JPS61111955A - 着色磁器の製造方法 - Google Patents
着色磁器の製造方法Info
- Publication number
- JPS61111955A JPS61111955A JP23350884A JP23350884A JPS61111955A JP S61111955 A JPS61111955 A JP S61111955A JP 23350884 A JP23350884 A JP 23350884A JP 23350884 A JP23350884 A JP 23350884A JP S61111955 A JPS61111955 A JP S61111955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colorant
- sol
- manufacture
- oxide
- colored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、着色磁器の製造技術分野で好適に利用される
ものである。
ものである。
「従来の技術」
ICパッケージ等の着色磁器は、シリコンあるいはガリ
ウム社素などのICチップを収納する機能の外に電子回
路が光によって誤動作する危険を防止するため、主とし
て黒に着色し外部からの光を遮断する機能を有している
。これらに用いられる着色剤としては、酸化マンガン、
酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバルトなどが
知られてお夛、通常これらの粉末数種を他の原料粉末と
ともに湿式混合し、噴霧乾燥し、成形後、焼成すること
によって所要の発色度を有する着色磁器が製造される。
ウム社素などのICチップを収納する機能の外に電子回
路が光によって誤動作する危険を防止するため、主とし
て黒に着色し外部からの光を遮断する機能を有している
。これらに用いられる着色剤としては、酸化マンガン、
酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバルトなどが
知られてお夛、通常これらの粉末数種を他の原料粉末と
ともに湿式混合し、噴霧乾燥し、成形後、焼成すること
によって所要の発色度を有する着色磁器が製造される。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記着色剤の多くは資源として余裕に乏
しく、そのため一般に高価であり比較的使用量が少ない
にもかかわらず原料コストの中で大きな比率を占めてい
る。従って省資源上、できる限り使用量を少なくするこ
とが望まれているが、所要の発色度を確保するために従
来製造方法では減址に限界があった。
しく、そのため一般に高価であり比較的使用量が少ない
にもかかわらず原料コストの中で大きな比率を占めてい
る。従って省資源上、できる限り使用量を少なくするこ
とが望まれているが、所要の発色度を確保するために従
来製造方法では減址に限界があった。
「問題点を解決するための手段」
本発明は上記の問題点を解決するもので、その手段は従
来製造方法において、原料のうち着色剤のみゾル状のも
のを使用することである。
来製造方法において、原料のうち着色剤のみゾル状のも
のを使用することである。
「作用」
ここで一般的概念同様、ゾルとは微粒子が液体中に分散
している状態をいい、ゾル状着色剤を他の原料粉末とと
もに湿式混合するとゾル中に含まれてい、た着色剤微粒
子が泥漿中に分散しこれを噴霧乾燥すると着色剤微粒子
が泥漿滴の水の外方への移動に伴われて泥漿滴表面へ向
って集積し、図面に示すように着色剤と異なる原料粒子
1,1・・・・・1の集合体の周囲に着色剤粒子2,2
・・・・・2が付着した格好の顆粒8として造粒される
。このような顆粒8の集合体である粉末を加圧成形して
得られた成形体はその表面が着色剤に富んだものとなり
、粉末状で添加する従来方法よシも少量の着色剤で従来
方法によるものと同等又はそれ以上の発色度が焼成後に
確保されるのでちる。
している状態をいい、ゾル状着色剤を他の原料粉末とと
もに湿式混合するとゾル中に含まれてい、た着色剤微粒
子が泥漿中に分散しこれを噴霧乾燥すると着色剤微粒子
が泥漿滴の水の外方への移動に伴われて泥漿滴表面へ向
って集積し、図面に示すように着色剤と異なる原料粒子
1,1・・・・・1の集合体の周囲に着色剤粒子2,2
・・・・・2が付着した格好の顆粒8として造粒される
。このような顆粒8の集合体である粉末を加圧成形して
得られた成形体はその表面が着色剤に富んだものとなり
、粉末状で添加する従来方法よシも少量の着色剤で従来
方法によるものと同等又はそれ以上の発色度が焼成後に
確保されるのでちる。
なお、ゾル中に含まれている着色剤粒子の粒径は、1/
10μm以下が望ましく、1/10μmを超えると着色
剤粒子が泥漿滴表面へ向って集積する現象が生じにくく
なり、本発明の効果を奏することができない。
10μm以下が望ましく、1/10μmを超えると着色
剤粒子が泥漿滴表面へ向って集積する現象が生じにくく
なり、本発明の効果を奏することができない。
「実施例」
アルミナ(日経化工製LS−20) 89111、無水
硅酸(来由薬品工業製試薬1級、平均粒径1μm)26
f、二酸化マンガン(同試薬1級、同2μm)8?及び
酸化コバルト(同試薬1級、同1.5μm)8fと二酸
化チタン(同試薬1級、同0.5μm)、酸化第二鉄(
同試薬1級、同0.5μm)、酸化クロム(同試薬1級
、同0.8μm)、チタニアゾル(日量化学製、平均粒
径0.01μm)、酸化鉄ゾル(開裂、同0.01μm
)又はクロミアゾル(開裂、同0.005μm)とを焼
成後に第1表の酸化物組成となるように秤量し配合し、
水600を及びポリビニルアルコール151−[加し、
内容積8Nのアルミナ磁器ボールミルと20wφのアル
ミナ原石2Kfを用いて78 rpm %40時間の条
件で湿式混合して泥漿とした。この泥漿をガス温度17
0℃、アトマイザ径11l10−17200rp流11
00cc/minの条件で噴霧乾燥し、平均粒径80μ
mの顆粒に造粒した。この顆粒を圧力1500 Kf/
adで所定の形状に加圧処形し、電気炉にて大気中第1
表に示す焼成温度で焼成することによって着色磁器1〜
8を製造した。着色磁器1は比較のために従来製造方法
によって製造されたものであり、他二つは本発明製造方
法によって製造されたものである。着色磁器1〜3の各
種磁器特性を測定した結果を第2表に示す。
硅酸(来由薬品工業製試薬1級、平均粒径1μm)26
f、二酸化マンガン(同試薬1級、同2μm)8?及び
酸化コバルト(同試薬1級、同1.5μm)8fと二酸
化チタン(同試薬1級、同0.5μm)、酸化第二鉄(
同試薬1級、同0.5μm)、酸化クロム(同試薬1級
、同0.8μm)、チタニアゾル(日量化学製、平均粒
径0.01μm)、酸化鉄ゾル(開裂、同0.01μm
)又はクロミアゾル(開裂、同0.005μm)とを焼
成後に第1表の酸化物組成となるように秤量し配合し、
水600を及びポリビニルアルコール151−[加し、
内容積8Nのアルミナ磁器ボールミルと20wφのアル
ミナ原石2Kfを用いて78 rpm %40時間の条
件で湿式混合して泥漿とした。この泥漿をガス温度17
0℃、アトマイザ径11l10−17200rp流11
00cc/minの条件で噴霧乾燥し、平均粒径80μ
mの顆粒に造粒した。この顆粒を圧力1500 Kf/
adで所定の形状に加圧処形し、電気炉にて大気中第1
表に示す焼成温度で焼成することによって着色磁器1〜
8を製造した。着色磁器1は比較のために従来製造方法
によって製造されたものであり、他二つは本発明製造方
法によって製造されたものである。着色磁器1〜3の各
種磁器特性を測定した結果を第2表に示す。
7、/′
/′
以上の様に本発明製造方法によれば、着色剤使用量を酸
化物に換算して従来の約馳としても従来と同等の着色度
並びに向上した電気特性が得られることがわかった。
化物に換算して従来の約馳としても従来と同等の着色度
並びに向上した電気特性が得られることがわかった。
「発明の効果」
本発明製造方法によれば、上述のごとく着色剤を大幅に
減らすことが可能となり、省資源及び原料コストの低減
を達成することができるほか、ゾル中の着色剤粒子が微
細であることから焼結反応性に富み焼成温度を下げるこ
とができて省エネルギー化に寄与することや、半導性を
示す着色剤の低減により電気特性が向上すること等、多
くの効果を奏するのである。
減らすことが可能となり、省資源及び原料コストの低減
を達成することができるほか、ゾル中の着色剤粒子が微
細であることから焼結反応性に富み焼成温度を下げるこ
とができて省エネルギー化に寄与することや、半導性を
示す着色剤の低減により電気特性が向上すること等、多
くの効果を奏するのである。
図面は本発明製造方法の一工程で生成される顆粒の模式
図である。
図である。
Claims (1)
- 原料を湿式混合し、噴霧乾燥し、成形後、焼成する方法
において、上記原料のうち着色剤のみゾル状のものを使
用することを特徴とする着色磁器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23350884A JPS61111955A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 着色磁器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23350884A JPS61111955A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 着色磁器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111955A true JPS61111955A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=16956126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23350884A Pending JPS61111955A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 着色磁器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111955A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126165A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-08 | アルベール ロラン エス. アー. | ピロールの新規アロイル誘導体 |
US5089444A (en) * | 1988-05-31 | 1992-02-18 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method of producing colored crystallized glass |
-
1984
- 1984-11-06 JP JP23350884A patent/JPS61111955A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126165A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-08 | アルベール ロラン エス. アー. | ピロールの新規アロイル誘導体 |
US5089444A (en) * | 1988-05-31 | 1992-02-18 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method of producing colored crystallized glass |
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