JPS6111448B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6111448B2
JPS6111448B2 JP18556980A JP18556980A JPS6111448B2 JP S6111448 B2 JPS6111448 B2 JP S6111448B2 JP 18556980 A JP18556980 A JP 18556980A JP 18556980 A JP18556980 A JP 18556980A JP S6111448 B2 JPS6111448 B2 JP S6111448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferromagnetic
magnetic pole
tube
tool
pole surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP18556980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57114008A (en
Inventor
Tamao Morita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAAMO JUGEN
Original Assignee
TAAMO JUGEN
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Filing date
Publication date
Application filed by TAAMO JUGEN filed Critical TAAMO JUGEN
Priority to JP18556980A priority Critical patent/JPS57114008A/ja
Publication of JPS57114008A publication Critical patent/JPS57114008A/ja
Publication of JPS6111448B2 publication Critical patent/JPS6111448B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は永久磁石を使用した係合具であつ
て、ハンドバツグその他の袋物類、衣服類等の開
口部分を閉じる手段として利用される係合具の取
付け手段の改良に関する。
従前におけるこの種係合具の取付け手段として
は種々の態様のものが見受けられ、又多くの改良
の試みがなされてきた。しかし乍ら、そのいずれ
においても一長一短を有し、必ずしも満足し得る
ものではなかつた。特に取付け部品点数の削減並
びに取付け作業手間の割愛と取付け精度並びに取
付け強度とは往々にして相反する傾向を有してい
た。
本発明に於いてはかかる従前の取付け手段にお
ける二律背反的な不都合を調和させ、取付け精度
並びに所期の取付け強度を保持しつゝ取付け部品
点数を減らし、又取付け作業手間の有効な削減を
期した。
本発明は、実願昭52−160634号(実開昭54−
87998号)の改良を目的とするものであり、叙上
における取付け手間の割愛と、取付け部品点数の
効果的な削減を期し得るようにした筒状の取付け
部を有する係合具の改良をなすものである。
特に、実願昭52−160634号の考案においては、
係合具の取付けが、筒状材相互の嵌合いによつて
いる為、取付けが容易である反面、取付けた係合
具が抜け落ちてしまう不都合をもたらす恐れがあ
つた。
そこで、本発明に於いては筒状部内に返し爪と
なる舌片を突設し、この舌片に、押し込んだ筒状
の雄部材が喰いつくようになし、嵌着後における
係合具の抜け落ちを効果的に防止した。
本発明においては、かゝる問題点の解決をなす
べく、その発明の構成を具体的に次のようになし
た。即ち、一方の磁極面aより他方の磁極面bに
向けて孔20aを有する永久磁石20の磁極面a
に取付けられた強磁性部材21と磁極面bに吸着
される強磁性部材1とが、前記永久磁石20の孔
20a内において着脱自在に吸着される係合具で
あつて、該係合具における前記強磁性部材1及び
21の夫々の吸着面の背面に短寸の筒状部が設け
られており、且つ、この筒状部の周側壁に該筒状
部の底部方向に向けて舌状に切り設けられる舌片
が該筒状部内に突出されていると共に該筒状部に
鍔11aを有する管状のカシメ管11の管部11
bが圧嵌挿されて、該嵌挿管部11bに前記舌片
が喰いつくようにしている係合具の取付け構造の
開示にかかわるものである。
(実施例) 以下本発明に係る典型的な取付け構造の一実施
例を添付の図面について説明する。
イは係合雄具、ロは係合雌具であつて、係合雌
具ロの永久磁石20の吸着力により吸着係合され
る構成とされている。
先ず説明の便宜上、この係合雄具イと、係合雌
具ロについて説明する。
第1図に示される係合雄具イは、強磁性部材1
と、筒状部2とよりなり、強磁性板部1は強磁性
桿部1aと強磁性板部1bとから構成されてい
る。
第1図においては、強磁性桿1aに縮径の段部
1c部分を設け、この段部1c部分に強磁性板部
1bが嵌着される構造としている。
又、筒状部2を、この強磁性桿部1aと一体に
構成するものとした。
ところで、この筒状部2は、その周側壁に舌状
に切り設けられた下向きの舌片2aが設けられて
おり、この舌片2aは筒状部2の内側に突き出さ
れるものとし、上方より内側下方に向けて突き出
されている。
第2図の実施例は前記の実施例における筒状部
2を、強磁性桿部1aとは別の有底のパイプ状の
ものとし、この有底パイプ状の筒状部2が強磁性
桿部1aの細径の桿部1a′をもつて強磁性板部1
bと共にカシメづけ1dされている。
次いで係合雌具ロについて説明する。係合雌具
ロの典型的な実施例は第5図において説明される
ように永久磁石20と、強磁性部材21と、ケー
ス22とよりなつており、永久磁石20の一方の
磁極面aに設けた強磁性部材21の強磁性桿部2
1aが、この永久磁石20の磁極面a,bに亘つ
て開設された孔20a内に立設されている。
又、この強磁性桿部21aが強磁性板部21b
より外方に突出している部分に筒状部23が設け
られており、この筒状部23に前記第1図の実施
例と同様に舌片23aが設けられている。
次いで係合雄具イと、係合雌具ロの係合につい
て説明する。係合雌具ロは、その磁極面aに強磁
性板部21bがあり、孔20a内に起立した強磁
性桿部21aに該永久磁石20の磁極面aにおけ
る磁力線が集束されている。
この状態で、係合雄具イを、磁極面bに吸着さ
せた場合、磁極面bの磁力線は、この係合雄具イ
の強磁性板部1bを介して強磁性桿部1aに集束
された。
従つて、係合雄具イと、係合雌具ロとは、この
桿部1a及び桿部21aにおいて強力に吸着され
ている。
次いで、これらの係合雄具イと、係合雌具ロの
取付けの実施例を第3図について説明する。
10はハンドバツグ、靴、バンドその他の取付
け生地材を示したものであり、このの生地材10
の一方の面に係合雄具イを配し、この係合雄具イ
の筒状部2を生地材10の取付孔10a内に挿通
している。
このように生地材10に添装された係合雄具イ
に対し有底管状のカシメ管11を、生地材10の
他方の面より前記係合雄具イの筒状部2内に圧嵌
着するようにした。尚、このカシメ管11には
種々の形状のものがあり、図示例においては単純
に鍔11aを有するものが示されている。
このようにして圧嵌着されたカシメ管11は、
筒状部2内の舌片2aを押し拡げるようにして筒
状部2内に圧入され、この結果、図示例のように
舌片2aが返し爪状に圧入されたカシメ管11の
周壁に喰いつくことが認められた。
従つて、カシメ管11を圧嵌着した場合、カシ
メ管11と筒状部2とは互に喰いつき合つて抜け
出したり、ガタつきを生じたりすることが一切無
くなつた。
第4図の実施例は、先の第2図の実施例に対応
した取付け例を示したものである。
尚、第5図の係合雌具ロも叙上手法により生地
材10にカシメ管11をもつて取付けらている。
第6図の実施例は、強磁性部材21における強
磁性桿部21aが孔20aの上縁に到る構成のも
のであり、この場合、係合雄具イは単純な倒皿状
のものが使用された。
第7図の実施例は、永久磁石20の磁極面bに
強磁性板25を設けて磁気シールドをなすように
したものであり、第8図の実施例は、この設計変
更として強磁性板25をケース22で覆うことな
く、係合雄具イの強磁性板部1bに直接々触する
ようにしている。かゝる直接々触は、一つにはケ
ース22の形状を簡単にする利点と、強力な吸着
力を得る利点を有している。
第9図に示す実施例は、これらの磁気シールド
の効果を確実とする意図より強磁性板25と共に
ケース22の上面の周縁を盛り上げて凸条縁22
aとし、更に永久磁石20の周側壁とケース22
との間に隙間24を設けている。
第10図の実施例は、この磁気シールドの筒略
化を期したものであつて、ケース22の上面の周
縁に凸条縁22aを盛り上げ構成し、この凸条縁
22aによりキヤツシユカード類が直接磁極面b
に接触することがないようにしている。
第11図の実施例は、係合雌具ロの磁極面bを
孔20aに向けて傾斜するものとし、係合雄具イ
の強磁性桿部1aが孔20a内に滑り込み易いよ
うにしている。又、このような凹面状の部分には
メツキの付着性が良く、良好なメツキ被装面とさ
れる。
第12図の実施例は、ネツクレス、ブレスレツ
ト、バンド類の係着手段として利用される係合雌
具ロを示したものであり、強磁性板部21bがケ
ース22より側方に延びて設けられている。
第13図の実施例は、先のカシメ管11の他の
設計例であつて、有底管状の下部に外方に膨らむ
凸条11bを周設し、舌片2aとの係止を更に良
好とした。
又、第14図の実施例では、カシメ管11の、
有底管状の下部に、上方に向いた舌片11cを、
外方に向けて突設し、同様に前記の舌片2aとの
係止が確実となるように考慮した。
(効果) 本発明に係る係合具は叙上における特徴ある構
成よりして以下の効果を生ずることが認められ
た。
(1) カシメ管11のみによる簡単な取付けが可能
とされ、部品点数も少なく、取付けコストも
割安とされた。
(2) カシメ管11の圧嵌の程度により、取付け寸
法精度が高められたので、部品寸法に誤差が
ある場合など、この圧嵌の押圧力を適宜調整
することにより、この部品寸法における誤差
の修正が可能とされた。
(3) カシメ管11等の嵌着部分がパイプ状であ
り、強度上安定している。即ち、ムク物に比
し、パイプ状の物の強度特性が良く、又カシ
メ管11が筒状部2及び23内に弾性的に密
着していることにより、パイプが二層の状態
で強度を作り出している構造とされている。
(4) カシメ管11と、筒状部2及び23とが相互
に膨圧された状態で弾性的に密接ている構成
に併せて、舌片2a及び23aがカシメ管1
1に喰いつき、取付けた係合雄具イ、係合雌
具ロは確実に生地材10に止着された。
以上の点より、本発明に係る係合具はハンドバ
ツク、靴類に限らず各種の鎖、バンド類、釦類と
して広範な用途に向けた使用に適合するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る係合雄具の実
施例である断面図、第3図及び第4図は同取付け
状態を示す断面図、第5図〜第12図は係合雌具
の実施例を示す断面図、第13図及び第14図は
カシメ管の実施例を示す断面図である。 図中イ…係合雄具、ロ…係合雌具、1,21…
強磁性部材、2,23…筒状部、10…取付け生
地材、11…カシメ管、20…永久磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の磁極面aより他方の磁極面bに向けて
    孔20aを有する永久磁石20の磁極面aに取付
    けられた強磁性部材21と磁極面bに吸着される
    強磁性部材1とが、前記永久磁石20の孔20a
    内において着脱自在に吸着される係合具であつ
    て、 該係合具における前記強磁性部材1及び21の
    夫々の吸着面の背面に短寸の筒状が設けられてお
    り、且つ、この筒状部の周側壁に該筒状部の底部
    方向に向けて舌状に切り設けられる舌片が該筒状
    部内に突出されていると共に該筒状部に鍔11a
    を有する管状のカシメ管11の管部11bが圧嵌
    挿されて、該嵌挿管部11bに前記舌片が喰いつ
    くようにしていることを特徴とする係合具の取付
    け構造。
JP18556980A 1980-12-30 1980-12-30 Fitting structure of engaging equipment or the like Granted JPS57114008A (en)

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Publications (2)

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JPS57114008A JPS57114008A (en) 1982-07-15
JPS6111448B2 true JPS6111448B2 (ja) 1986-04-03

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