JPH01186517A - 架空送電線路用避雷碍子 - Google Patents

架空送電線路用避雷碍子

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JPH01186517A
JPH01186517A JP30864988A JP30864988A JPH01186517A JP H01186517 A JPH01186517 A JP H01186517A JP 30864988 A JP30864988 A JP 30864988A JP 30864988 A JP30864988 A JP 30864988A JP H01186517 A JPH01186517 A JP H01186517A
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JP
Japan
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mold
outside
lightning arrester
insulating cylinder
insulator
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JP30864988A
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Atsushi Atsumi
淳 渥美
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は避雷素子を内蔵した避雷碍子に係り、さらに詳
しくは特に架空送電線用の碍子装置に使用されるM雷碍
子に関するものである。
し従来の技術] 従来、避雷素子を内蔵した避雷碍子として、実開昭57
−48588号公報に示すものが使用されている。この
避雷碍子を第9図について説明すると、複数の避雷素子
61を積層し、その上下両端にそれぞれ電極62.63
を設け、避雷素子61外周を熱収縮チューブ64により
被覆して同素子61を固定し、熱収縮チューブ64外側
にモールドレジン65を設けている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来の避雷i5子では予期しない規模の
電撃によって素子部が電気的に破壊し、導通状態となり
高温・高圧のアークが発生すると、モールドレジン65
全体が飛散破壊するという問題点があった。
本発明の目的は上記問題点を解決した避雷碍子を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記問題点を解決するため、接地側及び課電側
の電極間に避雷素子を介在し、該避雷碍子の外側に絶縁
ひだを有する高分子層のゴムモールドを被覆形成し、該
ゴムモールドの絶縁ひだの間に前記避雷素子の導通時に
放圧を行なうための薄肉部を形成するという構成を採用
している。
[作用] 本発明は前記手段を採用したため、素子部でアークが発
生した場合、まず高温・高圧のアークは薄肉部を溶融破
壊して外部へ導かれれるので、避雷碍子全体の破壊によ
る飛散が抑制される。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜8図に従っ
て説明する。
第1図に示すように、鉄塔1には吊下金具2がボルト3
により締付固定され、同吊下金具2には同吊下金具2と
直交するように吊下金具4が支持され、同吊下金具4に
は連結ビン5を介して連結ヨーク6が支持され、この連
結ヨーク6の左右両端にはそれぞれ連結ピン8を介して
懸垂碍子7゜7が回動可能に支持されている。
両懸垂碍子7.7の下端部にはそれぞれ連結ピン9を介
して第1連結リンクio、toが支持され、両リンク1
0.10には連結ビンi1.11を介して連結ヨーク1
2が支持されている。同連結ヨーク12には連結ピン1
3を介して第2連結リンク14が支持され、同リンク1
4には連結ビン15を介してクランプ16が支持され、
このクランプ16に電線17が吊下支持されている。前
記連結ヨーク12の上面中央には放電電極12aが設け
られている。
又、前記連結ヨーク6にはブラケット18及び支持金具
20を介して避雷碍子19が取付けられている。
次に、避雷碍子19について詳細に説明すると、第3.
4図に示すように機械的強度に優れているとともに、耐
熱性、耐圧性のある強化プラスチック(FRP)等の材
料よりなる耐圧絶縁筒21の上端には、段差部22aを
有する筒状の接地(I!I電!f!22、下端には段差
部23aを有する筒状の課電側取付金具23がそれぞれ
嵌合され、接着剤24により固着されている。なお、耐
圧絶縁筒21の両端外周面には、環状溝21aが形成さ
れ、接地rWJ電極22及び課電側取付金具23の内周
面にも環状溝22b、23bが形成され、接着面積を大
きくして接着を強固にしている。接地fill電極22
の上部外周には前記支持金具20が嵌着されている。又
、耐圧絶縁筒21の上部、中央部及び下部には、第5図
に示すように同絶縁筒21の直径方向に180@ごとに
ガス逃がし孔21b・が形成されている。同ガス逃がし
孔21bは接地側電極22及び課電側取付金具23の近
傍と、その中間部付近に設けると効率が良い。
前記課電側取付金具23の下部内周面には、雌ねじ23
cが形成され、第4図に示すように外周面に雄ねじ25
aを有する締付金具25を螺合した後、前記雌ねじ23
c下部に嵌合したストップリング26によりゆるみを防
止している。締付金具25の内周面には、雌ねじ25b
が形成され、雄ねじ27aを有するばね受は金具27が
螺合されている。
又、前記課電側取付金具23の下部外周面には、雄ねじ
23dが形成され、雌ねじ28aを有する有底筒状の課
電側電極28が螺合固定されている。
この課電側電極28の底部中央寄りには、環状をなす突
部28bが突設されており、前記ばね受は金具27との
間には、課電側電極28のゆるみ防止用の複数の皿ばね
29が介在されている。又、この課wh側電極28下面
には、放電電極30が螺合固定され、前記連結ヨーク1
2の放t t i#112 aとの間に気中放電間隙G
を形成している。
耐圧絶縁筒21内には酸化亜鉛を主体とした電圧−電流
特性が非直線性の材料よりなる避雷素子31が複数個直
列に積層配置されている。第7図に示すように、各避雷
素子31の上下両面にはメタリコン32が施され、各素
子31の間には軽金属鉛、アルミニウムあるいは銅等の
薄板よりなる導電スペーサ33が介在され、各避雷素子
31の外周面には絶縁層34が形成され、前記導電スペ
ーサ33の外周縁間でアークが飛ぶのを防止するように
している。
避雷素子31の上端には、導電スペーサ33を介して素
子部え金具35が配設され、第8図に示す前記接地制電
!!22内側の挿通孔22cに筒状の絶縁スペーサ37
を介して貫通固定された漏れ電流引出し端子36との間
には、前記W雷素子31に接触圧を付与する複数の皿ば
ね38及び接触圧調節用の導電スペーサ3つが介在され
ている。
なお、皿ばね38には断面コ状の導電部材40が3箇所
に介在され、電気的接続を良くしている。
又、避雷素子31の下端には、導電スペーサ33を介し
て素子押え金具35が配設され、前記締付金具25上面
に係合されたばね押え金具41との間には、前記と同様
の皿ばね38及び導電スペーサ39が介在され11皿ば
ね38には前記と同様の導電部材40が介在されている
。このようにして、避雷素子31は漏れ電流引出し端子
36と課電側電極28との間に電気的に接続されるとと
もに、付勢保持されている。
前記絶縁スペーサ37、漏れ電流引出し端子36の係止
部36a、導電スペーサ39,39、ばね押え金具41
、素子押え金具35.35及び避雷素子31の外周面に
は、EPDMゴム、ポリエチレンあるいはフッ素樹脂よ
りなる熱収縮チューブ42が被覆され、避雷素子31を
漏れ電流引出し端子36及びばね押え金具41とともに
一体状に包蔵固定している。
なお、この熱収縮チューブ42は、第7図に示す絶縁層
34及び導電スペーサ33によって形成されるU状の環
状溝43内になじんで空隙が生じないように1〜4mm
の厚さに形成されている。
熱収縮チューブ42と避雷素子31とを接着することに
より、空隙の発生をより完全に防止することができると
ともに、素子保持機能を向上させることができる。
前記耐圧絶縁筒21と避雷素子31との間、接地側電極
22と漏れ電流引出し端子36との間及び耐圧絶縁筒2
1の外側には、熱収縮性を有するEPDMゴムよりなる
ゴムモールド44が形成され、接地側電極22の下部外
周面及び課電側電極28の上部外周面まで延在され、外
周にはひだ44aが一体に形成されている。このゴムモ
ールド44は、150℃程度の流動状態にあるEPDM
ゴムを150kg/−程度の圧力で注入して成形される
。前記接地側電極22の上部内側及び下部外側の環状溝
22d、課電(PI電極28外側の環状溝28c及び漏
れ電流引出し端子36外周の環状溝36b部には、EP
DMゴム注入時の条件下でBPDMゴムと金属を接着し
、気密性を向上させるための加硫接着剤があらかじめ塗
布しである。
なお、接地制電@22と漏れ電流引出し端子36との間
のゴムモールド44は、成型時に接地側型vi22内2
側の透孔22゛eから流入したゴムによって形成される
さらに、ゴムモールド44には、第5図に示すように前
記耐圧絶縁筒21のガス逃がし孔21bと対応する位置
に放圧口44bが凹設され、薄肉部44Cが形成されて
いる。
前記支持金具20の一側に設けられた取付片20aには
、アーキングリング腕部45がボルトにより固着され、
同アーキングリング腕部45の先端には、前記上部の放
圧口44bと対応するようにアーキングリング46が設
けられている。−方、前記課電側電極28の下部外周に
は、取付金具47が固着され、その取付片47aにもア
ーキングリング腕部45がボルトにより固着され、同ア
ーキングリング腕部45の先端には、前記下部の放圧口
44bとほぼ対応するようにアーキングリング46が設
けられている。
次に、前記のように構成した懸垂碕子装置についてその
作用を説明する。
今、雷撃により電線17に雷サージが侵入すると、電流
は電線17からクランプ16→第2連結リンク14→連
結ヨーク12の放電電極12aから気中放電間隙Gを介
して放電電極30にアーク放電され、課電1llI電f
!28から課電側取付金具23→締付金具25→ばね押
え金具41→導電スペ一サ39→導電部材40→下部の
素子押え金具35を経て避雷素子31に流れ、さらに、
上部の素子押え金具35→導電部材40→導電スペーサ
39→漏れ電流引出し端子36→連結ヨーク6を経て鉄
塔1から大地へと流れる。これに伴う続流は避雷素子3
1によりしゃ断される。
又、予期しない大規模電撃によって避雷素子31が異常
放電して高温・高圧のアークが発生すると、耐圧絶縁筒
21のガス逃がし孔21b付近の熱収縮チューブ42の
一部及びゴムモールド44の薄肉部44cが軟化又は溶
融破壊され、高圧のガスによって飛散され、外部に通ず
るアーク放出路が強制的に形成される。碍子19外部に
放出されたアークは上下互に繋がり、両アーキングリン
グ46間へ移行する。
さて、本発明実施例では素子部でアークが発生したよう
な場合でも、ゴムモールド44の薄肉部44cがまず溶
融破壊されて、高圧のガスが外部に素早く放出されるの
で、耐圧絶縁筒21の内部圧力が上昇して避雷碍子全体
の飛散破壊を防止できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
次のように実施してもよい。
ゴムモールド44をBPDMゴムに代えて、シリコンゴ
ム、ブチルゴムにより形成してもよい。
なお、モールド材と熱収縮チューブ42は、同系統の材
質にするのが望ましい、このようにすれば、熱収縮チュ
ーブ42とゴムモールド44との接合性が向上する。
[発明の効果コ 以上詳述したように、本発明によれば雷撃により素子部
でアークが発生した場合へ避雷碍子全体の飛散破壊を防
止できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の避雷碍子を装着した懸垂碕子装置を示
す正面図、第2図は避雷碍子装置全体を示す正面図、第
3図及び第4図は避雷碍子の部分縦断面図、第5図は第
3図のA−A線断面図、第6図は第4図のB−B線縮小
端面図、第7図は導電スペーサ付近の拡大断面図、第8
図は第3図のC−C線断面図、第9図は従来例を示す断
面図である。 21・・・耐圧絶縁筒、21b・・・放圧孔、22・・
・接地側電極、23・・・課電側電極、31・・・避雷
素子、44・・・ゴムモールド、44a・・・ひだ、4
4b・・・放圧口、44c・・・薄肉部。 特 許 出 願 人  日本碍子 株式会社代 理 人
      弁理士  恩1)博宣第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、接地側及び課電側の電極間に避雷素子を介在し、該
    避雷碍子の外側に絶縁ひだを有する高分子層のゴムモー
    ルドを被覆形成し、該ゴムモールドの絶縁ひだの間に前
    記避雷素子の導通時に放圧を行なうための薄肉部を形成
    したことを特徴とする避雷碍子。
JP63308649A 1988-12-06 1988-12-06 避雷碍子 Expired - Lifetime JPH0644432B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108878084A (zh) * 2018-06-25 2018-11-23 国网湖南省电力有限公司 防爆避雷器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519232U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23
JPS54144158U (ja) * 1978-03-30 1979-10-06

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CN108878084B (zh) * 2018-06-25 2023-10-31 国网湖南省电力有限公司 防爆避雷器

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