JPS609732Y2 - ラツチングリレ− - Google Patents

ラツチングリレ−

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JPS609732Y2
JPS609732Y2 JP4937677U JP4937677U JPS609732Y2 JP S609732 Y2 JPS609732 Y2 JP S609732Y2 JP 4937677 U JP4937677 U JP 4937677U JP 4937677 U JP4937677 U JP 4937677U JP S609732 Y2 JPS609732 Y2 JP S609732Y2
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JP
Japan
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iron piece
movable iron
coil
frame
stopper
Prior art date
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Expired
Application number
JP4937677U
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English (en)
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JPS53144371U (ja
Inventor
満幸 志岐
博 岡本
満男 米盛
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 く考案の分野〉 この考案は、漏電検出装置などに最適なラッチングリレ
ーに関するものである。
〈考案の背景〉 一般に漏電検出装置などが、負荷側に漏電が生じると、
それを零相変流器が検出して、その出力で電磁継電器が
動作し負荷側への電力供給が断たれる構造になっている
たとえば第1図に示すように、端子01〜04を介して
負荷に電力が供給される。
この装置には、電源側にリレーの常閉接点22,23が
、負荷側に零相変流器41がそれぞれ設けられている。
零相変流器41の出力端子は5CR31のゲート・カソ
ード間に接続されている。
このゲート・カソード間にはさらにツェナーダイオード
32、抵抗33およびコンデンサ34が並列に接続され
過大電流、過大電圧による回路の誤動作、破壊を防止し
ている。
リレーのコイル21は5CR31と直列回路を形威し、
この直列回路に、端子01,02、整流ブリッジ11゜
常閉スイッチ51および平滑コンデンサ12を介して直
流電流が供給される。
また、コイル21にはサージ吸収用ダイオード24が並
列に接続されている。
また、端子03,04間に常開スイッチ61および抵抗
62が直列接続され、動作チェックを行う構成となって
いる。
このような構成で、負荷側に漏電が生じていない場合で
は、零相変流器41の1次電流は往復で同一であるから
2次側の出力はゼロである。
したがって、5CR31はオフでリレーのコイル21は
励磁されず、常閉接点22,23はオンである。
したがって、負側に電力が供給されている。ここで、負
荷側に漏電が生じると、零相変流器41の1次電流は往
復で異なり、2次側に出力が生じる。
漏電が大きくなって零相変流器41の出力が大きくなる
と、やがて5CR31がオンしてコイル21が励磁され
る。
これに応じて接点22,23がオフとなり負荷側への電
力供給が断たれる。
このとき、零相変流器41の出力も零になるが、5CR
31のアノード・ゲート間には整流ブリッジ11、コン
デンサ12等を介して直列電流が流れているため、5C
R3iはオン状態を保持する。
すなわち負荷は回路から切り離され続ける。
負荷側の漏電の原因を取り除いたのち、この漏電検出装
置をリセットするには、電源電圧を一旦ゼロにしてもよ
いが、一般には常閉スイッチ51を操作して5CR31
をオフとしてリレーを復帰させる方法がとられている。
しかし、この場合漏電の原因が除去されない状態で、こ
のスイッチ51をオフし続けると、常閉接点22.23
がオンしたままになり負荷側に長時間電力が供給され、
電気事故が拡大してしまう。
また、常開スイッチ61をオンとして、零相変流器41
の一次電流の往復にアンバランスを生じさせて漏電検出
装置の動作チェックを行う場合に、スイッチ51を同時
にオンとするとリレーが動作しないため、抵抗62に電
流が流れ続ける。
したがって、抵抗62は大きな定格電力が必要でその形
状も大きなものとなる。
例えば、商用電源で数10m、Aの漏電を検出する場合
、数Wの定格電力のものを要する。
このように一般のリレーを使用した場合、負荷側の漏電
の原因を取り除くまではリレーコイルを励磁しておく必
要があり、このため電源側からリレーコイルに電源を供
給する必要があると同時に上述したように漏電の原因が
除去されない状態でスイッチ51をオフし続けると、電
気事故が拡大してしまう不具合いがあった。
一方、一般のリレーのかわりに一般のラッチングリレー
を使用すれば負荷側からリレーコイルに電源を供給する
必要はなくなるが、ラッチングリレーのリセットボタン
を誤って押すと負荷に瞬間的に給電がなされ人体に危険
を及ぼすとともに上記と同様に事故の拡大のおそれがあ
った。
〈考案の目的〉 この考案は、上記のような欠点に鑑み考案されたもので
、簡単な構成で漏電検出装置などに最適なラッチングリ
レーを供給することを目的とする。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する
第3図A、 B、 Cはそれぞれラッチングリレーの動
作状態を示すもので、第3図A、B、Cにおいて略コ字
状フレーム118にはコイルスプール119および接点
部材123が固定される。
このコイルスプール119には鉄心120が設けられる
とともにコイル21が巻装される。
また、このフレーム118の一端には鉤形に曲がったレ
バー112がピン124によって回動自在に支持される
このレバー112は一端に第1のストッパ121、他端
に第2のストッパ113を有している。
また、第4図に拡大して示すバネ122によって反時計
廻り方向に偏倚されている。
可動鉄片116もこのフレーム118の他端に回動自在
に支持され、コイルバネ117て時計廻り方向に偏倚さ
れ、またコイル21の励磁に応じて反時計廻り方向に吸
引される。
この可動鉄片116には、絶縁板115を介して接点部
材114が取り付けられ、前記接点部材123とともに
第2図に示す接点22aを構成する。
なお、図示しないが、接点部材114,123に対応す
る接点部材が同様に可動鉄片116、フレーム118に
それぞれ設けられている。
また、この接点部材114には前記ストッパ121が当
接する(第3図A、C)。
レバー112の一端には押ボタン111の先端が当接し
ている。
この押ボダン111はケース等(図示せず)に設けた穴
110によって出没自在に支持されている。
つぎに、この考案のラッチングリレーを一例である漏電
検出装置のリセット機構に適用した場合を第2図の回路
図にもとづいて説明する。
第2図において、第1図に対応する箇所には対応する番
号を付して説明を省略する。
すなわち、第2図において特徴とする点は、本考案のラ
ッチングリレーの接点で負荷への給電、コイル21への
給電を制御している点である。
まず、負荷側に漏電が生じていない場合には、零相変流
器41は出力を生じない。
したがって、5CR31はオフであり、コイル21は励
磁されない。
その結果、第3図Aに示すように、接点部材114,1
23は接続しており、接点22aがオンになっている。
同様に接点23aもオンになついてる。
ここで、負荷側に所定値以上の漏電電流が流れるとする
と、零相変流器41の出力に基づいて5CR31がオン
する。
そうすると、コイル21が励磁され、第3図Bに示すよ
うに、可動鉄片116が鉄心120に吸引される。
これに応じて接点部材114は接点部材123と分離し
て接点22aはオフになる。
また、可動鉄片116の先端はレバーのストッパ121
に係止されるようになり、以降接点22aのオフ状態が
保持される。
同様に接点23aもオフとなり、その状態を保持される
こうして、漏電に応じて負荷側への供給が断たれる。
また、5CR31、コイル21への給電も同時に停止し
、可動鉄片116は以降鉄心120に吸引されない。
なお、このときレバー112はほぼストッパ121の厚
さだけバネ122の弾性力により反時計廻り方向に回転
した位置にあり、そのため押ボタン111は第3図Bに
示すように平常な状態(第3図A)より多生突出してい
る。
リセットを行うには、前述のように突出した押ボタン1
11を第3図Cに示すように押し下げる。
そうすると、レバー112が押ボタン111の先端によ
って押されて時計廻り方向に回動し、可動鉄片116と
ストッパ121との係止が外しる。
前述のように、可動鉄片116は鉄心120に吸引され
ていないから、復帰バネ117の弾性力で時計廻り方向
に復帰しようとするが、同時にストッパ113が接点部
材114を押圧するので、可動鉄片116は吸引された
状態を維持する。
したがって、押ボタン111を押圧している限り接点2
2a*23aはオフである。
そして、押圧を解除したとき、はじめて第3図Aの状態
に戻り、接点22a+23aがオンになる。
すなわち、押ボタン111の操作を終了してはじめてリ
セット動作が完了しこのリセットの完了した状態で(漏
電事故が回復していないときには直ちに再び遮断動作を
行うことができる状態で)負荷に給電がなされる。
したがって、漏電の原因が除去されていないとき、また
は動作チェックを行うためにスイッチ61をオンにして
いるときに、誤って押ボタン111を押し続けても、リ
セット動作が押ボタン111の押圧を解除してはじめて
なされるものであるから、接点22 a、 23 aは
依然オフであり、漏電の生じている負荷や抵抗62に誤
って長時間電流が供給されることがない。
なお、漏電の原因が除去されていない場合、または動作
チェックを行っている場合に、リセットがなされると負
荷側または抵抗62に電流が流れるが、零相変流器41
の出力に応じて接点22at23aが動作して再び負荷
側等への給電が断たれる。
したがって、電気事故の拡大等の不具合がない。
〈考案の構成と効果〉 この考案は、略コ字状に形成されたフレームと、このフ
レームに固着されたコイルを巻回してコイルスプールと
、前記フレームの一端に支持されてバネで一方向に付勢
されるとともに回動自在な鉤形のレバーと、前記フレー
ムの他端に支持されてバネで一方向に付勢されるととも
に回動自在な可動鉄片と、前記レバーの一端に取付けら
れ前記可動鉄片が前記コイルに吸引された状態を保持す
る第1のストッパと、前記レバーの他端に取付けられレ
バーを前記バネのバネ力に抗して押圧したとき前記第1
のストッパが前記可動鉄片から解除されるのと同時に前
記可動鉄片の吸引状態を依然保持する第2のストッパと
、前記フレームおよび前記可動鉄片に取付けられた常閉
接点とを有したことを特徴とする。
このため、この考案によれば、簡単な構成でコイルに一
度通電すると通電が解除されても可動鉄片が第1のスト
ッパに係止されて常閉接点をオフ状態に保持することが
できるとともに、第2のストッパを設けであるので、レ
バーを押圧してその後押圧を解除しないかぎり常閉接点
を依然オフ状態に保持することができ、漏電検出装置な
どに最適なラッチングリレーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明するための回路図、第2図はこの
考案のラッチングリレーの適用例を説明するための回路
図、第3図A、 B、 Cはこの考案のラッチングリレ
ーの動作状態を示す側面図、第4図は第3図A、B、C
のバネ122を示す斜視図である。 21・・・・・・コイル、112・・・・・・レバー、
113・・・・・・第2のストッパ、116・・・・・
・可動鉄片、118・・・・・・フレーム、122・・
・・・・第1のストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略コ字状に形威されたフレームと、このフレームに固着
    されたコイルを巻回したコイルスプールと、前記フレー
    ムの一端に支持されてバネで一方向に付勢されるととも
    に回動自在な鉤形のレバーと、前記フレームの他端に支
    持されてバネで一方向に付勢されるとともに回動自在な
    可動鉄片と、前記レバーの一端に取付けられ前記可動鉄
    片が前記コイルに吸引された状態を保持する第1のスト
    ッパと、前記レバーの他端に取付られたレバーを前記バ
    ネのバネ力に抗して押圧したとき前記第1のストッパが
    前記可動鉄片から解除されるのと同時に前記可動鉄片の
    吸引状態を依然保持する第2のストッパと、前記フレー
    ムおよび前記可動鉄片に取付けられた常閉接点とを有し
    たことを特徴とするラッチングリレー。
JP4937677U 1977-04-19 1977-04-19 ラツチングリレ− Expired JPS609732Y2 (ja)

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JP4937677U JPS609732Y2 (ja) 1977-04-19 1977-04-19 ラツチングリレ−

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JP4937677U JPS609732Y2 (ja) 1977-04-19 1977-04-19 ラツチングリレ−

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Publication Number Publication Date
JPS53144371U JPS53144371U (ja) 1978-11-14
JPS609732Y2 true JPS609732Y2 (ja) 1985-04-05

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WO2015056448A1 (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置

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