JPS6111380B2 - - Google Patents

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JPS6111380B2
JPS6111380B2 JP54029686A JP2968679A JPS6111380B2 JP S6111380 B2 JPS6111380 B2 JP S6111380B2 JP 54029686 A JP54029686 A JP 54029686A JP 2968679 A JP2968679 A JP 2968679A JP S6111380 B2 JPS6111380 B2 JP S6111380B2
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signal
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Toshimitsu Musha
Matsuo Sekine
Hidekazu Kiuchi
Takeshi Irabe
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Nippon Electric Co Ltd
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Priority to FR8005672A priority patent/FR2451589B1/fr
Priority to GB8008504A priority patent/GB2044575B/en
Priority to DE3009753A priority patent/DE3009753C2/de
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Publication of JPS6111380B2 publication Critical patent/JPS6111380B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/28Details of pulse systems
    • G01S7/285Receivers
    • G01S7/292Extracting wanted echo-signals
    • G01S7/2923Extracting wanted echo-signals based on data belonging to a number of consecutive radar periods
    • G01S7/2927Extracting wanted echo-signals based on data belonging to a number of consecutive radar periods by deriving and controlling a threshold value

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レーダ信号処理等の信号処理におけ
る雑音信号の抑圧技術に関し、振幅強度分布がワ
イブル分布に従う任意の雑音に対してこれを受信
機雑音レベルにまで自動的に抑圧するLOG/
CFAR技術に関する。
以下ではレーダ信号処理におけるクラツタ抑圧
技術を例にとつて説明する。
振幅強度分布がレーレー分布に従うクラツタに
ついては、LOG/CFAR技術によつてこれが受
信機雑音レベルにまで抑圧されることが、すでに
クローニー(Croney)によつて提案されてい
る,ワイヤレス・エンジニア(Wireless
Engineer)の1956年4月号の83〜96ページ所載
のジエイ・クローニー(J・Croney)によるク
ラツタ・オン・レーダー・デイスプレーズ
(Clutter on Radar Displays 参照)。
このことを以下に説明する。一般にレーレー分
布の確率密度関数は(1)式で表わされる。
R(x)=2x/σexp〔−x/σ〕(1)
ここで、確率変数xはレーダで受信されたクラツ
タの振幅値を表わすものとする。σはクラツタの
性質を示すパラメータである。このときクラツタ
の受信振幅レベルの平均および分散をそれぞれE
R(x),VR(x)で表わすとすれば、 R(x)=σ(1−π/4) (3) で与えられる。(2),(3)式が示すように、クラツタ
の受信振幅レベルは、パラメータσの値によつて
変化することが分かる。
このような受信信号をはじめに対数変換器に通
すことによつて非線形変換を行う。対数変換器の
出力信号を変数wで表わすものとし、対数変換器
の入出力特性を(4)式で表わす。
w=alog(bx) (4) a,bは定数とする。
このとき、対数変換器出力段におけるクラツタ
信号の平均と分散を同様にER,L(w),VR,L
(w)で表わすとすれば、 ER,L(w)=alog(bσ)−a/2γ (5) VR,L(w)=π/24a2 (6) で与えられる。ただしγはオイラーの定数で約
0.577である。(6)式から明らかなように、もとも
とパラメータσの値によつて平均も分散も変化し
ていたクラツタ信号は、対数変換器を通つたこと
によつて、平均の値の如何によらず分散が一定と
なることが分かる。
更に、ここで平均値減算処理を行い、処理後の
クラツタ信号をuで表わすとすると、 u=w−ER,L(w) (7) である。
平均値減算処理後、今度は逆対数変換器を通
す。逆対数変換器出力段におけるクラツタ信号を
vで表わし、逆対数変換器の特性を(8)式で表わす
ものとする。
v=h・exp(ku) (8) h,kは定数とする。このとき、対数変換器、お
よび逆対数変換器の各定数の間に、 ka=hb=1 (9) なる関係を与えるとき、(4),(5),(7)から v=h/σexp(1/2γ)・x (10) となるから、対数変換−平均値減算−逆対数変換
処理後のクラツタ信号の平均と分散をER,C
(v),ER,C(v)とおくと、 R,C(v)=h2(1−π/4)・exp(γ)(12) となる。
(11),(12)式は、hを除いてすべて定数であり、又
hは逆対数変換器の特性を示すパラメータであつ
て、いずれにしても、もともとクラツタがもつて
いたパラメータσには依存しないことを示してい
る。このことは結局パラメータhを適当に設定す
ることによつて、レーレー分布に従うクラツタを
受信機雑音程度に抑圧することが可能であること
を示すものである。
最初に設定したクラツク信号は(2),(3)式が示す
ように、その受信信号レベルの平均値と分散値は
σおよびσに比例して増大するものであつた。
ところがこれを対数変換−平均値減算−逆対数変
換処理することによつて、パラメータσの値には
無関係にすべて同一の平均値と分散値をもつた信
号に変換されたことになる。このようにクラツタ
がもともともつていたエネルギーの大きさに無関
係にすべて受信機雑音レベルにまで抑圧されるこ
とによつて、クラツタをターゲツトと誤まつて検
出する確率(誤警報確率)を一定にすることが出
来るため、今日この手法はLOG/CFAR
(CFAR;Constant False Alarm Rate)と呼ば
れている。
第1図にフローニーの発案に基づくLOG/
CFAR手法のブロツク図を示す。
第1図で、100は入力端子、110は対数変
換器、121,122,……12(2H+1)は
シフトレジスタ、130は2H個の入力信号の平
均値を計算する平均値演算器、140は注目する
入力信号から、その前後各H個ずつの平均値を減
算するための減算器、150は逆対数変換器、1
60は出力端子である。
ところで、このようなLOG/CFARの手法
は、飽くまでも対象とするクラツタ受信信号の振
幅強度分布がレーレー分布に従う場合にのみ有効
であり、レーレー分布以外の分布に従うクラツタ
に対してはCFAR化することができず、消え残り
が増大する結果となる。
現実にもLOG/CFAR処理によつて充分に抑
圧されないクラツタが発生する事実はよく知られ
ており、最近の観測の結果によれば、クラツタの
振幅特性がレーレー分布をする例は特定の場合で
あり、一般にはワイブル(Weibull)分布をする
ことが報告されている。(D.C.Schleher“Radar
Detection in Weibull Clutter”,IEEE Traus,
AES−12,6,P736(1976)参照) 一般にワイブル分布の確率密度関数は(13)式
で表わされる。
Pw(x)=η/σ(x/σ)〓-1exp〔−(x/σ
)〓〕 (13) ここでη,σは共にパラメータであり、特にη=
2のときこれは(1)式に帰着する。すなわち、レー
レー分布はワイブル分布の特殊な場合として表現
される。
このように、 (1) 現実に、レーレー分布に従わないクラツタが
存在する。
(2) ワイブル分布に従うクラツタの例が報告され
つつある。
(3) レーレー分布はワイブル分布の一特殊例であ
る。
の事実を考えるとき、ワイブル分布クラツタに対
するCFAR手法の検討は極めて有意義である。
受信信号の振幅強度分布がワイブル分布に従う
クラツタに対するCFAR手法の従来技術として
は、ハンセン(HANSEN)の手法がある。(1973
年10月23〜25日「レーダー現状と未来」国際学会
(INTERNATIONAL CONFERENCE ON
RADAR−PRESENT AND FUTURE)におけ
るブイ・グレージヤース・ハンセン(V.Gregers
Hansen)著によるコンスタント・フオールス・
アラーム・レート・プロセツシング・イン・サー
チ・レーダーズ(Constant False Alarm Rate
Processing ln Search Radars)参照)以下にハ
ンセンの手法について説明する。
はじめにレーダの受信信号レベルをxで表わす
ものとし、xがワイブル分布に従うものとする。
すなわちxの確率密度関数は(13)式で表わされ
るものとする。このときxの平均,分散をそれぞ
れEw(x),Vw(x)とおけば Ew(x)=σ・Γ(1+1/η)(14) Vw(x)=σ・Γ(1+2/η) (15) であり、いずれもパラメータσ,ηの関数となつ
ている。パラメータσ,ηは共にワイブル分布の
形状を決定するパラメータであり、この場合に
は、もともとのクラツタの性質を表わすものであ
る。換言すれば、クラツタの性質が変化するにつ
れて、その受信信号レベルxの平均および分散は
(14),(15)式に従つて変化する。
ここで、ワイブル分布の形を決めるパラメータ
σ,ηおよび受信信号レベルxに対して、一般に Z=f(x,σ,η) (16) で表わされる変換を行うことによつて、変換され
た信号レベルZを、パラメータσ,ηに無関係に
CFAR化することが考えられる。ハンセンの手法
は、xがワイブル分布に従うとき、その累積密度
関数をqw(x)とおけば、 qw(x)=∫ Pw(x)dx=1−exp〔−
(x/σ)〓〕 (17) Z=−log〔1−qw(x)〕 (18) と変換することによつて、Zの確率密度関数PE
(z)が、パラメータσ,ηには無関係に PE(z)=e×p(−z) (19) となることを利用するものである。このことは Z=(x/σ)〓 (20) と変数変換したことに他ならない。
次にハンセンの手法を具体化する方法について
述べる。はじめに、(21)式により対数変換す
る。
w=logx (21) このとき対数変換器出力段におけるクラツタ信
号の平均値、2乗平均値、および分散値をそれぞ
れEw,L(w),Ew,L(w2),Vw,L(w)と
おけば Ew,L(w)=logσ−1/ηγ (22) Ew,L(w2)=π/ση+(logσ−1/ηγ)
(23) Vw,L(w)=Ew,L(w2) −〔Ew,L(w)〕=π/ση(24)
で与えられる。(24)式から明らかなように2つ
のパラメータσ,ηで規定されるワイブル分布に
従う信号を対数変換すると、分散はηだけの関数
となる。従つて、分散を求めることにより、パラ
メータηの値を知ることができる。即ち、 である。ηの値が判ると、(22)式からσの値も
明らかとなる。即ち logσ=Ew,L(w)+1/ηγ (26) である。
このようにパラメータσおよびηの値が分かる
と、(20)式の変数変換することにより、結局
(13)式で表わされるワイブル分布信号が、(19)
式で表わされるように、σ,ηに依存しない固定
の指数分布信号に変換されることになる。
(20)式を対数表現すると、 logZ=η(logx−logσ) (27) となるから、これに(21),(25)および(26)式
を代入することによつて、変換がなされる。
第2図に、ハンセンの手法によるワイブル分布
信号に対するLOG/CFARのブロツク図を示
す。ここで、200は入力端子、210は対数変
換器、221,……,22(H+1),……22
(2H+1)および241,……,24(2H+
1)はシフトレジスタ、230,231はいずれ
も乗算器、220は221〜22Hと22(H+
2)〜22(2H+1)のH個ずつ計2H個のシフ
トレジスタの出力の平均値を演算する平均値演算
器、同様に240は、241〜24Hと24(H
+2)〜24(2H+1)のH個ずつ計2H個のシ
フトレジスタの出力の平均値を演算する平均値演
算器、250は(25)式によりηの値を決定する
ためのパラメータ算出器、260は(26)式によ
りlogσの値を決定するためのパラメータ算定
器、270は減算器、280は逆対数変換器、2
90は出力端子である。
このように、第2図によりワイブル分布に従う
クラツタ信号はCFAR化されるが、このハンセン
の手法には2つの実用上の欠点がある。第1の欠
点は、クラツタがη=2のワイブル分布、即ちレ
ーレー分布に従う場合に対する対処の問題であ
る。レーレー分布といえども、ワイブル分布の特
殊な場合であるから、両者を特に区別せずにハン
センの手法によりCFAR化することは理論的には
何らの問題もない。しかしながらレーレー分布ク
ラツタに限定するならば実用上のCFAR効果の点
で、クローニーの手法(第1図)がハンセンの手
法(第2図)に優ることは明白である。その理由
として次の点が指摘される。
(1) ハンセンの手法ではワイブル分布の形状を決
定するパラメータσ,ηを算定することが必要
であり、空間的に均一でない実クラツタに対
し、有限のサンプルでパラメータ算定を行うこ
とにより算定誤差が生じる。
(2) 第1図と第2図を比較すれば明らかなよう
に、ハンセンの手法の方がCFAR化されるまで
の処理が段数が多く、それだけ処理による誤差
が大きくなる。
第2の欠点は、CFAR処理後の目標の自動検出
上の問題である。レーダーの目的はクラツタ信号
に重畳した航空機・車輌等の目標信号を安定に検
出することであり、このためには地形及び天侯条
件によつてエネルギー強度の異なる各種クラツタ
信号をCFAR化し、所定のスレツシユホールドを
かけて検出することが望ましい。
Hansen方式の場合にはワイブル分布クラツタ
信号はすべて同一エネルギー強度の指数分布信号
に変換されるが、受信機ノイズはレーレー分布信
号であるため、クラツタ領域とクラツタの存在し
ない領域とで信号の性質が異なることになり、ス
レツシユホールドレベルを同一に扱うことができ
なくなる。クラツタの存在しない領域でもCFAR
処理を実行すれば、クラツタ領域内外を問わず同
一の指数分布信号となり、同一スレツシユホール
ドレベルを適用できることになるが、この場合ク
ラツタの存在しない領域でCFAR処理することに
よつて目標信号の損失が発生し目標の検出率の劣
化を招く。通常レーダーではクラツタ領域以外で
の目標検出率の劣化を防ぐためクラツタ領域内で
はCFAR処理された信号をクラツタ領域外では
CFAR処理をバイパスした信号を選択する手段を
備えている。
即ち、ハンセンの手法は、一般に確率密度分布
が既知で、しかも累積密度関数が解析的に求まる
場合に、(18)に基づいて変数変換を行うことに
よつて、入力信号の分散を与えるパラメータ(ワ
イブル分布の場合、η,σ)に無関係に(19)に
示される指数分布に変換することによつてCFAR
化することを特長とする。この場合、レーレー分
布クラツタに対し有効な抑圧効果を有する
LOG/CFAR処理の構成とは全く異なつた構成
となり、レーレー分布クラツタ入力に対する前述
の欠点を有する。
これに対し、本発明は上述ハンセンの手法とは
全く異なるアルゴリズムに基づく手法であり、ワ
イブルクラツタに対し、受信機ノイズと同一のレ
ーレー分布信号に変換しそのあとを通常の
LOG/CFAR処理することによつてCFAR化する
ことを特長とするものであり、LOG/CFAR処
理の構成をそのまま活用することができる。しか
も、レーレー分布クラツタ入力に対しては、ワイ
ブル分布→レーレー分布変換を行わず、従来の
LOG/CFAR処理することも可能であり、ハン
センの手法の欠点を解決できるものである。
以下に本発明の手法を説明する。
本発明は、パラメータσ,ηで規定される一般
的ワイブル分布信号を、η=2のワイブル分布、
即ちレーレー分布に変換したのち、従来の
LOG/CFAR処理をするものである。このこと
を理論的に示す。いまxが(13)式で表わされる
ワイブル分布に従うものとする。このとき、 y=σ(x/σ)〓 (28) なる変換を行なうとき、yの確率密度関数をPy
(y)で表わすものとすると Py(y)=Pw(x)/dy/dx(29) で求められるから(13),(28)両式から Py(y)=2/σ・y/σ・exp〔−(y/σ)
〕(30) が得られる。これは(13)式でη=2とおいたも
のと等しくレーレ分布の確率密度関数を表わして
いる。次に、(28)式を対数表現すれば logy=logσ+η/2(logx−logσ) (31) となり、ここでη、およびlogσの値は、前述し
たように、(25),(26)両式で与えられる。この
ように、(31)式により変数変換を行うことによ
つてη≠2であるような一般的なワイブル分布に
従う信号はレーレー分布に変換される。
以上から明らかなように、(28)式に基づいて
ワイブル分布→レーレー分布変換を行つたのち対
数変換、平均値減算、逆対数変換という通常の
LOG/CFAR処理を行うことによつてワイブル
分布クラツタをCFAR化することが可能となる。
一方、はじめに対数変換を行い、(31)に基づい
て変数変換したのち、平均値減算、逆対数変換を
行うことによつてワイブル分布クラツタをCFAR
化することも可能である。
(28)式に基づく場合指数関数演算を必要とす
るのに対し(31)式に基づく場合には乗算及び加
減算のみでよく、実用上有利である。
以下、(31)式による演算方式に基づいて説明
する。
本発明はハンセンの手法が(19)式に示される
ようにワイブル分布信号を指数分布に変換するこ
とによつてCFAR化するものであるのに対し、ワ
イブル分布信号をレーレー分布に変換し、従来技
術であるLOG/CFARを活用してCFAR化するも
のであつて、本発明の実現手段として上述の2方
式があることになる。即ち、はじめに(28)に基
づいてワイブル分布→レーレー分布変換したのち
対数変換、平均値減算、逆対数変換処理する方式
と、先に対数変換したのち、(31)に基づいて変
数変換し、平均値減算、逆対数変換処理する方式
であつて、両方式共基本的に同等の作用効果を有
する。
第3図に、本発明の第1の実施例のブロツク図
を示す。ここで、300は入力端子、310は対
数変換器、321,……,32(H+1),……
32(2H+1)および331,……33(2H+
1)および341,……,34(H+1),……
34(2H+1)はシフトレジスタ、320はシ
フトレジスタ321,……,32HのH個の出力
と、32(H+2),……,32(2H+1)のH
個の出力計2H個の信号の平均値を演算する平均
値演算器、同様に330はシフトレジスタ33
1,……,33Hおよび33(H+2),……,
33(2H+1)の計2H個の出力信号の平均値を
演算する平均値演算器、340はシフトレジスタ
341,……,34H,および34(H+2),
……,34(2H+1)の計2H個の出力信号の平
均値を演算する演算器、350,351は乗算
器、360は(25)式によりηの値を決定するた
めのパラメータ算定器、365は(26)式により
logσの値を決定するためのパラメータ算定器、
355は1/2演算器、370,371は減算器、
375は加算器、380は逆対数変換器、390
は出力端子である。
次に第3図を用いて本発明はの第1の実施例に
ついて説明する。はじめに離散的入力信号をx
(n),n=0,1……で表わすものとする。入力
信号x(n)は310の対数変換器を経てw
(n)となる。
w(n)=logx(n) (32) 対数変換された入力信号w(n)は、シフトレジ
スタ321,……32(2H+1)へ送られる。
一般にシフトレジスタ32(H+1)の出力がw
(m)となるタイミングに注目するとき平均値演
算器320はW(m−H)〜W(m−1)および
W(m+1)〜W(m+H)の平均値E1(m)
を演算するものである。即ち、 以下の実施例において、平均値を演算する場合
に着目している中央のシフトレジスタの出力を含
めないのは、クラツタにターゲツト信号が重畳し
ている場合、しかも着目するシフトレジスタ出力
にターゲツト信号成分が存在する場合に、クラツ
タ抑圧処理の対象にターゲツト信号成分を含める
ことにより抑圧処理後のS/N比が劣化すること
を防ぐ配慮によるものである。
このとき同時にW(n)は乗算器350で2乗
されW2(n)となり、シフトレジスタ331,
……,33(2H+1)へ送られる。ここでシフ
トレジスタ32(H+1)の出力がW(m)とな
るタイミングには、シフトレジスタ33(H+
1)の出力はW2(m)となるものであり、結局
平均値演算器320の出力が(30)式で表わされ
るE1(m)となるタイミングにおける、平均値
演算器330の出力をE2(m)とおけば、 で与えられる。このようにして、計2H個の入力
信号の、平均値および2乗平均値が入力端子30
0に新しい入力信号が入力されるたび毎に自動的
に計算される。
次に、パラメータ算定器360および365に
よつて、2H+1個の入力信号x(m−H)〜x
(m+H)に対するワイブル分布の形状パラメー
タη(m)およびlogσ(m)が自動的に算出さ
れる。次式による。
logσ(m)=E1(m)+1/ηγ (36) ((25),(26)両式を参照) パラメータη(m),logσ(m)が決定された
ことによりワイブル分布信号→レーレー分布への
変換が行われる。即ち、はじめに、減算器370
により注目している入力信号w(m)と、logσ
(m)とからw(m)−logσ(m)が計算され、
乗算器351を経てη(m)が乗算されてη
(m)〔w(m)−logσ(m)〕が計算され、1/2演
算器を経て、1/2η(m)〔w(m)−logσ(m)
〕 となり、更に加算器375によりlogσ(m)と
加算されて、結局ワイブル分布信号x(m)がレ
ーレー分布信号y(m)に変換される。ここでy
(m)は、 logy(m)=logσ(m) +1/2η(m)〔w(m)−logσ(m)〕 (37) で表わされる。
このようにレーレー分布信号に変換された後
は、第1図のように通常のLOG/CFARの場合
と同じ構成となる。ここで改めて加算器375の
出力信号をlogy(m) m=0,1……とおき、
シフトレジスタ34(H+1)の出力がlogy
(k)となるタイミングに注目するものとする。
このときシフトレジスタ341,……,34
(2H+1)の出力信号は順にlogy(k−H),…
…,logy(k+H)である。従つて、このタイミ
ングにおける平均値演算器340の出力信号を
E3(k)で表わすものとすれば、 である。減算器371の出力はlogy(k)−E3
(k)となるから、このとき逆対数変換器の出力
信号をZ(K)で表わせば Z(K)=y(k)/exp〔E3(k)〕
(39) となる。ここでZ(K)がもともとの入力信号x
(n)がもつていたパラメータσ,ηには無関係
にCFAR化された信号となつていることは前述し
た通りである。
次に第4図を用いて、本発明の第2の実施例を
説明する。ここで400は入力端子、410は対
数変換器、421,……,42(2H+1),43
1,……,43(2H+1),および441,…
…,44(2H+1)はそれぞれ2H+1個のシフ
トレジスタ、420,430,および440はそ
れぞれ2H個のシフトレジスタの出力信号の平均
値を演算する平均値演算器、450,451は乗
算器、460および465はそれぞれη,logσ
の値を決定するパラメータ算定器、455は1/2
演算器、470,471は減算器、475は加算
器、480は信号選択器、490は逆対数変換
器、495は出力端子である。第4図において4
80を除き、他の構成は第3図と同一であり、従
つてここでは480の働きについてのみ説明す
る。
信号選択器480は、パラメータ算定器460
で決定されたパラメータηの値の如何により、加
算器475の出力とシフトレジスタ42(H+
1)の出力とを選択するものである。言い換える
ならば、η=2の場合、若しくは2に近い場合に
は、42(H+1)の出力信号を選択することに
より、通常のレーレー分布に対するLOG/
CFAR回路をを構成し、η≠2、若しくは2に近
くない場合には475の出力信号を選択すること
により、一般のワイブル分布に対するLOG/
CFAR回路を構成するものである。ここで42
(H+1)の出力を選んだのは信号選択器480
において、どちらの入力信号を選択した場合にも
処理遅れが一致するように配慮したものである。
このようにワイブル分布の形状パラメータηの
値に対応して2種のLOG/CFAR回路を使い分
けることにより、先にハンセンの手法において指
摘したようなレーレー分布をするクラツタ信号に
対するCFAR効果の劣化を解消するとができる。
第5図を用いて本発明の第3の実施例について
説明する。ここで、500は入力端子、510は
対数変換器、521,……,52(2H+1)5
31,……,53(2H+1)および541,…
…,54(2H+1)はそれぞれ2H+1個のシフ
トレジスタ、520,530および540はそれ
ぞれ2H個のシフトレジスタの出力信号の平均値
を演算する平均値演算器、550,551は乗算
器、560および565はそれぞれη,logσの
値を決定するパラメータ算定器、555は1/2演
算器、570,571は減算器、575は加算
器、580は信号選択器、585は信号レベル測
定器、590は逆対数変換器、595は出力端子
である。第5図で、580,585を除き他は第
3図と同一であり、従つて、ここでは580,5
85の働きについてのみ説明する。
信号選択器580は、信号レベル測定器585
において測定された信号レベルの値の如何によ
り、加算器575の出力と、シフトレジスタ52
(H+1)の出力とを選択するものである。ここ
で信号レベル測定器585は、逆対数変換器59
0の出力信号の平均的な信号レベルを常時監視
し、平均的な信号レベルが上昇してゆく場合に
は、ただちに信号選択器580あて信号の切換を
指示し、常に平均的な信号レベルが減少するよう
に信号選択器を制御する働きをもつものである。
こうすることにより入力信号がレーレー分布に近
い振幅分布をもつ場合には、自動的にシフトレジ
スタ52(H+1)の出力が選択されて、通常の
レーレー分布に対するLOG/CFAR回路が構成
され又入力信号がレーレー分布からはずれてη≠
2の一般のワイブル分布に近い振幅分布をもつ場
合には、、自動的に加算器575の出力が選択さ
れて、一般のワイブル分布に対するLOG/
CFAR回路が構成される。
第6図に信号レベル測定器の一構成例を示す。
ここで600は入力端子、610,611は比較
器、620はカウンタ、640は排他的論理和、
650はレジスタ、660は出力端子である。
A,Bは予め設定された定数である。
次に第6図の機能を説明すると、入力信号は、
比較器610において定数A(受信機の雑音レベ
ルとの関係で定まる)と振幅比較され、Aよりも
振幅が大きい場合にのみ610の出力は“1”と
なり、そうでない場合に“0”となる。カウンタ
620は、予め定められた時間ごとに、その時間
内に610から入力される“1”の数をカウント
するものである。このとき、定められた時間経過
後のカウンタの値が定数Bを越える場合にのみ比
較器611の出力を“1”となり、そうでない場
合に“0”となる。ここで、比較器611の出力
が“1”となる場合には、入力信号の平均的レベ
ルが高すぎるものと判断したことを意味する。こ
のとき、もしレジスタ650の出力が“1”であ
つた場合には、排他的論理和640の出力は
“0”となり、逆に650の出力が“0”であつ
た場合には640の出力は“1”となる。
即ち、611の出力が“1”である場合、65
0の出力は反転される。逆に611の出力が
“0”である場合にはレジスタの出力は変化せず
前の値が保持されて出力される。このように、第
6図は、入力信号の平均的レベルが予め設定した
値を越えて上昇すると、出力信号は自動的に
“0”→“1”へ、又は“1”→“0”へ反転さ
れ、そうでない場合、即ち平均的レベルが設定値
に満たない場合には、“0”→“0”,“1”→
“1”と保持される。
第5図で、信号レベル測定器585の出力信号
が反転すると信号選択器580において入力信号
の切換がなされ、又585の出力信号が変化しな
い場合には580における信号の切換も保持され
ることにより、自動的に最適に信号の選択が制御
される。
以上説明したように、本発明によれば、レーダ
装置において受信信号の振幅強度分布がワイブル
分布となるようなあらゆるクラツタに対し、それ
ぞれの分布の形(平均値,2乗平均値,分散値)
に無関係にすべて、受信機雑音と同程度のレベル
にまで抑圧できるLOG/CFAR回路が得られ
る。更に、本発明によれば受信信号の振幅強度分
布がレーレー分布となるようなクラツタに対して
は、自動的にしかも容易に従来のLOG/CFAR
回路構成が形成され、レーレー分布クラツタに対
するCFAR効果の点で従来のLOG/CFAR回路と
比較して何ら劣化のないLOG/CFAR回路が得
られる。
最后に本発明は、レーダ装置に限定されるもの
ではなく、振幅強度分布がワイブル分布となるよ
うな雑音を取扱うすべての装置に対して適用され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクローニーの手法による
LOG/CFAR回路を示すブロツク図、第2図は
従来のハンセンの手法によるLOG/CFAR回路
ブロツク図、第3図〜第5図は本発明による
LOG/CFAR回路のブロツク図、第6図は第5
図における信号レベル測定器の一構成例を示すブ
ロツク図である。 310,410,510:対数変換器、32
0,330,340,420,430,440,
520,530,540:平均値演算器、321
〜32(2H+1),331〜33(2H+1),3
41〜34(2H+1),421〜42(2H+
1),431〜43(2H+1),441〜44
(2H+1),521〜52(2H+1),531〜
53(2H+1),541〜54(2H+1):シ
フトレジスタ、350,351,450,45
1,550,551:乗算器、355,455,
555:1/2演算器、360,365,460,
465,560,565:パラメータ算定器、3
70,371,470,471,570,57
1:減算器、375,475,575:加算器、
380,490,590:逆対数変換器、48
0,580:信号選択器、585:信号レベル測
定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 振幅強度分布がワイブル分布に従い、その確
    率密度関数Pw(x)が Pw(x)=η/σ・(x/σ)〓-1・exp〔−(x/
    σ)〓〕で 表わされる入力信号x(η,σは入力信号の性質
    により定まる定数)をレーレー分布に従う信号y
    に変数変換する変数変換手段と:この変数変換後
    の信号yを対数変換し信号zに変換する対数変換
    手段と:前記信号zを時間軸上で平均する平均値
    演算手段と:前記信号zのうち着目する信号から
    この着目信号に対して時間的に前後位置関係にあ
    る信号zを用いて得られる前記平均値信号を減算
    する減算手段と:この減算手段の出力を逆対数変
    換する逆対数変換手段とを備えて成ることを特徴
    とする雑音抑圧回路。 2 特許請求の範囲第1項において、前記変数変
    換手段が y=σ(x/σ)〓/2の変数変換を行なう手段で あることを特徴とする雑音抑圧回路。 3 特許請求の範囲第1項において、前記平均値
    演算手段がその入力信号のうち時間的に中央に位
    置する信号を除いた信号を平均する手段で、且つ
    前記演算手段の前記着目する信号が前記中央に位
    置する信号であることを特徴とする雑音抑圧回
    路。 4 振幅強度分布がワイブル分布に従い、その確
    率密度関数Pw(x)が Pw(x)=η/σ・(x/σ)〓-1・exp〔−(x/
    σ)〓〕で 表わされる入力信号x(η,σは入力信号の性質
    により定まる定数)を対数変換する対数変換手段
    と:この対数変換手段の出力を逆対数変換したと
    きにレーレー分布になるような信号zに変数変換
    する変数変換手段と:前記信号zを時間軸上で平
    均する平均値演算手段と:前記信号zのうち着目
    する信号からこの着目信号に対して時間的に前後
    位置関係にある信号を用いて得られる前記平均値
    信号を減算する減算手段と:この減算手段の出力
    を逆対数変換する逆対数変換手段とを備えて成る
    ことを特徴とする雑音抑圧回路。 5 特許請求の範囲第4項において、前記変数変
    換手段が logy=logσ+η/2(logx−logσ)の変数変換を 行なうことを特徴とする雑音抑圧回路。 6 特許請求の範囲第4項において、前記平均値
    演算手段がその入力信号のうち時間的に中央に位
    置する信号を除いた信号を平均する手段で、且つ
    前記演算手段の前記着目する信号が前記中央に位
    置する信号であることを特徴とする雑音抑圧回
    路。 7 特許請求の範囲第4項において、前記変数変
    換手段が、前記対数変換手段の出力を入力とし、
    所定のシフト段数を有する第1のシフトレジスタ
    と:この第1のシフトレジスタの各段の出力のう
    ち予め定めた段の出力を平均演算して出力する第
    1の平均値演算手段と:前記対数変換手段の出力
    を2乗する2乗演算手段と:この2乗演算手段の
    出力を入力とし、所定のシフト段数を有する第2
    のシフトレジスタと:この第2のシフトレジスタ
    の各段の出力のうち予め定めた段の出力を平均演
    算して出力する第2の平均値演算手段と:前記第
    1の平均値演算手段および前記第2の平均値演算
    手段の出力をE1およびE2としたときに 【式】で表わされるηパラ メータを算出するηパラメータ算出手段と:この
    ηパラメータ算出手段の出力と前記第1の平均値
    演算手段の出力からlogσ=E1+1/ηγ(γはオイ ラーの定数)で定まるlogσを算出するlogσパラ
    メータ算出手段と:前記第1のシフトレジスタの
    予め定めた段の出力から前記logσ算出手段の出
    力を減算する減算手段と:この減算手段の出力と
    前記ηパラメータ算出手段の出力とを乗算する第
    1の乗算手段と:この乗算手段の出力に1/2を掛
    算する第2の乗算手段と:この第2の乗算手段の
    出力と前記logσパラメータ算出手段の出力とを
    加算する加算手段とを備えて成ることを特徴とす
    る雑音抑圧回路。 8 振幅強度分布がワイブル分布に従い、その確
    率密度関数Pw(x)が Pw(x)=η/σ・(x/σ)〓-1・exp〔−(x/
    σ)〓〕で 表わされる入力信号x(η,σは入力信号の性質
    により定まる定数)をレーレー分布に従う信号y
    に変数変換する変数変換手段と:前記パラメータ
    ηの値に基づいて発生される制御信号により前記
    入力信号xと前記変数変換手段の出力とを切替え
    出力する信号選択手段と:この信号選択手段の出
    力を対数変換し信号zに変換する対数変換手段
    と:前記信号zを時間軸上で平均する平均値演算
    手段と:前記信号zのうち着目する信号からこの
    着目信号に対して時間的に前後位置関係にある信
    号zを用いて得られる前記平均値信号を減算する
    減算手段と:この減算手段の出力を逆対数変換す
    る逆対数変換手段とを備えて成ることを特徴とす
    る雑音抑圧回路。 9 特許請求の範囲第8項において、前記制御信
    号が前記パラメータη値が略2であるときに前記
    入力信号xを、それ以外の値のときに他信号を切
    替出力させる信号であることを特徴とする雑音抑
    圧回路。 10 特許請求の範囲第8項において、前記逆対
    数変換手段の出力の信号レベルを予め定めたレベ
    ルと比較する比較手段を有し、この比較結果に対
    応する信号を前記制御信号とすることを特徴とす
    る雑音抑圧回路。 11 特許請求の範囲第8項において、前記平均
    値演算手段がその入力信号のうち時間的に中央に
    位置する信号を除いた信号を平均する手段で、且
    つ前記演算手段の前記着目する信号が前記中央に
    位置する信号であることを特徴とする雑音抑圧回
    路。 12 特許請求の範囲第10項において、前記比
    較手段が、入力が予め定められた値以上のとき出
    力する第1の比較器と:予め定めた時間内に入力
    する前記第1の比較器の出力をカウントするカウ
    ンタと:このカウンタの出力が予め定めた数より
    も大きいときに出力する第2の比較器と:この第
    2の比較器の出力を一入力とする排他的論理和回
    路と、この排他的論理和回路の出力により出力が
    反転され、その出力が前記排他的論理和回路の他
    入力となるレジスタとを備えて成ることを特徴と
    する雑音抑圧回路。 13 振幅強度分布がワイブル分布に従い、その
    確率密度関数Pw(x)が Pw(x)=η/σ・(x/σ)〓-1・exp〔−(x/
    σ)〓〕で 表わされる入力信号x(η,σは入力信号の性質
    により定まる定数)を対数変換する対数変換手段
    と:この対数変換手段の出力を、逆対数変換した
    ときにレーレー分布になるような信号に変数変換
    する変数変換手段と:前記パラメータηの値に基
    づいて発生される制御信号により前記対数変換出
    力信号と前記変数変換手段の出力とを切替えて信
    号zを出力する信号選択手段と:この信号選択手
    段の出力を時間軸上で平均する平均値演算手段
    と:前記信号zのうち着目する信号からこの着目
    信号に対して時間的に前後位置関係にある信号z
    を用いて得られる前記平均値信号を減算する減算
    手段と:この減算手段の出力を逆対数変換する逆
    対数変換手段とを備えて成ることを特徴とする雑
    音抑圧回路。 14 特許請求の範囲第13項において、前記制
    御信号が前記パラメータη値が略2であるときに
    前記対数変換出力信号を、それ以外の値のときに
    他信号を切替出力させる信号であることを特徴と
    する雑音抑圧回路。 15 特許請求の範囲第13項において、前記逆
    対数変換手段の出力の信号レベルを予め定めたレ
    ベルと比較する比較手段を有し、この比較結果に
    対応する信号を前記制御信号とすることを特徴と
    する雑音抑圧回路。 16 特許請求の範囲第13項において、前記平
    均値演算手段がその入力信号のうち時間的に中央
    に位置する信号を除いた信号を平均する手段で、
    且つ前記演算手段の前記着目する信号が前記中央
    に位置する信号であることを特徴とする雑音抑圧
    回路。 17 特許請求の範囲第13項において、前記パ
    ラメータη値が、前記入力信号xの対数値の2乗
    の平均値E〔(logx)2〕と前記入力信号xの対数値
    の平均の2乗〔E(logx)〕とから η=π/√6/√〔()〕−〔(
    )〕 で演算されて得られた信号であることを特徴とす
    る雑音抑圧回路。 18 特許請求の範囲第13項において、前記パ
    ラメータη値が、前記対数変換手段の出力を入力
    とし、所定のシフト段数を有する第1のシフトレ
    ジスタと:この第1のシフトレジスタの各段の出
    力のうち予め定めた段の出力を平均演算して出力
    する第1の平均値演算手段と:前記対数変換手段
    の出力を2乗する2乗演算手段と:この2乗演算
    手段の出力を入力とし、所定のシフト段数を有す
    る第2のシフトレジスタと:この第2のシフトレ
    ジスタの各段の出力のうち予め定めた段の出力を
    平均演算して出力する第2の平均値演算手段と:
    前記第1の平均値演算手段および前記第2の平均
    値演算手段の出力E1およびE2としたとき 【式】を演算する手段から 構成されるパラメータη算定手段で得られた信号
    であることを特徴とする雑音抑圧回路。 19 特許請求の範囲第13項において、前記変
    数変換手段が、前記対数変換手段の出力を入力と
    し、所定のシフト段数を有する第1のシフトレジ
    スタと:この第1のシフトレジスタの各段の出力
    のうち予め定めた段の出力を平均演算して出力す
    る第1の平均値演算手段と:前記対数変換手段の
    出力を2乗する2乗演算手段と:この2乗演算手
    段の出力の入力とし、所定のシフト段数を有する
    第2のシフトレジスタと:この第2のシフトレジ
    スタの各段の出力のうち予め定めた段の出力を平
    均演算して出力する第2の平均値演算手段と:前
    記第1の平均値演算手段および前記第2の平均値
    演算手段の出力をE1およびE2としたときに 【式】で表わされるηパラ メータを算出するηパラメータ算出手段と:この
    ηパラメータ算出手段の出力と前記第1の平均値
    演算手段の出力からlogσ=E1+1/ηγ(γはオイ ラーの定数)で定まるlogσを算出するlogσパラ
    メータ算出手段と:前記第1のシフトレジスタの
    予め定めた段の出力から前記logσ算出手段の出
    力を減算する減算手段と:この減算手段の出力と
    前記ηパラメータ算出手段の出力とを乗算する第
    1の乗算手段と:この乗算手段の出力に1/2を掛
    算する第2の乗算手段と:この第2の乗算手段の
    出力と前記logσパラメータ算出手段の出力とを
    加算する加算手段とを備えて成ることを特徴とす
    る雑音抑圧回路。 20 特許請求の範囲第15項において、前記比
    較手段が、入力が予め定められた値以上のとき出
    力する第1の比較器と:予め定めた時間内に入力
    する前記第1の比較器の出力をカウントするカウ
    ンタと:このカウンタの出力が予め定めた数より
    も大きいときに出力する第2の比較器と:この第
    2の比較器の出力を一入力とする排他的論理和回
    路と、この排他的論理和回路の出力により出力が
    反転され、その出力が前記排他的論理和回路の他
    入力となるレジスタとを備えて成ることを特徴と
    する雑音抑圧回路。
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