JPS61111190A - 給水処理装置の処理方法 - Google Patents
給水処理装置の処理方法Info
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- JPS61111190A JPS61111190A JP59233060A JP23306084A JPS61111190A JP S61111190 A JPS61111190 A JP S61111190A JP 59233060 A JP59233060 A JP 59233060A JP 23306084 A JP23306084 A JP 23306084A JP S61111190 A JPS61111190 A JP S61111190A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/722—Oxidation by peroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C02F1/30—Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
- C02F1/32—Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C02F1/441—Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by reverse osmosis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はLSIや超LSIを生産する電子工業において
、その中間製品である半導体ウェハーまたはチップ(以
下半導体ウェハーという。)の洗浄用の超純水を製造す
る給水処理装置の処理方法に関するものであり、特に原
水を凝集沈澱、濾過、活性炭処理、イオン交換処理、逆
浸透膜処理、精密濾過、紫外線照射処理等を組合わせた
一次処理系の装置によって得られる純水を、末端におい
てさらに処理していわゆる超純水を製造する逆浸透膜装
置を含む給水処理装置の処理方法に関するものである。
、その中間製品である半導体ウェハーまたはチップ(以
下半導体ウェハーという。)の洗浄用の超純水を製造す
る給水処理装置の処理方法に関するものであり、特に原
水を凝集沈澱、濾過、活性炭処理、イオン交換処理、逆
浸透膜処理、精密濾過、紫外線照射処理等を組合わせた
一次処理系の装置によって得られる純水を、末端におい
てさらに処理していわゆる超純水を製造する逆浸透膜装
置を含む給水処理装置の処理方法に関するものである。
〈従来の技術〉
LSIや超LSIを生産する電子工業においては、その
中間製品である半導体ウェハーの洗浄にあたり、その歩
留りを向上するために、イオンの量および微粒子の量を
ppbオーダーまで減少させるだけでなく、生菌数を1
0−’個/ m lまで減少させた、いわゆる超純水を
必要とする。
中間製品である半導体ウェハーの洗浄にあたり、その歩
留りを向上するために、イオンの量および微粒子の量を
ppbオーダーまで減少させるだけでなく、生菌数を1
0−’個/ m lまで減少させた、いわゆる超純水を
必要とする。
従って従来ではかかる超純水を製造するにあたり、原水
を凝集沈澱装置、砂濾過機、活性炭濾過機、2床3塔式
純水製造装置、逆浸透膜装置、紫外線照射装置、温床式
ポリシャー等を組合わせた−次処理系で可能なかぎり高
純度の純水を製造し、そして半導体ウェハーを洗浄する
直前で当該純水をさらに超濾過膜(UF膜)装置で処理
し、いわゆる超純水を得、洗浄水として供している。
を凝集沈澱装置、砂濾過機、活性炭濾過機、2床3塔式
純水製造装置、逆浸透膜装置、紫外線照射装置、温床式
ポリシャー等を組合わせた−次処理系で可能なかぎり高
純度の純水を製造し、そして半導体ウェハーを洗浄する
直前で当該純水をさらに超濾過膜(UF膜)装置で処理
し、いわゆる超純水を得、洗浄水として供している。
〈従来技術の問題点〉
ところが最近になって製品の歩留りを決定する要因のひ
とつにT、O,C(全有機炭素)量も指摘され、T、O
,Cの量も少なければ少ない程、製品の歩留りが向上す
ると言われ、イオン量、微粒子量、生菌数に加えてT、
O,Cもその管理の対象となっている。水中に含まれる
T、O,Cは逆浸透膜装置で除去可能であるが、逆浸透
膜装置の後段に種々の装置が設置されると、当該後段装
置からT、O,Cが溶出し、かつ当該溶出したT。
とつにT、O,C(全有機炭素)量も指摘され、T、O
,Cの量も少なければ少ない程、製品の歩留りが向上す
ると言われ、イオン量、微粒子量、生菌数に加えてT、
O,Cもその管理の対象となっている。水中に含まれる
T、O,Cは逆浸透膜装置で除去可能であるが、逆浸透
膜装置の後段に種々の装置が設置されると、当該後段装
置からT、O,Cが溶出し、かつ当該溶出したT。
0.0は比較的低分子の有機物に起因するもので、前述
した超濾過膜装置ではそのほとんどが除去できない。
した超濾過膜装置ではそのほとんどが除去できない。
従って半導体ウェハーを洗浄する直前で再度逆浸透膜装
置で処理することが考えられるが、逆浸透膜装置を用い
ると以下のような問題点が生ずる。
置で処理することが考えられるが、逆浸透膜装置を用い
ると以下のような問題点が生ずる。
すなわち逆浸透膜装置はその構造上、細菌が発生し易く
、従って定期的に殺菌処理を実施する必要がある。
、従って定期的に殺菌処理を実施する必要がある。
当該殺菌処理は通常1日に1回、0.5〜1%の過酸化
水素溶液で2時間程度、逆浸透膜装置を洗浄するもので
あるが、このような殺菌処理を実施しないと、逆浸透膜
装置から多量の生菌が漏洩することとなり、従って半導
体ウェハーを洗浄する直前で逆浸透膜装置を用いるかぎ
り、当該殺菌処理を省略することができない。
水素溶液で2時間程度、逆浸透膜装置を洗浄するもので
あるが、このような殺菌処理を実施しないと、逆浸透膜
装置から多量の生菌が漏洩することとなり、従って半導
体ウェハーを洗浄する直前で逆浸透膜装置を用いるかぎ
り、当該殺菌処理を省略することができない。
ところがこのような殺菌処理をすると、半導体ウヱハー
の洗浄水に過酸化水素が漏洩する危険があり、従って当
該過酸化水素の漏洩に対して充分に安全性を確保する必
要性から、過酸化水素溶液の処理後に多量の純水で洗浄
せねばならないが、当該純水は前述したごとく種々の装
置によって高コストをかけて製造した純水であり、これ
を逆浸透膜装置の洗浄のために多量に用いることは甚だ
不経済である。
の洗浄水に過酸化水素が漏洩する危険があり、従って当
該過酸化水素の漏洩に対して充分に安全性を確保する必
要性から、過酸化水素溶液の処理後に多量の純水で洗浄
せねばならないが、当該純水は前述したごとく種々の装
置によって高コストをかけて製造した純水であり、これ
を逆浸透膜装置の洗浄のために多量に用いることは甚だ
不経済である。
〈発明の目的〉
本発明は前記−次処理系で処理された純水中に含まれる
T、O,Cを逆浸透膜装置で除去するとともに、殺菌処
理を実施してもその処理水に過酸化水素を全く漏洩させ
ず、かつ洗浄用の純水を可及的少量とすることを目的と
するものである。
T、O,Cを逆浸透膜装置で除去するとともに、殺菌処
理を実施してもその処理水に過酸化水素を全く漏洩させ
ず、かつ洗浄用の純水を可及的少量とすることを目的と
するものである。
く問題点を解決する手段〉
本発明は一次処理系で処理された純水を前段の逆浸透膜
装置で処理して、その透過水を次いで紫外線照射装置、
カチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂を用いる温床式ポ
リシャーで処理し、次いで再び後段の逆浸透膜装置で処
理することを基本フローとするものである。
装置で処理して、その透過水を次いで紫外線照射装置、
カチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂を用いる温床式ポ
リシャーで処理し、次いで再び後段の逆浸透膜装置で処
理することを基本フローとするものである。
また逆浸透膜装置の殺菌処理に関しては、必ず後段の逆
浸透膜装置を殺菌処理し、さらに殺菌処理を終了した逆
浸透膜装置を前記基本フローに復帰させる際は必ず前段
の逆浸透膜装置として用いることを特徴とするものであ
る。
浸透膜装置を殺菌処理し、さらに殺菌処理を終了した逆
浸透膜装置を前記基本フローに復帰させる際は必ず前段
の逆浸透膜装置として用いることを特徴とするものであ
る。
以下に本発明を図面を用いて各工程毎に詳細に説明する
。
。
図面は本発明の実施態様の一例を示すフローの説明図で
あり、1は第1逆浸透膜装置、2は第2逆浸透膜装置、
3は滞留槽、4は紫外線照射装置、5は温床式ポリシャ
ーを示す。
あり、1は第1逆浸透膜装置、2は第2逆浸透膜装置、
3は滞留槽、4は紫外線照射装置、5は温床式ポリシャ
ーを示す。
まず本発明の第1工程は一次処理系から供給される純水
6を高圧ポンプ7で加圧して弁8を介して殺菌処理後の
第1逆浸透膜装置1に供給し、ここで純水6中に含まれ
ているT、O,C,m粒子、細菌等を除去し、その透過
水を弁9、配管10を介して滞留槽3に送水する。一方
非透過水11は一次処理系に循環回収する。
6を高圧ポンプ7で加圧して弁8を介して殺菌処理後の
第1逆浸透膜装置1に供給し、ここで純水6中に含まれ
ているT、O,C,m粒子、細菌等を除去し、その透過
水を弁9、配管10を介して滞留槽3に送水する。一方
非透過水11は一次処理系に循環回収する。
次いで滞留槽3内の透過水を低圧ポンプ12により紫外
線照射装置4に供給し、ここで再度殺菌する。
線照射装置4に供給し、ここで再度殺菌する。
第1逆浸透膜装置1は後述する第4工程で述べるごとく
過酸化水素溶液で殺菌処理した直後のものなので、その
透過水に微量の過酸化水素が含まれている場合があるが
、当該透過水を紫外線照射装置4で紫外線処理すること
により当該残留する過酸化水素を分解除去することがで
きる。
過酸化水素溶液で殺菌処理した直後のものなので、その
透過水に微量の過酸化水素が含まれている場合があるが
、当該透過水を紫外線照射装置4で紫外線処理すること
により当該残留する過酸化水素を分解除去することがで
きる。
このような紫外線処理後の処理水を次いで温床式ポリシ
ャー5で処理する。
ャー5で処理する。
たとえ高純度の純水でも紫外線照射処理すると一般にそ
の比抵抗値が低下するが、本発明では紫外線照射後に温
床式ポリシャー5で処理するので、ここで極限値まで比
抵抗値を上昇させることができる。
の比抵抗値が低下するが、本発明では紫外線照射後に温
床式ポリシャー5で処理するので、ここで極限値まで比
抵抗値を上昇させることができる。
本発明に用いる温床式ポリシャー5は、充分に再生され
たH形カチオン交換樹脂とOH形アニオン交換樹脂の混
合樹脂を充填した再生機構を有していない、いわゆる温
床式カートリッジを用いるが、再生機構を有する通常の
温床式ポリシャーを用いても差し支えない。
たH形カチオン交換樹脂とOH形アニオン交換樹脂の混
合樹脂を充填した再生機構を有していない、いわゆる温
床式カートリッジを用いるが、再生機構を有する通常の
温床式ポリシャーを用いても差し支えない。
次いで当該温床式ポリシャー5の処理水を高圧ポンプ1
3により加圧し、弁14を介して第2逆浸透膜装置2に
供給し、ここで最終的にT、O。
3により加圧し、弁14を介して第2逆浸透膜装置2に
供給し、ここで最終的にT、O。
Cを除去した透過水を得、当該透過水を弁15を介して
半導体ウェハー洗浄工程へ送給する。なお1 !
f41t4iM* I L &よ−**i*a:1ia
atx。
半導体ウェハー洗浄工程へ送給する。なお1 !
f41t4iM* I L &よ−**i*a:1ia
atx。
このように処理の最終段に逆浸透膜装置を設置している
ので、その前段の処理装置たとえば温床式ポリシャーに
用いるイオン交換樹脂の劣化等に起因してたとえ微細の
T、O,Cが漏洩しても最終段の逆浸透膜装置で当該T
、O,Cを可及的に低減することができる。
ので、その前段の処理装置たとえば温床式ポリシャーに
用いるイオン交換樹脂の劣化等に起因してたとえ微細の
T、O,Cが漏洩しても最終段の逆浸透膜装置で当該T
、O,Cを可及的に低減することができる。
以上の処理が本発明の第1工程であり、第1工程におい
ては弁16〜22は閉じている。
ては弁16〜22は閉じている。
次ぎに本発明の第2工程を説明する。
前述した゛第1工程の処理を一定時間行った後、第2逆
浸透膜装置2を以下のような殺菌処理するため、通水フ
ローから切り離す。
浸透膜装置2を以下のような殺菌処理するため、通水フ
ローから切り離す。
すなわち高圧ポンプ7の手前で弁22を開口して過酸化
水素水を注入し、純水6で希釈した過酸化水素溶液を弁
17を介して第2逆浸透膜装置2に供給し、過酸化水素
を含む透過水を弁21を介して排出し、また過酸化水素
を含む非透過水も排出する。当該殺菌処理は0.5〜1
%の過酸化水素溶液で2時間程度洗浄するものであるが
、特に過酸化水素溶液処理に限定されず、要は逆浸透膜
の膜面に付着した細菌類を殺菌できる薬剤であればよい
。
水素水を注入し、純水6で希釈した過酸化水素溶液を弁
17を介して第2逆浸透膜装置2に供給し、過酸化水素
を含む透過水を弁21を介して排出し、また過酸化水素
を含む非透過水も排出する。当該殺菌処理は0.5〜1
%の過酸化水素溶液で2時間程度洗浄するものであるが
、特に過酸化水素溶液処理に限定されず、要は逆浸透膜
の膜面に付着した細菌類を殺菌できる薬剤であればよい
。
前“記過酸化水素溶液の洗浄が終了したら、次いで弁2
2を閉じ、純水6のみを第2逆浸透膜装置2に送給し、
洗浄を行う。当該洗浄は約1時間程度で充分である。
2を閉じ、純水6のみを第2逆浸透膜装置2に送給し、
洗浄を行う。当該洗浄は約1時間程度で充分である。
このような殺菌処理をしている間に、第1逆浸透膜装置
1は以下のような処理を行う。すなわち滞留槽3の滞留
水を低圧ポンプ12、紫外線照射装置4、温床式ポリシ
ャー5、高圧ポンプ13、弁16を介して第1逆浸透膜
装置1に供給し、得られる透過水を弁20を介して半導
体ウェハー洗浄工程へ送給する。
1は以下のような処理を行う。すなわち滞留槽3の滞留
水を低圧ポンプ12、紫外線照射装置4、温床式ポリシ
ャー5、高圧ポンプ13、弁16を介して第1逆浸透膜
装置1に供給し、得られる透過水を弁20を介して半導
体ウェハー洗浄工程へ送給する。
すなわち第2工程における殺菌処理の間に第1工程で前
段に用いていた第1逆浸透膜装置1を後段として用い、
透過処理を続行するものである。
段に用いていた第1逆浸透膜装置1を後段として用い、
透過処理を続行するものである。
また本実施態様のごとく2基の逆浸透膜装置の中間に滞
留槽3を設置することにより、一方の逆浸透膜装置を殺
菌処理している間でも、当該滞留水を被処理水として透
過水を連続的に供給することができる。
留槽3を設置することにより、一方の逆浸透膜装置を殺
菌処理している間でも、当該滞留水を被処理水として透
過水を連続的に供給することができる。
本発明の第2工程は以上の通りであり、その他の弁すな
わち8.14.18.9.19.15は閉じている。
わち8.14.18.9.19.15は閉じている。
第2逆浸透膜装置2の殺菌処理が終了したら、第2逆浸
透膜装置2を前段に位置させて処理する本発明の第3工
程に移行させる。すなわち、純水6を高圧ポンプ7で加
圧して、弁17を介して第2逆浸透膜装置2に供給し、
その透過水を弁19、配管10を介して滞留槽3に送給
し、当該滞留槽3内の滞留水を低圧ポンプ12、紫外線
照射装置4、温床式ポリシャー5、高圧ポンプ13、弁
16を介して第1逆浸透膜装置1に供給し、得られる透
過水を弁20を介して半導体ウェハー洗浄工程へ送給す
る。殺菌処理した直後の第2逆浸透膜装置2の透過水に
、たとえ微量の過酸化水素が残留していても、第1工程
で述べたと同じように当該透過水を紫外線照射するので
安全である。なお第3工程においてはその他の弁、すな
わち22.8.14.18.9.21.15は閉じてい
る。
透膜装置2を前段に位置させて処理する本発明の第3工
程に移行させる。すなわち、純水6を高圧ポンプ7で加
圧して、弁17を介して第2逆浸透膜装置2に供給し、
その透過水を弁19、配管10を介して滞留槽3に送給
し、当該滞留槽3内の滞留水を低圧ポンプ12、紫外線
照射装置4、温床式ポリシャー5、高圧ポンプ13、弁
16を介して第1逆浸透膜装置1に供給し、得られる透
過水を弁20を介して半導体ウェハー洗浄工程へ送給す
る。殺菌処理した直後の第2逆浸透膜装置2の透過水に
、たとえ微量の過酸化水素が残留していても、第1工程
で述べたと同じように当該透過水を紫外線照射するので
安全である。なお第3工程においてはその他の弁、すな
わち22.8.14.18.9.21.15は閉じてい
る。
次ぎに本発明の第4工程を説明する。
前述した第3工程の処理を一定時間行った後、第1逆浸
透膜装置1を通水フローから切り離し、殺菌処理する。
透膜装置1を通水フローから切り離し、殺菌処理する。
すなわち高圧ポンプ7の手前で弁22を開口して過酸化
水素を注入し、純水6で希釈した過酸化水素溶液を弁8
を介して第1逆浸透膜装置1に供給し、過酸化水素を含
む透過水を弁18を介して排出し、また過酸化水素を含
む非透過水も排出する。
水素を注入し、純水6で希釈した過酸化水素溶液を弁8
を介して第1逆浸透膜装置1に供給し、過酸化水素を含
む透過水を弁18を介して排出し、また過酸化水素を含
む非透過水も排出する。
一方殺菌処理をしている間に、第2逆浸透膜装置2は以
下のような処理を行う。すなわち滞留槽3の滞留水を低
圧ポンプ12、紫外線照射装置4、温床式ポリシャー5
、高圧ポンプ13、弁14、を介して第2逆浸透膜装置
2に供給し、得られる透過水を弁15を介して半導体ウ
ェハー洗浄工程へ送給する。
下のような処理を行う。すなわち滞留槽3の滞留水を低
圧ポンプ12、紫外線照射装置4、温床式ポリシャー5
、高圧ポンプ13、弁14、を介して第2逆浸透膜装置
2に供給し、得られる透過水を弁15を介して半導体ウ
ェハー洗浄工程へ送給する。
すなわち第4工程における殺菌処理の間に、第3工程で
前段に用いていた第2逆浸透膜装置2を後段として用い
るものである。なお第4工程においては弁16.17.
9.19.21.20は閉じている。
前段に用いていた第2逆浸透膜装置2を後段として用い
るものである。なお第4工程においては弁16.17.
9.19.21.20は閉じている。
本発明は第4工程における第1逆浸透膜装置1の殺菌処
理が終了した時点で、再び本発明の第1工程の処理を行
うものであり、このように第1工程から第4工程を順に
繰り返すものである。
理が終了した時点で、再び本発明の第1工程の処理を行
うものであり、このように第1工程から第4工程を順に
繰り返すものである。
〈発明の効果〉
以上説明したごとく、本発明は処理装置の最終段に逆浸
透膜装置を設置しているので、水中のT。
透膜装置を設置しているので、水中のT。
OlCを可及的に低減することができるとともに、2基
の逆浸透膜装置を巧みに組合わせ、かつ2基の逆浸透膜
装置の間に紫外線照射装置と温床式ポリシャーを設置し
ているので、殺菌処理をしても最終処理水に過酸化水素
が漏洩することを極力排除することができる。
の逆浸透膜装置を巧みに組合わせ、かつ2基の逆浸透膜
装置の間に紫外線照射装置と温床式ポリシャーを設置し
ているので、殺菌処理をしても最終処理水に過酸化水素
が漏洩することを極力排除することができる。
すなわち殺菌処理後の逆浸透膜装置を通水処理工程に復
帰させる際には必ず前段とすることにより、たとえ過酸
化水素が透過水に漏洩しても後段の紫外線照射装置でこ
れを分解することができ、かつ紫外線照射によって比抵
抗値が低下してもその後段の温床式ポリシャーで電解質
を極限値まで除去でき、さらにたとえ温床式ポリシャー
からT。
帰させる際には必ず前段とすることにより、たとえ過酸
化水素が透過水に漏洩しても後段の紫外線照射装置でこ
れを分解することができ、かつ紫外線照射によって比抵
抗値が低下してもその後段の温床式ポリシャーで電解質
を極限値まで除去でき、さらにたとえ温床式ポリシャー
からT。
O,Cが漏洩したとしても後段の逆浸透膜装置でこれを
可及的に低減することができる。
可及的に低減することができる。
さらに殺菌処理後に前段として用いられる逆浸透膜装置
は、後段の逆浸透膜装置を殺菌処理するまでの間、透過
処理中に充分に洗浄されるので、当該前段に用いた逆浸
透膜装置を後段として用いる時は、過酸化水素が完全に
洗浄されており、従って最終処理水に過酸化水素が漏洩
することは全くない。
は、後段の逆浸透膜装置を殺菌処理するまでの間、透過
処理中に充分に洗浄されるので、当該前段に用いた逆浸
透膜装置を後段として用いる時は、過酸化水素が完全に
洗浄されており、従って最終処理水に過酸化水素が漏洩
することは全くない。
このように2基の逆浸透膜装置を巧みに用い、殺菌処理
後の逆浸透膜装置を常に前段とし、殺菌処理後に微量残
留する過酸化水素を逆浸透膜装置の透過処理中に洗浄す
ることができるので、殺菌処理後に用いる洗浄水の使用
量を大幅に低減することができる。
後の逆浸透膜装置を常に前段とし、殺菌処理後に微量残
留する過酸化水素を逆浸透膜装置の透過処理中に洗浄す
ることができるので、殺菌処理後に用いる洗浄水の使用
量を大幅に低減することができる。
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例
除濁濾過装置で除濁した原水を2床3塔式純水製造装置
で処理し、その処理水を真空脱気塔で脱気後、温床式純
水製造装置で処理し、当該純水を純水槽へ貯水した。こ
の純水を前段の低圧逆浸透膜装置へ高圧ポンプで送水し
た。その時の圧力は18kg/cotGである。
で処理し、その処理水を真空脱気塔で脱気後、温床式純
水製造装置で処理し、当該純水を純水槽へ貯水した。こ
の純水を前段の低圧逆浸透膜装置へ高圧ポンプで送水し
た。その時の圧力は18kg/cotGである。
当該透過水を紫外線照射装置、温床式カートリッジで処
理した後、高圧ポンプで後段の低圧逆浸透膜装置へ送水
した。後段の逆浸透膜装置については、9時間透過処理
をした後に1回の割で、0゜5%過酸化水素溶液で2時
間殺菌処理し、その後純水で1時間洗浄を行った。
理した後、高圧ポンプで後段の低圧逆浸透膜装置へ送水
した。後段の逆浸透膜装置については、9時間透過処理
をした後に1回の割で、0゜5%過酸化水素溶液で2時
間殺菌処理し、その後純水で1時間洗浄を行った。
このような殺菌処理を順に行い、殺菌処理をした逆浸透
膜装置を常に前段とし、運転を3.000時間続行した
ところ、後段逆浸透膜装置の透過水の水質は第1表の通
りであった。
膜装置を常に前段とし、運転を3.000時間続行した
ところ、後段逆浸透膜装置の透過水の水質は第1表の通
りであった。
第 1 表
図面は本発明の実施態様の一例を示すフローの説明図で
ある。
ある。
Claims (1)
- 被処理水を殺菌処理後の第1逆浸透膜装置で処理して、
その透過水を紫外線照射装置、温床式ポリシャーで処理
した後、第2逆浸透膜装置で処理する第1工程、第2逆
浸透膜装置を殺菌処理する第2工程、被処理水を殺菌処
理後の第2逆浸透膜装置で処理して、その透過水を紫外
線照射装置、温床式ポリシャーで処理した後、第1逆浸
透膜装置で処理する第3工程、第1逆浸透膜装置を殺菌
処理する第4工程からなり、第1工程から第4工程を順
に繰り返すことを特徴とする半導体ウェハーおよびチッ
プの洗浄用の超純水を製造する給水処理装置の処理方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233060A JPH0630792B2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 給水処理装置の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233060A JPH0630792B2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 給水処理装置の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111190A true JPS61111190A (ja) | 1986-05-29 |
JPH0630792B2 JPH0630792B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=16949166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59233060A Expired - Lifetime JPH0630792B2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 給水処理装置の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630792B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0248450A2 (en) * | 1986-06-06 | 1987-12-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for processing silver halide photosensitive materials and apparatus therefor |
JPS63248407A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-14 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 膜モジユ−ル保存法 |
CN102557311A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-11 | 中国石油大学(华东) | 光催化持续处理动态污水的方法 |
JP2015096254A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社ディスコ | 純水精製装置 |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP59233060A patent/JPH0630792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0248450A2 (en) * | 1986-06-06 | 1987-12-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for processing silver halide photosensitive materials and apparatus therefor |
JPS63248407A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-14 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 膜モジユ−ル保存法 |
JPH0824826B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1996-03-13 | 日東電工株式会社 | 膜モジユ−ル保存法 |
CN102557311A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-11 | 中国石油大学(华东) | 光催化持续处理动态污水的方法 |
JP2015096254A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社ディスコ | 純水精製装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0630792B2 (ja) | 1994-04-27 |
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