JPS61113479A - 軽量化ゴルフクラブシヤフト及びその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、炭素繊維で強化されたゴルフクラブシャフト
、いわゆるブラックシャフト及びその製法に関する。

（従来の技術） ブラックシャフトはスチールシャフトに比べ軽量であっ
て、なお充分な剛性を有してｈるためすでに実用化され
、様々な技術が公知となっている。

しかしながら、ブラックシャフトといえどもなお一層の
軽量化が要望されてｂる。

軽量化する方法としては、高弾性繊維′を相対的によシ
多く使用し、シャフトの剛性を保持しつつ、炭素繊維の
゛全体としての便用ｔを減少させる方法や、繊維含有量
（通常体積含有量７１で表現畜れる）を相対的に高くし
て従って剛性にほとんど寄与し＆ｌｎレジン量を担当的
に減少させて行う方法が考えられてｂる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前者にあっては、茜弾性繊維の価格が通
常の高強度タイプの炭素Ｉａ維に比べ数倍高価であるこ
とや、またシャフトの強度のダウンが太き１点などの難
点がある。後者ではボイドの発生が起とうやすいなどの
成形上の難点がある。

〔問題点を解決する中段〕

そこで本発明者らは、前述の公知技術は、いずれもシャ
フトをその断面のいずれもの方向に対し均一た剛性を保
持しようとするために、剛性がそれほど必要でない方向
に対しても余分な剛性をしている点く着目し、ゴルフク
ラブの性に基づき、検討を重ね本発明に到達した。

すなわち、本発明の要旨は、クラブとしての想定飛球線
方向に対して、シャフトとして充分な軸方向の剛性を有
し、かつ非飛球線方向に対しては上記剛性よシも小さい
剛性を有してなるゴルフクラブシャフト、並びに炭素繊
維が強化されたゴルフクラブシャフトの製造において、
シャフトとして必要な剛性を得るのく必要な量よシ少な
い量の炭素繊維を、繊維方向がシャフトの軸方向に角度
を有する角度層（±θ０層）としてマンドレル上罠捲層
し、さらにシャフトの断面の相対する方向にそれぞれ上
記角度層のり１゜ Ｖ４周長を超えない量の炭素繊維プリプレｌをシャフト
の軸方向に実質的に角度を存しないＯ０看して上記角度
層の上に貼布してな）、この相対する方向に対してシャ
フトとして充分な剛性を有するゴルフクラブシャフトの
製法に°ある。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明に係るゴルフクラブシャフトは、クラ　　　やプ
としての想定飛球線方向に対してのみ、シャフトとして
充分な軸方向の剛性を有するが、好適には次のような方
法によって製造される。

まず、炭素繊維をマンドレル上に捲層するための方法は
いずれも適用しうるが、例えばプリプレグシートを使用
するシートワインディング方法やフィラメントワインデ
ィング法が採用される。剛性を高く保持できる点で有利
なシャフトの軸方向く角度を有しないＯ０方向を捲くこ
とが容易であるためプリプレグシートを使用することが
好ましいが、フィラメントワインディング法でもＯ０方
向はプリプレグシートを併用する等の工大をすれば好適
である。

以下、シートワインディング法による場合について説明
する。

通常の円形断面及び−矩テーパを有するマンドレルに、
プリプレグシートをまず角度（十０６）をつけて例えば
軸方向ＶＣ２００〜ｕｊ０の角度をつけて角度層として
ねじシ剛性目標を達成するのに充分な量だけ捲回する。

ついでＯｏ　方向になる様に角度（−００）をつけてプ
リプレグを反対方向く捲回する（角度層、±θ°）。さ
らに、必要に応じ、この角度層上に、軸方向に角度を有
しない０６層を捲回することもできる。との状態ではシ
ャフトとしては、周方向のいずれに対してもシャフトの
軸方向の剛性はほぼ均一であるが、目標剛性値（軸方向
）より低い状態になってｈる。

つｈで、九とえは細長い台形状のプリプレグをマンドレ
ルの局長のλ以下担当分の長さの中本 を有する様に切シ出しマンドレルの断面の相対する方向
（それぞれ貼布する。この貼布は、シャフトの軸方向に
対して実質的に角度を有しないように行なわれる（０６
層）。

との操作によって、上記の相対する方向のシャフトの剛
性は目標値に違する様にする。

更に成形用の熱時収縮テープ（例えば、延伸ポリエチレ
ンテレフタレートのフィルム状テープ）をまきつけてか
ら、硬化反応を行い、成形体のシャフトを得る。

更に詳細に説明すれば、特定方向に充分な剛性値を出す
ために付加する、プリプレグ用の炭素繊維としては、高
弾性藁の炭素繊維が望ましい。どれだけの弾性ボが必要
かは所望のシャフトの剛性値によるが力のない女性用に
対しても通常の高強度タイプの炭素線維のλθＸ１０”
ｋｑ／−程度は必要である。アマチュア男性用以上の剛
性の高ｂシャフトが目標の場合にはコｔＸ　／　Ｏ”ｋ
ｇ　／−以上が必要である。

この所望のシャフトの剛性値は、クラブヘッドの重量に
も依存する。ナ々わちヘッド重量が重い場合には、よシ
大きなシャフト剛性が必要であり、ヘッド重量が軽い場
合には相対的（小さなシャフト剛性でよいが、これらは
この分野の常識によって一義的に決定しうる。

（発明の効果） 本発明に係るゴルフクラブシャフトは、シャフトとして
必ｇ！慶軸方向の剛性を保持しつつ、成形上も難点なく
、かつ軽量化しえたものである。

（（実施例） 以下実ｍ−にて本発明をさらに具体的に説明する。

実施例−７ 長さｇｊインチ、ヘッド重量２１０１／、シャフト剛性
目線としてヘッドをつけた状態でのクラブの振動数目標
を２５！サイクル／分ｅ）ト°ライパーの製造方法を記
す。

シャフトは次の様に製造した。

炭素繊維プリプレグ ｈｙ−］１２　　／Ｊｇ／ＡｘＡ″　（化成ファイノ（
−ライトａｎ）炭素繊維：：ｒ−トールズ社泉′″ＨＭ
Ｅ３”であシ引張弾性＆　３　ｊ　Ｘ　’　０　’　ｋ
ｇ／　ｊマンドレル テーパ　７Ｊ／１０σσ 積層方法 まずプリプレグをマンドレルに軸方向に十ｇ０°及び−
ｇｏ’となる各２プライ計ぐプライＷＡ回する（角度／
ｉり。

ついでＯｏ　　をｌプライ捲回した後、シャフト断面相
対する方向に２プライの厚さく上記角度層の一周長分だ
けつけ加える。

硬化・成形 、　収縮テープを巻きつけ丸後、／２１−”Ｃ。

ム！時間硬化反応を行ったのち、マンドレルを脱型しシ
ャフトとする。このシャフトをムとする。

比較例−７ 実施列−７と同様にして、しかし００層は全周にわた）
コブライの淳さに捲回する点のみ実施％−／と異をる。

このシャフトをＢとする。

〔シャフト特性の比較〕

本発明のシャフトＡと従来技術によるシャフトＢとを比
較二′ｍ果を第１表に示す。

上記の結果は１本発明によるシャフトが従来技術による
ものと比べ、軽量化されており、なおかつシャフト剛性
をほぼ等しい性能を有することがわかる。

なお、クラブ振動数は、後端３．１インチを固定し％２
／Ｉｌｌの重量を有するモデルヘッドを先ＩＩ！Ａｍ径
部にとシつけて、目出振動の振動数として測定した。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）クラブとしての想定飛球線方向に対して、シャフ
   トとして充分な軸方向の剛性を有し、かつ非飛球線方向
   に対しては上記剛性よりも小さい剛性を有してなる軽量
   化ゴルフクラブシャフト。
2. （２）炭素繊維で強化されたゴルフクラブシャフトの製
   造において、シャフトとして必要な剛性を得るのに必要
   な量より少ない量の炭素繊維を、繊維方向がシャフトの
   軸方向に角度を有する角度層（±θ°層）としてマンド
   レル上に捲層し、さらにシャフトの断面の相対する方向
   に、それぞれ上記角度層の１／４周長を超えない量の炭
   素繊維プリプレグをシャフトの軸方向に実質的に角度を
   有しない０°層として上記角度層の上に貼布してなり、
   この相対する方向に対してシャフトとして充分な剛性を
   有するゴルフクラブシャフトを得ることを特徴とする軽
   量化ゴルフクラブシャフトの製法。