JPS609642B2 - 避雷器 - Google Patents
避雷器Info
- Publication number
- JPS609642B2 JPS609642B2 JP8291277A JP8291277A JPS609642B2 JP S609642 B2 JPS609642 B2 JP S609642B2 JP 8291277 A JP8291277 A JP 8291277A JP 8291277 A JP8291277 A JP 8291277A JP S609642 B2 JPS609642 B2 JP S609642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning arrester
- internal
- insulator
- support part
- arrester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は避雪器に係り、特にギャップレス避電器の素子
を収納する容器を改善し、組立手順の簡易化に関する。
を収納する容器を改善し、組立手順の簡易化に関する。
ギャップレス避雪器の素子を収納する容器は碍管又は同
心円筒形の絶縁物を使用している。第1図は従来のギャ
ップレス避雷器素子を碍管に収納した場合を示す。第1
図に於いて1は蓋、2は締付ボルト、3は滋圧膜、4は
間隔台、5はパッキング、6は碍管、7はスプリング、
8は内部要素組立、10は窒素封入口であって、内部要
素8の組立は次の構成要素から成り立っている。
心円筒形の絶縁物を使用している。第1図は従来のギャ
ップレス避雷器素子を碍管に収納した場合を示す。第1
図に於いて1は蓋、2は締付ボルト、3は滋圧膜、4は
間隔台、5はパッキング、6は碍管、7はスプリング、
8は内部要素組立、10は窒素封入口であって、内部要
素8の組立は次の構成要素から成り立っている。
81は絶縁スタッド、82はナット、83は支え板、8
4はスプリング、8aは避雷器素子、9は間隔板である
。
4はスプリング、8aは避雷器素子、9は間隔板である
。
又碍管の両端には金属製フランジがセメント付けしてあ
る。組立順序は内部要素8の組立を予め組立て、スプリ
ング7を介して碍管6に挿入し、パッキング5を碍管端
面にあてた後避圧膜3と蓋1を重ねてパッキング5およ
びスプリング7を稀付ボルト2で圧縮し碍管6のフラン
ジ部12に綿付ける。
る。組立順序は内部要素8の組立を予め組立て、スプリ
ング7を介して碍管6に挿入し、パッキング5を碍管端
面にあてた後避圧膜3と蓋1を重ねてパッキング5およ
びスプリング7を稀付ボルト2で圧縮し碍管6のフラン
ジ部12に綿付ける。
内部要素は予め乾燥状態とし組立に際しては防じん、定
温、定温度に管理された工作室で行われる為に内部は低
温度状態となり気密シールによって安定な絶縁状態を保
つことができる。或は又窒素封入口10から内部気体を
低湿度の窒素に置換することも行われている。
温、定温度に管理された工作室で行われる為に内部は低
温度状態となり気密シールによって安定な絶縁状態を保
つことができる。或は又窒素封入口10から内部気体を
低湿度の窒素に置換することも行われている。
この様な完全気密シール状態で万一内部が電気的に短絡
状態となった場合、系統の池絡電流又は短絡電流相等の
アーク電流が避電器内部を通流することになりこのアー
ク電流によって避雷器内部は圧力上昇をきたす。
状態となった場合、系統の池絡電流又は短絡電流相等の
アーク電流が避電器内部を通流することになりこのアー
ク電流によって避雷器内部は圧力上昇をきたす。
この場合碍管の破裂を防止する為、低熔融金属の薄板で
ある避圧膜3と蓋11こあげられたガス放出口翼富とで
内部ガス圧を外部に放出させる構造を有している。
ある避圧膜3と蓋11こあげられたガス放出口翼富とで
内部ガス圧を外部に放出させる構造を有している。
内部要素8が予め素子8aと間隔板9を交互に積み重ね
て絶縁スタッド81と支え板83で組立てている理由は
輸送時の振動や取扱上の振動に対してくづれることなく
初期の積み重ね状態を維持して安定した避電器が納入で
きる礎造としているものである。
て絶縁スタッド81と支え板83で組立てている理由は
輸送時の振動や取扱上の振動に対してくづれることなく
初期の積み重ね状態を維持して安定した避電器が納入で
きる礎造としているものである。
又内部要素8と鶴管内径の間の空間は内部が短絡状態と
なりアーク電流が通電して内部ガス圧が上昇した場合の
ガス圧放出の通路となる。
なりアーク電流が通電して内部ガス圧が上昇した場合の
ガス圧放出の通路となる。
この従来形避電器の組立てに際しては一度内部要素を絹
立てておく手順が必要となり又碍管と内部要素組立との
間に空間を設けて内部短絡時の上昇したガス圧を放出す
る通路を必要とする為に碍管が大きくなるという欠点が
ある。
立てておく手順が必要となり又碍管と内部要素組立との
間に空間を設けて内部短絡時の上昇したガス圧を放出す
る通路を必要とする為に碍管が大きくなるという欠点が
ある。
本発明の目的は上託のような欠点を除くためになされた
もので、組立を容易にすると共に素子の振動によるずれ
防止を行い安定した避雷器を提供することである。
もので、組立を容易にすると共に素子の振動によるずれ
防止を行い安定した避雷器を提供することである。
以下、本発明を第3図及び第4図に示す実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図及び第2図と同一部分又は機能を有するものは同
一符号を付した。第3図に示すように、1は蓋、2は縦
付ボルト、3は避圧膜、4は間隔台、5はパッキング、
6は碍管、7はスプリング、8は避雷器の内部要素、9
は間隔板である。第4図に示すように、碍管6の内側に
は素子支持部20とアーク通路部21からなる収納孔2
2が形成されている。
一符号を付した。第3図に示すように、1は蓋、2は縦
付ボルト、3は避圧膜、4は間隔台、5はパッキング、
6は碍管、7はスプリング、8は避雷器の内部要素、9
は間隔板である。第4図に示すように、碍管6の内側に
は素子支持部20とアーク通路部21からなる収納孔2
2が形成されている。
この素子支持部2川ま素子を収納したとき碍管内側とわ
ずかな間隙を有し素子と同じ円筒となる円弧部分が形成
されている。アーク通路部21は収納される素子8aの
周囲に複数個所に任意の形状の空隙孔から形成されてい
る。即ち碍管に素子を挿入して素子を支持する素子支持
部20は避雷器素子の外径より僅かに大きくして素子が
挿入できる程度とし、素子が振動によりずれて素子の直
列接触が損われることのない程度の半径を有する円弧部
分が設けられている。
ずかな間隙を有し素子と同じ円筒となる円弧部分が形成
されている。アーク通路部21は収納される素子8aの
周囲に複数個所に任意の形状の空隙孔から形成されてい
る。即ち碍管に素子を挿入して素子を支持する素子支持
部20は避雷器素子の外径より僅かに大きくして素子が
挿入できる程度とし、素子が振動によりずれて素子の直
列接触が損われることのない程度の半径を有する円弧部
分が設けられている。
又この円弧部に沿ってアーク通路部21が複数個設けら
れ、素子支持部20とアーク通路部21とは第4図のよ
うな断面を有する収納孔22が形成されている。避電器
組立に当っては予め内部要素の組立を行うことなく第3
図aに示すように碍管6に直接素子8と間隔板9を交互
に挿入し碍管端面にパッキング5を当て避圧膜3と蓋1
を重ねて綿付ボルト2で碍管フランジ部に締付ける。
れ、素子支持部20とアーク通路部21とは第4図のよ
うな断面を有する収納孔22が形成されている。避電器
組立に当っては予め内部要素の組立を行うことなく第3
図aに示すように碍管6に直接素子8と間隔板9を交互
に挿入し碍管端面にパッキング5を当て避圧膜3と蓋1
を重ねて綿付ボルト2で碍管フランジ部に締付ける。
蓋11こは碍管アーク通路の断面に相当するガス放出口
を設け内部ガス圧上昇に際しての外部への放出口となる
。内部要素は予め乾燥状態としこの組立に際しては防じ
ん、定温「定温度に管理された工作室で行われる。故に
内部は低湿度状態となり気密シールによって安定した絶
縁状態が保てる。或は窒素封入口亀Qから内部気体を低
温度の窒素に置換することも行われることは従来と同じ
である。
を設け内部ガス圧上昇に際しての外部への放出口となる
。内部要素は予め乾燥状態としこの組立に際しては防じ
ん、定温「定温度に管理された工作室で行われる。故に
内部は低湿度状態となり気密シールによって安定した絶
縁状態が保てる。或は窒素封入口亀Qから内部気体を低
温度の窒素に置換することも行われることは従来と同じ
である。
なお本発明の他の実施例を第5図a,b及び第6図に示
す。
す。
第3図a,b及び第4図と同一部分は同符号を付した。
第6図aに示すように「避雷器の内部要素8を2個並列
とした場合を示す。
第6図aに示すように「避雷器の内部要素8を2個並列
とした場合を示す。
この場合の碍管断面は第6図に示すように複数個の避雷
器の内部要素8を挿入する素子支持部20‘こ沿って形
成する複数個のアーク通路部21を有する碍管によって
避雷器を構成するものである。素子を直列とし2柱構造
とする場合も同じ碍管断面で可能となる。
器の内部要素8を挿入する素子支持部20‘こ沿って形
成する複数個のアーク通路部21を有する碍管によって
避雷器を構成するものである。素子を直列とし2柱構造
とする場合も同じ碍管断面で可能となる。
又素子を3個並列した場合、又は素子を直列とした3柱
構造の場合も夫々の素子支持部に沿ってアーク通路部を
設けることによって可能となる。又この構造は碍管だけ
でなく絶縁物例えばガラス繊維入りェポキシ絶縁筒やF
RP絶縁筒あるいは合成樹脂注形品等の場合も適用でき
る。
構造の場合も夫々の素子支持部に沿ってアーク通路部を
設けることによって可能となる。又この構造は碍管だけ
でなく絶縁物例えばガラス繊維入りェポキシ絶縁筒やF
RP絶縁筒あるいは合成樹脂注形品等の場合も適用でき
る。
以上本発明によればギャップレス避電器の素子組立に於
いて避雷器の素子支持部とアーク通路部を別々に設けた
碍管を製造することによって内部要素組立の手順を省略
して直接樽管に素子を組立て輸送等によって内部要素の
ずれやくづれることのない安定した避雷器を提供できる
。
いて避雷器の素子支持部とアーク通路部を別々に設けた
碍管を製造することによって内部要素組立の手順を省略
して直接樽管に素子を組立て輸送等によって内部要素の
ずれやくづれることのない安定した避雷器を提供できる
。
第1図a,bは夫々従釆の避電器を示す断面図及び平面
図、第2図は第1図aに示すローロ線矢視断面図、第3
図a,bは夫々本発明の避電器を示す断面図及び平面図
、第4図は第3図aに示すW−W線矢視断面図、第5図
a,b及び第6図は夫々本発明の他の実施例を示し、第
5図a,bは夫々避雪器を示す断面図及び正面図、第6
図は第5図aに示すの−の線矢視断面図である。 6・.…・碍子、6a・・・・・・碍子ペチコート、8
・・.・・・内部要素、8a・…・・素子、9,9a・
・・・・・間隔板、20・・・・・・素子支持部、21
・・・・・・アーク通路部、22・・・・・・収納部。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
図、第2図は第1図aに示すローロ線矢視断面図、第3
図a,bは夫々本発明の避電器を示す断面図及び平面図
、第4図は第3図aに示すW−W線矢視断面図、第5図
a,b及び第6図は夫々本発明の他の実施例を示し、第
5図a,bは夫々避雪器を示す断面図及び正面図、第6
図は第5図aに示すの−の線矢視断面図である。 6・.…・碍子、6a・・・・・・碍子ペチコート、8
・・.・・・内部要素、8a・…・・素子、9,9a・
・・・・・間隔板、20・・・・・・素子支持部、21
・・・・・・アーク通路部、22・・・・・・収納部。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絶縁容器と、この容器内に素子を積み重ねて形成さ
れる内部要素を収納してなるものにおいて、前記絶縁容
器内に素子支持部を有し、この支持部に沿ったアーク通
路部を備えた収納部を形成して成り、この収納部内に、
前記素子支持部との間に間隙を有して収納される前記内
部要素を配置したことを特徴とする避雷器。 2 絶縁容器が碍管からなり、かつこの碍管には一対に
形成される収納部を設けた特許請求の範囲第1項記載の
避雷器。 3 絶縁容器内に収納部を有する合成樹脂成形部材で形
成された円筒を挿着した特許請求の範囲第1項記載の避
雷器。 4 内部要素が多柱に形成される特許請求の範囲第2項
又は第3項記載の避雷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291277A JPS609642B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291277A JPS609642B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 避雷器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5419150A JPS5419150A (en) | 1979-02-13 |
JPS609642B2 true JPS609642B2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=13787455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8291277A Expired JPS609642B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 避雷器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609642B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625861A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プリンタ |
WO2019058149A1 (en) | 2017-09-19 | 2019-03-28 | Godi Attila | ROOF COVER ELEMENT HAVING SOLAR CELL MODULE |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4218721A (en) * | 1979-01-12 | 1980-08-19 | General Electric Company | Heat transfer system for voltage surge arresters |
CH664642A5 (de) * | 1984-04-13 | 1988-03-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Ueberspannungsableiter. |
CH666575A5 (de) * | 1985-02-26 | 1988-07-29 | Bbc Brown Boveri & Cie | Ueberspannungsableiter. |
-
1977
- 1977-07-13 JP JP8291277A patent/JPS609642B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625861A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プリンタ |
WO2019058149A1 (en) | 2017-09-19 | 2019-03-28 | Godi Attila | ROOF COVER ELEMENT HAVING SOLAR CELL MODULE |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5419150A (en) | 1979-02-13 |
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