JPH019293Y2 - - Google Patents

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JPH019293Y2
JPH019293Y2 JP1983058043U JP5804383U JPH019293Y2 JP H019293 Y2 JPH019293 Y2 JP H019293Y2 JP 1983058043 U JP1983058043 U JP 1983058043U JP 5804383 U JP5804383 U JP 5804383U JP H019293 Y2 JPH019293 Y2 JP H019293Y2
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JP
Japan
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pin
link
force
tripping
catch
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JP1983058043U
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JPS59164115U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はしや断器の引外し機構に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
しや断器の引外しを電磁石機構で行なう場合、
従来は第1図に示す如くコイル104のアーマチ
ユアロツド103で直接引外しレバー111を駆
動する方式を採用していた。このしや断器は、し
や断電流の定格により主接点に加える接触圧力が
違つているため、引外しレバーに加わる力も違つ
ている。従つて同一のコイルを取付けた場合には
引外し特性が異なる。従つて、変流器(以下CT
という)と電流コイルを組合せたしや断器の引外
し特性は各々異なる。例えば、主回路に600Aの
電流が流れた時に動作する電流コイルを引外し力
が±50%違つたしや断器に適用するとしや断器が
引外される場合の主回路電流も300〜900Aの範囲
で変化する事になり系統の保護協調上好ましくな
い。更らに、直接引外しレバーを駆動する場合比
較的大きな力を要するためCTの容量を増し、か
つ電流コイルも大きくしなければならない欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の欠点をなくし、しや断器の引外
し力の大きさに関係なく、小形のCTと電流コイ
ルで引外す事のできるしや断器の引外し機構を提
供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案はしや断器を電流コイルで引外す時、引
外しレバーをアーマチユアロツドで直接駆動させ
ず、リンク機構を介して駆動させることを特徴と
するしや断器の引外し機構。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を図面を用いて説明する。第2図
〜第5図は本考案の一実施例であり、第6図は本
考案の引外し機構をスケルトンで示したものであ
る。図に於いて、ばね112はリンク107に付
けられ、リンク107に取付けられたピン110
は、リンク107が動作することで引外しレバー
111を駆動する。リンク107はキヤツチ10
8とピン109aにより連結されキヤツチ108
はピン105を支点に回動できるようにピン10
5に取付けられ、ピン105は図示しないフレー
ムに固定されている。キヤツチ108の他端は半
月ピン101に係合している。半月ピン101に
はパドル102が固定されコイル104の励磁に
よりアーマチユアロツド103が吸引されパドル
102が駆動される。しや断器を引外す場合は引
外しレバー111をMの矢印方向へ回転すること
により引外される。リンク107にはばね112
が連結されておりこのばね112の力によりリン
ク107は下方に引き下げられようとする。しか
しながら、ピン109aにてキヤツチ108と連
結しておりキヤツチ108は半月ピン101と係
合しているためリンク107は動作しない。この
時コイル104が励磁されるとアーマチユアロツ
ド103が吸引されパドル102が上方へ押し上
げられ半月ピン101が回転しキヤツチ108と
の係合が外れるためリンク107は下方に下がり
リンク107に固定されたピン110により引外
しレバー111が駆動されしや断器は引外され
る。又この状態ではしや断器を再び投入する事は
できないのでピン109bによりリンク107と
手動復帰レバー113が連結されており手動復帰
レバー113を手動で動作させる事により、引外
しレバー111、リンク107、キヤツチ10
8、半月ピン101、パドル102は先の説明の
逆の動作により復帰する。この構成において引外
しレバー111の回転力Mの値は大容量のしや断
器を考慮した最大値を取りM<P・Aなる。ばね
力Pとリンクの長さAを設定しておけばリンク1
07の動作力はばね112の力Pにのみ影響され
しや断器の引外しは常に一定に保たれるので安定
した引外し特性が得られる。又コイル104の電
磁力により発生するアーマチユアロツド動作力F
は F=μ・P・B・D/2・C・E で表わされキヤツチ108と半月ピン101の摩
擦係数μにより大幅にFは小さくなると共にリン
クの長さB,E及び半月ピン101の径Dを変え
る事によりFの値をさらに小さくする事ができコ
イル104を小さくする事もできる。ここでばね
112は特性の安定した引張りばねを利用してい
るが、圧縮ばね又はねじばねを利用することもで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、しや断器の引外し特性はしや
断器の引外し力の大きさに影響されず、ばね力に
よつて決定されるので、安定した特性を得ること
できるのでCTの容量及びコイルの大きさを小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の引外し方式の電磁石機構の概略
図、第2図は本考案の一実施例の引外し機構の側
面図、第3図は第2図の正面図、第4図は第2図
のキヤツチ部の正面図、第5図は第4図の側面
図、第6図は本考案の一実施例の引外し機構のス
ケルトンを示す図である。 101……半月ピン、102……パドル、10
3……アーマチユアロツド、104……コイル、
105……ピン、107……リンク、108……
キヤツチ、109a,109b……ピン、110
……ピン、111……引外しレバー、112……
ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉器に取付けてある引外しレバーと、この引
    外しレバーの先端にピンを配置し、このピンをリ
    ンクに取付け、このリンクに一方向の力を発生さ
    せるためのばねを取付け、前記リンクに発生した
    一方向の力を保持するために、前記リンクの一端
    にピンを介してキヤツチに連結し、このキヤツチ
    はピンを支点に回動できるようにピンに取付け、
    このキヤツチの他端を半月状ピンに係合させ、前
    記リンクの一方向の力を保持し、この保持した力
    を解除するために、コイル中央に挿入したアーマ
    チユアロツドを、前記コイルに発生する電磁力で
    動かし、前記アーマチユアロツドの動きをパドラ
    を介して前記半月状ピンに伝え、前記半月状ピン
    を回動させ前記リンクに蓄えられたばね力による
    保持を解放させて、前記リンクを操作させて、開
    閉器の引外し動作を行うことを特徴とする開閉器
    の引外し機構。
JP5804383U 1983-04-20 1983-04-20 開閉器の引外し機構 Granted JPS59164115U (ja)

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JP5804383U JPS59164115U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 開閉器の引外し機構

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JP5804383U JPS59164115U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 開閉器の引外し機構

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Publication Number Publication Date
JPS59164115U JPS59164115U (ja) 1984-11-02
JPH019293Y2 true JPH019293Y2 (ja) 1989-03-14

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ID=30188331

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JP5804383U Granted JPS59164115U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 開閉器の引外し機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103503106B (zh) * 2011-08-09 2016-01-06 株式会社东芝 开关装置及其操作机构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102122A (en) * 1979-01-30 1980-08-05 Mitsubishi Electric Corp Device for switching contact

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JPS55102122A (en) * 1979-01-30 1980-08-05 Mitsubishi Electric Corp Device for switching contact

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JPS59164115U (ja) 1984-11-02

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