JPS61111652A - 乾燥牛肉の製造法 - Google Patents

乾燥牛肉の製造法

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Publication number
JPS61111652A
JPS61111652A JP59232893A JP23289384A JPS61111652A JP S61111652 A JPS61111652 A JP S61111652A JP 59232893 A JP59232893 A JP 59232893A JP 23289384 A JP23289384 A JP 23289384A JP S61111652 A JPS61111652 A JP S61111652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beef
dried
meat
inorganic buffer
extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP59232893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyo Kitamura
北村 恵代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKATOO SANGYO KK
Original Assignee
SHIKATOO SANGYO KK
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Publication date
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Priority to JP59232893A priority Critical patent/JPS61111652A/ja
Publication of JPS61111652A publication Critical patent/JPS61111652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1イ)発明の目的 (産業上の利用分野) 乳か採ねなくなった乳牛は屠殺されて食肉に供すること
を通例とするが、乳牛の肉は乳臭か残存しているため美
味性にやや欠けるも、その安価性から乾燥牛肉の原料と
して多く用いられている。
本発明に、一般の肉牛肉の処理用としては勿論、特に上
記の如き乳臭残存の乳牛肉の処理用として実施するCと
に依り、良好なるB見実効果を奏し、美味性に優れた乾
燥牛肉を得ること力1出来るようにしたことを特徴とす
る乾燥牛肉の製造法lこ関するものであろう (従来の技術) 従来の脱血と脱臭のための処理方法は、肉を流水中に浸
漬すると云う方法が採られてむ)た。
然し乍ら、このような処理方法であると、肉牛の栄養成
分である水溶性成分(アミノ酸、蛋白質、核酸9等)か
流水中に流出してしまい、肉本来の旨味が失なわれてし
まうことを必然余儀なくされた。 そこで、従来にあっ
ては、上記の如き脱血、脱臭処理後に、調味液で味付け
して旨味性欠如を2ぎμうと云う処理を必要不可欠とし
た。
(従来tこ2ける問題点) 上述した如き従来方法であると、肉牛の水溶性成分流量
をおぎなうために調味液−こ依る味付は処理を要するも
のであったため、その調理には煩雑性及びコスト高性が
必然伴うばかりでなく、人工的味付けであるため、牛肉
本来の旨味性をその侭出丁ことが出来ないと云う問題が
存するものであった。
本発明はこのような従来に於ける問題点を全く一掃する
ものであり、出来るだけ肉質を損わずに優れた美味性を
具えた乾燥牛肉の提供を可能化したものである。
1口)発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は、牛の体液とほぼ同等の浸透力を具。
えた無機緩衝液に対し植物エキスを添加し、また、これ
に必要に応じて天然赤色色素を添加して成る溶液9に、
生牛肉を浸漬し、次に、水洗い処理を施した後にサイク
ロデキス) IJンヲ含有する澱粉液中#C浸漬し、然
る後、これを取出して乾燥処理を施すことを特徴とする
乾燥牛肉の製造法−こ係るものである。
すなわち、本発明は、生牛肉中の含有水溶性成分の流出
を防ぎかつ脱血と脱臭の効果を挙げるために、従来の流
水に依る処理に代えて、脱血のために牛の体液とほぼ同
等の浸透力を有する無機緩衝液、脱臭効果のために植物
エキス、肉の色を良好にするために天然赤色系色素、肉
の組織を向上させかつ調味効果を生じさせるためにサイ
クロデキストリン含有の澱粉糖に依る上記の如き各浸漬
処理を施すものである。
(作 用) 本発明の効果確認のためをこ行なった試験及びその結果
を示せば次の通りである。
rAl試験の条件 試験lこ用いた生肉はすべて乳牛肉であり、乾燥条件は
温度50°Cで一夜行tつた。
使用した無援緩衝液の一例を示すと、 Naclを8g
%NIILI HpQ aを1.15g 、 Kl(、
PO,を0.2g、これらを水に溶かして全量を800
 ml とし、COO1,2H,Oを0.12 g%M
gC!1.−6Hつを0.1 gを水に溶かして200
m1とし、両者を混合して10100Oの無機緩衝液と
した。
rB1試験区 試験区は下記の四区に分けた。
f^)原料肉をそのまま乾燥したもの。
C131原料肉を流水で一夜浸漬し、その後乾燥処理を
施したもの。
(cl原料肉を無機緩衝液で一夜浸漬し、こt18水洗
い後に乾燥処理を施したもの。
Cd1原料肉を、無機緩衝液にクロレラエキスを少量加
えたものに一夜浸漬し、これを水洗い後乾燥処理を施し
たもの。
(O1試験結果 (11乳臭さ#Cついての官能評価 (alは乳臭さが強く商品として全く不適当であった。
(b)は乳臭さは全くないが牛肉臭も失っていた。
(clと(dl G1乳臭さが殆んどなくかつ牛肉特有
の香りが消えておらず、また、該香りは(diの方が良
い匂いであった。
(2)味についての官能評価 (alは問題外であるので除外した。 (bl G!殆
んど旨味が無(、(clとrdlでは(diの方が旨味
が勝っていた。
(3)乾燥肉の蛋白質金族 (a):  フ8.524        rt+1:
  72,29%(” =  78.10チ     
  rdl:  ’/J37チこれに依り、(blは蛋
白質の流出があるが、(cl及び(dlは該流出が無い
ことが確認された。
以上の試験及びその結果から、生牛肉の脱臭及び脱血に
は(dlの条件か良いことが知れた。
然し乍ら、脱血は充分であるか僅に乳臭が残っているた
め、さらにサイクロデキストリン含有糖を加えて臭気を
マスキング出来ろかについて試験した処、その効果か生
ずると共に風味の向上化が図られたことか確認された。
次に、脱血を行なうと当然乍ら内申の色素か失われ、従
って、これを乾燥した際に白味を帯びた乾燥肉化してし
まうこととなる。 そこで、食感の向上性付与のため、
天然赤色色素を用いた下記の如き着色試験を行なった。
既述した無機緩衝液に植物エキスとしてクロレラを、ま
た、天然赤色色素としてモナスカス色素を夫々少量加え
、これに生牛肉を浸漬し、その後は前記と同様の方法で
乾燥肉を製造した処、赤味が増して肉色に近くなり、商
品的価値か向上化した。
尚、本発明fこ使用する植物エキスは、脱臭能のあるク
ロレラエキス、クマザサエキス等が良く、また、使用す
る天然赤色色素Cスモナスカスかびが生産する赤色色素
が最適である。
(実施例) 本発明の具体的実施例を述べれば次の通りである。
実施例ユ 無機緩衝液として、NaO]−を8gと、Na+HpO
a ’に1.15 g、と、KH,P□、を0,2 g
と4800m1の水に溶かし、これとは別fコ、Ca1
l+ ・2JL Oを011gとMgO’l・・6H・
0を0.1gとを水Eこ溶かし、両者を合せてユlとし
たものを用いた。
上記配合の無機緩衝液41に、CGF力価が5pg!こ
なるようにクロレラエキスを加え、これに生の乳牛内1
4を浸漬すると共に、冷蔵庫内で一夜保管した。 次に
、これを取出し水洗いを施し、然る後、50憾サイクロ
デキストリン粉末の2チ溶液に対し1時間程度浸した後
、温度60℃で約20時間乾燥して乾燥牛肉的250g
を得た、 得られた乾燥牛肉は乳臭は全くなくかつ牛肉特有の香り
があり、また、その食味も牛肉本来の旨味を有するもの
であったつ 実施例2 実施例1と同様lこクロレラエキスを加えた無機緩衝液
にモナスカス赤色色素を色価か5.5になるように添加
して成る溶液を用いて、前記実施例1と同様にして約2
50gの乾燥牛肉を得た。
得られた乾燥牛肉はその乳臭及び食味lこ関しては実施
例1と全く同様に優れたものであったか、これに加えて
その全体の色調が赤味を帯びたものとされ、これに依り
食感性の向上化が図られた。
←→発明の効果 本発明に依れば、肉を流水中に浸漬することに基き脱血
、脱臭を図るような従来方式fこおいて生じた肉牛の栄
養成分の流出と云うような問題を全く解消化するばかり
でなく、乳牛を用いても、乳臭さがないにもかかわらず
牛肉特有の香りを失うことがなく、かつ食味も牛肉本来
の旨味を具えた乾燥牛肉の製造が可能化さ右ることとな
る。 従って、本発明は肉牛肉用としては勿論、特lこ
乳牛内を用いて乾燥牛肉を製するための製造法としてそ
の利用価値はとみに高いものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)牛の体液とほぼ同等の浸透力を具えた無機緩衝液
    に対し植物エキスを添加して成る溶液中に、生牛肉を浸
    漬し、次に、水洗い処理を施した後にサイクロデキスト
    リンを含有する澱粉糖液中に浸漬し、然る後、これを取
    出して乾燥処理を施すことを特徴とする乾燥牛肉の製造
    法。
  2. (2)植物エキスを添加した無機緩衝液に対し必要に応
    じて天然赤色色素を添加するようにした特許請求の範囲
    第1項記載の乾燥牛肉の製造法。
JP59232893A 1984-11-05 1984-11-05 乾燥牛肉の製造法 Pending JPS61111652A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560937U (ja) * 1991-10-09 1993-08-10 小島プレス工業株式会社 車両用収納装置
KR101868987B1 (ko) * 2017-03-17 2018-06-19 동남정밀 주식회사 언더컷 성형용 슬라이드 코어가 있는 다이캐스팅 금형

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836370A (ja) * 1981-08-27 1983-03-03 Kaneka San Supaisu:Kk 食品加工法
JPS5842737A (ja) * 1981-09-07 1983-03-12 Unitika Ltd ガリウムの回収方法

Patent Citations (2)

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