JPS60972B2 - 分離型ドレツシング - Google Patents

分離型ドレツシング

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Publication number
JPS60972B2
JPS60972B2 JP52016711A JP1671177A JPS60972B2 JP S60972 B2 JPS60972 B2 JP S60972B2 JP 52016711 A JP52016711 A JP 52016711A JP 1671177 A JP1671177 A JP 1671177A JP S60972 B2 JPS60972 B2 JP S60972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dressing
fatty acid
separate
acid
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP52016711A
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English (en)
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JPS53101574A (en
Inventor
岩雄 高岸
敦子 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分離型ドレッシングに関するものである。
分離型ドレッシングは食用油脂、水、食塩及び食酌を必
須成分として、必要に応じて藤糖、香辛料、その他の調
味料などを配合して製造される。
製品は静層の状態では油層と水層に分離しており、食用
に供する時にこれを振浸して均一に混合して野菜、果物
その他の食品に振りかけ、添加して用いられるもので、
種類も多く、広く愛用され「相当の需要がある調味食品
の一つである。これら従釆の分離型ドレッシングは余り
‘こ分離しやすいために調理時あるいは食用時に振浸し
ても短時間のうちに分離して油層と水層にわかれてしま
い、このものを添加する際に、ときどきに振浸しなくて
はならない。また野菜などによく、振浸して振りかけて
も振りかけられた部分がすぐに分離してしまい、食べる
時には油層部分と水層部分が別々に舌に触れる結果にな
り、呈味をそこなうこともある。そこで、本発明者等は
従来の分離型ドレッシングのイメージはそのまま保持し
ているが、しかし一たびよく振濠すれば、暫くは均一な
乳化状態を保ち従って食事中に度々振りかけ、添加して
食用に供する場合でもその都度振擁する必要がなく、ま
た、野菜や果物に添加配合されたものも、均一な相を形
成し、均一な里味を供することになるような分離型ドレ
ッシングを製造するべく研究を重ねた結果、茂糖脂肪酸
ェステル(以下SEと略記する)の乳化特性に着目して
、本発明に到達した。
すなわち本発明は、食用油脂、食塩、食酌、及び水を必
須成分とし、必要に応じて熊糖、香辛料その他の調味料
を配合してなる分離型のドレッシングであって、食用油
脂、食塩、食酢及び水の合計量(以下必須原料混合物と
いう)に対して0.002〜0.05重量%の鳶糖脂肪
酸ェステルを配合してなる分離型ドレッシングに関する
。以下に本発明を詳細に説明すると、本発明で使用され
るSEの種類は特に限定する必要はなく、そのHLBに
関係なく、どの様な種類のSEも使用可能であるが好適
なのは炭素数1雄〆上の脂肪酸、例えばラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレィン酸
等を用いてヱステル化されたェステルである。
ェステル化に炭素数の少ない脂肪酸、例えばカブリン酸
、カプリル酸、カプロン酸、酪酸等を用いたェステルは
乳化力が弱く、また苦味を呈するので得られたドレッシ
ングの食味を損うことがある。SEの使用量は本願発明
の目的を達成するためには必須原料混合物に対して、0
.002〜0.05重量%の範囲にする必要があり、こ
の範囲を外れると所望の分離型ドレッシングは得られな
い。
また本発明の目的を達成するにはSE以外の食添用界面
活性剤、例えばソルビタン脂肪酸ェステル、脂肪酸モノ
グリセライド、プロピレングリコール脂肪酸ェステル、
レシチン等では全く効果を示さず本発明の目的とする分
離型ドレッシングは得られない。
本発明で用いられる食用油脂としては大豆油、綿実油、
菜種油、榔子油、パーム油、コーン油等の植物油或いは
牛脂、豚脂、鏡油、乳脂肪等の動物油が挙げられる。
食用油脂、水、食塩、食酢の配合割合は好みに応じて任
意に選択できる。尚、本発明に於いては上述の原料に加
えて砂糖、香辛料等、食品の製造に常用される諸原料を
含有させることもできる。以上、詳細に説明した様に、
本発明は使用に便利でしかも従来のイメージを保った分
離型ドレッシングである。
次に実施例により本発明を更に詳細に説明する。実施例
1〜12及び比較例1〜12 下記第1及び第2表記教の配合組成に従って食塩及び酢
酸を水に溶解し、100の【目盛付試験管に仕込む。
次いで大豆サラダ油を加えて手で上下に50回振溢した
後静暦してその経時変化を観察し、第2表に記載の結果
を得た。第1表 配合組成 第2表 注)界面活性剤は水に溶解して使用。
(但し※印は油脂に溶解して使用)SM90……リョー
トーシユガーェステルSM90(商標)、HLB18、
菱糖と株)製SI570・・・・・・リョートーシユガ
ーェステルSI570(商標)、HLB14、菱糖(株
〉製S570・・・・・・リョート一シュガーェステル
S570(商標)、HLB5、菱糖(株)製(SM90
、SI570、S570の結合脂肪酸はステアリン酸(
70%)、パルミチン酸(30%)である。)P167
0−・・・・・リョートーシユガーエステルP1670
(商標)、HLB15、菱糖(株)製(結合脂肪酸はス
テテリン酸(30%)、パルミチン酸( 70.%)で
ある。
)LW1540・・・リョートーシユガーェステルLW
1540(商標)、HLB15、菱糖(株)製(結合脂
肪酸はラウリン酸(70%)、その他の脂肪酸(3雌o
)である。)市販品イ・・・・・・薦糖脂肪酸エステル
市販品ロ……

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 食用油脂、食塩、食酢及び水を必須成分とし、必要
    に応じて蔗糖、香辛料、その他の調味料を配合してなる
    分離型ドレツシングであって、食用油脂、食塩、食酢及
    び水の合計量に対して0.002〜0.05重量%の蔗
    糖脂肪酸エステルを配合してなる分離型ドレツシング。 2 特許請求の範囲第1項記載の分離ドレツシングにお
    いて用いる蔗糖脂肪酸エステルが炭素数12以上の脂肪
    酸のエステルである分離型ドレツシング。
JP52016711A 1977-02-18 1977-02-18 分離型ドレツシング Expired JPS60972B2 (ja)

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JPS53101574A JPS53101574A (en) 1978-09-05
JPS60972B2 true JPS60972B2 (ja) 1985-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211054A (ja) * 1985-07-04 1987-01-20 Nisshin Oil Mills Ltd:The ドレツシング専用油
JPH088845B2 (ja) * 1987-09-11 1996-01-31 旭電化工業株式会社 液状食品
JP2009278932A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Nisshin Oillio Group Ltd 分離型ドレッシング

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JPS53101574A (en) 1978-09-05

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