JPS61100143A

JPS61100143A - 電撃防虫装置

Info

Publication number: JPS61100143A
Application number: JP22352484A
Authority: JP
Inventors: 良平村上
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-10-24
Filing date: 1984-10-24
Publication date: 1986-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はゴキブリ等の虫を電撃によって逃がす電撃防虫
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点一般に電撃式の防虫装置としては第６図に示すようなも
のが知られている。すなわち長尺状の絶縁基板１の上に
対の電極帯２ａ、２ｂを相互に小間隙３をもたせて配設
し、前記電極帯２ａ、２ｂに乾電池等の電源装置４によ
り１０〜４ｏボルトの低電圧を印加するようにしている
。ゴキブリ等の虫は約１０ボルト程度の電圧を脚部間に
かけると激しい電気ショックを受けるものであり、電極
帯２ａ、２ｂを所要ケ所に配置しておくと、虫は電極帯
２ａ、２ｂを越えて進行しなく、したがって虫の侵入を
防止できる。

このような電撃防虫装置の電極帯２ａ、２ｂは、第７図
に示すように複合電極構成体６とし、たとえば収納家具
６の開口の口縁部に、前記開口を囲むように配置すると
有効である。また、その他、家屋の窓、食品保管庫の出
入口に設けても有効である。このようなことから、複合
電極構成体５は長尺状とし、所要の長さに切断し、これ
を枠状に組み合わせ、さらには端部同志を電気的に接続
しなければならない。具体的には収納家具６の口縁部に
複合電極構成体６を接着し、さらに突き合せ部のｔ極帯
２ａ、２ｂを他方の電極帯２ａ’、２ｂ’に表面側より
タッカ−針７を打ち込み電気的接続をしていたものであ
り、その取付が面倒である。

また、第８図および第９図に示すように突き合せ部にお
いて位置ずれを起すと、電極帯２ｂが他方の電極帯２　
ａ’と短絡するおそれがある。さらに、タッカ−針７が
表出して外観上好ましくない。

発明の目的本発明は前記の問題に留意し、電極体の付設および電気
的接続を確実に、また、外観を損わない電撃防虫装置を
提供することを目的とするものである。

発明の構成前記目的を達成するため、本発明は平行関係にある複数
条の導電帯と、前記導電帯間に介在された絶縁部と、前
記各導電帯それぞれと一体で、かつ後部に突出する導電
性の足片をもつ長尺状の複合電極構成体を複数本備え、
構成体にはその開口を囲む凹条溝を形成し、前記凹条溝
に前記各複合電極構成体の足片を挿入して配設するとと
もに、各複合電極構成体を枠組みし、前記凹条溝におけ
る前記各複合電極構成体の突き合せ部に対応する内側壁
位置に、突き合わせた複合電極構成体相互の足片に接触
する導電片を設けた構成としたものであり、複合電極構
成体の枠組みを容易にするとともに確実に電気的接続が
でき、また、位置ずれかないために短絡が生じないもの
である。

実施例の説明以下本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説明
する。

図において８は電撃用の複合電極構成体であり、絶縁部
９と、この絶縁部９の両側に位置して互に平行な関係に
ある導電帯１０　ａ　、　１０　ｂと、この導電帯１０
ａ、１０ｂと一体で、かつ、絶縁部９゜に沿って後方に
突出する足片１１ａ、１１ｂよりなり、これらが押出成
形により一体に、かつ、長尺状に形成されている。前記
導電帯１ｏａ、１ｏｂおよび足片１１ａ、１１ｂはエポ
キシ等の合成樹脂をベースにカーボン等の導電材料を混
入してなり、絶縁部９は前記導電帯１ｏａ、１ｏｂおよ
び足片１１ａ、１１ｂの合成樹脂となじみのよい同系の
エポキシ樹脂よりなっている。

上記複合電極構成体８は取りつけようとする収納キャビ
ネット１２の開口縁１３の辺の長さに合わせた長さを有
し、その端部は突き合わせる関係から４６°の傾斜辺ａ
を設けている。

一方、キャビネット１２の開口縁１３には開口を囲む凹
条溝１４を形成しており、この凹条溝１４におけるコー
ナ部の相対向する内側壁に直角に曲げてな仝導電片１ｓ
ａ、１．ｓｂを設けている。なお、前記凹条溝１４の溝
巾は、複合電極構成体８における足片１１ａ、１１ｂ部
の厚みとほぼ等しくしている。

前記の４本の複合電極構成体８．８’、８”、８″は収
納キャビネット１２の開口縁１３の凹条溝１４に、その
足片１１ａ、１１ｂ部を挿入して取りつけられ、開口を
囲む枠状に組み合わされるものであり、複合電極構成体
８，８′等の端部は、位置規制されるとともに、足片１
１ａと１１ａ′は導電片１５ａに接して導通され、足片
１１ｂと１１ｂ′は導電片１５ｂに接して導通される。

なお、前記各複合電極構成体８の導電帯１０　ａ　、　
１０　ｂはキャビネット１２の開口縁１３に対し当接す
る。この当接部には接着剤を用いてもよい。また、内外
双方の導電帯１０ａ、１０ｂには所要の電圧を印加する
ように電源１６を接続する。

上記構成の電撃防虫装置は、複数の複合電極構成体８を
枠状に組み合せるとき、足片１１ａ・。

１１ｂ部を凹条溝１４に挿入することにより位置規制さ
れ、突き合せ端部において位置ずれがないので、内側と
外側の電極帯ＩＱａ、１０ｂの位置ずれがなく、したが
って短絡が生じない。また、凹条溝１４内に設けた導電
片１５ａ、１５ｂで各複合電極構成体相互間の電気的導
通が得られ、その接続部が表面に出ないので外観が損わ
れない。

第４図は本発明の他の実施例を示し、このものは収納キ
ャビネット１２の開口縁１３の＝−す部以外の直辺部に
おいて複合電極構成体ａ、Ｅｆの端部を突き合せするも
のであり、したがって導電片１５ａ、１５ｂは置板状と
している。

第５図も本発明の他の実施例を示し、このものは収納キ
ャビネット１２の開口縁１３に２条の凹条溝１４＆、１
４ｂを形成し、前記凹条溝１４ａに導電片１５ａを、凹
条溝１４ｂに導電片１５ｂを設けたものであり、複合電
極構成体８の２つの足片１１ａ、１１ｂは個々に凹条溝
１４ａ、１４ｂに挿入し、導電片１ｓａ、１６ｂで接続
されるようになっている。なお、前記複合電極構成体は
合成樹脂をペース材とした押出成形体よりなっているが
、導電帯と絶縁部を結合して形成したものであってもよ
く、また、導電帯は２条以外に３条あるいはそれ以上と
してもよい。また、この複合電極構成体を取りつける構
成体は収納キャビネットに限られるものではなく、家屋
の窓２食品保管庫の出入口等であってもよい。

発明の効果前記各実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、複合電極構成体を枠組みしてキャビネット等の構成
体は取９つけるものにおいて各複合電極構成体の突き合
せ部における位置規制により導電部の短絡が生じなく、
しかも確実な電気的導通が得られ、また、複合電極構成
体の外観が損われなく、その価値は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電撃防虫装置の斜視図、第
２図は同要部分解斜視図、第３図は同要部断面図、第４
図は本発明の他の実施例の要部分解斜視図、第５図は本
発明の他の実施例の要部断面図、第６図は従来の電撃防
虫装置の平面図、第７図は本発明の前提となる電撃防虫
装置の斜視図、第８図および第９図はその要部の位置ず
れ状態を示す説明図である。８・・・・・・複合電極構成体、９・・・・・・絶縁部
、１０ａ。１０ｂ・・・・・・導電体、１１ａ、１１ｂ・・・・・
・足片、１２゜収納キャビネット、１３・・・・・・口
縁部、１４・・・・・・凹条溝、１ｓａ、１ｓｂ・・・
・・・導電片。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

平行関係にある複数条の導電帯と、前記導電帯間に介在
された絶縁部と、前記各導電帯それぞれと一体でかつ後
部に突出する導電性の足片をもつ長尺状の複合電極構成
体を複数体備え、構成体にはその開口を囲む凹条溝を形
成し、前記凹条溝に前記各複合電極構成体の足片を挿入
して配設するとともに各複合電極構成体を枠組みし、前
記凹条溝における前記各複合電極構成体の突き合せ部に
対応する内側壁位置に、突き合せた複合電極構成体相互
の足片に接触する導電片を設けてなる電撃防虫装置。