JPH0113369Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113369Y2 JPH0113369Y2 JP8174683U JP8174683U JPH0113369Y2 JP H0113369 Y2 JPH0113369 Y2 JP H0113369Y2 JP 8174683 U JP8174683 U JP 8174683U JP 8174683 U JP8174683 U JP 8174683U JP H0113369 Y2 JPH0113369 Y2 JP H0113369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure relief
- discharge port
- gas
- insulator
- insulator tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 18
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は避雷器の放圧装置に関するものでその
目的とするところは、放圧ガスの未せん絡あるい
は碍管の破壊事故を防止するようにしたものであ
る。
目的とするところは、放圧ガスの未せん絡あるい
は碍管の破壊事故を防止するようにしたものであ
る。
従来の避雷器は、第1図に示す如く、碍管1内
に支持板2及び支持棒3によつて支持された特性
要素4が収納され、該特性要素4の上部はバネ5
を、また下部はデスタンス6を夫々介して押え板
7により、碍管1内に固定されている。そして碍
管1内は窒素ガスなどを充填し該碍管1の上下端
部に、輪状の放圧板押え板8により取付られる放
圧板9により密封構造となつている。
に支持板2及び支持棒3によつて支持された特性
要素4が収納され、該特性要素4の上部はバネ5
を、また下部はデスタンス6を夫々介して押え板
7により、碍管1内に固定されている。そして碍
管1内は窒素ガスなどを充填し該碍管1の上下端
部に、輪状の放圧板押え板8により取付られる放
圧板9により密封構造となつている。
さらに碍管1の上部及び下部には放出口10を
有する放圧カバー11が前記放圧板9と間隔をも
つて装設され、上部の放圧カバー11には線路端
子12が、下部の放圧カバー11には接地端子1
3が取つけられている。そして碍管1は、ベース
14上に固定されている。
有する放圧カバー11が前記放圧板9と間隔をも
つて装設され、上部の放圧カバー11には線路端
子12が、下部の放圧カバー11には接地端子1
3が取つけられている。そして碍管1は、ベース
14上に固定されている。
ところで避雷器は異常電圧により特性要素4が
貫通破壊あるいは内部せん絡した場合、碍管1内
部に短絡アークが生ずる。この短絡アークは、内
部ガスを膨張させ、避雷器の内部圧力を急激に上
昇させる。この上昇により内部圧力が一定以上に
なると、他の部分より機械的に弱い上下の放圧板
9が破壊されて内部ガスを放出口10より碍管1
を上下方向から包むように噴出させ、避雷器外部
にアーク電流を移し、碍管1が爆発するのを防止
している。
貫通破壊あるいは内部せん絡した場合、碍管1内
部に短絡アークが生ずる。この短絡アークは、内
部ガスを膨張させ、避雷器の内部圧力を急激に上
昇させる。この上昇により内部圧力が一定以上に
なると、他の部分より機械的に弱い上下の放圧板
9が破壊されて内部ガスを放出口10より碍管1
を上下方向から包むように噴出させ、避雷器外部
にアーク電流を移し、碍管1が爆発するのを防止
している。
しかし、従来は避雷器の定格容量に差があつて
も同一内径の碍管1を用いる場合があり、放出口
10も同一寸法のものを用いていた。従つて特性
要素4の要量に対して放出口10が大きすぎる
と、内部ガスが碍管1を包むように充分に噴出し
ないため、外部せん絡が行えず、また反対に、放
出口が小さい場合は、碍管1の内圧が上昇し碍管
1の破壊が生ずるなどの欠点があつた。
も同一内径の碍管1を用いる場合があり、放出口
10も同一寸法のものを用いていた。従つて特性
要素4の要量に対して放出口10が大きすぎる
と、内部ガスが碍管1を包むように充分に噴出し
ないため、外部せん絡が行えず、また反対に、放
出口が小さい場合は、碍管1の内圧が上昇し碍管
1の破壊が生ずるなどの欠点があつた。
本考案は、従来の上記欠点に鑑みなされたもの
であり碍管内部から噴出するガスの容量に放出口
の寸法を調整することができるよう放出口にガス
抑制板を設けて、内部ガスの流れがスムーズに外
部に移行することができるようにしたことを特徴
とするものである。
であり碍管内部から噴出するガスの容量に放出口
の寸法を調整することができるよう放出口にガス
抑制板を設けて、内部ガスの流れがスムーズに外
部に移行することができるようにしたことを特徴
とするものである。
以下、本考案の一実施例を第2図及び第3図に
基づいて説明する。同図において15は板状のガ
ス抑制板である。ガス抑制板15は押え板7並び
に放圧カバー11を支持している断面L字状の支
持部材16の取付部16aに、例えば長孔16b
を設けて、ボルト17等の締付具を用いて取付け
られる。
基づいて説明する。同図において15は板状のガ
ス抑制板である。ガス抑制板15は押え板7並び
に放圧カバー11を支持している断面L字状の支
持部材16の取付部16aに、例えば長孔16b
を設けて、ボルト17等の締付具を用いて取付け
られる。
放出口10の調整は、ガス抑制板15のボルト
17が長孔16b内を移動する範囲内で行なうこ
とができる。
17が長孔16b内を移動する範囲内で行なうこ
とができる。
以上のように本案は放圧カバー11の放出口1
0に調節可能なガス抑制板15を設けて、放出口
10の放出面積を調整するようにしたので、放出
口10の寸法を常に特性要素の容量に対応するこ
とができ、従来のような放圧ガスの未せん絡ある
いは碍管の破壊事故を完全に防止することができ
る。
0に調節可能なガス抑制板15を設けて、放出口
10の放出面積を調整するようにしたので、放出
口10の寸法を常に特性要素の容量に対応するこ
とができ、従来のような放圧ガスの未せん絡ある
いは碍管の破壊事故を完全に防止することができ
る。
第1図は従来の避雷器を示す一部縦断面正面
図、第2図は本考案の実施例を示す要部縦断面
図、第3図は同上要部横断平面図。 10は放出口、15はガス抑制板。
図、第2図は本考案の実施例を示す要部縦断面
図、第3図は同上要部横断平面図。 10は放出口、15はガス抑制板。
Claims (1)
- 特性要素を内蔵し、碍管内に発生した放圧ガス
を放圧カバーより碍管の外部に放出するようにし
た避雷器の放圧装置において、前記放圧カバーの
放出口10にガス抑制板15を調整自在に設けた
ことを特徴とする避雷器の放圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174683U JPS59187101U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 避雷器の放圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174683U JPS59187101U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 避雷器の放圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187101U JPS59187101U (ja) | 1984-12-12 |
JPH0113369Y2 true JPH0113369Y2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=30211702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8174683U Granted JPS59187101U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 避雷器の放圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187101U (ja) |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP8174683U patent/JPS59187101U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59187101U (ja) | 1984-12-12 |
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