JPS609643B2 - 温度センサ− - Google Patents

温度センサ−

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Publication number
JPS609643B2
JPS609643B2 JP58221973A JP22197383A JPS609643B2 JP S609643 B2 JPS609643 B2 JP S609643B2 JP 58221973 A JP58221973 A JP 58221973A JP 22197383 A JP22197383 A JP 22197383A JP S609643 B2 JPS609643 B2 JP S609643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
magnetic
curie point
amorphous
temperature sensor
Prior art date
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Expired
Application number
JP58221973A
Other languages
English (en)
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JPS59107501A (ja
Inventor
浩一郎 猪俣
専治 島貫
正勝 羽賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58221973A priority Critical patent/JPS609643B2/ja
Publication of JPS59107501A publication Critical patent/JPS59107501A/ja
Publication of JPS609643B2 publication Critical patent/JPS609643B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/16Layers for recording by changing the magnetic properties, e.g. for Curie-point-writing

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度センサーに係わるものであり、特に感温体
としてキュリー点近傍で飽和磁化および透磁率が急激に
変化する非品質磁性合金を用いた温度センサーに関する
ものである。
従来から感温磁性材料は炊飯の温度スイッチなどの温度
センサとして広く用いられている。
これは例えば第1図aに示す如く熱センサとして用いる
磁心1を励磁し、NL巻線に謙起する電圧がキュリー点
以上で消失する性質を利用して設定温度の検出あるいは
回路保護などを行うためのものである。なお第1図bは
動作を示し、tsは磁心1の温度がキュリー点となった
時を示す。この種の感温磁性材料として要求される特性
は、一般に飽和磁束密度が大きく、温度に対する飽和磁
束密度、保磁力、透磁率の値が設定温度で急変し、かつ
熱応答の遠いものが望ましい。設定温度としては通常材
料のキュリー点を利用する。従って材料の組成を変える
ことにより種々のキュリー点が得られることが望ましい
。従来、この種の感温磁性材料としては、一40℃〜十
150午0のキュリー点を有するフェライトが用いられ
ている。しかしフェライトの磁束密度はせし、ぜし、5
50鷹と小さく、キュリー点近傍の透磁率もせいぜい1
皿Hzで7000程度であり、このためにキュリー点で
の透磁率の変化が小さいものとなっていた。またフェラ
イトは熱伝導率が小さいため、熱応答が遅いという欠点
もある。また近年結晶構造を持たない非晶質金属が種々
の興味ある特性を有することから注目されている。
特にその磁気的性質が高い飽和磁化、高い透磁率、小さ
な保磁力を示すことから新規な軟質滋性材料としてその
応用が期待されている。これらの非晶質合金は、例えば
溶融した母合金を約1び℃/秒以上の冷却速度で急冷す
ることにより得られるものである。このうち遷移金属と
してFeまたはCoを主成分とし、半金属元素を含む非
晶質合金は磁性を示し高飽和磁化、高透磁率を有するこ
とが知られている。しかし非晶質合金は準安定状態であ
るため、一般に結晶化温度よりもかなり低い一定の温度
以上の加熱によりその特性が変化する。たとえば上司F
eあるいはCoを主成分とする非晶質合金では300℃
以上の温度に長時間さらされると徐徐に結晶化が進行し
、機械的にもろくなってしまい非晶質合金特有の柔軟性
が矢なわれてしまう。またキュリー点が比較的高い非晶
質磁性合金では300qo以下の温度で加熱されても透
磁率が著しく低下し、保磁力が増大するなど欧質磁気特
性が劣化するため感温体としては適さない。本発明はこ
のような点を鑑みなされたもので、繰り返しの使用に対
しても、迅速かつ確実に応答する温度センサーを提供す
ることを目的とするものである。からなる非晶質合金を
感温磁性材料として用いたことを特徴とする温度センサ
ーである。
つまり本発明は結晶構造を持たず準安定状態である非晶
質合金が特定温度(キュリー点)近傍までの加熱により
、その特性が変化する事に着目し、特に本発明の組成に
係る非晶質合金が、キュリー点近傍で透磁率および磁束
密度が大幅に変化し、さらに繰り返しの使用に対しても
迅速かつ確実に応答する感溢性を有することを見し、出
したものである。
本発明に用いる上記組成の非晶質磁性合金は磁束密度が
大きく、磁束密度および透磁率がキュリー点近傍で大き
く変化し繰り返しの使用に対しても、迅速かつ確実に応
答する。
なお本発明において、Crは熱的安定性を向上させ、さ
らに応答温度、つまりキュリー点を調整するのに有効な
元素であり、その量が0.05未満では熱的安定性など
本発明効果を充分に発揮することができず、また0.2
0を越えると非晶質化が困難となる。
×は非晶質化に不可欠な元素であり、本発明の範囲外で
は非晶質化が困難となる。
さらにXとして特にBもしくはB十Siを用いた場合に
は製造上における非晶質化が容易となり、また熱的安定
性の向上、磁気特性の改善が画れるというものである。
さらに本発明において、好ましくはキュリー点が200
午0以下になる如く組成を選択する事により繰り返しの
使用における熱的安定性、透磁率および磁束密度のキュ
リー点における変化が著しく大きい事が見いだされた。
以下本発明を具体的実施例を用いて詳細に説明する。実
施例 1 第1表に示す組成から成る厚さ30仏のの非晶質合金を
双ロール法を用いて作製した。
その一部を切り取り400℃で10分歪取り焼鎚後試料
振動型磁力計(VSM)を用いて磁化の温度変化を測定
し、キュリー点(Tc)を求めた。このTcおよび仏.
〆のTc近傍における値を求めた結果を合わせて第1表
に示す。仏,okの室温からTcまでの温度サイクルの
実験を行なった結果、Tcが200qo以下となる組成
の非晶質合金ではTcの変化および仏′,okの劣下が
事実上認められなかった。第1表*△T:ム′ ,ok
の最大値を示す温度とキュリー点の温度差実施例 2(
Feo.8NiMCro.,o)方Si,oB5から成
る厚さ30仏肌の非晶質合金を双ロール法を用いて作製
した。
その一部を切り取り直径2伽のセラミックボビンに20
回巻いて1ぴだの直流磁場の下における磁束密度の温度
変化を測定した。その結果を従来の感温フェライト(曲
線b)と比較して第2図に曲線aとして示す。この結果
本発明に係る非晶質合金は飽和磁束密度が大きく、Tc
近傍での磁束の温度変化が大きいことがわかる。以上の
如く本発明に用いる非晶質磁性合金はキュリー点近傍の
透磁率の温度変化が大きく、かつその変化の温度領域が
狭いため急峻に透磁率を変化させられること、飽和磁化
が大きくかつTc近傍でのその変化が急峻であること、
そして金属材料でしかも薄板であるために熱伝導が大き
く熱応答が遠いこと、さらには組成、特にCr量を調整
することにより容易にキュリー点を変化させることが出
来、設定温度を200℃以下の自由な温度に変えられる
ことなど優れた感温特性を有し、このような感温磁性材
料を用いた本発明温度センサーは、繰返しの使用に対し
ても、迅速かつ確実に応答するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は感温磁性材料を磁心に用いて温度制御を行う際
の構成例を示す原理図、第2図は1のeの磁場の下にお
ける飽和磁束密度の温度変化を示す曲線図。 繁・図 繁2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ((T_1_−_dNi_b)_1_−_aCr_
    a)_1_0_0_−_zX_zただしT=Fe、Co
    の少なくとも1種X=P、B、C、Siの少なくとも1
    種 ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる非晶質合金を感温磁性材料として用いたことを
    特徴とする温度センサー。 2 特許請求の範囲第1項において、XがBまたはBと
    Si(ただしSiは25原子%以下)である事を特徴と
    する温度センサー。
JP58221973A 1983-11-28 1983-11-28 温度センサ− Expired JPS609643B2 (ja)

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JPS59107501A JPS59107501A (ja) 1984-06-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61280957A (ja) * 1985-06-07 1986-12-11 Tokyo Electric Co Ltd ハンドプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101419262B1 (ko) * 2008-04-18 2014-07-16 메트글라스, 인코포레이티드 온도 센서와 그에 따른 원격 온도 센싱 방법
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