JPS61108278A - 来客監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオカメラを用いた来客監視装置に関し、特
に留守中に於ける来客をビデオテープレコーダに記録す
る来客監視装置に関するものである。

〔従来枝術〕

来客監視装置は、ビデオカメラによって例えば支間ぺの
来客を撮影し、その画像を別室のモニターテレビに写し
出すことによって監視を行なうものである。

しか１．ながら、１−記構改による来客監視装置に於い
ては、被監視エリアを常時またはドアホンの動作に連動
して撮像し、その画像をただ単にモニターテレビに写し
出すのみであるために、在宅時に於ける来客監視には適
しているが、留守時に於ける来客監視までも行なうこと
が出来なかった。

この様な問題を解決するものとしては、例えば蓄２図に
示す様にホームバスシステムを利用して来客画像をビデ
オテープレコーダに記録しておくことにより、帰宅時に
留守中の来客を知ることが出来る来客監視装置が開発さ
れている。これは、第２図に示す様に例えば家庭内に２
木の同軸ケーブル１．２を配線することによって、一方
の同軸ケーブル１をビデオラインとして用いるとともに
、他方の同軸ケーブル２をコントロールラインとして用
いるものである。そして、ビデオラインとしての同軸ケ
ーブル１には例えば玄関への来客を撮像する位置に設け
られたテレビ力、メラ３およびビデオテープレコーダ４
が同軸線用インターフェース回路５．６をそれぞれ介し
て接続されている。また、このビデオカメラ３とビデオ
テープレコーダ４のコントロール端子は、同軸線用イン
ターフェース回路７，８をそれぞれ介してコントロール
ラインとしての同軸ケーブル２に接続されている。９は
玄関への来客を検出するために玄関ドアの前に設けられ
た来客検出センサとしてのマットセンサであって、その
出力端は同軸線用インターフェース回路１０を介して同
軸ケーブル２に接続されている。１１はパーソナルコン
ピュータであって、同軸線用インターフェース回路１２
を介して同軸ケーブル２に接続されることによって、マ
ットセンサ９からの信号を受けるとともに、ビデオカメ
ラ３およびビデオテープレコーダ４の動作制御を実行す
る。なお、１３はビデオテープレコーダ４に直接的に接
続されたテレビジョン受像機、１４はパーソナルコンピ
ュータ１１に接続されたディスプレイである。

この様に４Ｉ成された来客監視装置に於いて、外出に際
してはまずパーソナルコンピュータ１１に留守監書プロ
グラムをセットすることによって。

コントロールラインとしての同軸ケーブル２を介して供
給される言号を監視させる。ここで来客が玄関ドア１５
の前に達すると、マットセンサ９が踏まれることから出
力信号が発生される。そして、このマットセンサ９の出
力信号は同軸線用インターフェース回路１０を介して同
軸ケーブル２に供給される。同軸ケーブル２に供給され
たマットセンサ９の出力信号は、更に同軸線用インター
フェース回路１２を介してパーソナルコンピュータ１１
に１共１合される。ここで、パーソナルコンピュータ１
１は、同軸ケーブル２から供給される信号を取り込むこ
とによりその内容を判別する。

そして、この信号がマットセンサ９からの信号であると
識別された場合には、パーソナルコンピュータ１１から
同軸線用インターフェース回路１２を介してコントロー
ルバスとしての同軸ケーブル２にビデオカメラ電源オン
信号が供給される。そして、このビデオカメラ電源オン
信号は、同軸ケーブル２から同軸線用インターフェース
回路７を介１．てビデオカメラ３に供給されると、ビデ
オカメラ３がこの信号を識別することにより電源がオン
となってそのビデオ出力（音声も含む）が同軸線用イン
ターフェース回路５を介してビデオラインとしての同軸
ケーブル１に供給される。

−・方、パーソナルコンピュータ１１は、ビデオカメラ
電源オン信号に続いてビデオテープレコーダ録画開始信
号を同軸線用インターフェース回路１２を介して同軸ケ
ーブル２に供給する。そして、このビデオテープレコー
ダ録画開始信号は、同軸線用インターフェース回路８を
介してビデオテープレコーダ４に於いて識別されること
により録画モードにセットされ、同軸ケーブル１から同
軸線用インターフェース回路６を介して供給されるビデ
オカメラ３のビデオ出力信号を録画する。

ここで、パーソナルコンピュータ１１はマットセンサ９
の出力発生時点からの計時を行なっており、予め宇めら
れた特開に達すると前述した場合と同様に同軸ケーブル
２を介してビデオカメラ３にビデオカメラ電源オフ信号
を供給することによって撮像動作を中１トさせる。また
、パーソナルコンピュータ１１は同軸ケーブル２を介し
てビデオテープレコーダ４に録画中１１−信号を供給し
てその動作を停止トさせる。この様な動作を来客毎に行
なうことによって、ビデオテープレコーダ４に来客者を
順次映像記録し、帰宅時にビデオテープレコーダ４を再
生してテレビ受像機１３に写し出すことによって留守中
に於ける来客監視が行なわれるものである。そして、こ
こでは１個所の玄関ドア部分に対してのみ来客監視を行
なった場合について説明したが、複数の監視個所を有す
る場合には、各監視個所に対応して設けられている来客
センサの出力信号をパーソナルコンピュータ１１が識別
し、この識ｆｆｌ＋結果に応じて必要とするテレビカメ
ラに対してのみテレビカメラ電源オン信号を供給する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、Ｌ記構成による来客監視装置に於いては
、２本の同軸ケーブルを必要とするために設備費用が太
幅に一ヒ昇するとともに、家屋内に２本の同軸ケーブル
を目立たない様に張り巡らすことが困難であることから
、新築時以外の工事が不可能となる。更に、コントロー
ルラインとして用いられる同軸ケーブルは、各来客セン
サの近くまでＶ長させる必要があるが、例えば玄関に設
けられたテレビカメラによって門柱部分に位置する来客
を監視する場合には、この門柱部分に設けられた来客セ
ンサの部分まで高価な同軸ケーブルを延長しなければな
らない問題を有している。

〔問題を解決するための具体的な手段〕従って、本発明
による来客監視装置は、１本の同軸ケーブルと電力線を
用いて、同軸ケーブルをビデオ信号ラインとしかつ電力
線をコントロール信号ラインとして利用するものである
。

〔作用〕

この様に構成された来客監視装置に於いては、従来同軸
ケーブルを用いていたコントロール信号ラインとして、
家庭内に張り巡らされている電力線を利用するものであ
ることから、工事が簡単になるとともに同軸ケーブルは
ビデオ信号ライン用のみとなって大幅なコストダウンが
計れることになる。また、コントロール信号ラインとし
て電力線を用いることから、この電力線が近くにある位
置であれば門柱部分等のいかなる場所にも来客センサを
容易に取り付けることが可能になるものである。更に、
−木の同軸ケーブルであれば、家庭内に比較的目立たな
い状態で張り巡らせることが回旋になる。

〔実施例〕

第１図は本発明による来客監視装置の一実施例を示すブ
ロック図であって、第２図と同一部分は同記号を用いて
示しである。同図に於いて１６は家庭内に張り巡らされ
ている電力線であって、ここでは各機器に対する電源供
給に加えて、コントロール信号ラインとして利用される
ものである。

そして、１６ａ〜１６ｅはこの電力線１６にそれぞれ接
続された電源コンセントであって、電源プラグ１７ａ〜
１７ｅを介して電力線用インターフェース回路１０′、
７”、８′、１２’、＋８’にそれぞれ接続されている
。１９は別室に設けられたテレビ受像機であって、電力
線用インターフェース回路１８からコントロール信号の
供給を受け、同軸ケーブル１に接続された同軸線用イン
ク−ツー−８回路２０から１゛デオ信の供給を受け）て
いる。ただし、この場合に於ける電力線用インターフェ
ース回路１０′、７′、　　′、１２′。

１８′は電力線に接続するためのインターフェースとな
ることは言うまでもない。そして、同軸線ｌを用いたヒ
アオ信号（音声信号も含む）の伝送は、従来と同様にベ
ースバンド直列方式が用いられ、電力ｉ１１６を利用し
たコントロール信号ラインに於けるコントロール信号の
伝送は、スペクトラム拡散電力線通信方式が用いられる
。このスペクトラム拡散電力線通信方式は、一般に周知
の様に狭帯域情報信号を高いクロック周波数を有する擬
似ランダム系列によって乗算変調することにより、広帯
域にスペクトラム拡散させて送信し、受信側では受信信
号を相関検波してスペクトラム拡散を行なうことによっ
て復調することにより、ピーク電力制限下に於いても高
い受信ＳＮ（信号対雑音比）を得られるものである。そ
し、擬似ランダム系列としては、ｍ系列（最大長系列）
が用いられる。ここで、コントロール信号の伝送として
スペクトラム拡散電力線通信方式を用いた場合には、選
択呼出、符号分割多重、非同期多重、通信秘匿が可轍お
よび妨害を受けにくいことから、劣悪な電送４＋？性を
有する電力線を用いた場合に於いても、コントロール信
号の安定した伝送が行なえるこ−とになる。また、同一
の電力線に接続されている他の電気機器への影響も全く
生じない。そして、ベースバンド直列伝送方式に於いて
は０〜８．８　ＫＨ２の帯域を有し、スペクトラム拡散
電線力通信方式では１０〜４５０　ＫＨ２の帯域を有す
ることからホームパスシステムへの展開が可能となるも
のである。この様に構成された来客監視装置に於いて、
外出に際してはパーソナルコンピュータ１１を留守モー
ドにセットするこ、とによって、電力ｍ１６ををして供
給される来客センサとしてのマットセンサ９の出力信号
を監視させる。次に、来客が玄関ドア１５の前に設けら
れているマットセンサ９を踏むと、その出力信号が電力
線用インターフ、−ス回路１０′においてスペクトラム
拡散による変調を行なった後に電力線１６に送り出され
る。そして、この電力ｆｉｌｅに送り出された信号は、
電源コンセン）１６ｄおよび電源プラグ１７ｄを介して
電力線用インターフェース１２′に供給される。電力線
用インターフェース１２′Ｉｆスペクトラム拡散によっ
て送られて来るマ・シトセンサ９の出力信号をスペクト
ラム逆拡散によって復調することにより取り出し、この
復調により取り出された信号をパーソナルコンピュータ
１１に供給する。パーソナルコンピュータ１１は、電力
線用インターフェース回路１２から供給される信号を識
別し、マントセンサ９からの信号であることが判別され
ると、計時動作を開始するとともに、テレビカメラ電源
オン信号を電力線用インターフェース回路１２’に供給
する。

インターフェース回路１２’は、パーソナルコンピュー
タ１１から供給されるテレビカメラ電源オン信号をスペ
クトラム拡散による変調を行なった後に電力線１６に送
り出す。

一方、電力線用のインターフェース回路７′は、電力Ｉ
！１６を介して送られて来る変調テレビカメラ電源オン
信号を復調して取り出した後にテレビカメラ３のコント
ロール端子に供給することによってその電源をオンにさ
せる。テレビカメラ３の電源がオンになると、玄関ドア
１５の前側部分を撮像し、そのビデオ出力信号を同軸線
用インターフエース回路５に供給する。同軸線用インタ
ーフェース回路５は、ビデオ信号をベースバンド直列伝
送方式により同軸ケーブル１に供給する。また、パーソ
ナルコンピュータ１１は、テレビカメラ電源オン信号の
送出を終了すると、次にビデオテープレコーダ録画開始
信号を発生し、この信号を電力線用インターフェース回
路１２’に於いてスペクトラム拡散による変調を行なっ
て電力線１６に供給する。

一方、電力線用のインターフェース回路８′は、電力８
１６を介して送られて来る信号を復調することによりビ
デオテープルコーダ録画開始信けを取り出してビデオテ
ープレコーダ４のコントロール端子に供給すると、ビデ
オテープレコーダ４は、同軸ケーブル１から同軸線用イ
ンターフェース回路６を介して供給されるビデオ信号を
順次録画して留守中に於ける来客の監視を行なう。

吹に、パーソナルコンピュータ１１に於ける前述した３
Ｌ時が予め定められた詩間に達すると、つまり、マット
センサ９の来客検出時点から所定の監視時間が終了する
と、テレビカメラ電源オフ信号とビデオテープレコーダ
録画中１１二信号を順次発生し、この信号は電力線用イ
ンターフェース回路１２′に於いてスペクトラム拡散に
よる変調が行なわれた後に電力線１６を介して伝送され
る。そして、このテレビカメラ電源オフ信号は、インタ
ーフェース回路７′に於いて復調された後にテレビカメ
ラ３の制御端子に供給されることによって電源がオフと
なり、またビデオテープレコーダ録画中１１信号は電力
線用インターフェース回路８′に於いて復調された後に
ビデオテープレコーダ４のコントロール端子に供給され
ることによって録画動作の中１）−が行なわれる。

この様な動作を順次繰り返すことによって家人の留守中
に於ける来客の姿が順次録画されることになる。そして
、帰宅時には、ビデオテープレコーダ４を再生し、その
再生出力をテレビ受像機１３に写し出すことによって留
守中に於ける来客を監視する。また、ビデオテープレコ
ーダ４の再主出力をγ室に設けられているテレビ受像機
１９に写し出すには、まずパーソナルコンピュータ１１
を操作することによってビデオテープレコーダ再生開始
信号とテレビ電源オン信号を順次送出させる。すると、
ビデオテープレコーダ再生開始信号は、電力線用インタ
ーフェース回路１２′に於いて変調された後に電力線１
６を介して電力線用インターフェース回路７′に供給さ
れることにより復調され、この復調信号がビデオテープ
レコーダ４のコントロール端子に供給されることによっ
て、巻き戻し処理の後に再生が行なわれる。そして、こ
のビデオテープレコーダ４の再生ビデオ信号は、同軸線
用インターフェース回路６を介して同軸ケーブル１に送
り出される。また、このビデオテープレコーダ再生開始
信号に続いて発生されるテレビ電源オン信号は、電力線
用インターフ、−ス回路１８′に於いて復調され、その
復調出力がテレビ受信＄１９のコントロール端子に供給
されることによって電源がオンとなり、これに伴なって
同軸ケーブル１を介して供給されるビデオテープレコー
ダ４の再生ビデオ信号を同軸線用インターフェース回路
２０を介して取り込むことによって写し出す。従って、
この場合に於いては、ビデオテープレコーダ４が設置さ
れている部屋と異なる部屋に設けられているテレビ受ｔ
ｊ機１９によって、ビデオテープレコーダ４の再生出力
を監視することが出来ることになる。

次に、在宅時に別室のテレビ受像機１９を用いて玄関の
来客を監視する場合には、パーソナルコンピュータ１１
を操作してビデオカメラ電源オン信号とテレビ電源オン
信号を発生させることによってテレビカメラとテレビ受
像機１９の電源をオンに制御する。すると、ビデオカメ
ラ３から出力されるビデオ信号が同軸線用インターフェ
ース回路５□同軸ケーブルｌ□同軸線用インターフエー
ス回路２０を介してテレビ受像機１９に供給されること
によって、テレビ受像機１９に玄関ドア１５の前の状態
が常時写し出されることになる。これに対して、マット
センサ９の出力信号をパーソナルコンピュータ１１が検
出した時のみビロ ー′１カメー餐源オン信号とテレビ電源オン信号を送出
する様にパーソナルコンピュータ１１（７）プログラム
を設定すれば、来客時のみその姿がテレビ受＠ｍ１９に
写し出されることになる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明による来客監視装置に於いて
は、電力線をコントロール信号用のパスラインとして利
用するものであるために、同軸線を１木張り巡らせるの
みですべてのパスラインが構成されることから、設備費
用が安価になるとともにその工事も容易になる。また、
１木の同軸ケーブルであれば、比較的容易に目立たない
状態で家屋内に張り巡らすことが可能になる。更に、電
力線をコントロール信号用のバスとして利用するもので
あることから、家庭内のすみずみまでコントロール信号
用のパスラインがいきわたることになり、これに伴なっ
て来客センサの取り付けが極めて容易になる等の種々優
れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による来客監視装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は従来の来客監視装置の−例を示す回
路図である。 １・・・同軸ケーブル、３・・・テレビカメラ、４・・
・ビデオテープレコーダ、５，６．２０・・・同軸線用
インターフェース回路、７′、８′、１０′。 １２′、１８′・・・電力線用インターフェース回路、
９・・・マットセンサ、１１・・・パーソナルコンピュ
ータ、１３．１９・・・テレビ受像機、１４・・・ディ
スプレイ装置、１６・・・電力線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）玄関ドアの前等に配置されて来客を検出し、この
   検出信号を変調して電力線に供給する来客検出センサと
   、電力線を介して供給される信号を復調したコントロー
   ル信号によって電源のオン・オフが制御されるとともに
   前記来客検出センサが検出した来客を撮像してそのビデ
   オ信号を同軸ケーブルに供給するビデオカメラと、前記
   電力線を介して供給されるコントロール信号の復調出力
   によって録画および再生動作が制御されることによって
   前記同軸ケーブルを介して供給されるビデオ信号の録画
   および再生ビデオ信号の前記同軸ケーブルへの送出を行
   なうビデオテープレコーダと、前記電力線を介して供給
   される来客検出センサの出力信号を識別し、電力線を介
   して各部にコントロール信号を供給するパーソナルコン
   ピュータとを備え、前記電力線を介して送られるコント
   ロール信号は電力線通信方式によって行なわれることを
   特徴とする来客監視装置。