JPS61109807A - 道路標識筒取扱作業車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ　　産業上の利用分野 本発明は道路標識筒を路面上に設置又は路面上から荷台
上への回収を行う作業車における分野で利用されるもの
である。

（ｂｌ　　従来の技術 道路標識筒は道路工事を行う場合、道路工事帯と一般車
両走行帯とを区割するために設置するものであり、工事
作業者が安全に作業でき、走行車両が安全に走行できる
ようにしたものである。

ところで、従来の作業車は第５図に示すようにポス）　
（（１１）を荷台（０２）上の後部の中央に固定してい
たため、道路事情により、ポスト（０１）のセンターよ
りかなり左又は右方向にずれた位置に標識筒（０３）を
設置又は回収しなければならない場合があり、この場合
にはコンベア装置（０４）を旋回させて、先端をポスト
（０１）のセンターよりもかなり離してやらなければな
らない。

その為、標識筒（０３）の回収時にはコンベア装置（０
４）のガイドバイブ（０５）　　（０５）にうまくガイ
ドされず、倒れたり回収洩れが生じたりして、設置及び
回収範囲が狭いという問題があった。

（Ｃ１発明が解決しようとする問題点 本発明は前記の如き問題を解消するためになされたもの
で、荷台上にレールを敷設し、このレール上にポストを
移動可能に設けて、標識筒の設置及び回収位置とポスト
のセンターとを一致若しくは接近させて、標識筒の倒れ
や回収洩れをなくすことにより設置及び回収範囲を拡く
することを目的とする。

ｆｄｌ　　問題点を解決するための手段本発明の特徴と
するところは、荷台上の適宜位置の左右方向にレールを
敷設しこのレール上にポストを移動可能に設け、このポ
ストにコンベア装置を張出、格納可能に設は荷台上に積
込んだ道路標識筒を路面上に設置及び路面上から荷台上
への回収の少なくともいずれか一方が可能な道路標識荷
取扱作業車としたことである。

（ｅ）実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図において、（１）は車体（２）上に搭
載した荷台で、略円錐形状の柔軟性のある道路標識筒（
３）が積込まれる。

（４）は前記荷台（１）後部の左右方向に敷設された左
右一対のチャンネル形式のレールで、このレール（４）
上にポスト（５）を移動可能に設けである。

前記ポスト（５）はローラｆ６１　（６）・・・・・・
のついた移動部（７）と支柱を兼ねた回転可能な回転部
（８）とより構成されており、ローラｆ６）　（６）・
・・・・・がレール（４）内を移動するようにしである
。

（９）は荷台（１）上に積込まれた標識筒（３）を路面
上に設置又は路面上から荷台（１１上への回収を行うコ
ンベア装置であるベルトコンベア装！であり、このベル
トコンベア装置（９）は、左右一対の枠体αψ（１ｍと
、この左右一対の枠体ａＯ）θω内に設けられた左右一
対のベルトコンベア（１１）（１１）と、前記ベルトコ
ンベア装置（９）を路面上より一定の高さに保持すると
共に前記ベルトコンベア装置（９）の路面上よりの高さ
を任意に調整可能とした支持車輪（２６）とで構成され
、前記左右一対のベルトコンベア（１１）（１１）の対
向面は、ベルトコンベア（１１）　　（１１）の基部（
ｌｌａ）と先部（ｌｌｂ）とがへの字状に広くなってお
り、中間部（ＩＩＣ）は標識筒（３）の挟持部（３ａ）
　　（第４図）の径のより少し狭くして、柔軟性のある
標識筒（３）の挟持部（３ａ）を窪ませて挟持しながら
標識筒（３）を移動させて、ベルトコンベア（１１）　
　（１１）　（７）基部（ｌｌａ　”）又は、先部（ｌ
ｌｂ）で標識筒（３）を挟持したり、開放したりするよ
うにしである。

前記ベルトコンベア（１１）　　（１１）には、第３図
で示すようにベル）　（１２）　　（１２）を掛は渡し
案内する複数のローラ（１３）　　（１３）・・・・・
・を有し、その基部（ｌｌａ）のローラ（１４）　　（
１４）は電動モーフ（１５）によって駆動される駆動ロ
ーラとしである。

更に、前記駆動ローラ（１４）　　（１４）のローラシ
ャフト（１６）　　（１６）に設けたスプロケット（１
７）　　（１７）により、回転が同調されると共に、回
転方向が逆向きになっている。

前記枠体αω００）内には、ポスト（５）上端に回動自
在に軸支した左右一対のガイドローラ（１８）（１８）
を嵌合する左右一対のガイド溝（１９）（１９）　　（
第４図）が設けられており、ガイドｍ　（１９）　　（
１９）のガイドローラ（１８）　　（１８）が回転する
ことにより第２図に示すようにヘルドコンベア装置（９
）を実線の設置位置と鎖線の格納位置へ前後に移動させ
ることができ名。

ベルトコンベア装置（９）の標識筒（３）設置位置への
セットはベルトコンベア装置（９）に設けられたストッ
パ（２０）　　（２０）がガイドローラ（１８）　　（
１８）に当接することと、ベルトコンヘア装置（９）先
部に設けられた支持車輪（２６）が路面上に当接するこ
とによって行われる。

（２１）はポスト（４）の左右位置をロックするロック
装置で、ポスト（４）の移動部（７）をロックするよう
にしである。

（２２）はベルトコンベア装置（９）の旋回方向をセッ
トするセットビンで、このセットピン（２２）を回転部
（８）に設けられた１個の貫通孔（２３）と移動部（７
）に設けられた複数個のビン孔（２４）　　（２４）・
・・・・・の一つに嵌挿させることによってベルトコン
ヘア装置（９）を旋回方向ヘセットすることができる。

（２５）は枠体ＱＯＩ　ＱＯＩの基部（ｌｌａ　）に設
けられ標識筒（３）を作業者が乗せてベルトコンベア（
１１）　　（１１）へ送る受パイプである。

次に実施例の作用について説明すると、まず荷台（１）
上の鎖線の格納位置にあるベルトコンベア装置（９）を
荷台ａｌｌ＆ｌｌ開方、ストッパ（２０）　　（２０）
がガイドローラ　（１８）　　（１８）に、又車輪装置
（２６）が路面上に当接するまで押し出す。

次にレール（４）上に沿ってポスト（５）を移動させロ
ック装置（２１）でロックし、更に七ノドビン（２２）
を貫通孔（２３）と選択したビン孔（２４）とに嵌挿す
ることによりヘルドコンヘア装置（９）を標識筒（３）
設置の所定位置ヘセ、トすることができる。

その後、電動モータ（１５）を駆動し、駆動ローラ（１
，４）　　（１４）を回転させるとベルト（１２＞　　
（１，２）が第１図の矢印六方向に動き出す。

このとき左右のベルｌ−（１２）　　（１２）は駆動ロ
ーラ（１４）　　（１４）のローラシャフト　（１６）
　　（１６）に設けたスプロケット　（１７）　　（１
７）により回転が同調されると共に回転方向が逆向きに
なって移動する。

次に荷台（１）上の標識筒（３）を作業者が受パイプ（
２５）の上へ乗せてヘルドコンヘア（１１）　　（１１
）のへの字状になったガイド部にガイドさせながら押し
込むと、押し込まれた標識筒（３）は、左右のベルト（
１２）　　（１２）から標識筒（３）の軸心を中心に左
右対称な押圧力を受け、標識筒（３）は挟持部（３ａ）
を窪ませて挟持されながら路面方向へ順次移動し、路面
上に設置することができ、このことを繰り返すことによ
り、標識筒（３）が所定間隔の位置へ設置することがで
きる。

なお、標識筒（３）の回収も可能であり、次のようにし
て行う。

まず車両を後退させながらベルトコンベア（１，１）　
　（１１）を第１図の矢印Ｂの方向に逆転させる。

すると路面上の標識筒（３）は左右一対のベルトコンヘ
ア（１１）　　（１１）のへの字状になったガイド機構
を有する先部（ｌｌｂ）に案内されて中間部（ｔｉｃ）
に導かれ、標識筒（３）は挟持部（３ａ）を窪まされて
挟持されながら荷台（１）方向へ移動していく。

ベルトコンベア（１１，）　　（１１）から離れ受バイ
ブ（２５）に乗った標識筒（３）は作業者が荷台（１）
上に並べることにより回収が行われる。

標識筒（３）の設置又は回収が終了すれば、ベルトコン
ベア装置（９）の先部を上方に持ち上げ、さらに荷台（
１１前方方向に押して荷台（１１上に格納する。

ところで以上のように標識筒（３）の回収も可能である
が別の装置で回収を行ってもよい。

又ガイド溝（１９）　　（１９）やガイドローラ（１８
）　　（１８）を廃止し、ヘルドコンベア装置（９）を
ポスト（４）上端に枢支して、旋回及び起伏させること
によって張出及び格納が可能となる。

又本実施例において駆動ローラ（１４）　　（１４）は
電動モータ（１５）にて駆動しているが油圧を利用して
駆動ローラ（１４）　　（１４）を駆動してもよい。

又本実施例ではへルトコンヘア装置（９）をヘルトコン
ベ？　（１１）　　（１１）　トシタカチェーンコンベ
アでもよく、又ローラシャフト　（１６）　　（１６）
に設けたスプロケット（１７）　　（１７）もチェーン
にしてもよい。

（ｆ）　　発明の効果 本発明は以上詳細に説明したように、荷台上にレールを
敷設してポストを移動可能に設けたことにより、標識筒
の設置及び回収位置がポストのセンターよりかなり離れ
ていても、レール上にポストを移動させることができ、
標識筒の設置及び回収位置とポストのセンターとを一致
若しくは接近させて、標識筒の倒れや回収洩れをなくし
、標識筒の設置及び回収範囲を拡くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の作業車の平面図、第２図は本発明の作
業車の側面図、第３図は第２図の■−■断面矢視図、第
４図は第２図のＩＶ−ｒＶ断面矢視図、第５図は従来の
作業車の平面図である。 （１１は荷台、（３）は道路標識筒、（４）はレール、
（５）はポスト、（９）はベルトコンベア装置である。 出願人　　極東開発工業株式会社 三菱自動車工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両荷台上の適宜位置の左右方向にレールを敷設しこの
   レール上にポストを移動可能に設け、このポストにコン
   ベア装置を張出、格納可能に設け、荷台上に積込んだ道
   路標識筒を路面上に設置及び路面上から荷台上への回収
   の少なくともいずれか一方が可能な道路標識筒取扱作業
   車。