JPS60974Y2 - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPS60974Y2
JPS60974Y2 JP17726980U JP17726980U JPS60974Y2 JP S60974 Y2 JPS60974 Y2 JP S60974Y2 JP 17726980 U JP17726980 U JP 17726980U JP 17726980 U JP17726980 U JP 17726980U JP S60974 Y2 JPS60974 Y2 JP S60974Y2
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JP
Japan
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heater
switch
water
water pump
combustion
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JP17726980U
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JPS5798912U (ja
Inventor
統敏 半田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃焼式ヒータを備えた車両用暖房装置の改良
に関する。
従来、自動車等の車両用暖房装置には、第1図に示すよ
うに、エンジン本体1内を流れる冷却水の一部をダクト
2を介して燃焼式ヒータ本体3に導き、このヒータ本体
3内で加熱してからダクト4を介してヒータコア5へ送
り、ここでブロワ6により吸入された空気を暖めて車室
内の暖房に供するように構成したものがあり、上記ダク
ト2内には水ポンプ7が配設されていた。
また、上記ダクト4内には流量調節用のウォータコック
8が設けられており、このウォータコック8はリンク9
を介してダツシュボードの温度調節レバー(図示省略)
に接続されており、温度調節レバー、をC0LDからH
OTに移動さ廿る−とウォータコツ1゛り8が閉から開
に変わるよう1こ構成されている。
・そしてウォータコック8が開の状態で燃焼式ヒータ3
の作動スイッチS□をオンすると、第2図に示すように
、水ンプ7が運転開始されるとともに、制御回路10が
作動されて所定のシーフェンスに従って燃焼式ヒータ3
が運転されるようになってぃ°た。
11は上記燃焼式ヒータ本体3に空気を供給するブロワ
、12は燃料ポンプ、13はヒータ本体3内に噴射され
た燃料を着火させるための点火プラグである。
しかしながら上記従来の車両用暖房装置にあっ−ては、
水ポンプ7か燃焼式ヒータ3の運転中のみしか運転され
ないようになっていたため、燃焼式ヒータ3を作動させ
ないでエンジン1の冷却水をそのままヒータコア5に導
く場合には、エンジン1内の水ポンプ14(第1図参照
)のみでは、燃ご焼式ヒータ3や水ポンプ7が水路の抵
抗となって、十分な水量がヒータコア5に供給されず、
燃焼式ヒータ3を装着することによって従来のシステム
での暖房性能が低下するという問題点があった。
この考案は上記のような問題点に着してなされたもので
1.ウォータコックを作動させる温度調節Pバーに連動
してオン、オフされる水ポンプのスイッチを設け、燃焼
式ヒータを使用しない場合でも水ポンプを運転させてヒ
ータコアへの循環水量を多くすることによって、上記問
題点を解決することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案を説明する。
□第3図はインストルメントパネルに設けられたヒータ
コントロールを承部 15が温度調節レバ、16が燃焼
式ヒータを作動させるためのスイッチレバーで、このヒ
ータコントロールでは、C0LD−HOTの他にFUL
L−HOT状態が設けられている。
ただ腰暖房装置の機械的構成は第1図の従来のものと同
じであるので説明を省略する。
一方、燃焼式ヒータ3および水ポンプ7を駆動させる回
路、第4図のように構成されている。
図において、7が水ポンプ、10が制御回路、11がブ
ロワ、12が燃料ポンプ、13が点火プラグ、Soはキ
ースイッチ、また、Slは燃焼式ヒータ3を作動させる
上記スイッチレバー16によりオン、オフされる作動ス
イッチ、S2は上記温度調節レバー15がFULL−H
OT位置にセットされたときにオンされるスイッチで、
温度調節レバー15が操作されるとウォータコック8と
連動して動作されるもので、このスイッチS2がFUL
L −H0T状態でオンされると、上記燃焼式ヒータ3
の作動スイッチS1のオン、オフにかかわらず、上記水
ポンプ7が運転されるようになっている。
また、スイッチS3は上記スイッチS2に連動してオン
、オフされるもので、□このスイッチS3があるため、
上記温度調節レバー15をFULL−HOT位置にセッ
トしない限り、スイッチレバー16によリスイツチS□
をオンしても燃焼式ヒータ3は作動されないことになる
次に上記構成の作用を説明する。
先ず温度調節、し/<−15をHoT側にセットすると
1.これと連動するリンク9(第1図参照)によってウ
ォータコック8が開き1、ニシジンが運転中であればそ
の冷却水がヒータコア5に循環される。
次に、温度調節レバニー15をFULL −HoTにセ
ットすると、冷却水の循環水量が増してヒータコア5へ
の供給熱量が増加する。
この状態テヒータコントロールのスイッチレバー、16
を操作して作動スイッチS、をオンさせると、ブロワ1
1、燃料ポンプ12、点火プラグ13が作動されて、燃
焼式ヒータ3の運転が開始される。
つまり、燃焼式ヒータ3の停止中に冷却水をヒータコア
5に循環させたいときは、温度調節レバー15をHoT
側に移動してウォータコック8を開ける。
次に、レバー15をFULL−HOTにセットして水ポ
ンプ7を回して水量を増やす。
更に、燃焼式ヒータ3をスイッチレバ〒16によって作
動させる、という操作が段階的に可能になり、順次車内
暖房性能を向上させることができるのである。
次に第5図は本考案の他の実施例を示すもので、温度調
節レバー15と連動された水ポンプ作動用スイッチS2
と水ポンプ7との間に、タイマー17と、作動スイッチ
S□に連動されたスイッチS4とを並列に入れである。
この回路によれば、温度調節レバー15をFULL−H
OTにセットして水ポンプ7を回転させると同時にタイ
マー17が作動して所定時間経過後に水ポンプ7が自動
的に停止されて、水ポンプ7の回りつばなしによる電池
の消耗を防止する。
ただし、燃焼式ヒータ3の運転中は水ポンプ7が停止し
てオーバーヒートを起こさないように、タイマー17の
オン、オフに関係なく、作動スイッチS1に連動してス
イッチS4がオンされており、水ポンプ7が停止されな
いようになっている。
なお、第3図において、20は上記スイッチレバーによ
って点滅され、燃焼式ヒータ3の作動状態を示すパイロ
ットランプ、また21はエンジン内の冷却水が所定温度
以上になったときに点灯されるパイロットランプである
上記パイロットランプ21は、燃焼式ヒータを備えた暖
房装置において、燃焼式ヒータをエンジンの暖機に使用
する場合、エンジン内の冷却水の温度がエンジンのスタ
ートに十分な温度になったときに、これを知らせるため
のものであり、第6図に示すような回路により点灯され
る。
すなわち、第1図のエンジン1内のA点等に設けられた
水温センサ22の出力VEと、予め設定された水温に相
当する電圧を出す基準電圧回路23の出力Vsとを比較
回路24において比較し、燃焼式ヒータ3によりエンジ
ン1内の冷却水が設定温度TO以上になると、比較回路
24から信号が出力され、これが増幅回路25で増幅さ
れて電磁スイッチ26をオンさせてパイロットランプ2
1を点灯させるのである。
このパイロットランプ21の点灯により、運転者はエン
ジンの暖機が完了したことを知ることができ、燃焼式ヒ
ータ3の余分な運転による電池の消耗、燃料の浪費を防
止できることになる。
なお、上記設定温度Toは、外気温によって潤滑油温度
が変わり、その油温によってエンジンの始動性も変わる
ので、必ずしも一定でなく、外気温センサの入力を加味
する方が精度は上がるが、通常はエンジンの特性に合わ
せて10〜20℃に設定しておけばよい。
また、パイロットランプ21の代わりにブザーによって
知らせるようにしてもよい。
第7図、前記の設定電圧をある値に固定して使用する場
合に、更に外気温を考慮し、エンジン1のシリンダブロ
ック等の外気に接触している箇所、例えばシリンダブロ
ック1aの鋳砂を取り出した後のプラグ金30の凹部に
サーモスイッチ31を装着し、このプラグ金30の温度
を感知して第6図の電磁スイッチ26に相当するスイッ
チの役目をさせるようにしたものを示す。
以上説明したごとくこの考案は、燃焼式ヒータを備えた
車両用暖房装置において、冷却水回路中に設けられた流
量調節用のウォータコックを作動させる調節レバーに連
動し、かつ燃焼式ヒータの作動スイッチとは無関係に水
ポンプをオン、オフさせるスイッチを設けてなるので、
燃焼式ヒータが作動されていない状態でも水ポンプのみ
を運転させることによってエンジン発生熱を有効に車室
暖房に供給することが可能となり、これによって、水路
の抵抗となる燃焼式ヒータを有する暖房装置においても
、従来システム(燃焼式ヒータ非作動中)での冷却水循
環量を減少させることがなく、かえって循環量が増加し
て暖房性能が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃焼式ヒータを備えた車両用暖房装置を示す概
略構成図、第2図は燃焼式ヒータの従来の駆動回路を示
す回路図、第3図は本考案の一実施例を示す暖房装置の
ヒータコントロールの正面図、第4図は本考案における
燃焼式ヒータの駆動回路の一例を示す回路図、第5図は
同じく駆動回路の他の実施例を示す回路図、第6図は上
記燃焼式ヒータをエンジン暖機に用いた場合の暖機状態
を示すパイロットランプの駆動回路の一例を示す回路図
、第7図は上記パイロットランプのオン。 オフを制御するサーモスイッチの取付箇所の一例を示す
断面側面図である。 1・・・・・・エンジン、2,4・・・・・・冷却水回
路(ダクト)、3・・・・・・燃焼式ヒータ、5・・・
・・・ヒータコア、7・・・・・・水ポンプ、8・・・
・・・ウォータコック、15・・・・・・調節レバー、
16・・・・・・スイッチレバー、S□・曲・燃焼式ヒ
ータ作動スイッチ、S2・・・・・・水ポンプ作動用ス
イッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン内の冷却水を加熱するための燃焼式ヒータと、
    冷却水の熱によって車室内への送風を暖めるヒータコア
    と、上記善ンジン、燃焼式ヒータおよびヒータコア間に
    冷却水を循環させる冷却水回路と、この冷却水回路の途
    中に設けられた水ポンプおよび流量調節用ウォータコッ
    クを作動させる調節レバーに連動し、かつ上記燃焼式ヒ
    ータの作動スイッチとは無関係に上記水ポンプをオン、
    オフさせるスイッチを設けたことを特徴とする車両用暖
    房装置。
JP17726980U 1980-12-10 1980-12-10 車両用暖房装置 Expired JPS60974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17726980U JPS60974Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 車両用暖房装置

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JP17726980U JPS60974Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 車両用暖房装置

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Publication Number Publication Date
JPS5798912U JPS5798912U (ja) 1982-06-17
JPS60974Y2 true JPS60974Y2 (ja) 1985-01-12

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ID=29970997

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JP17726980U Expired JPS60974Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 車両用暖房装置

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