JPS6110072Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110072Y2 JPS6110072Y2 JP16565581U JP16565581U JPS6110072Y2 JP S6110072 Y2 JPS6110072 Y2 JP S6110072Y2 JP 16565581 U JP16565581 U JP 16565581U JP 16565581 U JP16565581 U JP 16565581U JP S6110072 Y2 JPS6110072 Y2 JP S6110072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- pipe
- gentle slope
- locking
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 6
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000010727 head pressing Diseases 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、一般にデイーゼル内燃機関における
燃料の供給路として配設多用される高圧燃料噴射
管の管端接続構造の改良に関するものである。
燃料の供給路として配設多用される高圧燃料噴射
管の管端接続構造の改良に関するものである。
従来、この種の管端接続構造としては第2図に
例示するように、軸芯部に組付け孔12を貫設
し、且つ前面の鍔状係止壁13に連つてその背後
に概して厚肉状からなる袴筒壁14を連設したス
リーブワツシヤー11を、配管15の接続頭部の
首下外周面に前記組付け孔12の全面を当接し、
且つ該配管の有する管径そのままの状態で圧嵌し
て構成していた。
例示するように、軸芯部に組付け孔12を貫設
し、且つ前面の鍔状係止壁13に連つてその背後
に概して厚肉状からなる袴筒壁14を連設したス
リーブワツシヤー11を、配管15の接続頭部の
首下外周面に前記組付け孔12の全面を当接し、
且つ該配管の有する管径そのままの状態で圧嵌し
て構成していた。
しかしながら、これら従来の前記管端接続構造
にあつては、スリーブワツシヤー11の圧嵌構造
によつて接続頭部首下附近での亀裂、折損に対し
てはある程度補強されるが、該スリーブワツシヤ
ーの後側端周縁部に位置した配管15側の圧嵌境
界部16附近に、特に製品としての曲げ形状のバ
ラツキ、或いは取付けの不具合等による頭部押圧
面における片当り時に、しばしば加振に伴う疲労
応力の集中によつて亀裂、折損を生ぜしめる問題
を有するものであつた。
にあつては、スリーブワツシヤー11の圧嵌構造
によつて接続頭部首下附近での亀裂、折損に対し
てはある程度補強されるが、該スリーブワツシヤ
ーの後側端周縁部に位置した配管15側の圧嵌境
界部16附近に、特に製品としての曲げ形状のバ
ラツキ、或いは取付けの不具合等による頭部押圧
面における片当り時に、しばしば加振に伴う疲労
応力の集中によつて亀裂、折損を生ぜしめる問題
を有するものであつた。
本考案は、このような従来の前記問題をスリー
ブワツシヤーの軸芯方向の長さを増すことなしに
極めて効果的に解決するため、スリーブワツシヤ
ーの鍔状係止壁に連る背後の袴筒壁の後端附近の
内周面を後方に開口する薄肉緩斜面とし、且つ配
管に圧嵌した状態で該薄肉緩斜面附近に位置する
配管側に設けた僅かに拡径した膨出壁部の対向外
周斜面に、前記緩斜面を係圧重合せしめる構造と
することにより、接続頭部首下附近での補強は勿
論のこと、スリーブワツシヤーの後側端周縁部に
位置した配管側での亀裂、折損を効果的に軽減、
防止することのできる管端接続構造を提案するこ
とを目的とするものである。
ブワツシヤーの軸芯方向の長さを増すことなしに
極めて効果的に解決するため、スリーブワツシヤ
ーの鍔状係止壁に連る背後の袴筒壁の後端附近の
内周面を後方に開口する薄肉緩斜面とし、且つ配
管に圧嵌した状態で該薄肉緩斜面附近に位置する
配管側に設けた僅かに拡径した膨出壁部の対向外
周斜面に、前記緩斜面を係圧重合せしめる構造と
することにより、接続頭部首下附近での補強は勿
論のこと、スリーブワツシヤーの後側端周縁部に
位置した配管側での亀裂、折損を効果的に軽減、
防止することのできる管端接続構造を提案するこ
とを目的とするものである。
本考案は、軸芯部に組付け孔が貫設され、且つ
前面の鍔状係止壁に連つてその背後に連設した袴
筒壁の後端附近の内周面を後方に開口する薄肉緩
斜面としたスリーブワツシヤーを、配管の端部に
一体に膨出して設けた接続頭部の首下顎部に、前
記鍔状係止壁部を当接係合した状態で圧嵌せしめ
ると共に、前記薄肉緩斜面部を該緩斜面に位置し
た配管側に僅かに拡径した膨出壁部の対向外周斜
面に係圧重合せしめ、更に背後に組込んだ締付け
ナツトによる相手ノズルホルダーへの螺合締着に
つれて該締付けナツト側の底壁面で前記係止壁を
押圧することにより、接続頭部の押圧面をノズル
ホルダーの受圧開口座面に強圧して接続構成した
ことを要旨とするものである。
前面の鍔状係止壁に連つてその背後に連設した袴
筒壁の後端附近の内周面を後方に開口する薄肉緩
斜面としたスリーブワツシヤーを、配管の端部に
一体に膨出して設けた接続頭部の首下顎部に、前
記鍔状係止壁部を当接係合した状態で圧嵌せしめ
ると共に、前記薄肉緩斜面部を該緩斜面に位置し
た配管側に僅かに拡径した膨出壁部の対向外周斜
面に係圧重合せしめ、更に背後に組込んだ締付け
ナツトによる相手ノズルホルダーへの螺合締着に
つれて該締付けナツト側の底壁面で前記係止壁を
押圧することにより、接続頭部の押圧面をノズル
ホルダーの受圧開口座面に強圧して接続構成した
ことを要旨とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すれば、第1図は本考案の高圧燃料噴射管の管端
接続構造の一部切欠き断面図であつて、1は軸芯
部に組付け孔2が貫設され、且つ前面の鍔状係止
壁3に連つてその背後に袴筒壁4を連設し、更に
該袴筒壁の後端附近の内周面を後方に開口する薄
肉緩斜面4′として形成したスリーブワツシヤ
ー、5は端部一体に膨出して接続頭部6を設けた
配管で、該接続頭部の首下顎部に前記スリーブワ
ツシヤー1をその鍔状係止壁3部を当接係合した
状態で圧嵌せしめ、且つ前記薄肉緩斜面4′部を
該緩斜面附近に位置した配管5側に僅かに拡径し
た膨出壁9の対向外周斜面に係圧重合して構成せ
しめるものである。7は配管5側に組込んだ締付
けナツトであり、相手ノズルホルダー8への螺合
締着につれて該締付けナツト側の底壁面で前記係
止壁3を押圧して接続頭部6の押圧面6′をノズ
ルホルダー8の受圧開口座面8′に強圧して接続
構成せしめるものである。
すれば、第1図は本考案の高圧燃料噴射管の管端
接続構造の一部切欠き断面図であつて、1は軸芯
部に組付け孔2が貫設され、且つ前面の鍔状係止
壁3に連つてその背後に袴筒壁4を連設し、更に
該袴筒壁の後端附近の内周面を後方に開口する薄
肉緩斜面4′として形成したスリーブワツシヤ
ー、5は端部一体に膨出して接続頭部6を設けた
配管で、該接続頭部の首下顎部に前記スリーブワ
ツシヤー1をその鍔状係止壁3部を当接係合した
状態で圧嵌せしめ、且つ前記薄肉緩斜面4′部を
該緩斜面附近に位置した配管5側に僅かに拡径し
た膨出壁9の対向外周斜面に係圧重合して構成せ
しめるものである。7は配管5側に組込んだ締付
けナツトであり、相手ノズルホルダー8への螺合
締着につれて該締付けナツト側の底壁面で前記係
止壁3を押圧して接続頭部6の押圧面6′をノズ
ルホルダー8の受圧開口座面8′に強圧して接続
構成せしめるものである。
本考案は、このように構成されているため、ス
リーブワツシヤー1の後端附近の内周面での後方
に開口する薄肉緩斜面4′と該緩斜面の係圧重合
した構造とにより、圧嵌境界附近での局部疲労応
力を分散することとなり、更に前記配管5側の僅
かに拡径した膨出壁部9での断面積の増大した構
造によつて、スリーブワツシヤー1の軸芯方向の
長さを増すことなしに、相互の前記圧嵌境界附近
での亀裂、折損に対する機械的強度を向上せしめ
る結果となる。
リーブワツシヤー1の後端附近の内周面での後方
に開口する薄肉緩斜面4′と該緩斜面の係圧重合
した構造とにより、圧嵌境界附近での局部疲労応
力を分散することとなり、更に前記配管5側の僅
かに拡径した膨出壁部9での断面積の増大した構
造によつて、スリーブワツシヤー1の軸芯方向の
長さを増すことなしに、相互の前記圧嵌境界附近
での亀裂、折損に対する機械的強度を向上せしめ
る結果となる。
以上説明したように、本考案による高圧燃料噴
射管の管端接続構造は、前記薄肉緩斜面4′と該
緩斜面の係圧重合した構造とにより局部疲労応力
を分散し、且つ膨出壁部9により圧嵌境界部附近
での断面積を増大して構成されるため、接続頭部
首下附近での補強は勿論のこと、特に前記圧嵌境
界部附近での機械的強度の向上によつて、製品と
しての曲げ形状のバラツキ、或いは取付けの不具
合により生ずる頭部押圧面6′の片当り時におい
ても、圧嵌境界部附近に加わる加振等に伴う疲労
を減少して亀裂、折損を軽減、防止することがで
きる極めて有用な高圧燃料噴射管の管端接続構造
である。
射管の管端接続構造は、前記薄肉緩斜面4′と該
緩斜面の係圧重合した構造とにより局部疲労応力
を分散し、且つ膨出壁部9により圧嵌境界部附近
での断面積を増大して構成されるため、接続頭部
首下附近での補強は勿論のこと、特に前記圧嵌境
界部附近での機械的強度の向上によつて、製品と
しての曲げ形状のバラツキ、或いは取付けの不具
合により生ずる頭部押圧面6′の片当り時におい
ても、圧嵌境界部附近に加わる加振等に伴う疲労
を減少して亀裂、折損を軽減、防止することがで
きる極めて有用な高圧燃料噴射管の管端接続構造
である。
第1図は本考案の一実施例を示す高圧燃料噴射
管の管端接続構造の一部切欠き断面図、第2図は
従来の実施例に係る一部切欠き断面図である。 1……スリーブワツシヤー、2……組付け孔、
3……係止壁、4……袴筒壁、4′……薄肉緩斜
面、5……配管、6……接続頭部、6′……押圧
面、7……締付けナツト、8……ノズルホルダ
ー、8′……受圧開口座面、9……膨出壁部。
管の管端接続構造の一部切欠き断面図、第2図は
従来の実施例に係る一部切欠き断面図である。 1……スリーブワツシヤー、2……組付け孔、
3……係止壁、4……袴筒壁、4′……薄肉緩斜
面、5……配管、6……接続頭部、6′……押圧
面、7……締付けナツト、8……ノズルホルダ
ー、8′……受圧開口座面、9……膨出壁部。
Claims (1)
- 軸芯部に組付け孔2が貫設され、且つ前面の鍔
状係止壁3に連つてその背後に連設した袴筒壁4
の後端附近の内周面を後方に開口する薄肉緩斜面
4′としたスリーブワツシヤー1を、配管5の端
部に一体に膨出して設けた接続頭部6の首下顎部
に、前記鍔状係止壁3部を当接係合した状態で圧
嵌せしめると共に、前記薄肉緩斜面4′部を該緩
斜面に位置した配管5側に僅かに拡径した膨出壁
部9の対向外周斜面に係圧重合せしめ、更に背後
に組込んだ締付けナツト7による相手ノズルホル
ダー8への螺合締着につれて該締付けナツト側の
底壁面で前記係止壁3を押圧することにより、接
続頭部6の押圧面6′をノズルホルダー8の受圧
開口座面8′に強圧して接続構成せしめたことを
特徴とする高圧燃料噴射管の管端接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16565581U JPS5870454U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 高圧燃料噴射管の管端接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16565581U JPS5870454U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 高圧燃料噴射管の管端接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870454U JPS5870454U (ja) | 1983-05-13 |
JPS6110072Y2 true JPS6110072Y2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=29957845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16565581U Granted JPS5870454U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 高圧燃料噴射管の管端接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870454U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014514515A (ja) * | 2011-04-01 | 2014-06-19 | パルケル・ハンニフイン・マニユフアクチユリング・ジヤーマニー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 円錐ねじを持つ管又はホース |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP16565581U patent/JPS5870454U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014514515A (ja) * | 2011-04-01 | 2014-06-19 | パルケル・ハンニフイン・マニユフアクチユリング・ジヤーマニー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 円錐ねじを持つ管又はホース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870454U (ja) | 1983-05-13 |
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