JPS61108021A - 作業車におけるコンベア装置の張出又は格納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ　　産業上の利用分野 本発明は道路標識筒を路面上に設置又は路面上から荷台
上への回収を行う作業車の分野で利用されるものである
。

（ｂ）　　従来の技術 道路標識筒は道路工事を行う場合、道路工事帯と一般車
両走行帯とを区割するために設置するものであり、工事
作業者が安全に作業でき、走行車両が安全に走行できる
ようにしたものである。

ところで、従来の作業車におけるベルトコンベア装置の
張出及び格納は人手によりベルトコンベア装置を押した
り、引いたりしてスライドさせて行っていたので、面倒
であると共に、車両が走行している道路上に降りたり、
又荷台の上へ登ったりしなければならず、不安全である
という問題があった。

（Ｃ）　　発明が解決しようとする問題点本発明は前記
の如き問題を解決するためになされたもので、コンベア
装置の張出及び格納を人手により押したり、引いたりす
るかわりに自動的に行い、工事作業者の労力軽減と安全
を計ることを目的とする。

ｆｄｌ　　問題点を解決するための手段本発明の特徴と
するところは、車両荷台上に設けたポストに装着された
コンベア本体と、同本体に装着され道路標識筒を搬送す
るコンへアとで構成されるコンベア装置を荷台上に設け
た上記ポスト上に前後スライド可能に設け、このコンベ
ア装置を荷台後方に張出すことによって、荷台上に積込
んだ道路標識筒を路面上に設置及び路面上から荷台上へ
の回収の少なくともいずれか一方が可能な作業車におい
て、前記コンベア本体に前記コンベアを駆動するモータ
を設け、ポストには前記コンベアの一部を挟持してポス
ト側に固定できる挟持手段を設けてなる作業車における
コンベア装置の張出又は格納装置としたことである。

（ｅ）実施例 以下実施例を図面にて説明する。第１図及び第２図にお
いて、（１１は車体（２）上に搭載した荷台で、略円錐
形状の柔軟性のある道路標識筒（３）が積込まれる。

前記荷台ｆｌ）後部には、ポスト（４）がレール（５）
上を左右移動可能に設けられ、前記ポスト（４）はロー
ラ（６１（６１・・・・・・のついた移動部（７）と支
柱を兼ねた回転可能な回転部（８）とより構成されてい
る。

（９）は荷台（１）上に積込まれた標識筒（３）を路面
上に設置又は路面上から荷台（１）上への回収を行うコ
ンベア装置であるベルトコンベア装置であり、このベル
トコンベア装置（９）は左右一対のコンベア本体αωα
のと、この左右一対のコンベア本体α［１内に設けられ
た左右一対のコンベアであるベルトコンベア（１１）　
　（１１）と、前記ベルトコンベア装置（９）を路面上
より一定の高さに保持すると共に前記ベルトコンベア装
置（９）の路面上よりの高さを任意に調整できる調整機
構を備えた支持車輪（２１）とで構成され、前記左右一
対のベルトコンベア（１１）（１１）の対向面は、ベル
トコンベア（１１）　　（１１）の基部（Ｉｌａ）と先
部（ｌｌｂ）とがへの字状に広くなっており、中間部（
ｌｌｃ　）は第４図に示すように標識筒（３）の挟持部
（３ａ）における自由状態での径より少し狭くして、柔
軟性のある標識筒（３）の挟持部（３ａ）を窪ませて挟
持しながら標識筒（３）を移動させてベルトコンベア（
１１）　　（１１）の基部（Ｌｌａ）又は先部（ｌｌｂ
）で標識筒（３）を挟持したり、開放し　−たりするよ
うにしである。

前記ベルトコンベア（１１）　　（１１）には、第３図
で示すようにベルト（１２）　　（１２）を掛は渡し案
内する複数のローラ（１３）　　（１３）・・・・・・
を有し、その基部（ｌｌａ）のローラ（１４）　　（１
４）はコンベア本体αωに設けられた電動モータ（１５
）によって駆動される駆動ローラとしである。

更に、前記駆動ローラ（１４）　　（１４）のローラシ
ャフト（１６）　　（１６）に設けたスプロケット（１
７）　　（１７）により、回転が同調されると共に、回
転方向が逆向きになっている。

前記コンベア本体０１ＩｌＱｌには、ポスト（４）上端
に回動自在に軸支した左右一対のガイドローラ（１８）
　　（１８）を嵌合する左右一対のガイド溝（１９）　
　（１９）　　（第４面）を設けてあり、ベルトコンベ
ア装置（９）を第１図に示すように実線の張出位置と鎖
線の格納位置ヘスライト可能としている。

（２０）　　（２０）はベルトコンベア装置（９）に設
けたストッパで、ベルトコンベア装置（９）の張出位置
へのセットは、このストッパ（２０）　　（’２０）が
ガイドローラ（１Ｂ）　　（１８）に当接することと、
支持車輪（２１）が路面上に当接することにより行われ
る。

また第５図及び第６図において、（２２）はポスト（４
）の上方に設けたチャンネル形状の当接部材で、ベルト
（１２）と対向する位置に設けである。

（２３）はポスト（４）の上方に軸支されたベルクラン
クで、一端をベルト（１２）に対向する位置で前記当接
部材（２２）とは反対位置に設は他端は、ポスト（４）
上方に前後揺動可能に設けられたレバー（２４）の一端
に固着された偏心カム（２５）上に当接してあり、前記
レバー（２４）を前後させることにより、ベルクランク
（２３）と当接部材（２２）とでベルト（１２）を挟持
したり、放したりするようにしである。

（２６）はポスト（４）の左右位置をロックするロック
装置で、ポスト（４）の移動部（７）をロックするよう
にしである。

（２７）はベルトコンベア装置（９）の旋回方向をセッ
トするセットピンで、このセントピン（２７）を回転部
（８）に設けられた１個の貫通孔（２８）と移動部（７
）に設けられた複数個のビン孔（２９）　　（２９）・
・・・・・の一つに嵌挿させることによってベルトコン
ベア装置（９）を旋回方向ヘセソトすることができる。

（３０）は枠体α〔α０）の基部に設けられ、標識筒（
３）を作業者が乗せてヘルドコンベア（１１）　　（１
１）へ送る受パイプである。

次に実施例の作用について説明すると、まず電動モータ
（１５）を正転にて駆動し、駆動ローラ（１４）　　（
１４）を回転させると、ベルトコンへア（１１）　　（
１１）が第１図の矢印Ｅ方向に動き出す。

次にレバー（２４）を前方に倒してベルクランク（２３
）を回動させ、ベルト（１２）をベルクランク（２３）
　と当接部材（２２）との間に挟持させる。

すると、ベルトコンベア装置（９）は第１図の鎖線の格
納位置から後方にスライドしていき、ストッパ（２０）
　　（２０）がガイドローラ（１８）（１８）に当接す
ると共に、支持車輪（２１）が路面上に当接することに
より実線の張出位置へ自動的に移動する。

移動した後電動モータ（１５）を逆転させてレバー（２
４）を元°の位置にもどすとベルト（１２）　　（１２
）は第１図の矢印Ｆ方向に動き出す。

このとき左右のヘルド（１２）　　（１２）は駆動ロー
ラ（１４）　　（１４）のローラシャフト（１６）　　
（１６）に設けたスプロケット（１７）　　（１７）に
より回転が同調されると共に回転方向が逆向きになって
動いている。

次にレール（５）上に沿ってポスト（４）を移動させロ
ック装置（２６）でロックし、更にセットピン（２７）
を貫通孔（２８）と選択したビン孔（２９）とに嵌挿す
ることによりコンベア装置（９）を標識筒（３）設置の
所定位置ヘセットすることができる。

次に荷台（１１上の標識筒（３）を作業者が受パイプ（
３０）の上へ乗せてベルトコンベア（１１）　　（１１
）のへの字状になったガイド部にガイドさせながら押し
込むと、押し込まれた標識筒（３）は、左右のベルト（
１２）　　（１２）から標識筒（３）の軸心を中心に左
右対称な押圧力を受け、標識筒（３）は挟持部（３ａ）
を窪ませて挟持されながら路面方向へ順次移動し、路面
上に設置することができ、このことを繰り返すことによ
り、標識筒（３）が所定間隔の位置へ設置することがで
きる。

なお、標識筒（３）の回収も可能であり、次のようにし
て行う。

まず車両を後退させながらベルトコンベア（１１）　　
（１１）を正転（第１図の矢印Ｅ方向）させる。

すると路面上の標識筒（３）は左右一対のベルトコンベ
ア（１１）　　（１１）のへの字状になったガイド機構
を有する先部（ｌｌｂ）に案、内されて中間部（ｌｌｃ
）に導かれ、標識筒（３）は挟持部（３ａ）を窪まされ
て挟持されながら荷台（１１方向へ移動していく。

ベルトコンベア（１１）　　（１１）から離れ受パイプ
（２５）に乗った標識筒（３）は作業者が荷台ｉｌｌ上
に並べることにより回収が行われる。

標識筒（３）の設置又は回収が終了すれば、電動モータ
（１５）を逆転（第１図の矢印Ｆ方向）させて、レバー
（２４）を前方に倒してベルト（１２）をベルクランク
（２３）　と当接部材（２２）とで挟持させてベルトコ
ンベア装置（９）を荷台（１）上の格納位置へ格納する
。

ところで以上のように標識量（３ンの回収も可能である
が別の装置で回収を行ってもよい。

又本実施例において駆動ローラ（１４）　　（１４）は
電動モータ（１５）にて駆動しているが油圧を利用して
駆動ローラ（１４）　　（１４）を駆動してもよい。

又本実施例ではベルトコンベア装置（９）をヘルドコン
ベア（１１）　　（１１）とシタカチェーンコンベアで
もよく、又ローラシャフト　（１６）　　（１６）に設
けたスプロケット（１７）　　（１７）もチェーンにし
てもよい。

（ｆｌ　　発明の効果 本発明は以上の如く、コンベア装置の張出及び格納を自
動的に行えるようにしたので、工事作業者の労力軽減と
道路における作業の安全を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は作業車の平面図と側面図、第３図は第
２図のｍ−ｍ断面矢視図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
矢視図、第５図はベルトコンベア装置の張出又は格納装
置の詳細図、第６図は第５図のＶｌ−Ｖｌ断面図である
。 ｆｉｌは荷台、（３）は道路標識筒、（４）はポスト、
（９）はベルトコンベア装置、０ωはコンベア本体、（
１１）はベルトコンベア、（１５）はモータである。 出願人　　極東開発工業株式会社 三菱自動車工業株式会社 第　３　図 第　４　図 第　５　耶 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両荷台上に設けたポスト上にコンベア本体と同本体に
   装着され道路標識筒を搬送するコンベアとで構成される
   コンベア装置を前後スライド可能に設け、このコンベア
   装置を荷台後方に張出すことによって、荷台上に積込ん
   だ道路標識筒を路面上に設置及び路面上から荷台上への
   回収の少なくともいずれか一方が可能な作業車において
   、前記コンベア本体に前記コンベアを駆動するモータを
   設け、ポストには前記コンベアの一部を挟持してポスト
   側に固定できる挟持手段を設けてなる作業車におけるコ
   ンベア装置の張出又は格納装置。