JPS61115741A - 農用トラクタ−等のシ−ト構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ｆ）産業上の利用分野 本発明は農用トラクター等の不整地走行用乍業者用のシ
ートにおける弾性的支持装置に関するものである。

（ロ）従来技術 農用トラクター等のシートにおける弾性的な支持装置と
しては、実開昭５５−３６０９６号の如き平行リンクに
よる上下支持装置が殆んどであったのである。しかしこ
の場合はオペレーターが座ると、座席が徐々に前方へ移
動してしまうという不具合いかあっ之のである。又前後
へ移動可能とすべく広い余裕空間を設ける必要があった
のである。

その他に実開昭５６−４２４４０号公報や、実開昭５６
−１３５３１９号公報の如きものもあったのであるかや
は少座席がクッション効果にて沈むと共に位置が変わる
という不具合いはあったのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は次の如くである。

即ち、本発明はシート全支持するリンクを、Ｘ型のクロ
スリンクとすることにより、ソートがクッション効果に
より下がってきても、前後へは移動しないようにし、又
、不整地走行により繰り返し微振動を受けてもこｎをス
ムーズに吸収し、かつリンク自体の耐久性は落とさない
ように構成したものである。

に）問題を解決する為の手段 本発明の目的は以上の如くであシ、該目的を達成する為
の構成を説明すると。

農用トラクター等のシート′ｔ−Ｘ形に構成し比りｃｒ
ｘリンクにて支持させ、該クロスリンクの上側は一方を
シートに枢支し、他方をシート下面に摺動自在に支持し
、クロスリンクが閉じる方向に付勢バネを介装したもの
である。

更に又、揺動部材の揺動位相を一致させるべく揺動部材
の回動位置間を連結する４１相リンクを介装したもので
ある。

更に付勢バネを複数組セクト可能とし、オペレーターの
体重に合わせ、増加、減少させることができるように構
成したものである。

に）実施例と作用 本発明の目的、構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示し几実施例の構成に基づいて本発明の構成と作用
を説明すると。

第１図は本発明のシート支持構造を示す側面図 第２図は同じく前面一部断面図 第３図は付勢バネを２木介装した状態の側面図 第４図は同じく平面断面図 第５図は上下の支持方法を逆にした場合の実施例を示す
側面図 第６図は同じく前面図である。

第１図、第２図よシ全体構成を説明すると。

（１）が本発明のシートであり、ミツシコンケース上に
油圧ケース頭ヲ載置し、更にこの油圧ケースαＱよシブ
ラケッート＠を出して゛この上に上下に弾性的に移動可
能で、前後には摺動調節可能に設けている。

αηはリフトアームα弔はプリーザ−装置、（１Ｇはブ
リーザ−バイブ、（２）は操作レバー支持板、α劃は左
右のフェンダ−との固定ブラケットである。

そしてブラケット（至）上にスライドレール（ＩＩＬＪ
（１１Ｒ）’を配置しこＡに下部７　ｖ　−ム（１０Ｌ
）　Ｃｌ０Ｒ）を嵌装し、前後に摺動し、体格に合わせ
て位置調節を可能としている。調節後は固定ハンドル（
８１１にて再度ロックしてそｎ以上の移動を阻止してい
る。

本発明のシート支持装置はこの下部フレーム（ＩＯＬ）
ＣＩＯＲンと、シート（１）の下面に設は友上部フレー
ム（９Ｌ）　（９Ｒ）　＄間に介装さｎている。そして
シート（１）の上部フレーム（９Ｌ）（９Ｒ）と、下部
フレームＣｌ０Ｌ）　Ｃｌ０Ｒ）の間にはＸ形に構成し
Ｌクロスリンク（２＋（３）を介装している。クロスリ
ンク（２）（３］は中央を枢支軸萄にて枢支している。

シー）（１）の上下動と共にクロスリンク（２）（３）
ハ開閉するので上部フレーム（９）、下部フレームα０
には枢結してしまうことができず、本発明では一点のみ
枢結固定し他は摺動又は揺動可能としている。

第１図よフ第４図の実施例においてはクロスリンク（２
］の上端を枢支軸（至）にて上部フレーム（９）に枢結
し、クロスリンク（３］の上端は弾性ローラー（至）、
ローラー軸（ハ）によフ上部フレーム（９）の下で前後
に移動可能としている。

又、クロスリンク（３）の下方は揺動部材（５）に枢支
軸側にて枢支し、揺動部材（５）自体は回動軸ａ９を中
心に上下前後に回動可能としている。

又、クロスリンク（２）の下方ｑ揺動部材（６）に枢支
軸１２υにて枢支し、揺動部材（６）自体は回動軸（イ
）を中心に上下前後に回動可能としている。

そしてこのままではシート（１）とクロスリンク（２）
（３１の重量で下降し、クロスリンク（２）（３）が開
ききった状態で安定してしまうので、クロスリンク（２
］　（３）が閉じる方向に付勢バネ＠を介装している。

実際の実施例の構造においては、揺動部材（５）　（６
）のクロスリンク（２１（３）が閉じる方向の位置の間
に付勢バネ＠を介装している。

そして更に付勢バネ（４）による上方への押し上げ及び
、オペレーターの重量による下方への押し下げがクロス
リンク（２）（３）の両方で同じ高さづつ移動するよう
に、即ち、シート（１）が前のめりや後のめシに傾いて
、上昇、下降することのないように揺動部材の揺動移相
を一致させる位相リンク（４Ｌ）　（４Ｒ）を、前後の
揺動部材（５バ６〕間に介装している。

実施例の構成においては、前部は回動軸Ｏ９に揺動部材
（５）と位相アーム（７）ヲ一体的に溶接固定し、軸受
軸−で下部フレームαＯに固定しており後部は、凹動軸
翰に揺動部材（６）と、位相アーム（８）ヲ一体的に溶
接固定し、軸受筒■）で下部フレームαＯに固定してい
る。該位相アーム（７）（８）間を位相リンク（４）Ｋ
て連結することによフンートが前後略水平状態で上下動
すべく構成している。

第３図、第４図の実施例においてはシートに座るオペレ
ーターの体重が重い場合の為に別に２本の付勢バネ（２
３Ｌン（２３Ｒ）を揺動部材（５Ｘ６）間に介装可能と
している。＠は、シート（１）と上部フレーム（９）と
の間を枢支するブラケットであシ枢支軸（２７ａ）ｔ−
中心にシー）（１］ｉ上部フレーム（９）ヲそのままの
位置に置いて、前方へ回動可能である。該枢支軸（２７
ａ）の位置は前後に調節可能である。

第５図、第６図の実施例は、揺動部材（５）（６）’を
上方の上部フレーム側に枢支したものであり、クロスリ
ンク（６））１４４ｒＩ′ｉ［４４）の先端が下部フレ
ーム（１０の先端に枢支軸■）にて枢結さｎ１クロスリ
ンク（６））の後端は弾性ローラーｉ！■）にて前後移
動自在とさｎている。

その他の構成及び作用は第１図よシ第４図の場合と略同
様である。

（へ）発明の効果 本発明は以上の如く構成したので次のような効果を奏す
るものである。

まず第１にクロスリンク式としたので従来の平行リンク
式の比して、前後に偏位させずに上下動ができるのであ
る。故に一度、座る前に前後位置を決めておけば、その
位置から大きく動くことはないのである。従来は、オペ
レーターが座って体重をかけた状態でしか前後位置の調
整が正確にできないの゛で、調整操作が面倒だったので
ある。

第２にクロスリンクの上下４点のリンク端のうち３点を
摺動、揺動するので、こｔに要する抵抗が少なく円滑に
上下動できるのである。

第３に平行リンクの場合よりもクロスリンクの前後下端
のスパーンが広くなシ、シートに重い重量が乗った場合
の安定性もよくなったのである。

第４に前後の揺動部材間に位相リンクを介装して連結し
たので、クロスリンクの一方のみが先に上下動して、シ
ートの水平を崩すということがなくクロスリンクは前後
とも同じような幅で上下動し、シートの水平を保つこと
ができるのである。

第５に揺動部材又はクロスリンク間に介装する付勢バネ
を１本から２本と複数組セントできるようにすることに
より、体重の大きな相違に合せて緩衝力を変更すること
ができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシート支持構造を示す側面図第２図は
同じく前面一部所面図 第３図は付勢バネを２本介装した状態の側面図第４図は
同じく平面断面図 第５図は上下の支持装置を逆にした場合の実施例を示す
側面図 第６図は同じく前面図である。 〔１〕・・・シー）　　　　　　　（２１（３１・・・
クロスリンク（５）（６）・・・揺動部材　　　（４）
・・・位相リンク＠＠・・・付勢バネ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）農用トラクター等のシートをＸ形に構成したクロ
   スリンクにて支持させ、該クロスリンクの上側は一方を
   シートに枢支し、他方をシート下面に対し移動自在とし
   、２本のリンクの下側は前後の揺動部材にて、前後上下
   に揺動自在に支持し、クロスリンクが閉じる方向に付勢
   バネを介装したことを特徴とする農用トラクター等のシ
   ート構造
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の前後の揺動部材にお
   いて該揺動部材の揺動位相を一致させるべく揺動部材の
   回動位置間を連結する位相リンクを介装したことを特徴
   とする農用トラクター等のシート構造
3. （３）特許請求の範囲第一項記載の付勢バネを複数組セ
   ット可能とし、オペレーターの体重に合せて増加・減少
   させることを特徴とする農用トラクター等のシート構造