JPS61104737A - 電撃防虫装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はゴキブリ等の虫を電撃によって逃がす電撃防虫
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般に砲撃式の防虫装置としては第５図に示すようなも
のが知られている。

すなわち、長尺状の絶縁基板１の上に対の電極帯２ａ、
２ｂを相互に小間隙３をもたせて配設し、前記電極帯２
ａ、２ｂに乾電池等の電源装置４により１０〜４０ボル
トの低電圧を印加するようにしている。

ゴキブリ等の虫は約１０ボルト程度の電圧を脚部間にか
けると激しい電気ショックを受けるものであり、電極帯
２ａ、２ｂを所要ケ所に配置しておくと、虫は電極帯２
ａ、２ｂを越えて進行しなく、したがって虫の侵入を防
止できる。

このような電撃防虫装置の電極帯２ａ、２ｂは複合電極
構成体６とし、たとえば第６図に示すように収納家具６
の収納部アの開口の口縁部に、前記開口を囲むように配
置すると有効である。

ところで、流し台キャビネットのように、複数の収納部
７，７′が並設された構成のものでは次のような問題が
ある。すなわち枠状に配設された複合電極構成体６，５
′はそれぞれ独立した内側の電極帯２ａと外側の電極帯
２ｂを有することがら、電源装置４より電圧を印加する
ために少なくとも２本のリード線ｓａ、ｓｂを必要とし
、その配線が面倒になる。また並設された複数の収納部
７゜７′の前部相互間に隙間９が生じており、外観上好
ましくない。

発明の目的 本発明は前記の問題に留意し、複数の収納部の開口縁に
それぞれ電極帯を付設するものにおいて。

電圧印加のための配線を容易にし、しかも各収納部間の
隙間を見えなくする防虫装置を提供することを目的とす
るものである。

発明の構成 前記目的を達成するため、本発明は並設した複数の収納
部の開口縁に開口を囲むように電撃用の電極帯を配設し
たものにおいて、各収納部の外側の電極帯の隣接する辺
部を導電部材で接続し、内側の電極帯同志はリード線で
接続したものであり、前記導電部材を設けるためにリー
ド線配線数を減少させ、また、導電部材で収納部の前部
相互間の隙間がかくされ、外観をよくするものであり。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづき
説明する。

図において１０は電撃用の複合電極構成体であり、平行
関係にある２条の電極帯１１ａ、１１ｂと、前記電極帯
１１ａ、１１ｂ間に介在された絶縁部１２よりなり、こ
れらを押出成形により一体にして長尺状に形成されてい
る。前記電極帯１１ａ。

１１ｂはエポキシ等の合成樹脂をベースに、カーボン等
の導電材料を混入してなり、絶縁部１２は前記電極帯１
１ａ、１１ｂとなじみのよい同系のエポキシ樹脂よりな
っている。１３は収納キャビネットであり、２つの収納
部１４　、１４’を、その開口を前方に向けた状態で並
設してあり、上部には天板１６を有している。なお、前
記収納部１４゜１４′はボックス状に形成されている。

前記収納部１４　、１４’の開口縁にはそれぞれ開口を
囲むように複合電極構成体１０．１０’を枠状に配設し
ている。さらに、前記枠状の２つの複合電極構成体１０
　、１０’における外側の電極帯１１ａ、１１ａ’の互
に隣接する辺の部分に導電部材１６を当接し、両電極帯
１１ａ、１１ａ’を電気的に導通させている。なお、こ
の導電部材１６Ｆｉ、断面Ｔ状に形成され、その２片１
６ａ　、　１６ｂを前述のように電極帯１１ａ、１１ａ
’に当接するとともに、他の一片１６ｃを収納部１４　
、１４’相互間の隙間１７に挿入している。

前記枠状の２つの複合電極構成体１０．１０’における
内側の電極帯１１ｂ、１１ｂ′はリード線１８によって
接続され、また、一方の電極帯１１ａ。

１１ｂには電圧を印加するように電源装置１９を接続し
ている。

上記構成によれば、一つの導電部材１６によって２組の
枠状の複合電極構成体１０．１０′のうち、その外側の
電極帯１１　ａ　、　１１　ａ’が電気的に接続され、
したがって内側電極帯１１ｂ、１１ｂ′相互を接続する
一つのリード線１８を配線をすればよく、配線作業を容
易にする。前記導電部材１６は２つの収納部１４　、　
Ｉ　Ａ’間の隙間１７を覆うため。

外観をよくするものであり、さらに外側の電極帯１１　
ａ　、　１１　ａ’の一部が導電部材１６によって実質
的に巾が広くなるため、ゴキブリへの電撃を与えやすく
なるう 第３図および第４図は本発明の他の実施例を示し、この
ものは台輪２０上に２つの収納部となるキャビネッ）２
１．２１’を並設した構成のものであり、複合電極構成
体１０．１０’および導電部材１６は前述実施例と同様
に配設され、かつ同様の効果をもつものである。

なお、前記複合電極構成体は合成樹脂をベース材とした
押出成形体よシなっているが、金属の電極帯と絶縁部材
を接合したものであってもよい。

発明の効果 前記実施例の説明よシ明らかなように本発明に゛よれば
、複数の収納部を並設し、その開口縁に配設する電撃防
虫装置において、その電極帯の接続を簡易となし、また
、収納部相互間の前部の間隙がかくされるため、特別な
隙間覆い材を必要としなく、さらに電極帯の一部を実質
的に巾を広くしてこの部分における虫への電撃を与えや
すくするものであり、その効果は太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電撃防虫装置の斜視図、第
２図は同第１図のムー人断面図、第３図は本発明の他の
実施例の電撃防止装置の斜視図、第４図は第３図の同Ａ
−Ａ断面図、第５図は従来の電撃防虫装置の電極体の平
面図、第６図は本発明の前提となる電撃防虫装置の斜視
図である。 １ｏ・・・・・・複合電極構成体、１１ａ、１１ｂ・・
・・・・電極帯、１２・・・・・・絶縁部、ｉ　４　、
１４’・・・・・・収納部、１６・・・・・・導電部材
、１８・・・・・・リード線、１９・・・・・・電源装
置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第４図 Ｉ７ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の収納部をその開口を同一面となるように並設し、
   前記各収納部の開口縁にそれぞれ開口を囲むように内側
   の電極帯と外側の電極帯を配設し、前記各収納部の外側
   の電極帯の隣接する辺部を導電部材で接続するとともに
   前記導電部材で各収納部前部の相互間の隙間を覆い、前
   記内側の電極帯同志はリード線で接続し、内外の電極帯
   間に電圧を印加してなる電撃防虫装置。