JPS61100859A - 日本語入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は日本語入力装置、特に母音鍵盤群と子音鍵盤群
とを備え、発音に従って日本語文章を高速で入力できる
ワードプロセッサ用の日本語入力装置に関する。

〔従来の技術〕

近年、事務近代化に伴い日本語ワードプロセッサの普及
は目覚ましいものがある。日本語ワードプロセッサの入
力方式には、従来、かな文字で入力する「かな漢字変換
方式」と、英文字で入力する「ローマ字漢字変換方式」
とが主流を占めていたが、昨年情報処理学会第２６回（
５８年前期）全国大会で提唱された新しい日本語入力方
式（同大会予稿の論文番号Ｈ１−１Ｏｒ新しい日本語入
力方式の提唱」および昭和５８年度電子通信学会総合全
国大会予稿、ｌ’ｈ１３３３　　ｒ新しい日本語入力方
式の提唱」）が注目を浴び、既に実用に供されている。

この新しい方式（以下Ｍ式と呼称する）の日本語入力装
置はＡ、Ｉ、Ｕ、Ｅ、０の短母音、人ｉｐ　Ｉ　ｔ　ｔ
　Ｕ　ｕ　ｅ　Ｅ　ｉｔ　Ｑ　ｕの複合母音、Ａ１１゜
Ｉｎ、Ｕｎ、Ｅｎ、Ｑｎの内音用母音、Ａｋ。

Ｊｋ　、［Ｊｋ　、　Ｅｋ　、Ｑｋのに型人声音用母音
およびＡｔ、Ｉｔ、Ｕｔ、Ｅｔ、ＯｌのＴ型人声音用母
音を入力する母音血盤群と、各子音およびＫｙ。

Ｓｙ　、Ｔｙ・・・・・・・・・等の拗（よう）音の入
力に使用される子音鍵盤群とを備え、母音邂盤群の中に
はかな文字入力用と漢字入力用の短母音用文字鍵盤が別
々に設けられていて、発音表現に従って子音用文字８盤
と母音用鮎盤とを交互に打鍵することにより、かな漢字
まじりの日本ｄＨ文章が「かな漢字変換」用の鍵盤を用
いることなく連Ａ５Ｃして入力でき、鎚来の「かな漢字
変換方式」に対して総打鍵数が少なく、交互打鍵の利点
と併せて日本語文章の高速入力ができる特徴がある。

〔発明が解決すべき問題点〕

しかしながら、上述したΔ（式の日本語入力方式は一種
のローマ手入力方式であり、文章全体の入力に対する私
打ｇｔ数は漢字入力に対する節約効果により少なくなる
が、「か」行以下の平がなの入力には子音用文字鍵盤と
かな文字用の短母音用文字鍵盤とを打に１する必要があ
るため、かな文字のみに関して言えば、左右の手指によ
る交互打鍵という利点のため人力速波においてほとんど
焔色がないけれども、従来の「かな漢字変換方式、Ｊ　
＋こ比べて打鍵数が多くなるという問題点がある。もち
ろん、従来のＭ式の日本語入力装置においても、使用Ｗ
４度の高い熟語や文章を略号化して入力を容易にする略
号入力方式が採用されているが、略号として複数の文字
（通常略号には数文字の数字または英字が用いられるン
を指定するため、略号入力であることを指定する「略号
ｊ健盤七数個の文字鍵盤とを打鍵する必要があり、略号
入力による効果は短い字句Ｆこは及ばないという問題が
ある。

本発明の目的は１日本語文章に繰り返し使用される平が
な２〜３文字からなる短い字句、例えば、「・・・です
」、「・・・である」のような字句ｔこ対しても略号入
力方式の効果を発揮できるようｌこして、日本語入力の
一府の高速化を可能とした日本語入力装置を提供するこ
とである。

〔問題を解決するための手段〕

本発明の日本語入力装置は、一方の手指で操作される母
音鍵盤群と他方の手指で操作される子音鍵盤群とを備え
た日本語入力装置において、前記母音鍵盤群側に設けら
れた子音用略号鍵盤および前記子音鍵盤群側に設けられ
た母音用略号鍵盤の少なくとも一方を備え、前記子音鍵
盤群の文字鍵盤と前記子音用略号鍵盤、または前記母音
用略号鍵盤と前記母音鍵盤群の文字鍵盤とを連続して打
鍵することにより、前記各文字鍵盤に対応してあらかじ
め定められた複数文字からなる字句を入力するようにし
て構成される。

〔作用〕

欠に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の詳細な説明するために文字鍵盤の配列
を模式的に示した鍵盤配列図である。第１図において、
１は左手で操作されそれぞれ図の枠中に示し５た短母音
（太文字は漢字入力用、小文字はかな文字入力用ン、複
合母晋、内音用母音、に型およびＴ型人声音用母音を人
力する３段５列に配列された１５個の母音用の文字鍵盤
、２は右手で操作されそれぞれ図の枠中に示した千廿、
↑幼音用子ｆおよび「ん」を入力する１５個の子音用の
文字鍵盤、３は五手の親指で操作される子廿シフトｈ錘
、４は右手の親指で操作される母材シフトに盤、５は母
音鍵触群に設けられた子音用略・弓庭。

盤、６は子音軛盤群に８ｌ−１ｌ′られた母音用謁号鍵
ｎでめり、各文字糞２ヨの心を打鍵したと＠は枠中の斜
線の上か１ｊの文字が、谷シフト鐘盛と文字九益とを同
時に打鍵したときには斜線の下側の文字がそれぞれに対
応する。Ｍ式では平が７記を入力するときには、１−あ
、い、つ、え、お」及び「ん」ζ才それぞれに対応する
文字鍵盤「ａ、ｉ、ｕ、ｅ、ｏＪ及び「ん」を打針ずれ
はよいか、「η）」行以下の各文字の入力には各子音用
の文字鍵盤と母五−用の文字謎鉦との２回の打鍵が必要
である。従って。

干ルなの一徨続した字句、例えば「・・・・・・・・・
することである」という７字を入力する場合には、「・
・・・・・−Ｓｕ　Ｒｕ　Ｋｏ　Ｔｏ　Ｄｅ　ａ　Ｒｔ
ｔＪのように１３制の打？Ｍを心安とし、θ）な文字入
力方式のＪｉ％甘よりも（」員数が多くなる。不発明で
は日本ｈピ又章にｔ処い頻度で用いられる（−”ｆ６Ｊ
、ｒｃと」、「である」のような短い字句を各文字鍵盤
に対応させてあらかじめ登録しておき、この文字鍵盤お
よびこれと反対側の手指で操作する略号鍵盤Ｓ又は６と
を連続して打鍵し、左右の手指による合計２打鍵で入力
できるように構成し、左右交互打鍵の利点を失うことな
く打鍵回数の減少を計りたものである。

例えば「する」を子音用文字鍵盤ｒ８Ｊに、「こと」を
文字鍵盤ｒＫＪに、「である」を文字詭盤ｒＤＪｌこそ
れぞれ対応させておけば、「Ｓ」と鍵盤５．ｒＫＪと鍵
盤５．「Ｄ」と鍵盤５の６打鍵（左右各３打鍵ずつ）で
「・・・・・・することである」と入力することができ
る。文字の入力はもともと母音用の文字鍵盤の打鍵によ
ってその前に打鍵された子音用の文字鍵盤との組合せで
入力されるように構成されており、子音用略号鍵盤５を
母音用の文字鍵盤と同様に扱えば上述した字句の入力は
容易に実現できる。逆に各母音用の文字鍵盤に対応して
字句を入力させるためには母音用略号鍵盤６を子音用の
文字鍵盤と同様に処理し、これに続く母音用の文字鍵盤
の打鍵によってあらかじめ登録された字句を入力するよ
うに構成すればよい。

〔実施例〕

第２図（ａ）は本発明の日本語入力装置の一実施例の＠
盤配置図、第２図（ｂ）は各文字鍵盤に対応する登録字
句の一実施例である。第２図（ａ）に示すように１Ｍ式
の日本語入力装置では母音用および子音用の各鍵盤群１
′及び２′は操作し易いように「八」の字状にた右対称
に置かれ、各４段ら列の鍵盤は手指の形状に対応して湾
曲して配置されており、「０」印を付した鍵盤を除く各
３段５列の１５鍵盤が第１図の文字鍵盤群１．２に対応
する。「０」印の鍵盤は各種の機能鍵盤で、子音用略号
鍵盤５及び母音用略号鍵盤６は文字鍵盤の中段に対応す
る最も操作し易い位置に配置されている。各鍵盤群１′
と２′の間にある中央鈍盤群７は各種編集用の機能鍵盤
であり必要に応じてＥｆ、または石の手指で操作される
。子音シフトａ盤３及び母音シフト！盤４の両側には英
字、数字等の切替えを行う字種切替用鍵盤が、中央には
９白スペース用鍵盤８が配置されている。第２ｒｇＪ（
ｂ）は上記の各文字鍵盤に対応する登録字句の一例であ
り、記述語調の文章で用いられるかな文字のみの字句で
、各字句はそれぞれの廻盤の本来の音（第１図参照ンと
対応付けて記憶し易いように割当てられている。図に示
すように「ん」の鍵盤には対応する字句がないが。

これはこの鍵盤を打鍵すると前述したように「ん」の文
字が入力され、他の子音用の文字鍵盤と異なるためであ
る。なお、従来からある熟語や文章を略号化して入力す
る略号入力機能は第２図（ａ）に参照番号９で示した各
鍵盤の機能を切替えるシフト鍵盤との併用により従来通
り行うことができる。

上述の実施例の説明において、第２図（ｂ）に母音用お
よび子音用の各文字鍵盤に対応する登録字句の一例を示
したが、いずれか一方のみを使用するようにしてもよく
、逆に親指による子音シフト鍵盤３及び母音シフト鍵盤
４を併用すれば、更に同数の字句を割当てることが可能
である。又、記述語調の文章に用いられる字句を示した
が、敬語調の文章では別の字句が多用されるので、敬語
朧月に別の字句を登録しておき、文章の作成に先立りて
選択できるようにしておくとよい。更に、登録字句はか
な文字のみでなく漢字を含めることもでき、略号鍵盤の
位置は第２図伸）に限定されるものでなく機能鍵盤中の
他の位置でもよく、例えば親指で操作される子音シフＨ
！盤３及び母音シフト鍵盤４の下方に設けても同様の効
果が期待できる。

なお、登録字句は装置の標準字句としてあらかじめ定め
ておくのがよいが、一部を従来の略号久方方式のように
使用者が任意に登録できるように構成することもできる
。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明の日本語入力装置に
よれば左右鍵盤の交互打鍵の基本動作を乱すことなく、
２打鍵によって各文字鍵盤ｌこ対応してあらかじめ登録
された複数文字からなる字句を入力することができ１日
本語文章で繰り返し１吏用される２〜３文字のかな文字
からなる字句に対しても略号方式による短縮入力の効果
を発揮でき、日本語文庫の入力速度を一ノー向上できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明の文字鍵盤の模式的なめ盤配列図、第２
図（ａ）は１本発明の一実施例の庭部配置図、第２図（
１）Ｊは各鍵盤に対する登録字句の一実施例である。 １．１′・・・・・・母音４盤群、２，２′・・・・・
・子ｆ鍵盤群、３・・・・・・子音シフト鍵盤、４・・
・・・・母音シフト鍵盤、５・・・・・・子音略号鍵盤
、６・・・・・・母音略号鍵盤、７・・・・・・中央鍵
盤群、８・・・・・・空白スペース用鍵盤、９・・・・
・・シフト鍵盤。 第　ｌ　　聞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の手指で操作される母音鍵盤群と他方の手指で操作
   される子音鍵盤群とを備えた日本語入力装置において、
   前記母音鍵盤群側に設けられた子音用略号鍵盤および前
   記子音鍵盤群側に設けられた母音用略号鍵盤の少なくと
   も一方を備え、前記子音鍵盤群の文字鍵盤と前記子音用
   略号鍵盤、または前記母音用略号鍵盤と前記母音鍵盤群
   の文字鍵盤とを連続して打鍵することにより、前記各文
   字鍵盤に対応してあらかじめ定められた複数文字からな
   る字句を入力するように構成したことを特徴とする日本
   語入力装置。