JPS61102966A - 耐凍結融解性を有する軽量骨材コンクリ−トの打設方法 - Google Patents

耐凍結融解性を有する軽量骨材コンクリ−トの打設方法

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JPS61102966A
JPS61102966A JP22304784A JP22304784A JPS61102966A JP S61102966 A JPS61102966 A JP S61102966A JP 22304784 A JP22304784 A JP 22304784A JP 22304784 A JP22304784 A JP 22304784A JP S61102966 A JPS61102966 A JP S61102966A
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JP
Japan
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concrete
lightweight
coarse aggregate
moisture content
lightweight coarse
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克彦 木村
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Shimizu Construction Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、軽量粗骨材を使用したいわゆる軽1コンク
リート (軽量骨材コンクリートともいう)の打設方法
に関し、更に詳しくは、耐凍結融解性を有する軽量コン
クリートの打設方法に関する。
[本発明の技術的背景] 軽量粗骨材を使用して軽量コンクリート構造物上築造す
ることは従来より行われている−が、その浮揚性能の高
い(すなわち曳航し易い)ことを利用して該軽量コンク
リート構造物を極寒地(例えば北極海)向けの海洋構造
物に使用しようとする試みがなされている。
しかしながら、従来の構造の軽量コンクリート構造物を
単に厳寒の海水域中に設置した場合には。
該コ〉・クリート構造物内に含まれる水分が凍結融解を
繰り返すことにより該構造物の耐久性が著しく低下し、
長年の使用に耐えないものである。
そこで、厳寒条件に対する軽量コンクリートの研究が種
々重ねられるに及んで、その基本的要因とじて、第4図
に示すように軽量粗骨材に対する含水率がコンクリート
の打設前で5%以下(コンクリートの打設後はその間の
吸水の影響を受けて8%程度に増大する)であれば凍結
融解に対する抵抗性が十分に確保できるものであること
が確認された。第4図は耐久性指数−含水率曲線を示し
、実線はコンクリートの打設前の軽量粗骨材のもの、点
線はコンクリートの打設後の軽量粗骨材を示す。
しかるに 従来のミキサ(手練りでも可)による諌工ぜ
方法により粗骨材の含水率を5%以下(高々5%)に維
持するには、以下の問題点があるものと考えられる。
f線温ぜにより軽量粗骨材の含水率を5%以下にm持す
るためには厳格な品買管理が必要であり、このため熟練
した技量を要する。また、コンクリート素材(粗骨材、
細骨材、セメント、水、その他)の配合における軽量粗
骨材の5%以下の含水率を得る計算が極めて煩雑である
2仮に練混ぜにより5%以下の含水率の軽量粗骨材間も
つコンクリートが得られたとしても、パイプ内を開方し
てポンプ施工は不可能であり、施工能率の低いパケット
施工に頼らざるを得ない。
1)練混ぜ工程以後の遅搬並びに打設工程中にコンクリ
ートは遂時スランプを低下させ、所定のスランプを維持
する手間がかかる。
[本発明の技術的課題] 本発明は上述の技術的背景の下に、上記従来技術の欠点
を解消すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、軽量粗骨材の含水率を容易にIvlilするこ
とのできるコンクリートの打設方l去を(耳ようとする
ことにある。
そこで、本発明は軽量コンクリートを1s混ぜにより得
るという従来の観念を打破し、軽量粗骨材とその他のコ
ンクリート素材(すなわちセメントペースト、あるいは
該セメントペーストと混和剤)とを分離することにより
コンクリート中の軽量粗骨材の含水率を容易に管理し得
るものであることに着目したものである。
[本発明の構成] 本発明の軽量粗骨材を使用したコンクリートの打設方法
は具体的には次の構!(技術的手段)を4つ、丁なわち
、後で打設されるセメントペースト類の吸水を見込んで
初期含水率が実質的に5%未満に211’l[された軽
量粗骨材を所要のコンクリート打二!空間に予め充填し
1次いで、該軽量粗骨材間の間隙χ中にセメントペース
ト類を粗骨材の最終含水率が実質的に8%を越えないよ
うにして。
下方より上方に順次注入充填してなる、ことを特徴とす
る。
ここに、セメントペースト類とはモルタルも含むもので
ある。また 含水率が「実質的に」5%及び8%とは1
個々の軽量粗骨材の含水状態を示すものではなく 統計
的に平均化された含水状態IPi味するものである。
本発明は勿論、厳寒地向けの耐凍結融解性を要求される
海洋構造物にのみ適用されるものではなく、その他の同
じ条件のもとにあるコンクリート構造物に広く適用可能
なものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第3図はその一実施例の概要を示す。
以下、図面を参照しつつ工程順に説明する。
(1)基盤B上に型枠lを相対向して設置し、構築され
る壁状あるいは柱状のコンクリート構築体のコンクリー
ト打設空間Hを形成する。
次いで、コンクリート打設空間H内に鉄筋2を配筋する
。2aは鉄筋2の横筋である。相対向する鉄筋zどうし
はスターラップ(図示せず)で適宜連結され、鉄筋簾を
構成する。
鉄筋2の配筋が終了すれば、コンクリート打設空間H内
に壁の長手方向にわたって、適宜間隔毎にセメントペー
ストを注入する注入管3を設置する(第1図参照)。
(2) ′!Jl枠1によって形成されたコンクリート
打設空間Hに軽量粗骨材4を投入充填し、充填された軽
量粗骨材4の上面に壁の長手方向に1!!統する押え板
5を載置する(第2図参照)。
投入される軽量粗骨材4は予め含水率が5%未満となる
ように調整されている。
軽量粗骨材4は通常、膨張性頁岩を主成分とする造粒覆
軽量粗骨材が使われるが、このものは24時間吸水率が
5.7%と含水率を5%未満に維持するのに好適な素材
である。
軽量粗骨材に非造a型を使用したとぎ、このものは24
時間吸水率が11.6%と比較的高い値を示すものであ
るので、でさるだけ絶乾状態で使用されることが好まし
い。
(3)注入管3よりセメントペースト6を注入し。
該注入管3を徐々に引き上げつつコンクリート打設空間
H内(ひいては軽量粗骨材4の間隙気中)にセメントペ
ースト6を充填してゆく。
このとき、セメントペーストは水分が多い程流動性が良
好となり粗骨材間に速やかに充填されるものであるが、
その反面、水分が粗骨材に吸収され軽1粗骨材4の含水
率を高めることとなるので。
適度の水セメント比が選択される。
セメントペースト6が充填されるにつれ、軽量粗骨材4
と該セメントペースト6との比七差によj、:    
    り軽量粗骨材は浮上がり現象を生ずるが、軽量
粗骨材4の上面より押え板5を介して所要の圧力で押圧
することによりこの浮とがりを防止することができる。
以上の工程により型枠l内に軽量コンクリートが打設さ
れ、訣B!量コンクリートの硬化を待って型枠が脱型さ
れ、所定の軽量コンクリート構造物を得る。
なお、この硬化中にセメントペースト中の水分はセメン
トとの水和反応に消費され、粗骨材中にはそれ程吸収さ
れない。
[本発明の効果〕 本発明の軽量骨材コンクリートの打設方法は以上の構成
よりなるので、従来技術に比べて以下の特有の効果を有
する。
t・ 従来の方法によれば練混ぜ運搬、打設工程におい
てコンクリートのスランプの管理(スランプロスによる
再流動化作業等)が厳しく手間のかかるものであったが
1本発明方法によれば、型枠に投入した軽量粗骨材間に
セメントペーストを充填して直接的にコンクリートを得
るのでスランプの管理が不要で、かつ、このようなコン
クリートのスラン7’W理に比較してセメントペースト
の70−管理は容易であるので、労力が大幅に節減され
る。
参 本発明方法によれば、軽量粗骨材とセメントペース
トとのta混ぜ時間が省略され、かつ、型枠内に充填さ
れたセメントペーストはその大半が水和反応に向けられ
るので、結局、セメントペーストの水分の軽量粗骨材へ
の吸収を極力抑えることがでさ、容易に含水率を所要の
値に維持することができる。
■ 本発明方法によれば、型枠内のコンクリート打設空
間へのコンクリートの打設はセメントペーストの流動性
により容易に行うことができ、その施工はきわめて容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の軽量骨材コンクリートの
打設過程を示し、第4図は軽量骨材コンクリートの含水
率−耐久性指数曲線を示す。 !・・・型枠 2・・・鉄筋 3・・・注入管 4・・
・軽量粗骨材 5・・・押え板 6・・・セメントペー
スト H・・・コンクリート打設空間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、後で打設されるセメントペースト類の吸水を見込ん
    で初期含水率が実質的に5%未満に調整された軽量粗骨
    材を所要のコンクリート打設空間に予め充填し、 次いで、該軽量粗骨材間の間隙気中にセメントペースト
    類を粗骨材の最終含水率が実質的に8%を越えないよう
    にして、下方より上方に順次注入充填してなる、 ことを特徴とする軽量粗骨材を使用したコンクリートの
    打設方法。 2、コンクリート打設空間内に充填された軽量粗骨材の
    上面に押え板を載置し所要の圧力で押圧してなる特許請
    求の範囲第1項に記載の軽量粗骨材を使用したコンクリ
    ートの打設方法。
JP22304784A 1984-10-25 1984-10-25 耐凍結融解性を有する軽量骨材コンクリ−トの打設方法 Granted JPS61102966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22304784A JPS61102966A (ja) 1984-10-25 1984-10-25 耐凍結融解性を有する軽量骨材コンクリ−トの打設方法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102966A true JPS61102966A (ja) 1986-05-21
JPH0425384B2 JPH0425384B2 (ja) 1992-04-30

Family

ID=16792003

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JP22304784A Granted JPS61102966A (ja) 1984-10-25 1984-10-25 耐凍結融解性を有する軽量骨材コンクリ−トの打設方法

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JP (1) JPS61102966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201262A (ja) * 1987-02-18 1988-08-19 清水建設株式会社 軽量プレパツクドコンクリ−ト工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201262A (ja) * 1987-02-18 1988-08-19 清水建設株式会社 軽量プレパツクドコンクリ−ト工法

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JPH0425384B2 (ja) 1992-04-30

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