JPS6111034A - レ−ザ−照射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体の治療や、工場における物の加工等に利用
されるレーザー照射装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、生体組織の蒸散や切開にはＣ０２レーザー等のレ
ーザー光を利用したレーザーメス装置が実用化され、し
かもハロゲン化物等を材料にした操作性の良い光ファイ
バーの導光路を有した装置が実用化されつつある。更に
将来は、光ファイバーの操作性と、細径の利点を活かし
た細部の手術や加工に利用度が高くなる。

さて一般的に利用されている赤外レーザー光を用いた装
置では、赤外レーザー光が不可視光のだめ、照射部位の
確認は他の可視光、たとえばＨｅ−Ｎｅ　　レーザー等
により表示する必要がある。従来、導光路がミラー関節
のものでは、赤外レーザー光とガイド光を一致させた構
成でガイド光の集束点と赤外レーザー光の集束点を同一
レンズで集束させているため比較的容易に構成できる。

しかし、ミラー関節の導光路は、ミラーを用いることや
、レーザー発振管より発振した大径のレーザー光を導光
することで導光路及びレンズ径が大きくなり、細部の照
射には、焦点距離の長いレンズを用いて遠くから顕微鏡
等を見ながら照射しなければならず装置として複雑なも
のになっている。又１本のガイド光であればディフォー
カス位置での赤外レーザー光の拡がり範囲が不明で、又
赤外レーザー光とガイド光を同一レンズで集束している
ため、例えば赤外レーザー光のレンズはＺｎ５ｅ等の材
料で作られているがこれは、ガイド光の可視光波長のも
のは５０％程度しか透過せず、それにより、大きな出力
のガイド光用レーザーが必要で構造上、価格上も好捷し
くない。次に光ファイバーの導光路を用いた装置では、
ＣＯ２ガスレーザー等の赤外レーザー光（以下作業光）
とＨｅ　−Ｎｅ　レーザー等のガイド光を同時に通すこ
とができる材料は寸だ開発されておらず作業光を導く光
ファイバーと、ガイド光を導くファイバーとが必要であ
る。これについては、複数のガイド光用光ファイバーを
、作業用光ファイバーの外周にコーティングをして同一
レンズを介して、作業光とガイド光の集束位置を同一に
する方法や、複数のガイド光の出射端にセルフォックレ
ンズ等を用いて、角度や焦点を補正して、作業光の集束
角を同一にしているもの等があり、ガイド光と作業光の
光線軌跡を同一にしディフォーカス位置での照射範囲も
表示可能であるが、これらは構造上、製造」二複雑でし
かも、導光路は細径の光ファイバーで細くなったにもか
かわらず先端のレンズ保持部分では大径になり、細部の
照射には適しているとはいえない。更に、ガイド光の確
認のしやすさにおいては、前記のミラー関節導光路や光
フアイバー導光−路の場合においてもディフォーカス位
置、つまり照射物の広い面積を照射したい時に導光路の
先端を照射物から離して作業光を拡げた場所で照射する
時のガイド光も作業光と同様に拡がり、輝度が低下し見
にくいという問題もある。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、複数のガイド光用光ファイバ
ーから出射されたガイド光の外周接点位置と、作業光の
集束位置を合致させ、更に集束位置、ディフォーカス位
置での明確なガイド光を得ることにより、細径で細部の
照射に適した簡単な構成ル−サー照射装置を提供するも
のである。

発明の構成 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は本発明の一実施例におけるレーザー照射装置の
外観斜視図である。同図において１はたとえばＣＯ２レ
ーザー光線やＨｅ　−Ｎ　ｅレーザー光線（以下ガイド
光）等の照射制御を行なうレーザー装置本体、２はＣＯ
２レーザー発振管や、ガイド光光源等が組み込捷れてい
るハウジング部、３は後述するハロゲン化物等の材料で
製造された光ファイバーを内蔵し、さらにその外部を保
護用可撓管により被覆しである光フアイバーケーブルで
出射端部にハンドピース４が保持されている。又入射端
部はファイバーコネクター６を介してハウジング部３に
接続されている。

以下第２図、第３図を用いて、ハンドピース４について
詳細に説明する。

光ファイバー６は金属、もしくはプラスチック等で保護
された保護チューブ７に挿入されその両端には、係止部
月８がネジ９により固定されている。光ファイバー６の
入出射端はレーザー透過部材（Ｚｎ５ｅ等のウィンドウ
又はレンズ）１ｏがホルダー１１にまり係止部材８に係
止されている。

レーザー透過部材はカラー１２を介しス○リング１３て
ホルダー１１に押しつけられてお９、光ファイバー６の
端面のある空間１４は外気と完全に遮断された状態にな
っている。第２図は光ファイバー６の出射端部を示して
いるが、入射端部も同様の構成であり図示していないが
、この密閉構造により、光ファイバー６が何らかの損傷
を受けて焼損した場合のガス何、外部＼もれることなく
安全である。ホルダー１１の外周にはガイド光１５゜１
６′を導光しているガイド光用ファイバー１６゜１６′
の出射端が相対位置に取りつけられている。

このガイド光用ファイバー１６　、１６’の出射端は、
レーザー光透過部材１０がレンズで作業光１７を集束し
ている時、作業光１了の集束位置１８でそれぞれのガイ
ド光１５　、１５’の外周が接点となる位置に設けられ
ており、ガイド光１６　、１６’は集束位置１８より内
側の位置１９では互いに離れており、外側の位置２ｏで
は互いに交差している状態にある。このガイド光１６　
、１５’はもちろん２個以上あってもか捷わない。次に
レンズホルダー１１の外周には、保護パイプ２１が覆い
、先端部にはアシストガス及び作業光１７とガイド光１
６゜１５′が通過する開口部材２２が固定されている。

保護パイプ２１の他端は保持部材２３に固定されている
。

上記の様に構成された装置の動作について以下説明する
。

作業者が作業を行なう場合、・・ンドビース部４の保持
部２３を手で持ち、照射部位に近づけるが、この場合作
業者はガイドを見てハンドピース４の出射端と照射部位
の距離を設定する。例えば切開作業では作業光の集束径
は小さい程パワー密度が高いため、ガイド光１６　、１
５’が離れているか又は、外周が接している位置で使用
すれば良い。父、広い照射面積の照射部位の作業（例え
ば人体手術では止血等、物の加工では焼入れ等）ではガ
イド光１５　、１６’は、お互いに交差している位置で
使用すればよい。この時、ガイド光１５　、１５’は拡
がっているので輝度が低下するが、交差部２４は交差し
ている為輝度が増加し、しかも作業光の中心位置が判別
できるため作業が容易である。次にホルダー１１と保護
パイプ２１の間には空間が設けであるがこれはアシスト
ガス経路２６であり、この中をアシストガスが通り出射
端部より吹き出す。このアシストガスは作業光を照射す
る時、物体から熱による蒸散時の煙等を吹きとばし、煙
によるレンズ等の汚れ等を防止するものであるが、この
アシストガス経路２５内にガイド光用ファイバーを設け
ることにより、ガイド光用ファイバーの出射端の汚れを
防止できる。もちろん開口部２２のガイド光用開口２６
．２６’にガイド光波長に適した透過部材（例えば石英
のウィンドウかレンズ）の小径のものを設けても良い。

この様にガイド光は作業光の透過利料１０を通過しない
ため、透過率をロスすることなく用いるため、ガイド光
用電源も犬きくなくて経済的である。

発明の効果 以上の様にガイド光の外周接点位置と、作業光の集束点
を一致させることにより、必要以上のガイド光出力がい
らず細径で細部作業も可能で、又作業光の集束位置、デ
ィフォーカス位置が、複数のガイド光の大きさだけでな
く接しているがいないかにより判別でき、更に集束位置
より遠い距離の場合のガイド光輝度も高く、かつ作業光
の中心位置が明確になっており、ガイド光用ファイバー
をアシストガス経路に設けることにより、ガイド光用フ
ァイバ一端面の汚れもなく、その実用的効果は犬なるも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるレーザー装置の外観
斜視図、第２図は同要部のハンドピース出射端部の部分
断面図、第３図は同要部のハンドピース全体の部分断面
図である。 １・・・・・装置本体、６・・・・・光ファイバー、１
６・・・ガイド光用ファイバー、１６　、１５’・・・
・ガイド光。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）作業を行なうための作業光と、この作業光の作業
   点を確認するためのガイド光とを発生する光源部と、前
   記作業光を導く第１の光ファイバーと、前記ガイド光を
   導く少なくとも２本以上の第２の光ファイバーと、前記
   第１の光ファイバーから出射された作業光を集束するレ
   ンズと、アシストガス移送手段とを備え、前記レンズに
   より集束された作業光の集束位置に前記少なくとも２本
   以上の第２の光ファイバーより一定の拡がり角をもって
   出射された複数のガイド光の外周接点位置を合致させる
   よう構成したレーザー照射装置。
2. （２）複数の第２の光ファイバーをアシストガス経路内
   に配置した特許請求の範囲第１項記載のレーザー照射装
   置。