JPS6110410A - ポリスチレン系樹脂積層体の製造方法 - Google Patents

ポリスチレン系樹脂積層体の製造方法

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Publication number
JPS6110410A
JPS6110410A JP59132225A JP13222584A JPS6110410A JP S6110410 A JPS6110410 A JP S6110410A JP 59132225 A JP59132225 A JP 59132225A JP 13222584 A JP13222584 A JP 13222584A JP S6110410 A JPS6110410 A JP S6110410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
laminate
paper
temperature
chill roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59132225A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Ohara
柊三 大原
Noriaki Morimoto
森本 則昭
Hiroshi Kawahara
央 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOYO SHIKO KK
Original Assignee
GOYO SHIKO KK
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Publication date
Application filed by GOYO SHIKO KK filed Critical GOYO SHIKO KK
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Publication of JPS6110410A publication Critical patent/JPS6110410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はポリスチレン系樹脂積層体の製造方法に関し、
更に詳しくは押出しラミネート加工時にチルロールを一
定温度にコントロールすることを特徴とするポリスチレ
ン系樹脂積層体の製造方法に関するものである。
「従来の技術」 「発明が解決しようとする問題点」ポ
リスチレン系樹脂と紙とを複合化させる方法としては、
■ポリスチレン系樹脂フィルムと紙とを接着剤を用いて
貼り合わ一ロる方法、■加熱ロール等を用いて熱により
ポリスチレン系樹脂を溶融させ、紙と貼り合わせる方法
が挙げられる。
しかるに、上記■、■のいずれの方法によっても先づポ
リスチレン系樹脂フィルムを製造し、次いで紙と貼り合
わせるという2工程を必要とし、生産効率の面では十分
とは云い難い。また接着剤やアンカーコート剤等を必要
とするばかりでなく、これらは通常有機溶剤を必要とす
るから労働衛生上望ましくないのみならず、爆発や火災
の慣れがあり極めて危険である。加えて、加熱及び乾燥
−L程が不可欠であるため、多大のエネルギーを?n/
し、また広い敷地面積を必要とし、それだけ単位敷地当
りの生産性が低下する。
上記■、■以外の方法として、ポリスチレン系樹脂を溶
融押出して(射脂と紙とを直接貼り合わせる押出しラミ
ネート法が考えられるが、ポリスチレン系樹脂は紙との
接着力が弱く、通常の押出しラミネート法では積!一体
を15るごとか出来ず、1足って、押出しラミネート法
によりポリスチレン系樹脂と紙との積層体を得る方法は
未だ実施されていないのが実情である。
「問題点を解決するための手段」 本発明者らは上記実情に鑑み、押出しラミネート法につ
いて鋭意研究の結果、押出された溶融ポリスチレン系樹
脂と紙とを圧着積層させる際のチルロール温度を一定の
範囲にコントロールすることにより、意外にも所期の目
的が達成されることを見出し、本発明を完成させたもの
である。
即ち、本発明は紙等の基材の表面に溶融ポリスチレン系
樹脂を押出してプレスロールとチルロールとの間に導き
、該チルロールの表面温度を40〜130℃の範囲にコ
ントロールし乍ら紙基材上に溶融ポリスチレン系樹脂を
圧着積層させることを特徴とするポリスチレン系樹脂積
層体の製造方法を内容とするものである。
本発明に使用されるポリスチレン系樹脂としてはスチレ
ン単独重合体(GP)、スチレン−ブタジェンゴム又は
ブタジェンゴムをCPに混合させるか又はスチレンモノ
マーと共重合させてなる耐衝撃性ポリスチレン(Il+
)、アクリlに1リル−ブタジエン−スチレン共重合体
(,1,s)、メタクリレート−ブタジェン−スチレン
共重合体(MBS)、スチレン ブタジェン−スチレン
共重合体(St3S) 、スチレン−イソプレン−スチ
レン共重合体(S I S)等のスチレン及びこれと共
重合可能な七ツマ−との共10合体、これらとゴム成分
との共重合体が含まれ、ごわらは1種又は2種以上混合
して用いら相る。またこれら樹脂の性状については特に
制限されないが、メルトインデックス(Ml)が0.5
〜35.0の範囲のものが好適で、Mlが0.5未満で
は溶融押出しが困轢となり、−万M1が35.0を越え
るとラミネート後の偏肉精度が悪くなる傾向を示す。
本発明に用いられる基(Aとしては紙、不織布、織布、
合成樹脂フィルム等公知のものが全て使用できる。基材
としての紙はパルプ100%のものは勿論、合成繊維混
しよう紙等も使用できる。
本発明において、ポリスチレン系樹脂を紙等基材上に直
接押出しラミネートさせるが、この際の樹脂温度、基材
温度、チルロール温度がラミネート接着力に大きな影響
を与える。
樹脂温度は230〜330℃の範囲が好適である。23
0℃未満では溶融押出が困難となり、330℃を越える
とラミネート厚の偏肉精度が悪くなる。また樹脂温度は
一般に高くなればなる程基材へのラミネート接着力は向
上するが、反面樹脂の解重合により発煙したり、樹脂が
衝撃に対して脆くなったり、また押出し機内でゲル化す
る場合がある。かくして使用樹脂の耐熱特性等を勘案し
て押出し樹脂温度を決定する必要がある。
基材温度は高い程ラミネート接着力が向上するが、基材
の熱劣化による性状変化、ラミネート後のカール等を考
慮して決定する必要がある。例えば通常のクラフト紙の
場合は40〜100℃程度の範囲が好適である。
樹脂温度と基材温度とは相互に影響を与え、従って前記
した樹脂の種類、基材の種類の他に、これら両温度の関
係をも考慮に入れて最適温度がそれぞれ決定されるべき
である。
またラミネート厚さが大きくなる程うミネー1−接着力
は向−1−するが、15〜30μ程度の薄験うミネーI
・の場合、前記樹脂温度と基材温度に設定しても、通常
のチルロール表面温度(20〜30℃)ではラミネート
接着力は弱く、満足し得るラミネートを得ることができ
ない。
本発明においてはデルロールを水、オイル、埋め込みヒ
ーター、電磁誘導加P1)等の熱媒体又は加熱手段を通
じてチルロールの表面温度を40〜130℃、より好ま
しくは45〜120℃の範囲にコントロールする。表面
温度が40℃未満ではチルロールの加温効果が不十分と
なり、十分なラミネート接着力が得られず、一方130
℃を越えるとラミネート製品にカールが起こる。
「実施例」 以下、本発明を実施例、比較例を挙げて説明するが、本
発明はこれらにより何ら制限されないことは云うまでも
ない。
実施例1〜5、比較例1〜2 ポリスチレン系樹脂として「トーボレツクス650−P
CJ  (商品名、ハイインパクトグレード、Ml−2
0、三井東圧製)を用い、Tダイ押出機(径40mm、
l−ダイ温度290’c)で紙基材(両隅国策パルプ製
カップ紙、秤量220 g/耐)上へラミネート厚さ2
0μと30μの押出しラミネートを行なった。尚、紙基
材は予めフレーム熱で80〜90℃の温度に加熱した。
デルロールの表面温度を40℃150°c170℃、1
00℃及び130℃にそれぞれ設定して、得られたラミ
ネートの接着力を評価した。
比較のためにチルロールの表面温度を20 ’C130
℃とした他は前記と同様条件で押出しラミネートを得、
ラミネート接着力を評価した。
得られた結果を第1表に示した。
(注)ラミネート接着力の評価方法 ラミネート樹脂フィルム面にゴム系粘着テープを貼り付
け、180度方向へ引き剥し、ラミネート樹脂フィルム
が剥れた後の紙基材の表面状態を下記の3段階により評
価した; ×:紙表面に変化なし。即ち、ラミネート接着力は殆ど
なし。
△:紙表面にザラツキがある。即ち、ラミネート接着力
は小さい。
○:完全に紙層破壊する。即ち、ラミネート接着力は大
きい。
「作用」 「発明の効果」 第1表の結果から明らかな如く、ポリスチレン系樹脂は
従来のチルロール表面温度ではラミネート接着力が小さ
く、ラミネートを得ることができないのに対し、チルロ
ール表面温度を40〜130℃にコントロールすること
によりはしめて十分な接着力を備えたラミネートを得る
ことが可能である。
ボリスチし・ン系樹脂ラミネートはポリエチレン等信の
樹脂とのラミネートに比べて剛性を付与することが出来
、例えば紙を基材としたコツプや袋等の場合には適度な
腰を付与し、更には印刷性を向」二させることが出来、
広汎な用途が期待出来る。
本発明の製造方法は接着剤やアンカーコート剤を全く必
要とせず、17F程で直ちにラミネートを得ることが出
来るから生産性が大1]に高められるとともに、有機溶
剤を必要としないから労働環境上も好ましく、火災や爆
発の危険もなく、その有用性は頗る大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、紙等の基材の表面に溶融ポリスチレン系樹脂を押出
    してプレスロールとチルロールとの間に導き、該チルロ
    ールの表面温度を40〜130℃の範囲にコントロール
    し乍ら紙基材上に溶融ポリスチレン系樹脂を圧着積層さ
    せることを特徴とするポリスチレン系樹脂積層体の製造
    方法。
JP59132225A 1984-06-26 1984-06-26 ポリスチレン系樹脂積層体の製造方法 Pending JPS6110410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3035082A1 (fr) * 2015-04-16 2016-10-21 Cie Des Gaz De Petrole Primagaz Structure de conditionnement

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5160250A (ja) * 1974-11-22 1976-05-26 Keiwa Shoko Kk
JPS5181886A (ja) * 1975-01-13 1976-07-17 Chisso Corp Netsukasoseijushihifukugobanno seizohoho
JPS5471164A (en) * 1977-11-18 1979-06-07 Mitsui Polychemicals Ltd Method and apparatus for making laminate
JPS57194413A (en) * 1981-05-26 1982-11-30 Showa Electric Wire & Cable Co Method of producing laminate insulated paper
JPS5842426A (ja) * 1981-07-09 1983-03-11 Asahi Chem Ind Co Ltd スチレン系樹脂シ−トの製造方法

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