JPS6110334Y2 - - Google Patents

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JPS6110334Y2
JPS6110334Y2 JP10874578U JP10874578U JPS6110334Y2 JP S6110334 Y2 JPS6110334 Y2 JP S6110334Y2 JP 10874578 U JP10874578 U JP 10874578U JP 10874578 U JP10874578 U JP 10874578U JP S6110334 Y2 JPS6110334 Y2 JP S6110334Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は、信号増幅回路とこの信号増幅回路
に定電圧を供給する定電圧供給回路とが電源に対
して直列接続されている増幅器において、前記信
号増幅回路と定電圧供給回路との接続点が誤つて
接地された場合等に、前記定電圧供給回路等回路
の各部を過大電流から保護するようにした増幅器
の保護回路に関するものである。
従来、オーデイオ用等に用いられる増幅器にお
いて、信号増幅回路の動作安定化等を目的として
同信号増幅回路を定電圧供給回路によつて定電圧
動作させるようにしたものが知られている。
第1図はこのような増幅器の一例を示すもので
ある。この図について説明すると、信号源1の入
力信号einが印加される入力端子2a,2bは、
入力端子2aが電界効果トランジスタQ1のゲー
トに接続され、入力端子2bが電源3のマイナス
端子に接続されたアースライン4に接続されてい
る。電界効果トランジスタQ1は入力信号einを増
幅する信号増幅回路を構成しており、そのソース
がアースライン4に接続され、ドレインがトラン
ジスタQ2のエミツタに接続されている。トラン
ジスタQ2はそのコレクタが出力端子5に接続さ
れると共に負荷抵抗6を介して電源3のプラス端
子に接続され、ベースが電源3の両端子間に直列
に介挿された定電流源7と抵抗8との接続点に接
続されている。このトランジスタQ2は、定電流
源7、抵抗8からなるバイアス回路と共に電界効
果トランジスタQ1のドレイン−ソース間に一定
の電圧を供給する定電圧供給回路を構成してお
り、電界効果トランジスタQ1を定電圧駆動させ
るものである。そしてこの増幅器は、電界効果ト
ランジスタQ1がソース接地として動作し、トラ
ンジスタQ2がベース接地として動作し、入力信
号einがgm倍(但しgmは電界効果トランジスタ
Q1の相互コンダクタンス)されて出力端子5か
ら取出されるものである。ところで上記の増幅器
は、電界効果トランジスタQ1とトランジスタQ2
とが電源3に対し直列接続されているため、電界
効果トランジスタQ1に交換の必要性が生じた場
合等に誤つてトランジスタQ2のエミツタを接地
させると、同トランジスタQ2に過大電流が流れ
てこれを破壊してしまう問題があつた。すなわち
この出願人は上記の増幅器をプレーヤのヘツドア
ンプに適用したものとして、電界効果トランジス
タQ1をピツクアツプカートリツジに内蔵し、同
電界効果トランジスタQ1の出力をプレーヤ外部
に設けた電界効果トランジスタQ1への定電圧供
給回路から取出すようにして信号系路中における
信号品質の劣化を防止するようにした増幅器を実
願昭53−29522号で提供したが、このような場合
に電界効果トランジスタQ1が度々交換され、そ
の交換時にトランジスタQ2のエミツタを誤つて
接地させ、これを破壊してしまう問題があつた。
この考案は上記の問題を解決する増幅器の保護
回路を提供するもので、信号増幅回路とこの信号
増幅回路に定電圧を供給する定電圧供給回路とが
電源に対して直列接続され前記信号増幅回路の出
力が前記定電圧供給回路を介して取り出されるよ
うに構成された増幅器において、前記信号増幅回
路と前記定電圧供給回路との接続点電位が印加さ
れる高インピーダンスの入力端を有し、この入力
端に印加される前記接続点電位と基準電圧とを比
較することによつて前記接続点電位の降下を検出
する第1の検出回路と、この第1の検出回路の検
出出力によつて前記定電圧供給回路の供給定電圧
を減少させるように制御する制御回路と、前記供
給定電圧が減少したか否かを検出し、減少が検出
されたときには前記第1の検出回路における前記
基準電圧を上昇させることにより、前記第1の検
出回路の検出動作を促進させる第2の検出回路と
を具備してなるものである。以下この考案の実施
例を第2図(この図において第1図と同一素子に
ついては同一符号を付してある)を参照して説明
する。
第2図において、電界効果トランジスタQ1
入力端子2a,2b間に印加された信号源1の入
力信号einを増幅する信号増幅回路を構成してお
り、トランジスタQ2はそのバイアス回路と共に
電界効果トランジスタQ1のドレイン−ソース間
に定電圧を供給する定電圧供給回路を構成してい
る。そして、電界効果トランジスタQ1とトラン
ジスタQ2とは、トランジスタQ2のコレクタ側に
負荷抵抗6をおよび電源スイツチ9を介在させて
電源3に直列接続されている。上記の構成は第1
図に示す増幅器の構成と同様であり、入力信号
einが電界効果トランジスタQ1によつて増幅さ
れ、この増幅出力がトランジスタQ2のコレクタ
側からコンデンサ10を介して出力端子5に取出
される。そして更にこの増幅器においては、電界
効果トランジスタQ1のドレインとトランジスタ
Q2のエミツタとの接続点aが誤つて接地された
場合に、トランジスタQ2等を過大電流から保護
する次のような保護回路が設けられている。すな
わち、前記接続点aは電界効果トランジスタQ3
のゲートに接続されている。電界効果トランジス
タQ3は、接続点aの異常電圧を高入力インピー
ダンスをもつて検出する第1の検出回路を構成し
ており、そのドレインがトランジスタQ4のベー
スに接続されると共に抵抗11を介して正電源ラ
イン12に接続され、ソースがトランジスタQ5
のコレクタに接続されている。トランジスタQ4
は電界効果トランジスタQ3の検出出力によつて
トランジスタQ2の動作を制御する制御回路を構
成しており、そのコレクタがトランジスタQ2
ベースに接続されると共に抵抗13を介してアー
スライン4に接続され、エミツタが定電流源14
を介して正電源ライン12に接続されている。ま
たトランジスタQ5は、回路が正常に動作してい
るときに電界効果トランジスタQ3のドレインー
ソース間電流を定電流化する定電流回路を構成
し、電界効果トランジスタQ3が接続点aの異常
電圧を検出したときに同電界効果トランジスタ
Q3の検出動作を促進させる第2の検出回路を構
成するもので、そのベースが抵抗15を介してト
ランジスタQ4のコレクタに接続され、エミツタ
がアースライン4に接続されている。また更に、
電界効果トランジスタQ3はそのドレインが抵抗
16を介してトランジスタQ6のコレクタに接続
されている。トランジスタQ6は、そのエミツタ
がアースライン4に接続され、ベースがコンデン
サ17、抵抗18を介して正電源ライン12に接
続されており、これらのトランジスタQ6、コン
デンサー17、抵抗18はこの増幅器の始動回路
を構成している。
次に、上記の構成からなる増幅器の動作につい
て説明する。まず、正電源ライン12の電位が0
〔V〕である状態においてスイツチ9を閉成する
と、電源3からコンデンサ17に充電電流が流
れ、コンデンサ17と抵抗18との時定数にした
がつた過渡電流がトランジスタQ6のベースに流
れ、この間同トランジスタQ6がオンする。この
とき抵抗11,16にトランジスタQ6のコレク
タ電流が流れ、これら抵抗11,16によつて分
圧された電圧がトランジスタQ4のベースに印加
される。この結果トランジスタQ4がオンして抵
抗13に一定電流が流れ、同抵抗13の両端間に
一定電圧が生じる。この電圧によつてトランジス
タQ2のベースには一定のバイアス電流が供給さ
れ、同トランジスタQ2がオンして電界効果トラ
ンジスタQ1のドレインーソース間に一定の電圧
が供給される。一方トランジスタQ6は、コンデ
ンサ17の充電が完了して時点でオフ状態となる
が、トランジスタQ2のエミツタ電圧が電界効果
トランジスタQ3のゲートに、供給され、同電界
効果トランジスタQ3がオンしてそのドレイン電
流が抵抗11を流れ、これによつてトランジスタ
Q4のオン状態は維持される。この場合トランジ
スタQ5は、そのベースに抵抗13に生じた一定
の電圧が抵抗15を介して印加されるため、定電
流回路として動作して電界効果トランジスタQ3
のドレインーソース間電流を一定に保つ。しかし
て、電源電圧の供給を受けた電界効果トランジス
タQ1は、そのゲートソース間が信号源1の内部
抵抗によつて短絡されているため、これらの間が
同電位となり、ドレインーソース間に一定の飽和
ドレイン電流Idssが流れて能動状態におかれる。
この状態において入力信号einが電界効果トラン
ジスタQ1によつて増幅され、トランジスタQ2
介して負荷抵抗6の両端間に出力を生じ、その出
力が出力端子5から取出される。この場合、前記
飽和ドレイン電流Idssによる負荷抵抗6の電圧降
下Vdrは、Vdr=Idss×R6〔V〕(但しR6は負荷
抵抗6の値)で表わされる。また回路の利得A
は、トランジスタQ2がベース接地として動作す
るから、A÷gm÷R6で表わされる。
そしていま、接続点aが何らかの外的要因によ
つて接地された場合(または微少抵抗値によつて
アースライン4に短絡された場合)について考え
ると、まず接続点aにおける電圧異常を電界効果
トランジスタQ3が検出し、その検出出力をトラ
ンジスタQ4に供給する。すなわち、接続点aか
らバイアス電圧の供給を受ける電界効果トランジ
スタQ3がカツトオフ方向へ引張られ、この結果
抵抗11の電圧降下が減少してトランジスタQ4
もカツトオフ方向へ引張られる。このとき定電流
源14は、抵抗11における電圧降下の減少に伴
い自己の定電流特性に応じて電流が減少し、抵抗
13の両端間の電圧降下も減少する。これによつ
てトランジスタQ5のベースに供給されるバイア
ス電流が減少し、同トランジスタQ5もカツトオ
フ方向へ引張られる。この結果、電界効果トラン
ジスタQ3におけるカツトオフ方向への動作が促
進され、同電界効果トランジスタQ3およびトラ
ンジスタQ4,Q5は加速度的にカツトオフする。
このようにして前記トランジスタQ4がカツトオ
フされるとトランジスタQ2がカツトオフし、同
トランジスタQ2のコレクタが電源3のプラス側
電位にロツクされ、電界効果トランジスタQ1
トランジスタQ2による増幅動作が停止して回路
全体が非態動状態におかれる。このようにして、
接続点aが接地された場合には回路全体が静止
し、トランジスタQ2等が過大電流から保護され
ることになる。そしてこの保護動作は、自動復帰
のなされない所謂セルフクローズ動作であり、例
えばこの回路の後段に他の増幅器が接続された場
合には、同他の増幅器への異常動作の波及が防止
される。また、前記接続点aの接地が解除された
場合には、一旦スイツチ9を切り、そして再投入
することによつて回路は正常動作に戻る。なお、
上記の実施例においては第1の検出回路を電界効
果トランジスタQ3で構成したが、この回路は信
号系路に対して影響を及ぼすことなく接続点aの
異常電圧を検出し得る高入力インピーダンス回路
であればよく、上記電界効果トランジスタQ3
限定されるものではない。
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、信号増幅回路とこの信号増幅回路に定電圧
を供給する定電圧供給回路とが電源に対して直列
接続され前記信号増幅回路の出力が前記定電圧供
給回路を介して取り出されるように構成された増
幅器において、前記信号増幅回路と前記定電圧供
給回路との接続点電位が印加される高インピーダ
ンスの入力端を有し、この入力端に印加される前
記接続点電位と基準電圧とを比較することによつ
て前記接続点電位の降下を検出する第1の検出回
路と、この第1の検出回路の検出出力によつて前
記定電圧供給回路の供給定電圧を減少させるよう
に制御する制御回路と、前記供給定電圧が減少し
たか否かを検出し、減少が検出されたときには前
記第1の検出回路における前記基準電圧を上昇さ
せることにより、前記第1の検出回路の検出動作
を促進させる第2の検出回路とを具備したから、
前記接続点が誤つて接地された場合にも、前記定
電圧供給回路等を過大電流から保護することがで
き、同回路等を構成する素子の破壊を防止すると
ができる。また、前記異常電圧を高入力インピー
ダンスを有する第1の検出回路によつて検出する
ようにしたから、異常検出点が信号経路内にある
にもかかわらず、信号増幅に悪影響を与えること
なく前記第1の検出回路を動作させることができ
る。また、前記第1の検出回路が異常電圧を検出
したときに、この第1の検出回路の検出動作を促
進させる第2の検出回路を設けたから、これら各
検出回路が相乗的に作用して保護動作を高速で行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅器の回路図、第2図はこの
考案の一実施例を示す回路図である。 3……電源、Q1……信号増幅回路(電界効果
トランジスタ)、Q2……定電圧供給回路(トラン
ジスタ)、Q3……第1の検出回路(電界効果トラ
ンジスタ)、Q4……制御回路(トランジスタ)、
Q5……第2の検出回路(トランジスタ)、Q6……
始動回路(トランジスタ)、a……接続点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 信号増幅回路とこの信号増幅回路に定電圧を供
    給する定電圧供給回路とが電源に対して直列接続
    され前記信号増幅回路の出力が前記定電圧供給回
    路を介して取り出されるように構成された増幅器
    において、 前記信号増幅回路と前記定電圧供給回路との接
    続点電位が印加される高インピーダンスの入力端
    を有し、この入力端に印加される前記接続点電位
    と基準電圧とを比較することによつて前記接続点
    電位の降下を検出する第1の検出回路と、 この第1の検出回路の検出出力によつて前記定
    電圧供給回路の供給定電圧を減少させるように制
    御する制御回路と、 前記供給定電圧の減少が検出されたときには前
    記第1の検出回路における前記基準電圧を上昇さ
    せることにより、前記第1の検出回路の検出動作
    を促進させる第2の検出回路 とを具備することを特徴とする増幅器の保護回
    路。
JP10874578U 1978-08-08 1978-08-08 Expired JPS6110334Y2 (ja)

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JPS5526919U JPS5526919U (ja) 1980-02-21
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