for producing the same |
MY148956A (en) * | 2002-01-31 | 2013-06-14 | Stepan Co | Soap bar compositions comprising alpha sulfonated alkyl esters or sulfonated fatty acid and process for producing the same |
US20060241003A1 (en) * | 2002-01-31 | 2006-10-26 | Ospinal Carlos E | Soap bar compositions comprising alpha sulfonated alkyl ester and polyhydric alcohol and process for producing the same |
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JPS522890B2 (ja) * | 1973-11-29 | 1977-01-25 | ||
JPS5143716A (en) * | 1974-10-08 | 1976-04-14 | Lion Fat Oil Co Ltd | Arufua suruhoshibosanesuteruenno seizoho |
JPS6036421B2 (ja) * | 1980-06-16 | 1985-08-20 | ライオン株式会社 | α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製法 |
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JPS5974195A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-26 | ライオン株式会社 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含有スラリ− |
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-
1984
- 1984-10-29 DE DE19843439520 patent/DE3439520A1/de not_active Withdrawn
-
1985
- 1985-08-16 US US06/766,612 patent/US4668438A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-08-20 CA CA000489032A patent/CA1269993A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-15 GB GB08525322A patent/GB2166151B/en not_active Expired
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- 1985-10-21 DE DE8585113324T patent/DE3573112D1/de not_active Expired
- 1985-10-25 BR BR8505348A patent/BR8505348A/pt not_active IP Right Cessation
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- 1985-10-28 ES ES548280A patent/ES8609228A1/es not_active Expired
- 1985-10-28 AU AU49121/85A patent/AU583312B2/en not_active Ceased
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- 1985-10-29 JP JP60243811A patent/JPH0684342B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-09 MY MYPI87000614A patent/MY101304A/en unknown
- 1987-10-22 TR TR42539A patent/TR22632A/xx unknown
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