JPS61151913A - 避雷碍子 - Google Patents

避雷碍子

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JPS61151913A
JPS61151913A JP27511284A JP27511284A JPS61151913A JP S61151913 A JPS61151913 A JP S61151913A JP 27511284 A JP27511284 A JP 27511284A JP 27511284 A JP27511284 A JP 27511284A JP S61151913 A JPS61151913 A JP S61151913A
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JP
Japan
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lightning arrester
voltage
pressure relief
pressure
lightning
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JP27511284A
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JPH023241B2 (ja
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若松 啓治
哲也 中山
隆 大橋
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NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は避雷素子内蔵の避雷碍子に関するものである。
(従来の技術) 従来、避雷素子を備えた避雷碍子として第7図に示すよ
うに円筒状をなす碍管40の両端開口部に対し、放圧穴
43を有する電極金具41.42を取着して、該放圧穴
43を破裂板44により閉鎖して空気等の絶縁性気体を
充填密封し、碍管40内には両端に課電側及び接地側電
極46.47を接続した避雷素子45を接触金具37.
38゜39を介して収容し、碍管40両両端口部と前記
両電極金具41.42とをパツキン48により密閉じ、
ざらに上部電極金具41上面には取付金具49を介して
キャップ金具50を取付け、前記取付金具49の一部に
は放圧通路51aと放圧口51を形成したものがある。
ところが、この避雷碍子は破裂板44、放圧通路51a
と放圧口51等を配設するため、避雷碍子が大型化する
という問題があった。また、碍管40内部にガスを充填
した密封放圧構造としているため、前記パツキン48が
必要であるが、このパツキン48の劣化等により気密が
損なわれると、避雷素子45が吸湿し劣化するという問
題があった。
また、実開昭58−123521号公報には第8図に示
すように腕金52に立設固定されたビン碍子53のビン
55に絶縁筒体56を外嵌して腕金52とピン55を絶
縁するとともに、絶縁筒体56にはベース金具54と腕
金52との間に円筒状の避雷素子58と電極金具59.
60とを有機絶縁体61にて被覆した避雷要素57を嵌
合し、腕金52の下面には前記避雷要素57と直列に磁
器等の絶縁筒体62を配設した避雷要素付碍子装置が提
案されている。この碍子装置においては放圧時の短絡容
量が大容量化すると、放圧時に発生する高圧ガスと熱に
よって、避雷素子58、有機絶縁体61が破損飛散され
、電線の支持が不安定となり、ひいては電線の落下や断
線のおそれがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は前記従来の避雷碍子に存する問題点、すなわち
碍子が大型化し、また、気密保持用のパツキンの劣化等
により避雷素子が吸湿劣化するという問題点、また放圧
時の短絡容量が大容量化すると、放圧時に発生する高圧
ガスと熱によって避雷素子、有機絶縁体が破損飛散され
、電線の支持が不安定となり、ひいては電線の落下や断
線のおそれがあるという問題点を解決しようとしている
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するため、筒状をなす耐圧絶
縁筒の両端開口部に対しキャップ金具を嵌合固着し、該
耐圧絶縁筒内には電圧電流特性が非直線性の材料よりな
る避雷素子を収容して、前記キャップ金具に電気的に接
続し、該耐圧絶縁筒には少なくとも前記キャップ金具の
端部近傍に一以上の放圧孔を透設し、ざらに、前記避雷
素子及び耐圧絶縁筒を有機絶縁材により被覆するという
構成を採っている。
(作用) 本発明は上記手段を採用したことにより、常には気密を
確実に保持して避雷素子の吸湿等による劣化を防止する
。また、送配電線路に発生する雷サージを避雷素子によ
って吸収する場合、避雷素子の設計耐世を上回る過大な
雷サージを吸収すると、避雷素子の貫通もしくは、避雷
素子外表面の閃絡を生じる。この場合、送配電線路の運
転電圧もしくはその対地電圧が避雷素子部で短絡される
ことになる。以降これを放圧時と呼ぶ。このとき発生す
る高温・高圧のアークにより内圧が上昇し、特に避雷素
子両端部において内圧上昇が著しく、耐圧絶縁筒の外周
及び放圧孔に充填された有機絶縁材よりなる被覆部の一
部、すなわち放圧孔内及びそれと対応する被覆部を熱に
より軟化ないし溶解させ、圧力により外部に押出して外
部に通ずる放圧路を強制的に形成させ、被覆部内に充満
したガスを放出させて避雷碍子の耐圧絶縁筒の爆発破損
を未然に防止する。
(実施例) 第1実施例 以下、本発明を具体化した第1実施例を第1図〜第3図
について説明する。
第3図は送電線の架設装置全体を示し、鉄塔1のアーム
部1aには吊下金具2により1垂碍子3が吊下され、懸
垂碍子3下端には把持金具4により電線5が把持固定さ
れている。
また、把持金具4にはアーキングホーン6が斜め上向き
に取着され、前記吊下金具2には本発明の避雷碍子8が
取付金具7を介してアーキングホーン6上方に位置する
ように取付けられている。
次に避雷碍子8を第1,2図について説明する。
強化プラスチック等の機械的強度に優れたFRP等の材
料により円筒状に形成された耐圧絶縁筒9の両端外周部
には、雄ねじ部9a、9bが形成され、該雄ねじ部9a
 、9bには雌ねじ部12a。
13aを有するキャップ金具12.13が螺合固定され
ている。
前記耐圧絶縁筒9の中央部にはその半径方向に複数の放
圧孔10が貫設され、雄ねじ部9a、9b付近には別の
放圧孔11a、11bが絶縁筒9の中心軸線に対して斜
交する方向にかつ上部の放圧孔11aは下向きに下部の
放圧孔11bは上向きになるように貫設されている。又
、これらの放圧孔10,11a、11bは第2図に示す
ように、同一高さ位置に等間隔に4箇所設けられている
キャップ金具12.13には係止片12b、13bがそ
れぞれ一体に形成され、この係止片12b、13bには
係止孔12c、13cが形成され、ボルト、ナツト(図
示略)により前記取付金具7等に取付けられるようにな
っている。
前記耐圧絶縁筒9内には電圧電流特性が非直線性の材料
よりなる避雷素子14が複数個直列に収容され、その上
下両端部は皿ばね16.15を介してキャップ金具13
.12裏面に一体形成された突部13d、12d1.:
電気的に接続されている。
前記耐圧絶縁筒9の外周面にはシリコンゴム。
エチレンプロピレンゴム等の有機弾性絶縁材よりなる外
被部17がモールド形成され、この外被部17には等間
隔にがさ部17aが一体に形成されている。また、外被
部17のモールド形成時において、前記放圧孔10.1
1a、11bを介して耐圧絶縁筒9の内周面と避雷素子
14の外周面との間隙及びキャップ金具12.13内部
にも前記有機弾性絶縁材が注入され内被部18が形成さ
れ、避雷素子14の移動を防止するとともに気密性及び
絶縁性を保持している。
次に前記のように構成した避雷碍子8についてその作用
を説明する。
電線5に雷サージが発生すると、この電圧は架設装置に
印加されるが、この際電流は把持金具41→アーキング
ホーン6を経て避雷碍子8の課電側のキャップ金具12
へ放電され、皿ばね15→避雷素子14→皿ばね16→
接地側のキャップ金具13→取付金具7→吊下金具2→
鉄塔1を経て大地へアースされる。
そして、避雷碍子8に内蔵された避雷素子14が電圧電
流特性の非直線性により速やかに抵抗値を減じて雷サー
ジの大電流を放電させ、線路の雷サージ電圧を低減させ
る。しかし、過大な雷サージを受け、避雷素子14の設
計耐量を上回る過大な雷サージを吸収すると、避雷素子
14の貫通もしくは、避雷素子14外表面の閃絡を生じ
、この場合、送配電線路の運転電圧もしくはその対地電
圧が避雷素子部で短絡される。この放圧時に発生する高
温・高圧のアークにより内圧が上昇(特に避雷素子14
の両端近傍においてこの昇圧が速くかつ高圧となる)し
て、耐圧絶縁筒9の外周及び放圧孔10.11a、ll
bに充填された有機弾性絶縁材よりなる外被部17.内
被部18の一部、すなわち放圧孔10.11a、11b
内及びそれと対応する被覆部を熱により軟化ないし溶解
させ、圧力により外部に押出して外部に通ずる放圧路を
強制的に形成させ、被覆部内に充満したガスを放出させ
て避雷碍子8の耐圧絶縁筒9の爆発破損を未然に防止す
ることができる。
また、前記実施例においては耐圧絶縁筒9の中央部にも
放圧孔10を貫設したが、このようにすれば避雷碍子8
中央部で発生する高温・高圧のアークを放圧孔10によ
り放出させて耐圧絶縁筒9の中央部での爆発を未然に防
止でき、長尺の避雷碍子8にとって有効となる。
しかし、本発明はキャップ金具12.13と対応する部
分に少なくとも1つの放圧孔11aを設けたことによっ
て圧力の大半が放圧されるので、特に短い避雷碍子8の
中間部の放圧孔は必ずしも必要でない。
また、本発明実施例においては耐圧絶縁筒9内に避雷素
子14を内蔵し、耐圧絶縁筒9外周面及び同絶縁筒9と
避雷素子14との′間隙に有機弾性絶縁材よりなる外被
部17及び内被部18をモールドして前記避雷素子14
を密封包蔵したので、常には気密を確実に保持して避雷
素子14の吸湿等による劣化を防止することができる。
また、従来の避雷碍子のように碍管の上下両端部に対し
、縦方向に破裂板、放圧口を設ける必要がなく、避雷碍
子8が大型化することもない。
次に第2〜第4実施例について説明するが、前記第1実
施例と同一の機能のものについては同一の符号を付し、
その説明を省略する。
第2実施例 第4図に示すように第1実施例の放圧孔10゜11a、
11b及びその内被部18側近傍に多孔性有機絶縁体1
9を充填した構成のものとする。
この実施例においては前記第1実施例と比較して放圧路
の形成がより素速く確実に行われ、この結果、避雷碍子
8の爆発破損が生じにくくなるという特徴がある。
第3実施例 第5図に示すようにキャップ金具12.13内、避雷素
子14と耐圧絶縁筒9の間、及び耐圧絶縁筒9外周面に
は耐候性を有さない有機弾性絶縁材により内被部18.
20を形成し、この内被部2O外周面を覆うように耐候
性を有する有機弾性絶縁材によりかさ部21aを備えた
外被部21を形成する。
この実施例では前記第1実施例のものと比較して、被覆
部全てを耐候性を有する高価な材料により形成しなくて
もよいので、安価で製造が容易である。
第4実施例 第6図に示すように前記第3実施例において放圧孔10
.11a、11b内及びその内被部18側近傍に多孔性
有機絶縁体19を充填した構成のものとする。
この実施例では前記第3実施例と比較して放圧路の形成
がより素速く確実に行われ、この結果、避雷碍子8の爆
発破損が生じにくくなるという特徴がある。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば碍子の大型化を防
止でき、常には気密を確実に保持して避雷素子の吸湿等
による劣化を防止でき、過大雪サージ吸収によって生じ
る放圧時において発生する高温・高圧のアークにより内
圧が上昇して、耐圧絶縁筒の外周及び放圧孔に充填され
た有機絶縁材よりなる被覆部の一部、すなわち放圧孔内
及びそれと対応する被覆部を熱により軟化ないし溶解さ
せ、圧力により外部へ押出して外部に通ずる放圧路を強
制的に形成させ、被覆部内に充満したガスを放出させて
避雷碍子の耐圧絶縁筒の爆発破損を未然に防止できる優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を示す断面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図は本発明の避雷碍子を取付けた電
線の架設装置の要部を示す正面図、第4図は第2実施例
を示す断面図、第5図は第3実施例を示す断面図、第6
図は第4実施例を示す断面図、第7図及び第8図は従来
例を示す一部断面図である。 8・・・避雷碍子、9・・・耐圧絶縁筒、10.11a
−。 11b・・・放圧孔、12,13・・・キャップ金具、
14・・・避雷素子、15.16・・・皿ばね、17.
21・・・外被部、18.20・・・内被部、19・・
・多孔性有機絶縁体。 特 許 出 願 人  東京電力 株式会社日本碍子 
株式会社 代 理 人    弁理士  恩1)博宣第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒状をなす耐圧絶縁筒(9)の両端開口部に対しキ
    ャップ金具(12、13)を嵌合固着し、該耐圧絶縁筒
    (9)内には電圧電流特性が非直線性の材料よりなる避
    雷素子(14)を収容して、前記キャップ金具(12、
    13)に電気的に接続し、該耐圧絶縁筒(9)には少な
    くとも前記キャップ金具(12、13)の端部近傍に一
    以上の放圧孔(10、11a、11b)を透設し、さら
    に、前記避雷素子(14)及び耐圧絶縁筒(9)を有機
    絶縁材により被覆したことを特徴とする避雷碍子。 2、放圧孔(10、11a、11b)は耐圧絶縁筒(9
    )を被覆している有機絶縁材により充填されている特許
    請求の範囲第1項記載の避雷碍子。 3、放圧孔(10、11a、11b)は多孔性有機絶縁
    体(19)により充填されている特許請求の範囲第1項
    記載の避雷碍子。 4、耐圧絶縁筒(9)は二層の有機絶縁材により被覆さ
    れ、外層は耐候性を有する有機絶縁材であり、内層は耐
    候性を有さない有機絶縁材である特許請求の範囲第1項
    記載の避雷碍子。
JP27511284A 1984-12-25 1984-12-25 避雷碍子 Granted JPS61151913A (ja)

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