JPS6095707A - 垂直磁気記録ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録再生用ヘッドと消去ヘッドとを備えた垂直
磁気記録ヘッドに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年マイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、
オフィスコンピュータ、ワードプロセノザ等の情報機器
の普及がめざ１しく、それらの機能も１すまず向上し、
情報化社会が発達していこうとしている。中でも大量の
データを記録、保管。

検索するシステムに対する要求が強く、大８−ＦＭ　＋
コンパクトな高密度補助記１．ハ装置がめられている。

この様な高密度記憶装置として新しく、従来の面内磁気
記録方式から記録媒体のノ早さ方向に残留磁化を形成し
て信号の記録再生を行う垂直磁化方式が注目され実用化
４ｄｆ５ｅが行われている。

垂直磁化記録媒体としては凹凸の少い表面性の良いプラ
スチックフィルム」二にスパツタリングあるいは蒸着等
により、第一層にパーマロイ等の高透磁率層、第二層に
コバルト・クロム合金等の垂直磁化膜をそれぞれ被着さ
せた二層構造のもの。

又はコバルト・クロム垂直磁化膜のみの一層構造、もし
くは従来の面内磁気記録に用いられている塗布技術を利
用したバリウムフェライト微粉末を塗と主ｖｆ極励磁型
の二種類がある。補助磁極励磁型ヘッドは、記録媒体を
はさんで、一方にノ々−マロイやコバルｌ−ジルコニウ
ムのアモルファス等の高透磁率性膜１２枚の支持基板で
はさんだ主磁極を設け、他方にフェライト等の軟磁性体
に記録再生用コイルを装着した補助磁極を設けることに
より構成されている。

主磁極励磁型ヘッドは、記録媒体の片側に主磁極が設け
られており、主磁極は高低磁率磁性膜を支持基板及び軟
磁性体ではさみ、さらに軟磁性体のまわりに記録再生コ
イルを装着した構造となっている。この主磁極励磁型ヘ
ッドの特徴は高透磁率磁性膜とコイルが一体となるので
記録媒体の両側から記録再生が可能となり、補助磁極励
磁型に比べて実用上有利である。

ところで、垂直磁化方式をフロッピーディスクに応用す
る場合は、記録再生ヘッド（以下Ｒ／Ｗヘッドと記ず）
と共に消去ヘッドが組み込１れなければならない。すな
わち装置間及び媒体間の互換性を保ち、ドライブの回転
軸や媒体チャキングずれ、又は温湿度変化による媒体及
び憬１１？ｉ部品の伸縮を補正する為に、信号の記録さ
れたトラックとトラック間に消去バンドを設ける必要が
ある。

トラックサーボ機構のないフロッピーディスクでは、隣
接するトラックからの影響を防ぐ必要があるＱ その為従来の面内記録方式の装置においてｌｌＪｌ図（
ｄ）に示すようにｌ’ｌ／Ｗ　コア１の両側に消去コア
２を組み込むか又は、第１図（ｂ）にノ］＜すようにＲ
／Ｗヘッドコア１を消去用コア２ではさみこむトンネル
消去方式を採用していた。この時前者のライメント組立
が困難であり、又消去用信号処理系も２組の回路を要し
経済的に不利である。

寸だ後者のトンネル消去型式においては、Ｒ／■ｖコア
１のギャップ４と消去用ギャップ３との距離が近接して
いると、Ｒ／ｗ　磁束が消去用磁束の影響を受け記録エ
ラーを発生ずる欠点があつ／こ。

第２図に垂直主磁極励磁型ヘッドて消去ヘッドを・組み
込んだ従来例を示す。

図において６はＲ／Ｗヘッド、１０は消去ヘッド部分て
、両者は互いに一体に接合されている０６　＆：Ｊ：記
録再生用の主磁極、１１は消去用の磁極でそれぞれ高透
磁率性膜からなり、それぞれ支持基板７ではさみこ寸れ
ている。８は記録再生コイル、１２は消去コイルでそれ
ぞれコイル溝に巻かれる０９は支持基板の一部を置き換
えたフェライト等の軟磁性体で、記録再生用磁極６．消
去用磁極１１と一部で接触している。

この様な消去ヘッド組み込みヘッドの動作を第３図によ
り説明すると、初めにＲ／Ｗヘッド５の主磁極６のトラ
ック１１ｊＴｗ１の領域１３に信号が赴きこまれ、次に
消去ヘッド１０の磁極１１に対応する消去領域１４によ
り、オーバラップ部分ｄが消去され、その結果、消去残
り記録トラックは１ｗ２となる。ところでとのオーバラ
ップ部分ｄは、テープカートリッジの様にヘッドに対し
て直線的に移動する装置の時は、一定値であるが、フロ
ッピーディスクの様に円運動する装置では、媒体の半径
方向ｒと、記録再生主磁極６と消去用磁極１１との距離
４とに依存する値である。

この関係を第４図により説明する。第４図（ａ）は、前
記６寸法が小さい場合、第４図（ｂ）は、ｌが大きい場
合である。この図に示すようにｌが大きくなると、消去
磁極間隙Ｔｗｏに比べて消去後の有効トラック１１」１
ｗ２が小さくなってし捷う。又媒体の回転中心からトラ
ック捷での半径■を考慮すると、トラック１Ｊの減少量
は、約７Ｉ／２ｒの関係にある。従って媒体の外周側に
比べ内周側の方が有効トラック１］の減少量が多くとの
傾向は、前記ｌが大きい程顕著となる。このことからト
ラックＩｌｌの減少を少くするには間隙ｅを小さくする
必要がある。

將にトラック密度の高い装置や、媒体径の小さいフロッ
ピーディスクの場合は、間隙ｌは重要になってくる。と
ころが第２図の従来例では、間隙ｌは、Ｒ／ＶＶ　ヘッ
ドのコイル８と消去ヘッドのコイル１２位置により、コ
イル巻線厚以下には、接近できない欠点を有していた。

またかかる構成の消去へノド１ｏの消去用磁極１１は通
常スパッタリングまたは蒸着で作成される／ζめ、その
膜厚が薄いので消去電流が」１〜大し高効率消去が容易
でなく、膜厚を大きくする為には、膜厚がスパッタリン
グ又は蒸着時間と比例するために製作コストが増える等
の欠点を有してぃ／こ。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、記録再生
トラックと消去トラックと消去トラックのアライメント
組合せが容易に高精度に行え、消去電流が小の高効率記
録が可能で、Ｒ／Ｗ磁極と消去ギヤツブとの間隙を小さ
くシ、再生出力に寄与する有効トラック（４］がトラッ
ク移動により減少する事を少くした消去ヘッド組み込み
型の垂直磁気記録ヘッドを提供する事を目的とする。

発明の構成 本発明は上記目的を達成するもので、磁気記録媒体に垂
直方向に磁気記録を行う高透磁率磁性膜と記録再生コイ
ルとを少なくとも有する記録ＦＪ生部と、前記磁気記録
媒体の走ｊＪ方向Ｋ、１）ＩＪ記記録杓生部と隣接して
設けられた消去ヘッド部をＩｔｔｉえ、前記消去ヘッド
部が少なくとも１個の消去ギャップを有する水平磁化リ
ング型磁心と消去用コイルとから少なくとも構成されて
いることを特徴とする垂直磁気記録ヘッドを提供するも
のである。

実施列の説明 以下本発明の実施例ケ図面を参照しながら説明する。

第６図（ａ）は本発明の一実施例で、記録再生用単磁極
ヘッド部と消去用水平６Ｂ化磁心ヘッド部が一本に組み
込まれた主磁極励磁型の斜視図である。

（ｂ）に媒体走行面より見た拡大図を示す。

図において、６は記録再生用ヘット部、１５が消去用水
平磁化磁氾・ヘッド都である。６は記録再生用単磁極ヘ
ッド都の主磁極でパーマロイ又はコバルトジルコニウム
のアモルファス等の高透磁率磁性膜で形成されている。

７は上記主磁極６を挾持している支持基板で、９１−Ｊ
：支持基板７の先端部を残し他の部分を１４き換えたフ
ェライト等の軟磁性体である。８は記録再生用コイルで
ある０１６は消去用ヘッド部のフェライト等磁性拐から
なる舟形コアであり、媒体走行面は、記録再生主磁極６
による記録トラックの両側をｌ−ＩＪ　ミング消去する
様に、２ケ所の消去ギャップ３が形成されている。１８
は側面コアであり月形コア１６と磁気回路を形成する対
のフェライト等の磁性体である。

側面コア１８は短ざく形状で媒体走行方向の厚さ寸法を
、ノミ］形コア１６の同方向の厚さよりも小さく形成し
てあり、配路再生用主磁極６と、消去ギャップ３との間
の距離を短かくし有効トランク幅がトラック移動により
減少することを低減させている。

１２は消去用コイル、３は消去用磁気ギャップでガラス
でモールドされている。

消去用ヘッド部１６は、第６図製造工程図に示ず様にフ
ェライｌ性材の舟形コアブロックを作成し、（第６図（
−）参照）、その先端部のみを所定トラック寸法にダイ
ヤモンド砥石□にて溝成形加工を行い、（第６図（ｂ）
参照）、その鍔部にガラスモールドした後、側面コア、
突き合せ面を鏡面ラップし月形コアを完成する。

次に第６図（Ｃ）に示した別プロセスで作成した、フェ
ライト拐側面コアと前記ＪＩＪ形コアコアブロック舟形
コアイ鍔部のモールドガラス融点より、低い融点のガラ
ス又は同一ガラスを用いて、第６図（ｄ）のごとく接着
する。この時所定ギャップ「１」になる様にガラス接着
層（図示せず）を制御する４、以」−１完成したコアは
ヘッド多数□個分でありその後ヘツド１個分にダイヤモ
ンド砥石を用い破線の１ｔｌ１分で切断し第６図（ｅ）
に示すように消去コアヶ完成する。

そこで並行して作成した６己好書生用ヘッド部５の記録
トラックの両側をトリミング消去する位置に、治具及び
光学的測定器を使用して消去ヘッド部１５をアライメン
トし、エポキシ樹脂又はガラス等の接着剤で両者を接着
一体化し、所定の巻線１２をほとこし、ハウジングに挿
入後媒体接触面を、所定の形状及び寸法にて高硝度鏡面
加工を行うＯ 本実施例によれは、消去ヘッド部１６の側面コア１８形
状か単純て、厚さを小さく又高精度に加工１１ｊＪ能で
あり、消去用コイル１２は舟形コア１６に巻線される為
、主磁極６と消去ギャップ３との間隙を接近さぜる事が
てきる。このことは、フロッピディスクのような円運動
する磁気記録装置において必然的に生じる後方法での有
効トラック１１〕Ｔｗ２の減少を小さくする事ができる
。そして不消去用リング型出心ヘッド部１５は磁気抵抗
が少い効率的な磁気回路である為、消去電流も小なく２
つの消去ギャップ３を１つの消去コイル１２で同時に駆
動でき効率的な高密度記録が実施できる。

又消去ギャップ３は単体のコアで主磁極寸法に合ぜて作
成され一体化されている為、アライメントも容易に実施
できる。

なお前記実施例では消去ギャップが１トラツクに対して
２個の場合について述べだが、１トラツクに対して１個
の消去ギャップであっても良い。

寸だ複数トラックの場合については、消去ギャップか複
数個設けられることはもちろんであり、要は少なくとも
１個の消去ギャップを有すれば良いＯ さらに消去ヘッド部のコイルの位置も図面に限定される
ものでなく、底部に設けても良いことはもちろんである
。

丑だ記録再生ヘッド部５に主磁極励磁型のかわりに補助
磁極励磁型を用いても同様の効果をもつ消去組み込み型
の垂直磁気記録ヘッドを構成できる０ 発明の効果 以上要するに本発明は磁気記録媒体に垂直方向に磁気記
録を行う高透磁率磁性膜と記録回生コイルとを少なくと
も有する記録再生部と、ＡｉＪ記磁気記録媒体の走行方
向に、前記記録再生部と隣接して設けられた消去ヘッド
部を備え、前記消去ヘッド部が少なくとも１個の消去ギ
ャップを有する水平磁化リング型磁心と消去用コイルと
から少なくとも構成されていることを特徴とする垂直磁
気記録ヘットを提供するもので、記録再生磁極と消去ギ
ャップのアライメントが容易で、加工能率が良く、消去
′＋Ｌ　ｂｉｊが少ない高密度磁気記録が実施でき又記
録１１）主磁極と消去ギャップの間隙を近づける事がで
きフロッピディスクやような回転運動する装置において
も、有効トラック１１」の減少を小さくする事ができる
。

【図面の簡単な説明】

火力式ヘッドの斜視図、第２図は従来の消去ヘノ消去ト
ラックの位置関係を表わした模式図、第５５・・・・・
・記録再生用単磁極ヘッド部、６・・・・・記録再生用
主磁極、７・・・・・・非磁性支持基板、８・・・・・
・記録再生用コイル、９・・・・軟磁性体、１０・・・
・・・消去用単磁極ヘッド部、１１・・・・消去用磁極
、１２・・・・・・消去用コイル、１３・・・・・・記
録領域、１４・・・・・・消去領域、１５・・・・・・
消去用リング型磁心ヘッド部、１６・・・・・・舟形コ
ア、１７・・・・・・消去トラック、１８・・・・・・
側面コア。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 、９ 第４図 第５図 第６図 （Ｃ）（α）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録媒体に垂直方向に磁気記録を行う高透磁
   率磁性膜と記録再生コイルを少なくとも有する記録＋４
   ｊ生都と、前記磁気記録媒体の走行方向に前記記録再生
   部と隣接して設けられた消去ヘッド部を備え、前記消去
   ヘッド部が少なくとも１個の消去ギャップをイｊする水
   平磁化リングｇ２　（１１心と消去用コイルとから少な
   くとも４ｉＱ成されていることを特徴とする垂直磁気記
   録ヘッド〇
2. （２）水平磁化リング型磁心が短ざく状コアとノ１」形
   コアどの組合わせになることを特徴とする特許請求の４
   １１囲第１項記載の垂直磁気記録ヘッド。
3. （３）短等＜状コアの磁気記録媒体走行方向の厚さを舟
   形コアのそれよりも薄くしたことを特徴とする特πＦ請
   求の範囲第２項記載の垂直磁気記録ヘッド。