JPS6098950A - アロエジヤム状食品及び製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アロエジャム状食品及びその製造法に関する
ものである。

アロエはユリ科に属する多肉植物で、その幅広い薬効か
ら「医者いらず」とか「薬サボテン」などと呼ばれ、あ
る種のアロエは、日本薬局方にも記載されている。

アロエの成分には、アロイン、アロエエモジン、アロチ
ン、アロクチンＡ、アロミチン、アロエウルシンなど３
０種以上の成分が含まれているといわれ、それらの成分
は、抗細菌性、抗カビ性、抗シュヨウ性、抗カイヨウ性
が明らかになっている。

つまり、ガン、肉腫、白血病、胃炎、胃カイヨウ、十二
指腸カイヨウ、カゼ、水虫、やけど等に直接又は間接的
に有効に作用 する事が知られ、民間薬としても愛用され、その効果の
ほどは万人が知る所である。

しかしながら、アロエはその成分中に特有の苦味を有し
ており、食べづらく、又いちいち、アロエをすったり、
切ったり、ジュースにしたりする作業は不便であった。

又ハチミツにアロエを入れたハチミツ漬けも一部に愛用
されているが、子供などに健康予防に食べる場合にスプ
ーンから流れ落ち、衣服を汚ごす欠点があった。

本発明はそうした健康食生活に適合させるべく、味覚、
簡便さを追求した結果、生みだされたジヤム状食品、及
び製造法にある。

旧来のジヤムの製法の概要は以下の通りである。

（１）材料をすりつぶす （２）容器に砂糖（類）を入れ加熱する．この時（１）
も加えて．ある （３）酸味料を加える． （４）以上のものに湖料を加え適当な固さになった所で
、火を止め容器に充てんし、殺菌する。

通常のジヤムは以上の方法で成立するが、本発明は次の
工程を行う。

（１）容器に糖又は糖類を入れ、必要に応じ加水し加熱
する、 （２）好みに応じ酸味料を加える．（（１）に対して）
（３）湖料を加え全体にいきわたらせる（４）以上のも
のに破砕したアロエ、又はアロエエキスを適当量加え混
合する． （５）必要に応じて加熱する 本発明は以上の概要で行なわれる。

実施例としてキダチアロエエキスを使用した方法を述べ
る。

容器に水アメ２７０ｇ、ハチミツ９０ｇ、ミネラルシュ
ガー２０ｇに水１５０ｇを加え加熱する、加熱した材料
の混合物温度が６５℃位になった所でペクチン１２ｇを
全体によく混ざるようかくはんし、その後布で濾過した
アロエエキス１６０ｇを加えると約４００ｇのジャム状
食品ができ上がる。

好みに応じて酸味料等を入れる時は、ペクチンを入れる
前に内容物に全体に混合するようにしたら良い。又材料
の混合物の温度を低くするときは、（１）の水分を補給
する時に水に変わってお湯を入れた方がよい。

通常のジャム製法の製造工程では、ザラザラの状態がで
き、ちょうどデン粉に熱湯を加えたような状態で味覚が
非常に落ち、初期の目的を達成しなかった。

実施例を示すとアロエエキス１６０ｇに水アメ２７０ｇ
ハチミツ９０ｇに水１５０ｇを加え容器にて加熱した。

所定のブリックス５９度の時にペクチン１２ｇを加えた
所、直後にザラザラな状態がおき、味覚は非常に悪かっ
た。この時の固形物重量は約４００ｇである。

又、同様の製法にして、アロエエキス８０ｇに、水アメ
２７０ｇ、ハチミツ９０ｇに水１５０ｇを加え容器にて
加熱した、ブリックス５９度の時にペクチン１２ｇを加
えた所、直後にザラザラな状態になり、アロエエキスを
減少させてもきわめて味覚が損なわれる結果となった。

以上の代表例に掲げた種々の実験から 酸味料の有無ではなく、アロエに含有する成分の作用が
湖料の働きをそ害するものと認められた。

本発明のジャム状食品は、ハチミツ漬けのようにスプー
ンからたれずに、更に喜んで食べられ、又、ジャム同様
にパンにつけても良い。その他の利用では、酸味を加え
ペクチンを１０ｇ以下にしたソース状にして肉にかけて
食する事もできるなど幅広い利用価値が生まれ、アロエ
を中心とした健康食生活を展開する上で至便な 発明であり、実用価値は著大なものが ある。

特許出願人　株式会社　サラダメロン 代表者　佐久間　和■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アロエ又は、アロエエキスを水アメ、糖、糖類、糊料、
   又は酸味料に混入加熱してできたジヤム状食品及び製造
   法