JPS61117144A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPS61117144A
JPS61117144A JP60166057A JP16605785A JPS61117144A JP S61117144 A JPS61117144 A JP S61117144A JP 60166057 A JP60166057 A JP 60166057A JP 16605785 A JP16605785 A JP 16605785A JP S61117144 A JPS61117144 A JP S61117144A
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glycoluril
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    • C04B24/12—Nitrogen containing compounds organic derivatives of hydrazine
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は非腐食性の促進剤を含有するセメント組成物（
＝関するものであり、さら（二詳しくは上記非腐食性の
促進剤として、メチロール化グリコールウリルまた・は
これ（二種の促進剤を配合してなるものを使用すること
を特徴とするものである。
（従来の技術） セメント組成物（セメントペースト、モルタル、コンク
リート、グラウト等の総称）の凝結硬化を促進する必要
のある場合がしばしばある。その１つはセメント組成物
を低い温度のとき（二施工する場合である。セメントの
水和速度は低温１：おいては遅くなるのでセメント組成
物の凝結硬化が遅くなり不都合である場合が多い。この
場合（二促進剤を添加してこの不都合を除くことが行な
われる。促進剤添加が必要とされる他の場合として。
遅延性を有する混和剤（例えば遅延形減水剤）を使用し
たとき１：、この使用１：よってもたらされる凝結硬化
の遅延を促進剤の添加Ｃ二よって補償する場合である。
これらの場合の他Ｃ二も促進剤添加を必要とする場合が
多い。
従来、この促進剤としては、塩化カルシウムの如き無機
塩化物が広く用いられてきた。しかしながら、無機塩化
物はセメント組成中ｌ二埋設されている金属を腐食させ
る作用を持りているので５近時、特（二鉄筋コンクリー
トへの使用が避けられるよう（；なっ゛ている。このた
め非腐食性の促進剤が種々提案されている。例えばアル
カノールアミン、ホルムアルデヒド重合体、尿素または
メラミンのアルデヒド縮合物（米国特許第３，７８５，
８３９号、同３，８６４，２９０号、同３，７６７．４
３６号）、蟻酸塩（米国特許ｊＦｒ　４，２６１，７５
５号。
同４，４１９，１３８号）、チオシアン酸塩（米国特許
第４３７３．９５６号）、炭酸塩とカルボニル化合物の
併用（米国特許第４，２６４，３６７号、同４２５７２
１４号）、および硝酸アルカリ金属塩、デオシアン酸ア
ルカリ金属塩およびアルカノールアミンの併用（米国特
許第４，４７３，４０５号）等である。しかしながら、
これら化合物の促進効果は必ずしも大きくはなく、物１
：よりては刺戟臭を発し、あるいは毒性があり現場での
取扱い嘔二問題のあるものもあった。（例えばホルムア
ルデヒド重合体を基体とする促進剤）　　、（発明が解
決しようとする問題点） 本発明は、促進効果が大きく、かつ現場での取扱いに問
題のない非腐食性の促進剤を提供することを目的とした
ものであり、促進作用を有する化合物としてメチロール
化グリコールウリルを採択するとと喀；よりこの目的を
達成したものである。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、促進剤としてメゾロ−ル化グリコールウリル
を含有せしめたセメント組成物である。
さら（一本発明は促進剤としてメチロール化グリコール
ウリル及び硝酸塩、亜硝酸塩、チオシアン酸塩、無機塩
化物及びアルカノールアミンよりなる群から選ばれる一
種または二種以上の化合物よりなる組成物を含有せしめ
たセメント組成物である。
本発明（：使用されるメチロール化グリコールウリルの
グリコールウリルとは、グリオキザールと尿素を塩酸の
存在で加熱して得られるＣｄ（ｓＮ４０ｖなる５分子式
で表わされる化合物で、その構造式はつの窒素原子がメ
チロール化可能で、本発明鴫＝おけるメチロール化グリ
コールフリルとはモノメチロール化物からテトラメチロ
ール化物までのすべてをさすが、トリメチロール化グリ
コールフリルおよびテトラメチロール化グリコールウリ
ル、特に後者が好ましい。メチロール化グリコールウリ
ルは塗料Ｃ二層いられることが知られている（米国特許
第４．０６４，１９１号）が、セメント組成物用混和剤
としての用途は知られていない。
本発明（二使用される硝酸塩、亜硝酸塩およびチオシア
ン酸塩は水溶性のアルカリ塩またはアルカリ土金属塩で
ある。また無機塩化物は水溶性の金属塩化物であり一般
には塩化カルνクムが用いられる。そしてこれらを総称
して無機促進剤と記す。
本発明Ｃ二′使用されるアルカノールアミン類とは。
アンモニアの水素原子の１ケないし３ケがヒドロキンア
ルキル基（二より置換された形の化合物であるアルカノ
ールアミン（例えば、モノ、ジ、トリエタノールアミン
）、およびアミノ酸のアミノ基の水素がヒドロキンアル
キル基により置換された形の化合物であるヒドロキノア
ルキル化アミノ酸の両者を含む総称である。後者の例と
してビスーＮ、Ｎ−ヒドロキンエチルグリシン（ｂｉｃ
ｆｎｅと略称）がある。
本発明のセメント組成物中（＝添加される上記化金物の
添加畦はセメント重態基準でそれぞれ次の通りである。
メチロール化グリコールウリル：Ｏ，Ｏ１〜０．２０重
量％ 硝酸塩、亜硝酸塩、チオシアン酸塩、無機塩化物の１種
または２種以上：０．０２５〜４．０　　重量％アルカ
ノールアミン類：０．ＯＯ１〜０．０５重ＩＩＩ％メチ
ロール化グリコールウリルまたはこれＣ：上記他の化合
物を配合してなる組成物は従来公知の添加手段および添
加方式Ｃ：よりセメント組成物に添加できるが、取扱い
の便宜上水溶液の形で添加することが好ましい。この場
合、メチロール化グリコールウリルはアルカリ性で分解
し易いので溶液を弱酸性または中性（すなわち、４〜７
のＰＨｃ保つことが必要である。ＰＨを４〜７（二する
ための酸性物質としては酢酸が用いられる。
本発明（二おける上記促進剤または促進剤組成物はセメ
ント組成物ｉ二単独で添加してもよく、他の混和剤また
は混和材と併用してもよい。特（−遅延性をもつ減水剤
（リグニンスルホン酸塩、オキンカルボン酸塩、グルコ
サツカライド等）と併用すればその遅延性を補償し得て
有用である。
（発明の効果） メチロ−ル化グリコールウリルは小歌の添加によりセメ
ント組成物の凝結硬化を促進する効果を示し、しかもセ
メント組成物中の金属を腐食させる作用がない。加えで
ある程度の減水効果をも示し、さらにホルムアルデヒド
重合体のような刺戟臭や毒性がない。ここ３：減水効果
は、セメント組成物（＝所定の軟度を付与する（＝必要
な混練装置を減少させ得る効果をい−１この所要水量の
減少によりセメント組成物の各種物性が改善できる好ま
しい効果である。
、さら（＝、メチロール化グリコールウリル唱；硝酸塩
、亜硝酸塩、チオ硫酸塩およびアルカノールアミン類よ
りなる群から選ばれる一種または二種以上の化合物を配
合すると促進効果が相乗的τ二向上する。この相乗効果
はメチロール化グリコールウリルに配合する化合物とし
てアルカノールアミン類と無機促進剤との混合物を選ぶ
と一層向上する。
実施例１゜ 本例はメチロール化グリコールウリル単味添加の場合の
効果を示す。本例および以下の実施例はコンクリート（
＝よる試験であり、セメントおよび骨材はすべて同一の
ものを用いた。また、粗骨材と細骨材の割合は全コンク
リート調合を通じて実質的Ｃ＝同一であり、水量はフン
システンシーが本質的（：同一であるよう定めた。コン
クリート混線温度ならびＣ＝試験温度は１０℃でありた
。各例共。
比較のため混和剤を添加しないプレーン調合を置いた。
メチロール化グリゴールクリルとしては、トリメチロー
ルグリコールウリル（３−ＭＧＵと記す）およびテトラ
メチロールグリコールグリル（ＴＭＧＵと記す）を用い
た。
結果を第１表Ｃ二示す。同表Ｃ二おいて混和剤の使用徽
とはセメント重量基準の混和剤添加重１１％をいう。ま
た、凝結始発とは、　Ａ８ＴＭ　Ｃ４０３−８０［針入
法（＝よるコンクリートの凝結時間の標準試験法Ｊ【；
よる測定値である。
第１表 ３−ＭＧυもＴＭＧＵも共通ニブレーン調合（４１）（
＝比し、凝結促進効果のあることがわかる。また、減水
効果のあることもわかる。
実施例２゜ 本例はメチロール化グリコールウリルと無機促進剤との
併用９．ｈ果を示す。比較のためプレーン調合および他
の促進剤単味使用調合を置いた。
メチロール化グリコールウリルとして３−ＭＧＵおよび
ＴＭＧＵを用い、これと併用する他の促進剤として硝酸
カルシウム（ＣａＮ０．　）およびチオシアン酸ナトリ
クム（、Ｎａ８ＣＮ）を用いた。、；結果を第２表（＝
示す。
第　　　　　２　　　　　表 メチロール化グリコールグリルと他の促進剤との併用（
二より促進効果が相乗的（二向上するが、特＋：ＴＭＧ
Ｕと他の促進剤との併用（二よる促進効果の向上は顕著
で、　ＴＭＧＵの使用量が０．０１％の低水準でもこの
効果は大きい。ＴＭＧＯの使用量が０．０１％から０．
１０％（＝増加する（＝つけ促進効果は大きくなってい
く。
本例（ｍｍいたＴＭＧＵは約５０％水溶液として用いた
が、刺戟臭はなかった。
実施例３゜ 本例はＴＭＧＵと無機促進剤およびアルカノールアミン
との併用効果を示す。無機促進剤の使用量は前例より多
い水準である。アルカノールアミンとしてトリエタノー
ルアミン（ＴＥＡと記す）を用いた。結果を第３表（＝
示す。
第　　　　　３　　　　　表 実施例４゜ 無筋コンク９−トの如く塩化カルシウムの使用が禁止さ
れていなり場合（＝は、メチロール化グリコールクリ寥
と塩化カルシウムの併用（＝係る促進剤が使用でき、こ
の併用（二より促進効果の相乗的向上が認められる。こ
れを第４表（二示すつまた１本発明め促進剤は遅延形減
水剤（ＷＲＡと記す）と併用すればその遅延性をより少
なくし得る。これを第５表Ｃ：示す。
試験温度は第４表の場合は第１〜３表の場合と同じ＜　
１０℃であったが、第５表の場合は２１℃であった。
第　　　　４　　　　　表 ※ビスーＮ、Ｎ’−ヒドロキンエチルグリレン第　　　
　　５　　　　　表 特許出願人　　　日曹マスタービルダーズ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、メチロール化グリコールウリルを含有することを特
    徴とするセメント組成物 ２、（イ）メチロール化グリコールウリルおよび（ロ）
    水溶性硝酸塩、亜硝酸塩、チオシアン酸塩、無機塩化物
    およびアルカノールアミン類よりなる群から選ばれる一
    種または二種以上の化合物を含有することを特徴とする
    セメント組成物
JP60166057A 1984-11-13 1985-07-29 セメント組成物 Granted JPS61117144A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/670,772 US4606770A (en) 1984-11-13 1984-11-13 Additive for hydraulic cement mixes
US670772 1984-11-13

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JPS61117144A true JPS61117144A (ja) 1986-06-04
JPH0149659B2 JPH0149659B2 (ja) 1989-10-25

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ID=24691804

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AU (1) AU582203B2 (ja)
BR (1) BR8507042A (ja)
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ES (1) ES8704904A1 (ja)
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WO (1) WO1986002921A1 (ja)
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