JPS61108522A - ホツトランナ−式射出成形装置 - Google Patents

ホツトランナ−式射出成形装置

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JPS61108522A
JPS61108522A JP23105784A JP23105784A JPS61108522A JP S61108522 A JPS61108522 A JP S61108522A JP 23105784 A JP23105784 A JP 23105784A JP 23105784 A JP23105784 A JP 23105784A JP S61108522 A JPS61108522 A JP S61108522A
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temperature
resin
pipe
gate
heating
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柴田 逸雄
Tetsuo Uchida
哲夫 内田
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JIYUUOU SHOJI KK
JU OH TRADING CO Ltd
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    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/78Measuring, controlling or regulating of temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はプラスチック射出成形装置、特にホットランナ
ー式射出成形装置に関するものである。
(従来技術) 成形機のノズルと金型のキャビティをつなぐ樹脂通路内
に充填された樹脂、所謂ランナーをキャビティ内に充填
された樹脂(製品)とともに冷却固化して型開時に製品
とともに金型外に排出するようにした所謂コールドラン
ナー成形システムに対して、ランナーを溶融状態に保っ
たままキャビティ内の樹脂のみを冷却固化して金型外に
排出し、その溶融状態のランナーは次の成形サイクルに
おいてキャビティ内に充填するようにしたホットランナ
ー式射出成形シス・テムが知られている。
このようなホットランナー式射出成形においては型開時
のゲート部の樹脂の「切れ」が問題となる。すなわち、
成形機のノズルから各キャビティのゲートに至るまでの
樹脂通路を外部から抵抗加熱ヒーターによって加熱して
樹脂を溶融状態に保つものが知られているが、該樹脂通
路のゲート孔に近い部分は、一般に冷却水によって常に
冷却されているキャビティプレートに近いために、金型
の開閉操作に伴なう温度変動が激しくゲート孔付近の樹
脂温度を一定に保つのが極めて困難であり、樹脂温か高
過ぎて樹脂が糸を引いたり、樹脂が固化してゲート孔を
詰まらせてしまって次の射出が不可能になるというよう
な問題があった。また樹脂温か高過ぎると、型開中にゲ
ート孔から樹脂が洩れ出す所謂「はなだれ」現象も起き
る。
このような問題を解決するために、ゲート部分に機械的
な弁を設け、ゲート近傍の樹脂を溶融状態に保つのに充
分な熱を加えるとともに型開時に前記弁を閉じて樹脂の
糸引きやはなだれを防止するようにした装置が開発され
たが、周知のようにゲート近傍には高圧がかかるととも
に前記弁は美大な数の開閉を繰り返さなければならない
ために、故障が起きやすいという欠点がある。また複雑
な構造の弁を使用するために装置が大きくなるという欠
点もある。
また、ゲート孔近傍の樹脂通路内に先の尖った発熱体を
ゲート孔に臨むように配し、型開時にはゲート孔内の樹
脂を積極的に冷却固化させて、型同時のゲート孔からの
樹脂洩れないし、糸引きを防止するとともに次のサイク
ルの射出直前に前記発熱体を高温に加熱してゲート孔内
の固化した樹脂を再溶融させ射出が可能となるようにす
る所謂間欠加熱方式のホットランナー式射出成形装置も
知られているが、この装置においてはゲート内の固化し
た樹脂を再溶融させるのに時間を要する、樹脂通路内に
発熱体が配されるために射出圧の減損が著しい、特にガ
ラス繊維入りの樹脂等による成形の際には発熱体の先端
が破損したり、摩耗したりするといった種々の問題があ
る。またゲート内の固化した樹脂を瞬時に再溶融させる
ために発熱体先端に充分な熱を与えようとすると、発熱
体の基部の方がどうしても先端より高温になるために基
部の周辺の樹脂が焦げたり分解したりするという問題も
ある。
また従来のホットランナー式射出成形装置はいずれも抵
抗加熱ヒーターからの熱伝達によって所望の加熱部位、
例えばゲート孔を加熱するようになっているため熱的な
レスポンスが悪くその加熱部位を所望の温度に制御する
のが極めて困難であり、特に複数個のキャビティを備え
た多数個取りの金型の場合には各キャビティのゲート孔
の温度を等しくするのが(所謂ゲートバランスの維持)
極めて困難であった。また抵抗加熱ヒーターは自己抵抗
発熱であるために断線が頻繁に起きるという欠点がある
以前に本出願人は複数のキャビティを備えた金型の各ゲ
ート孔付近の樹脂温を精度よく制御することができると
ともに良好なゲートバランスを維持することができ、し
たがって弁の開閉、ゲート孔の間欠加熱等複雑な機構を
用いなくとも糸引、はなたれ、ゲート詰まり等を起こす
ことなく良好な成形ができるようにしたホットランナー
式射出成形装置を発明して出願した。(特願昭59−3
7121号) そのホットランナー式射出成形装置においては成形機の
ノズルと金型内の各キャビティを接続する樹脂通路(一
般にスプル一部とランナ一部からなる。)の各キャビテ
ィのゲート孔に隣接した部分が、高周波誘導加熱によっ
て加熱し得る材料で形成されたパイプ状部材によって形
成される。その各パイプ状部材の周囲には6周波誘導加
熱コイルが巻回され、その加熱コイルは互いに直列に高
周波電力供給手段に接続される゛。またその加熱コイル
に供給される電力を制御することによってパイプ状部材
の温度を制御する制御手段が設けられる。
前記加熱コイルに前記電力供給手段から高周波電流を供
給すると前記パイプ状部材が電磁誘導によって発熱する
。この電磁誘導による発熱によってパイプ状部材を加熱
するのは抵抗加熱ヒーターからの熱伝達によって加熱す
るのに比べて熱的レスポンスが良い。すなわち、ヒータ
ーからの熱伝;    導による場合にはパイプ状部材
の温度が所定の温度に達したときには、ヒーターはより
高温になっていてヒーターへの通電が停止した後にもパ
イプ状部材の温度が上昇し続けたり、パイプ状部材の温
度が低下したときにヒーターに通電を開始してもパイプ
状部材の温度が下がり続けるリンギング現象による遅延
時間があるが、誘導加熱による場合にはパイプ状部材自
体が発熱するのであり、しかも発熱速度も極めて速いか
らリンギングのおそれがなく、極めて良好に温度制御が
できる。またヒーターからの熱伝導による場合はヒータ
ーと被加熱部材(パイプ状部材)の接触具合などによっ
てその被加熱部材の温度が大きく変化するのに対して電
!t1m導による加熱の場合にはコイルと被加熱部材の
間の微小な位置関係はその被加熱部材の温度に殆ど影響
を与えないため、各ゲート孔付近の樹脂温を精度良く制
御することができ、またゲートバランスの維持も極めて
容易になるという特長がある。さらに前記誘導加熱コイ
ルは単なる導線を巻いたものであるから、ゲート孔に相
当近い位置まで巻回することができ、したがってパイプ
状部材のゲート孔に相当近い部分まで直接発熱させるこ
とができるから、パイプ状部材の先端部(ゲート孔に近
い部分)と基部(ゲート孔から離れた部分)との温度差
を極めて小さくすることができる。そのためゲート孔内
の樹脂を溶融状態に保つのに充分な温度まで先端部を加
熱したときに基部の温度が上がり過ぎてその部分に接触
している樹脂が焦げたり分解したりするというようなこ
とがない。さらに各加熱コイルを直列に接続すると、例
えば経年変化による1つの加熱コイル回路の抵抗の変化
等が全ての加熱コイルに流れる電流に影響するためゲー
トバランスが特に維持し易い。
すなわち各加熱コイルを並列に電源に接続した場合には
何らかの理由で1つの加熱コイル回路の抵抗が大きくな
るとそのコイルに加えられる電力が小さくなってそのコ
イルの巻かれたパイプ状部材の温度のみが下がることに
なるが、直列に接続しておくと全ての加熱コーオルに加
えられる電力が小さくなり、したがって全てのパイプ状
部材の温度がほぼ一様に下がることになり、ゲートバラ
ンスが極めて維持し易い。また実験によれば各加熱コイ
ルの巻数は数ターンから10数ターンで充分であり、各
コイルを並列に電源に接続した場合には負荷が小さいた
めにパワーが入りにくいという問題がある。さらに高周
波誘導加熱コイルによる発熱はコイルの電源からの距離
すなわち表皮効果を含めた線路の抵抗ロスにも依存する
から各コイルを並列に電源に接続する場合には各コイル
の電源からの距離を正確に一致させるか、或いは各コイ
ルの電源からの距離の違いを考慮して巻数等を加減しな
いとゲートバランスがくずれることになり、この点でも
各コイルを直列に電源に接続するようにした前記装置は
有利である。さらに、前述のようにその装置においては
パイプ状部材の周囲に数ターンから10数ターン導線を
巻くだけでゲート孔付近の樹脂を加熱することができる
から、ゲート周囲の構造が極めて簡単になり、小さな製
品の多数個取りの金型や1つのキャビティに対した数個
のゲートを備えた金型のホットランナ−化が容易に実現
できる。なお、パイプ状部材の温度を所望の値に制御す
る前記温度制御手段としてはパイプ状部材の温度を検出
して設定値との高低に応じて、電源手段から加熱コイル
へ供給される電力を調整乃至オン−オフするような回路
を使用することができる。
周知のようにゲート孔付近の樹脂温を精度良く11Jt
llすることさえできれば、型開時にゲート孔からの樹
脂洩れや糸引を生ぜず、しかもゲート詰まりを起こさな
いような臨界的な樹脂温を探し出すのは当業者には容易
であり、したがってその装置によれば機械的に開閉する
弁、間欠加熱等の複雑な機構を用いることなく良好なホ
ットランナ−武威形を行なうことができる。また上述の
間欠加熱方式の成形装置のように樹脂通路の内部に発熱
体を配する必要がないから射出圧の減損が少なく、また
発熱体の破損等による装置の故障がない。また、その装
置に使用される加熱コイルは自己抵抗発熱が殆どないか
ら断線のおそれがなく、従来のホットランナー式成形装
置に頻繁に生じたヒーターの断線による故障が殆どない
本発明は上記特願昭59−37121号記載の装置を改
良して、更に制御がし易く、条件出しの容易なホットラ
ンナー式射出成形装置を提供することを目的とするもの
である。
本発明においては成形機のノズルと金型の各キャビティ
を接続する樹脂通路のうち少なくともゲート孔近傍の部
分が、高周波誘導加熱で加熱し得る材料で形成されたパ
イプ状部材によって形成され、その各パイプ状部材の周
囲に高周波誘導加熱コイルが巻回される。各加熱コイル
は互いに直列に接続され、温度制御手段の制御の下に高
周波電力を供給される。温度制御手段はパイプ状部材の
温度、特にその先端部の温度を検出する温度検出手段か
らの湯度信号を受けて前記加熱コイルに供給される電力
を制御してパイプ状部材の温度を所望の値に制御すると
ともに、成形機からの信号に応じて各加熱コイルに大電
力を所定の時間だけ供給するようになっている。
このような本発明の装置によれば、ゲート孔付近の樹脂
温を通常はゲート孔からの樹脂洩れや糸引が生じないよ
うな充分低い温度に維持して置き、射出寸前に急加熱し
てゲート孔付近の樹脂を溶融させ射出可能とすることが
できる。このようにすれば、温度制御に要求される精度
が低くなり、特にナイロン等のように粘度等の特性が樹
脂温の僅かな中肉で大きく変化し、そのために、型開時
にゲート孔からの樹脂、洩れや糸引を生ぜず、しかも射
出時にゲート詰まりを起こさないような臨界的な樹脂温
の巾が極めて挾いような樹脂を成形する際に特に有利で
ある。さらにそのような臨界的な温度よりも充分低い温
度に前記所望の温度(以下定常樹脂温と称する。)を設
定して置けば、ゲート孔毎の周囲の条件の差によってゲ
ート孔毎に多少樹脂温に差が出るような場合にも、糸引
や樹脂洩れといったトラブルを起こすことがない。
なお、前記大電力を各加熱コイルに供給するタイミング
および時間は成形条件、成形サイクル、樹脂の種類等に
よって異なるが、できるだけ射出開始寸前にゲート孔付
近の樹脂が射出可能な程度まで溶融するように調整する
のが望ましい。
なお、射出後、樹脂温くパイプ状部材の温度)を定常樹
脂温に戻すためには、樹脂温(パイプ状部材の温度)が
定常樹脂温に戻るまで各加熱コイル°への電力供給を停
止するだけでもよいが、パイプ状部材の周囲に冷却媒体
通路を設けて積極的に冷却するようにしてもよい。その
冷却媒体通路はパイプ状部材と一体的に設けてもよいし
、熱伝達性の良いパイプをパイプ状部材の周囲に191
して巻回して、その内部を水等の冷却媒体を通すように
してもよい。また、各加熱コイルを中空のパイプ状導線
によって形成し、その内部を冷却媒体を通すようにして
もよい。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図において本発明の一実施例のホットランナー式射
出成形装置は4つのキャビティ12a 、 12b 、
 12c 、 12dを有する金型10を備えている。
金型10は成形機(図示せず)の固定ダイプレートに固
定される固定側ハーフ14と移動ダイプレートに固定さ
れる移動側ハーフ16からなっており、移動側ハーフ1
6が固定側ハーフ14に押圧されると、すなわち金型1
0が閉じられると両ハーフ14.16の間に前記4つの
キャビティ128〜12dが形成されるようになってい
る。固定側ハーフ14は固定ダイプレートに取り付けら
れる取付プレート18.断熱材20を挟んでその取付プ
レート18に押圧固定されているマニホールドブロック
22.および支持ブロック24を挟んでそのマニホール
ドブロック22に押圧固定されているキャビティプレー
ト26からなっている。
キャビティプレート26は移動側ハーフ16側に開口す
る4つの凹部28a 、 28b 、 28c 、 2
8dを備えている。この4つの凹部28a〜28dは移
動側ハーフ16に設けられている4つのコア17a 、
 17b 、 17c 、 17dと共働して前記4つ
のキャビティ12a〜12dを形成する。キャビティプ
レート26のマニホールドブロック側には前記4つの凹
部28a〜28dとそれぞれ対向するように、マニホー
ルドブロツ”)’tAk:RDt614)f)EflJ
30a 、 30b 、 30c 、 30dが設けら
れている。また固定側ハーフ14には成形機のノズル(
図示せず)と各キャビティ128〜12dを各凹部30
a〜30dの底面にそれぞれ形成されたゲート孔32a
 、 32b 、 32c 、 32dを介して接続す
る樹脂通路が形成されている。この樹脂通路は成形機の
ノズルと直接つなげられる所謂スプル一部34aとマニ
ホールドブロック22内で4つに分岐した所謂ランナ一
部34bとからなっており、そのランナ一部34bの各
ゲート孔32a〜32dに隣接した部分はパイプ状のチ
ッ゛プ36a 、 36b 、 36c 。
36dによって形成されている。各チップ36a〜36
dの周囲には加熱コイル38a 、 38b 、 38
c 、 38dがそれぞれ巻回されており、後に詳述す
るようにこの加熱コイル38a〜38dに高周波電流を
通すと各チップ368〜36dが発熱するようになって
いる。
前記マニホールドブロック22は適当な加熱手段(図示
せず)によって所望の温度まで加熱されるようになって
いる。
従来のホットランナー式射出成形装置と同様に成形機の
ノズルから射出された溶融樹脂は前記樹脂通路を通って
各キャビティ128〜12d内に充填される。通常、キ
ャビティプレート26および移動側ハーフ16は冷却さ
れており、各キャビティ12a〜12d内の樹脂が冷却
固化した後、移動側ハーフ16が後退せしめられて金型
が開かれる。このときキャビティ12a〜12d内に形
成された製品は移動側ハーフ16のコア17a〜17d
にそれぞれ担われて固定側ハーフ14から除去される。
各加熱コイル38a〜38dは中継ボックス40を介し
て互いに直列に高周波電力供給回路42に接続される。
電力供給回路42はAC1!lからの交流を整流して直
流(脈流)に変換する整流回路44.AC電源をオン・
オフするSSR(ソリッドステートリレー)45、後述
する温度制御回路52の制御の下に開閉(オン−オフ)
を繰り返すスイッチング素子46.トランス48.その
トランス48の一次側に並列に接続されたコンデンサC
2およびフィルター回路50からなっており、前記トラ
ンス48の二次側に前記4つの加熱コイル388〜38
dが直列に接続されるようになっている。温度制御回路
52は前記各チップ36a〜36dの先端部にそれぞれ
接触せしめられて各チップ36a〜36dの先端部の温
度を検出する4つの熱電対54a 、 54b 、 5
4c 、 54dを備えている。その4つの熱電対54
a〜54dの出力は切換回路56によって順次増巾回路
58に入力され、増巾された後、A/D変換回路60に
入力される。
このA/D変挽回路60によってデジタル信号に変換さ
れた各熱電対54a〜54dからの温度情報は制御回路
62の制御の下に記憶回路64に記憶される。
制御回路62には更に設定温度入力回路66および温度
表示回路68が接続されている。設定温度入力回路66
は設定ダイヤル等によって選択されるチップ先端部の設
定温度を制御回路62に入力する。この設定温度は制御
回路62の制御の下に記憶回路64に記憶される。制御
回路62は記憶回路64に一旦記憶されていた各熱電対
54a〜54dからの温度情報、すなわちその時点での
4つのチップ388〜38dの先端部の温度を取り出し
て、4つのチップ38a〜38dの先端部の温度の平均
値を求め、その平均値と前記設定温度との差を求める。
制御回路62はこの差の大きさに応じて発振回路12を
制御して発振回路12の出力信号を変化させる。本実施
例における電力供給回路42においては周波数が所定の
範囲内で低い程大きな電力が加熱コイル38a〜38d
に ・入るようになっており、制御回路62は前記設定
温度とチップ先端部の温度の平均値との差が大きい程低
い周波数で発振するように発振回路12を制御する。本
実施例では発振回路12は20K HZ〜50KH2の
間で発振する。この発振回路12の出力信号はドライブ
回路74によって電流増巾されて電力供給回路42の前
記スイッチング素子46を駆動する。
このスイッチング素子46が発振回路72の発振周波数
に応じて開閉を繰り返すことによって前記トランス48
の一次側に高周波電流が流れ、トランス48の二次側に
高周波電流が誘起され、トランス48の二次側に直列に
接続された前記4つの加熱コイル38a〜38dに高周
波電流が供給される。加熱コイル38a〜38dに高周
波電流が流れるとその加熱コイルが巻かれている各チッ
プ36a〜36dが電磁誘導によって発熱する。もちろ
ん、各チップ36a〜36dは高周波誘導加熱で発熱し
得る材料で形成されている必要がある。そのような材料
としては種々のものが知られているが、当業者には明ら
かなように、各チップ36a〜36dは高温、真性に耐
えなければならないから、このような点も考慮して材質
を選択しなければならない。特に高温まで加熱されても
機械的強度が大きく、透磁率が大きく、しかも透磁率の
温度依存性の小さいものが望ましい。このような材料と
しては例えば熱間金型用のS K D −61,62等
がある。前記温度制御回路52は各熱電対54a〜54
dから入力される各チップ36a〜36dの先端部の実
際温度の平均値と設定温度の比較を刻々繰り返し、前者
の方が後者より低い場合には両者の差が小さくなるにつ
れて発振回路72の発振周波数を高くして行く。この発
振周波数が高くなると、トランス48の一次側に流れる
電流の周波数も高くなり、したがって加熱コイル38a
〜38dに供給される電流の周波数も高くなって結局各
加熱コイル38a〜38dに供給される電力が小さ  
  [くなる。すなわち、温度1i1J i11回路5
2はチップの先端部の実際の温度が設定温度より低い場
合には、その差が大きいときには大きな電力を加熱コイ
ル388〜38dに供給し、実際の温度が設定温度に近
づくにつれてその供給電力を小さくし、それによってチ
ップ先端部の実際の濃度を設定温度に収束させる。逆に
実際の温度が設定温度を上回った場合には、その差が大
きい程大きく供給電力を減するようにして実際温度を設
定温度に近づける。また前記温度表示回路68はチップ
先端部の実際温度。
設定温度との差等を表示する。このような高周波誘導加
熱によってチップを加熱する本実施例の装置においては
チップ368〜36d自体が発熱するのであるから、抵
抗加熱ヒーターからの熱伝達によってチップを加熱する
のに比べて熱的レスポンスが速く、リンギングや熱伝達
に帰因する遅延なく精度良くチップの温度を制御するこ
とができる。
前記S S R45は制御回路62に接続されており、
所定の周期で開閉される。例えば0.5s e c毎に
10m s e cだけ開かれる。すなわち制御回路6
2は所定の周期でAC電源をオフすることによって電力
供給回路42からの出力を停止し、その間に熱電対54
a〜54dからの温度情報を記憶回路64に記憶させる
。したがって熱電対54a〜54dの近傍において加熱
コイル38.a〜38dによって発生される高周波磁界
の影響を受けずに熱電対54a〜54dの信号を読み取
ることができる。なお、S S R45を開く周期およ
びその時間は特に上記例に、限定されるものでなく適当
に選択して差し支えないが、その周期を余り長くすると
、温度検出の間隔が広くなり過ぎて、特に熱的レスポン
スの良い本実施例の装置においては温度i制御上望まし
くない。また5SR45を開く周期が短か過ぎたり、あ
るいは開く時間が長過ぎたりすると、電力が加熱コイル
38a〜38dに供給される時間が短くなりチップ36
a〜36dを所望の温度まで加熱するのに時間がかかる
ことになる。したがってこのような点を適切に考慮して
S S R45を開く周期およびIIIBIを決定する
のが望ましい。
なお、S S R45としては制御回路62から開信号
が入ってもAC電源の電圧がゼロになる迄は開かず、逆
に閉信号が入ってもAC電源の電圧がゼロになる迄は閉
じないゼロクロス型のSSRを使用するのが望ましい。
更に、制御回路62は後に詳述するように成形機(図示
せず)からの信号に応答して各加熱コイル38a〜38
dに供給される電力を所定の時間だけ最大にする。
制御回路62としては通常マイクロプロセサーが使用さ
れるが、上記のような制御を行なうためのマイクロプロ
セサーの動作を第4図の70−チャートを参照して説明
する。
第4図において制御回路(マイクロプロセサー)62は
まずS S R45を開くとともに切換56を切り換え
て各熱電対54a〜54dの出力Toを読み取り、その
平均値MToを演算する。(ステップS1)次にステッ
プS2において設定温度STと平均値MToの偏差Xを
演算し、ステップS3においてその偏差Xが正かどうか
、すなわち設定温度8丁7、    の方が平均1MT
oより高いかどうかを判別する・x>Qの場合にはその
Xの絶対値に対応するα(≧0)を制御値Cに加えて、
発振回路12に出力する。(ステップ84 、Ss )
x<Qの場合にはそのXの絶対値に対応するα(≧0)
をtiIJ御値Cかう減じて発振回路12に出力する。
(ステップSs 、 Ss )次にステップSTにおい
て成形機から型閉め開始信号が入力されたかどうかを判
別する。
型閉め開始信号が入力されていない場合にはステップS
Lに戻ってステップS!〜Srを繰り返す。
型mめ開始信号が入力されている場合はタイマーTsを
ONする。(ステップSs)このタイマーT1は加熱コ
イル38a〜38dに供給する電力を最大にするタイミ
ングを決定するものである。このタイマー■寡がupt
、、たら(ステップS!l)、前記i制御値Cを最大と
して発振回路72に出力する。
(ステップS鱒)これと同時にタイマーT2をONする
。(ステップ5r1)このタイマーT2は制御値Cを最
大にしておく時間、すなわち最大電力を加熱コイル38
a〜38dに供給する時間を決定するものであり、タイ
マーT2がupするまで1ilJill     ’値
Cは最大に保たれる。次にタイマーT2がupすると(
ステップ512)制御値Cが最小または零にされる。(
ステップ513)次にステップS 14において熱電対
548〜54dの出力TOの平均値MTOが前記設定値
S1より下がったかどうかが判別される。平均値MTo
が設定値S工より高い間は制御値Cは最小に保゛たれる
。ここで平均値MT。
が設定ias□より低くなるとステップS2に戻って平
均値MToが設定値S工に収束するように制御がなされ
る。
なお、前述のようにタイマーTlは加熱コイル38a〜
313dに供給する電力を最大とするタイミングを決定
するものであり、タイマーT2はその最大電力の持続時
間を決定するものであり、樹脂の種類、定常温度(前記
設定温度)、成形サイクル時間等を考慮して射出寸前に
ゲート孔近傍の樹脂が溶融して射出可能となるように設
定される。このように射出寸前に加熱コイル38a〜3
8dに大電流を供給して射出可能状態となるようにする
ことによって定常温度(設定温度)を、糸ひきゃ、はな
だれが生ぜず、しかもゲート詰まりも発生しないような
臨界的な温度より低く設定することができ、多少のゲー
トバランスのくずれもそれによって吸収することができ
るから温度の精度に対する要求が緩くなり、したがって
制御が楽になる。
なお、第4図に示すフローチャートにおいては、射出可
能状態とするために制御値Cを最大とすることによって
最大電力を加熱コイル38a〜38dに供給するように
なっているが、必らずしも最大電力を供給する必要はな
く、所望の樹脂温の上昇が得られるだけの電力を供給す
ればよい。この場合にはステップSmにおいてMwJ値
Cを最大とする替りに、それまでの制mimcに所望の
樹脂温上昇分に応じた値(α)を加えたものを制御値C
として発振回路12に出力してやればよい。
また第4図のフローチャートにおいては成形機からの信
号を型閉め開始信号としたが、成形サイクル中に一定タ
イミングで出力される信号であればどのような信号を利
用してもよいことは言う迄もない。
第2図は各チップ周辺の構造をチップ36aを例にとっ
て詳細に示すものである。
第2図に示すように、チップ36aはゲート孔近傍の樹
脂通路を形成する貫通孔80を備えたパイプ状の部材で
ある。貫通孔80は先端部(ゲート孔32all)にお
いて細くなってゲート孔32aとほぼ同じ径を有するよ
うになっている。チップ36aの両端面には環状の突条
82a 、 82bが設けられている。チップ38aは
マニホールドブロック22とキャビティプレート26の
間に押圧挾持されるようになっており、その際上記突条
82a 、 82bが多少変形することによって押圧面
からの樹脂洩れを防止するようになっている。もちろん
他のシール手段例えばOリングを用いて樹脂の洩れを防
止するようにしてもよい。また先端面の突条82bはチ
ップ36aとキャピテイプレート26との接触面積を小
さくしてチップ36aの先端部からキャビティプレート
26に奪われる熱量を小さくするのにも役立つ。チップ
36aの先端近傍には熱雷対54aの先端を挿し込む凹
部84が設けられている。加熱コイル38a8よび熱電
対54aは高周波遮へい効果を有する金属で形成された
ケース86内に収容されており、ざらにその加熱コイル
38aのリード線88aおよび熱電対54aのリード線
88bはケース86に一体的に接続されたシールド@9
G内を通って前記中継ボックス40まで延びている。加
熱コイル38aは導電性が良く、腐食に強い金属、例え
ば銀、銀の合金、銅線等の心線とその上に被せられた絶
縁被覆からなっでおり、チップの大きさ等に応じて通常
数ターンから10数ターンチツプの周囲に巻回される。
チツ736aの後端部にはマニホールドブロック22か
らの熱伝達があり、逆にチップ36aの先端部からはキ
ャビティプレート26によって熱が奪われるため、加熱
コイル38aはできるだけチップ36aの先端に近い位
置に巻回して先端部にコイル38aからの磁束が集中す
るようにするのが望ましい。
前記中継ボックス40は高周波電力供給回路42の前記
トランス48の二次側を接続するためのコネクター10
0.および前記各加熱コイル38a〜38dを接続する
ためのコネクター101. 102. 103. 1 
    :04を備えている。コネクター101. 1
02. 103゜104は互いに直列にコネクター 1
00に接続されている。更に、各コネクター101. 
102. 103゜104を跨ぐように(並列に)ゲー
トバランス調整用回路を接続するためのゲートバランス
調整用コネクター111. 112. 113. 11
4が接続されている。このゲートバランス調整用コネク
ター111・〜114に適宜ゲートバランス調整用回路
を接続することによって個々のチップ36a〜36dの
温度をI制御することができる。第1図にはゲートバラ
ンス調整用コネクター 111. 113を介して加熱
コイル38a 、 38Cにそれぞれ並列にコンデンサ
ー105を接続した例が示されている。この場合、加熱
コイル38a 、 38cが巻かれているチップ36a
 、 36cの温度が上昇し、他の加熱コイル38b 
、 38dが巻かれているチップ36b 、 36dの
温度が下がる。ゲートバランス調整用回路としてコンデ
ンサーの替りにコイルもしくは抵抗を使用すると、加熱
コイル38a 、 38cが巻かれているチップ36a
 、 36(jの温度が下がり、他の加熱コイル38b
 、 38dが巻かれているチップ36b 、 36d
の温度が上がる。すなわち、コンデンサー、コイル、抵
抗等のゲートバランス調整用回路を加熱コイルに選択的
に並列に接続することによって、各加熱コイルへの電力
の供給の配分を変えることができ、それによって直列に
接続された複数の加熱コイル388〜38dによって発
熱せしめられるチップ36a〜36dの温度を別々に上
下せしめられることができるのである。つまり、何らか
の要因によって温度が下がり易いチップに巻かれている
加熱コイルに他の加熱コイルよりも大きな電力が供給さ
れるように対応するゲートバランス調整用コネクターに
コンデンサーを接続してもよいし、逆に何らかの要因に
よって温度が他よりも上がり易いチップに巻かれている
加熱コイルに供給される電力が他の加熱コイルに供給さ
れる電力よりも小さくなるように、その加熱コイルに対
応するゲートバランス調整用コネクターにコイルまたは
抵抗を接続してもよい。もちろん、コンデンサー、コイ
ル、抵抗を適当に組み合わせて使用しても差し支えない
。しかしながら、ゲートバランス調整用回路として抵抗
を使用すると、電力損が生じ、その点では他の2者の方
が望ましい。 言うまでもなく、ゲートバランス調整用
回路の作用はその素子の値が大きい程大きい。
したがってオペレーターが温度表示を見たり、各ゲート
孔での樹脂の状態を見たりして、適当な値の素子を適当
なゲートバランス調整用コネクターに接続するようにし
てもよいし、予め異なる値の複数のゲートバランス調整
用回路を各加熱コイル毎に切換自在に設けておき、チッ
プ間の温度差に応じて適当な値の素子を選択して接続す
るようにしてもよい。
さらに第3図に示すようにその切換をIIJ111回路
62の1ilJ tllの下に自動的に行なうようにし
てもよい。
すなわち第3図に示す中継ボックス40aにおいて各ゲ
ートバランス調整用コネクターは6つの固定接点とその
6つの固定接点のうち1つに選択的に接触せしめられる
1つの可動接点とを備えたリレー 121. 122−
123. 124からなっている。各リレー121〜1
24の6つの接点のうちの5つにはそj    れぞれ
値の異なるコンデンサーが接点されており、残りの1つ
の接点はオープンになっている。各リレー 121〜1
24は前記MI11回路62によってIIJ御されるリ
レー駆動回路125によって駆動されるようになってい
る。制御回路62は前記熱電対54a〜54dから入力
される4つのチップ36a〜36dの濃度のバラツキに
応じてリレー121〜124を選択的に駆動して所望の
値のコンデンサーを対応する加熱コイル38a〜38d
に並列に接続するようにリレー駆動回路125を制御す
る。
なお、金型内に通されるリード線は実用上余り太くする
ことはできないが、電力供給回路からコイルまでの線路
の表皮効果を含めた抵FLロスをできるだけ小さくする
ために中継ボックス40までのラインにはできるだけ高
周波抵抗の小さい太い導線を使用し、中継ボックス40
はできるだけ金型に近い位置に配するのが望ましい。
上記実施例においては、射出後(タイマーTzがupし
た後)に制御値Cを最小にして、すなわち加熱コイル3
8a〜38dへの電力の供給を断つことによって定常温
度(設定温度)まで下げている    iが冷却水等に
よってチップ368〜36dの温度を定常温度まで積極
的に下げるようにしてもよい。
これには各チップの周囲に、第5図に示すように加熱用
コイルと交互になるように冷却媒体用パイプPを巻回し
てそのパイプPに冷却媒体を通すようにしてもよいし、
第6図に38a−で示すように加熱コイル用の導線を中
空のパイプ状導線としその内部に冷却媒体を通すように
してもよい。特に後者の場合にはチップ周りの構造が複
雑化するのを防止できるだけでなく、加熱コイル用導線
の酸化を防止することもできるという長所がある。
また、上記実施例においては、高周波電力供給回路42
として周波数が低くなる程供給電力が大きくなる転流方
式回路を使用したが、逆に周波数が高くなる程供給電力
が大きくなる偏向方式回路も使用することができる。さ
らに前記実施例においては温度制御回路52は4つのチ
ップ36a〜36dの先端部の実wA温度の平均値と設
定温度を比較するようになっているが、どれか1つのチ
ップの先端部の実際温度と設定温度とを比較するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の射出成形装置を示す概略図
、第2図は第1図の装置の一部を詳細に示す断面図、第
3図は第1図の装置の変更例を示す図、第4図は第1図
の装置の制御回路の作用の一部を説明するためのフロー
チャート、第5図および第6図は第1図の装置の変更例
をそれぞれ示す図である。 128〜12d・・・キャビティ 328〜32d・・・ゲート孔 36a 〜36d −・・チ ッ プ 388〜38d・・・加熱コイル 42・・・・・・・・・・・・・・・高周波電力供給回
路45・・・・・・・・・・・・・・・5SR52・・
・・・・・・・・・・・・・温度制御回路54a 〜5
4d ・・・熱電対 100〜104・・・コネクター 105・・・・・・・・・・・・コンデンサー111〜
114・・・ゲートバランス調整用コネクター121〜
124・・・リ   し  −125・・・・・・・・
・・・・リレー駆動回路第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固定側ハーフと移動側ハーフとからなり、両ハーフを閉
    じたときに形成される少なくとも2個のキャビティと、
    そのキャビティと成形機のノズルとをゲート孔を介して
    接続する樹脂通路とを備えた金型、および その金型の前記樹脂通路を加熱してその樹脂通路内の樹
    脂を溶融状態に保つ加熱手段、 からなるホットランナー式射出成形装置において、 前記樹脂通路の少なくとも前記ゲート孔近傍の部分が、
    高周波誘導加熱で加熱し得る材料で形成されたパイプ状
    部材によって形成されており、前記加熱手段がその各パ
    イプ状部材の周囲に巻回され、互いに直列に接続された
    高周波誘導加熱コイル、その高周波誘導加熱コイルに高
    周波電力を供給する高周波電力供給手段、 前記パイプ状部材の温度を検出して温度信号を出力する
    温度検出手段、および 前記温度検出手段からの前記温度信号を受けて、前記高
    周波電力供給手段から前記高周波誘導加熱コイルに供給
    される電力を制御して前記パイプ状部材の温度を所望の
    値に制御する温度制御手段からなっており、前記温度制
    御手段が前記成形機からの信号を受けて前記パイプ状部
    材の温度を前記所望の値に制御するのに必要な電力より
    大きい電力を所定の時間だけ前記高周波誘導加熱コイル
    に供給するようになっていることを特徴とする装置。
JP23105784A 1984-02-28 1984-11-01 ホツトランナ−式射出成形装置 Pending JPS61108522A (ja)

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US06/817,855 US4726751A (en) 1984-02-28 1985-02-27 Hot-runner plastic injection molding system
DE3590090A DE3590090C2 (ja) 1984-02-28 1985-02-27
PCT/JP1985/000091 WO1985003904A1 (en) 1984-02-28 1985-02-27 Hot runner-type injection molding device
DE19853590090 DE3590090T (de) 1984-02-28 1985-02-27 Heißkanal-Spritzgießanlage
CH4674/85A CH668220A5 (de) 1984-02-28 1985-02-27 Heisskanal-spritzgiessanlage.
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