JPS6111232Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111232Y2 JPS6111232Y2 JP1982046011U JP4601182U JPS6111232Y2 JP S6111232 Y2 JPS6111232 Y2 JP S6111232Y2 JP 1982046011 U JP1982046011 U JP 1982046011U JP 4601182 U JP4601182 U JP 4601182U JP S6111232 Y2 JPS6111232 Y2 JP S6111232Y2
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- JP
- Japan
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- plating
- tank
- iron
- zinc
- plating solution
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- Expired
Links
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- 239000011701 zinc Substances 0.000 claims description 17
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Landscapes
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装
置に関するものである。
置に関するものである。
鉄−亜鉛合金電気メツキにおいては、メツキ付
着量、メツキ金属組成（メツキ金属中の鉄，亜鉛
量）の合金割合により、メツキ液中のFe〓，Zn
〓の消費量が決る。
着量、メツキ金属組成（メツキ金属中の鉄，亜鉛
量）の合金割合により、メツキ液中のFe〓，Zn
〓の消費量が決る。
そこで当然この消費量に見合う鉄，亜鉛をメツ
キ液中へ補給し、所定メツキ付着量，組成のメツ
キが得られるようメツキ液を調整し、メツキ設備
へ補給する必要がある。
キ液中へ補給し、所定メツキ付着量，組成のメツ
キが得られるようメツキ液を調整し、メツキ設備
へ補給する必要がある。
しかして、鉄−亜鉛合金電気メツキの工業的規
模の開発は最近になつて着手されたものであり、
メツキ液の調整，補給を工業的な規模で行う装置
はなく、この装置の開発が強く望まれているのが
現状である。
模の開発は最近になつて着手されたものであり、
メツキ液の調整，補給を工業的な規模で行う装置
はなく、この装置の開発が強く望まれているのが
現状である。
本考案はこのような要求を有利に満足する優れ
た装置を提供しようとするものであり、その特徴
とするところは、鉄−亜鉛溶解槽を造立に設け、
該溶解槽と循環槽の間に液循環回路を構成し、該
循環槽と、メツキ設備の間に液循環回路を構成し
た、鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装置に関す
るものである。
た装置を提供しようとするものであり、その特徴
とするところは、鉄−亜鉛溶解槽を造立に設け、
該溶解槽と循環槽の間に液循環回路を構成し、該
循環槽と、メツキ設備の間に液循環回路を構成し
た、鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装置に関す
るものである。
即ち本考案においては、メツキ設備で使用した
メツキ液を溶解槽へ導き、鉄又は亜鉛を添加して
メツキ液を調整して、メツキ設備へ補給するもの
であるが、この溶解槽としては例えば、流動層，
充填層，撹拌槽等を用いることができるが、溶解
速度の制御範囲が広く、かつ、流量（補給）の制
御も容易なものとしては、上記流動層が好まし
い。又流動層を用いる場合は、槽上部の断面積を
下部より大きくとり、液の流速を低下し添加する
鉄，亜鉛の粒子の沈降促進をはかることが好まし
い。
メツキ液を溶解槽へ導き、鉄又は亜鉛を添加して
メツキ液を調整して、メツキ設備へ補給するもの
であるが、この溶解槽としては例えば、流動層，
充填層，撹拌槽等を用いることができるが、溶解
速度の制御範囲が広く、かつ、流量（補給）の制
御も容易なものとしては、上記流動層が好まし
い。又流動層を用いる場合は、槽上部の断面積を
下部より大きくとり、液の流速を低下し添加する
鉄，亜鉛の粒子の沈降促進をはかることが好まし
い。
更に溶解槽出口部にフイルター等を設け、槽内
メツキ液中へ添加した鉄，亜鉛の粒子が回路へ流
出するのを防止するか、回路に別途沈降槽を設け
るか、あるいは循環槽に設けることにより、メツ
キ設備への流れ込みを防止することができる。
メツキ液中へ添加した鉄，亜鉛の粒子が回路へ流
出するのを防止するか、回路に別途沈降槽を設け
るか、あるいは循環槽に設けることにより、メツ
キ設備への流れ込みを防止することができる。
次にメツキ液中の鉄，亜鉛の調整について具体
的な例を挙げると、溶解槽への鉄，亜鉛の添加量
により調整することができるが、一層精密な調整
を施す態様としては、例えば、メツキ設備から溶
解槽へ導くメツキ液の１部を、溶解槽から調整後
のメツキ液を循環槽へ導く流路へバイパスさせる
ことにより、溶解槽へのメツキ液の流入量を減少
せしめ、全体量としてメツキ液中への鉄，亜鉛の
溶解量を減らす、又逆に溶解槽内でのメツキ液中
へ鉄，亜鉛を多く溶解する場合は、溶解槽から調
整後のメツキ液を循環槽へ導く流路から溶解槽へ
メツキ設備で使用後のメツキ液を導く流路へバイ
パスさせ、溶解槽へ導入するメツキ液を増加し、
それだけ鉄，亜鉛の溶解量を多くする。このよう
なことにより一層精密なメツキ液中の鉄，亜鉛の
調整が可能となり好ましいことである。
的な例を挙げると、溶解槽への鉄，亜鉛の添加量
により調整することができるが、一層精密な調整
を施す態様としては、例えば、メツキ設備から溶
解槽へ導くメツキ液の１部を、溶解槽から調整後
のメツキ液を循環槽へ導く流路へバイパスさせる
ことにより、溶解槽へのメツキ液の流入量を減少
せしめ、全体量としてメツキ液中への鉄，亜鉛の
溶解量を減らす、又逆に溶解槽内でのメツキ液中
へ鉄，亜鉛を多く溶解する場合は、溶解槽から調
整後のメツキ液を循環槽へ導く流路から溶解槽へ
メツキ設備で使用後のメツキ液を導く流路へバイ
パスさせ、溶解槽へ導入するメツキ液を増加し、
それだけ鉄，亜鉛の溶解量を多くする。このよう
なことにより一層精密なメツキ液中の鉄，亜鉛の
調整が可能となり好ましいことである。
かくすることにより、メツキ液の成分調整が確
実にでき、メツキ付着量，メツキ金属組成の変更
に際し、迅速に対応でき、商品価値を高めるとと
もに、歩留を向上させることができる。
実にでき、メツキ付着量，メツキ金属組成の変更
に際し、迅速に対応でき、商品価値を高めるとと
もに、歩留を向上させることができる。
又装置としてもコンパクトにでき、安価で、し
かも保守，点検も容易にできる等の優れた効果が
得られる。
かも保守，点検も容易にできる等の優れた効果が
得られる。
次に本考案装置の実施例を挙げる。
図面において、鉄溶解槽１及び亜鉛溶解槽２を
それぞれ独立に設け、該溶解槽１，２内（使用後
のメツキ液内）へ、メツキ付着量，メツキ金属組
成に応じて鉄，亜鉛量を添加し、メツキ液の組成
を調整し、これを流路３，３′及びその流路３，
３′を設けた沈降槽４，４′を介して循環槽５へ導
き、該循環槽５からメツキ設備６のメツキセル７
へ流路３″を介して供給し、通板される鋼帯８に
接触させ通電ロール９により鋼帯８に通電し、メ
ツキを施し、メツキセル７から流落した使用後の
メツキ液は、タンク１０、流路１１を介して循環
槽５へ導き、該槽５から流路１１′を介して溶解
槽１，２へ使用後のメツキ液を導き、上記のごと
く溶解槽１，２でメツキ液を調整し、循環槽５を
介してメツキ設備６へ供給する。
それぞれ独立に設け、該溶解槽１，２内（使用後
のメツキ液内）へ、メツキ付着量，メツキ金属組
成に応じて鉄，亜鉛量を添加し、メツキ液の組成
を調整し、これを流路３，３′及びその流路３，
３′を設けた沈降槽４，４′を介して循環槽５へ導
き、該循環槽５からメツキ設備６のメツキセル７
へ流路３″を介して供給し、通板される鋼帯８に
接触させ通電ロール９により鋼帯８に通電し、メ
ツキを施し、メツキセル７から流落した使用後の
メツキ液は、タンク１０、流路１１を介して循環
槽５へ導き、該槽５から流路１１′を介して溶解
槽１，２へ使用後のメツキ液を導き、上記のごと
く溶解槽１，２でメツキ液を調整し、循環槽５を
介してメツキ設備６へ供給する。
しかして一層好ましくメツキ液組成の調整を行
なう場合は、使用後のメツキ液の１部をバイパス
１２，１２′を介して流路３，３′（沈降槽４，
４′）へ導き、溶解槽１，２へのメツキ液の導入
量を減じ、液中への鉄，亜鉛の溶解量を減少させ
る、又流路３，３′（沈降槽４，４′）から調整後
のメツキ液の１部をバイパス１３，１３′を介し
て、図示のごとく、溶解槽１，２へ導入し、溶解
槽１，２内のメツキ液を増加させ鉄，亜鉛の溶解
量を多くするものである。
なう場合は、使用後のメツキ液の１部をバイパス
１２，１２′を介して流路３，３′（沈降槽４，
４′）へ導き、溶解槽１，２へのメツキ液の導入
量を減じ、液中への鉄，亜鉛の溶解量を減少させ
る、又流路３，３′（沈降槽４，４′）から調整後
のメツキ液の１部をバイパス１３，１３′を介し
て、図示のごとく、溶解槽１，２へ導入し、溶解
槽１，２内のメツキ液を増加させ鉄，亜鉛の溶解
量を多くするものである。
図面は本考案の実施態様を示す説明図である。
１……鉄溶解槽、２……亜鉛溶解槽、３，
３′，３″……流路、４，４′……沈降槽、５……
循環槽、６……メツキ設備、７……メツキセル、
８……鋼帯、９……通電ロール、１０……タン
ク、１１，１１′……流路、１２，１２′，１３，
１３′……バイパス。
３′，３″……流路、４，４′……沈降槽、５……
循環槽、６……メツキ設備、７……メツキセル、
８……鋼帯、９……通電ロール、１０……タン
ク、１１，１１′……流路、１２，１２′，１３，
１３′……バイパス。
Claims (1)
- 鉄及び亜鉛溶解槽を独立に設け、該溶解槽と循
環槽の間に液循環回路を構成し、該循環槽とメツ
キ設備の間に液循環回路を構成した、鉄−亜鉛合
金電気メツキ液の調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4601182U JPS58148068U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4601182U JPS58148068U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148068U JPS58148068U (ja) | 1983-10-05 |
| JPS6111232Y2 true JPS6111232Y2 (ja) | 1986-04-09 |
Family
ID=30057015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4601182U Granted JPS58148068U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 鉄−亜鉛合金電気メツキ液の調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148068U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021398A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-02 | Rihei Tomono | 合金めつき方法及び合金めつき装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5893888A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 電気メツキにおける金属イオンの供給方法 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4601182U patent/JPS58148068U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5893888A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 電気メツキにおける金属イオンの供給方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148068U (ja) | 1983-10-05 |
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