JPS609455Y2 - ピン結合構造 - Google Patents
ピン結合構造Info
- Publication number
- JPS609455Y2 JPS609455Y2 JP13024580U JP13024580U JPS609455Y2 JP S609455 Y2 JPS609455 Y2 JP S609455Y2 JP 13024580 U JP13024580 U JP 13024580U JP 13024580 U JP13024580 U JP 13024580U JP S609455 Y2 JPS609455 Y2 JP S609455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- stopper
- bolt
- connection structure
- pin connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はショベル、クレーン等の建設機械等のピン結
合構造に関するものである。
合構造に関するものである。
第1図は油圧ショベルを示す概略図である。
図において1は油圧ショベル本体、2は本体1にピン結
合されたブーム、3はブーム2にピン結合されたアーム
、4はアーム3にピン結合されたパケットである。
合されたブーム、3はブーム2にピン結合されたアーム
、4はアーム3にピン結合されたパケットである。
第2図は従来のアーム3とパケット4とのピン結合構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
図において3aはアーム3の軸受部、4aはパケット4
の軸受部、5は軸受部3a、4aの穴に回転可能に挿入
されたピン、5aはピン5のスラスト方向の一方の動き
を規制するために設けられたツバ部、6はピン5の端部
に設けられたネジ穴、7はストッパ、8はストッパ7に
設けられた穴を貫通し、ネジ穴6に螺合したボルトで、
ボルト8によりストッパ7がピン5に取外し可能に固定
されており、ストッパ7はピン5のスラスト方向の他方
の動きを規制する。
の軸受部、5は軸受部3a、4aの穴に回転可能に挿入
されたピン、5aはピン5のスラスト方向の一方の動き
を規制するために設けられたツバ部、6はピン5の端部
に設けられたネジ穴、7はストッパ、8はストッパ7に
設けられた穴を貫通し、ネジ穴6に螺合したボルトで、
ボルト8によりストッパ7がピン5に取外し可能に固定
されており、ストッパ7はピン5のスラスト方向の他方
の動きを規制する。
9はボルト8の緩み止めめのためのワッシャである。
このピン結合構造においては、軸受部4aの端部からス
トッパ7が突出しているため、掘削作業時に掘削物がス
トッパ7に頻繁に当たる。
トッパ7が突出しているため、掘削作業時に掘削物がス
トッパ7に頻繁に当たる。
このため、ボルト8のラジアル方向の負荷が作用して、
ボルト8が容易に剪断されるが多い。
ボルト8が容易に剪断されるが多い。
そして、ボルト8が剪断されると、ストッパ7が脱落し
、作業者が気が付かずに作業を続けると、やがてピン5
が抜は落ち、パケット4がアーム3から外れてしまう危
険がある。
、作業者が気が付かずに作業を続けると、やがてピン5
が抜は落ち、パケット4がアーム3から外れてしまう危
険がある。
この考案は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、ピンにストッパを取付けるためのボルトにラジアル
方向の負荷が作用することがないピン結合構造を提供す
ることを目的とする。
で、ピンにストッパを取付けるためのボルトにラジアル
方向の負荷が作用することがないピン結合構造を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するため、この考案においてはストッパ
に凹部を設け、その凹部内にピンの端部を嵌挿し、ボル
トにより上記ストッパを上記ピンに取外し可能に固定す
る。
に凹部を設け、その凹部内にピンの端部を嵌挿し、ボル
トにより上記ストッパを上記ピンに取外し可能に固定す
る。
第3図はこの考案に係るピン結合構造を示す断面図であ
る。
る。
図において10はストッパ7に設けられた凹部で、凹部
10にはピン5の端部が嵌挿されている。
10にはピン5の端部が嵌挿されている。
11は凹部10に設けられたテーパ部、12はピン5の
端部に設けられたテーパ部でテーパ部11,12は当接
している。
端部に設けられたテーパ部でテーパ部11,12は当接
している。
13はストッパ7設けられたボルト穴で、ボルト穴13
内にボルト8の頭部が収納されており、ボルト8の頭部
表面とストッパ端面とがほぼ同一平面とされている。
内にボルト8の頭部が収納されており、ボルト8の頭部
表面とストッパ端面とがほぼ同一平面とされている。
このピン結合構造においては、掘削作業時に掘削物がス
トッパ7に当たったとしても、ピン5の端部が凹部10
に嵌挿されているから、ラジアル方向の負荷はピン5に
作用するので、ボルト8にラジアル方向負負荷が作用す
ることはない。
トッパ7に当たったとしても、ピン5の端部が凹部10
に嵌挿されているから、ラジアル方向の負荷はピン5に
作用するので、ボルト8にラジアル方向負負荷が作用す
ることはない。
また、ボルト8の頭部がボルト穴13内に収納されてい
るから、掘削物がボルト8の頭部に当たることもない。
るから、掘削物がボルト8の頭部に当たることもない。
さらに、ピン5の端部にテーパ部12が設けられている
ため、ピン5の端部を凹部10内に容易に嵌挿すること
かできる。
ため、ピン5の端部を凹部10内に容易に嵌挿すること
かできる。
なお、上述実施例においては、アーム3、パケット4の
ピン結合構造について説明したが、油圧ショベルの他の
部材のピン結合構造、油圧ショベル以外の建設機械等の
部材のピン結合構造にもこの考案を適用できることはい
うまでもない。
ピン結合構造について説明したが、油圧ショベルの他の
部材のピン結合構造、油圧ショベル以外の建設機械等の
部材のピン結合構造にもこの考案を適用できることはい
うまでもない。
以上説明したように、この考案に係るピン結合構造にお
いては、ストッパに掘削物等が当たったとしても、ピン
にストッパを取付けるためのボルトにラジアル方向の負
荷が作用することはないから、ボルトが剪断されること
がなく、またボルトが緩むこともないので、ピンが抜は
落ちてしまうおそれがない。
いては、ストッパに掘削物等が当たったとしても、ピン
にストッパを取付けるためのボルトにラジアル方向の負
荷が作用することはないから、ボルトが剪断されること
がなく、またボルトが緩むこともないので、ピンが抜は
落ちてしまうおそれがない。
さらに、ボルトにラジアル方向の負荷が作用することが
なく、またスラスト方向の負荷はラジアル方向の負荷に
比べて充分小さいから、ボルトの本数を少なくすること
ができる。
なく、またスラスト方向の負荷はラジアル方向の負荷に
比べて充分小さいから、ボルトの本数を少なくすること
ができる。
まり、ストッパに凹部を設けるだけでよいから、構造が
非常に簡単である。
非常に簡単である。
このように、この考案の効果は顕著である。
第1図は油圧ショベルを示す概略図、第2図は従来のピ
ン結合構造を示す断面図、第3図はこの考案に係るピン
結合構造を示す断面図である。 3a、4a・・・・・・軸受部、5・・・・・ゼン、5
a・・曲ツバ部、6・・・・・・ネジ穴、7・・曲スト
ッパ、8・・曲ボルト、10・・・・・・凹部、11,
12・・・・・・テーパ部、13・・・・・・ボルト穴
。
ン結合構造を示す断面図、第3図はこの考案に係るピン
結合構造を示す断面図である。 3a、4a・・・・・・軸受部、5・・・・・ゼン、5
a・・曲ツバ部、6・・・・・・ネジ穴、7・・曲スト
ッパ、8・・曲ボルト、10・・・・・・凹部、11,
12・・・・・・テーパ部、13・・・・・・ボルト穴
。
Claims (1)
- ストッパに凹部を設け、その凹部内にピンの端部を嵌挿
し、ボルトにより上記ストッパを上記ピンに取外し可能
に固定したことを特徴とするピン結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13024580U JPS609455Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | ピン結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13024580U JPS609455Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | ピン結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5754717U JPS5754717U (ja) | 1982-03-30 |
JPS609455Y2 true JPS609455Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29490567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13024580U Expired JPS609455Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | ピン結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609455Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP13024580U patent/JPS609455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5754717U (ja) | 1982-03-30 |
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