JPS6092238A - アクリル酸亜鉛の製法 - Google Patents

アクリル酸亜鉛の製法

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JPS6092238A
JPS6092238A JP20182783A JP20182783A JPS6092238A JP S6092238 A JPS6092238 A JP S6092238A JP 20182783 A JP20182783 A JP 20182783A JP 20182783 A JP20182783 A JP 20182783A JP S6092238 A JPS6092238 A JP S6092238A
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JP
Japan
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zinc
acrylic acid
reaction solution
ball
added
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JP20182783A
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Inventor
Ichiro Tominaga
冨永 一郎
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル酸の亜鉛塩の製造法に関し、さらに詳
しくはアクリル酸と亜鉛化合物を反応させてアクリル酸
亜鉛を製造するに際し、水の不存在下において溶媒中で
反応を行わせた後その反応液に、ステアリン酸亜鉛等の
高級脂肪酸の金属塩を添加攪拌した後、乾燥する事を特
徴とするアクリル酸亜鉛の製造方法に関するものである
従来、溶媒中でアクリル酸と亜鉛化合物を反応させ、更
に反応完結後溶媒を減圧除去したり、 逸機減圧乾燥し
てアクリル酸亜鉛を得る方法は良く知られている。この
方法によると反応生成物が反応器の内壁や攪拌翼に著し
く固着したり大きな塊状になったりし工程上問題を生じ
、そのため収率が著しく悪くなる。
又溶媒を減圧により除去する際、生成したアクリル酸亜
鉛の中に含まれている溶媒が飛散するが、この時同時に
アクリル酸亜鉛も激しく飛散するため収率が悪く、叉溶
媒の回収が困難と成り、経済的な損失も大きいという欠
点があった。
本発明者は上記欠点を克服する方法として、種々検討し
たところ、溶媒中に於けるアクリル酸と亜鉛化合物の反
応完結後、その反応溶液に溶媒中に添加したアクリル酸
1oO重量部にっき5−20重量部のステアリン酸亜鉛
等の高級脂肪酸の亜鉛塩を加熱溶解した溶液を添加攪拌
した後、又は40T2〜90tに加熱した反応液にステ
アリン酸を添加攪拌した後、乾燥することにより、上記
欠点を克服して所望の粉宋状固体が得られる事が判明し
、本発明を完成した。
かくして本発明は従来の製造方法の欠点を克服する工業
的に極めて有利なアクリル酸亜鉛粉末の製造方法を提供
するもので、操作及び制御の極めて容易なかっ高収率の
アクIJ /L/酸亜鉛亜鉛粉末造する方法を提供する
ものである。
本発明のアクリル酸亜鉛ヲ例えば、ゴルフポーρ特にソ
リッドポー/L/IPツーピースポールの内核配合(通
例 比重調整剤としての亜鉛華と過酸化物、史に共架橋
剤とポリブタジェンで構成されている。)において共架
橋剤として用いた時、得られたポールの加硫物性は著し
く良好であった。
更に、ステアリン酸を添加しないで作成したアクリル酸
亜鉛を用いた加硫物より加硫物性(例:内核硬度+#J
久性)が一段と向1する事も認められた。又これを用い
て作成したツーピースゴルフボールの打撃時のフィーリ
ングや音は、ゴルフポールとして充分満足するものであ
った。
本発明に於て用いられる溶媒としては、法化水素化合物
が適し、具体例としてはメタノ−/L/、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、n−ヘフ。
タン、n−ヘキサン等が挙げられる。
本発明で使用するアクリル酸は通常の水によって希釈さ
れていないアクリル酸であるが、若干量の水を含んでい
ても差支えない。さらにアクリル酸中に含まれているハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル等の
重合防止剤の混在はなんら支障をきたさない。
本発明で使用する亜鉛化合物は通常の粉末状の固体を使
用する。亜鉛化合物の具体例としては酸化亜鉛、水酸化
亜鉛、炭酸亜鉛及び重炭酸亜鉛が挙げられる。
アクリル酸と亜鉛化合物の反応温度は特に限定されるも
のではないが、好ましくは、90℃以下が望ましい。反
応温度があまり高くなると一部重合反応が生じ製品純度
が悪くなる。
ステアリン酸亜鉛等の高級脂肪酸の亜鉛塩の添加は更に
溶媒に加熱溶解した溶液で行う ステアリン酸を反応完
結した液に添加することもできる。
以下、実施例で本発明を説明する。
実施例1 酸化亜鉛600fとトルエン2000mdとを54のジ
ャケット成立て型ミキサーに仕込み、かきまぜながら懸
濁させ、次にアクリlv酸10609を30分間で滴下
して混合した後、常温にて60分反応させた。反応終了
後、ステアリン酸亜鉛1301’をトルエン100 m
lに加えて45〜50℃で加熱溶解した溶液を添加し、
30分かぎまぜ、スラリー状態にして、生成物をステア
リン酸亜鉛でコーティングした。次に50’C,120
〜、60M11Hfの減圧下で3時間加熱して生成水及
びトルエンを留出させ乾燥を行った。ステアリン酸亜鉛
でコーティングされたアクリル酸亜鉛16201を得た
。加熱減量は、0.3%であった。減圧乾燥時、生成し
たアクリル酸亜鉛の飛散はほとんど認められず、又反応
器内壁への固着も認められなかった。又、乾燥後も粒子
は細かいままであり、塊状の存在は認められなかった。
この事は以下の実施例2から4まですべてについて同じ
事がいえる。
実施例2 酸化亜鉛2260yとメタノ−/L/2000mdとを
10/!容量のジャケット式ニーグーに仕込み、混練し
ながらスラリー状態とし、次にアクリル酸40001を
30分で滴下した。滴下後1時間反応を行った後、温度
40〜50℃にてステアリン酸亜鉛8201を投入して
混練し、コーティングを行った。次にジャケットに蒸気
を通し、温度70℃にてメタノールを留出させた後、ニ
ーダ−により取り出し、40℃の低温乾燥機により乾燥
を行った。アクリル酸亜鉛6290f7!il−得た。
加熱減量は、0.25 %であった。
実施例3 酸化亜鉛900fとベンゼン3000mdとを51のジ
ャケット成立て型ミキサーに仕込み、攪拌混合して懸濁
させ、次にアクリル酸1590#f!:30分で滴下し
なから1嫌拌混合した後、常温にて60分反応を行った
。反応終了後、ステアリン酸亜鉛80fYベンゼン50
0meに加えて45〜50′cで加熱溶解した溶液を添
加し、30分攪拌混合を行い、得られたスラリーを27
5〜100MMHIの減圧で50′Cの温水をジャケッ
トに通じ、2時間加熱し、生成水及び、ベンゼンを留出
させ、さらに乾燥を続け、ステアリン酸でコーティング
されたアクリル酸亜鉛497fを得た。得られた製品の
揮発物は、0゜25憾であった。
比較例1 実施例1に於て、反応終了後ステアリン酸亜鉛をトルエ
ンに加え加熱溶解した溶液を添加して生成物をコーティ
ングする操作を除く以外は同様の操作を行った。
反応終了後減圧乾燥を行う時、アクリル酸亜鉛が著しく
飛散し溜去した溶媒中にも入り込みその回収を困雑にし
た。叉反応器の中に飛散したアク+IIVa亜鉛の回収
と反応器の清掃、又反応器内壁に固着した反応物の除去
等かなり繁雑であり、又得られたアクリル酸亜鉛も固着
、飛散によるロスが多く 1.120 prであった。
乾燥するtこつn大きな塊状になることが一部認められ
、その粉砕はかなり回流であった。
比較例2 比較例1で得たアクリル酸亜鉛を粉砕器で10〜1ソ(
の大きさに粉砕したもの30重量部をポリブタジェンゴ
ム100重N1Bに6インチローμを使用して混練した
ところ、ゴム中に0゜5nβの凝集塊が著しく生成し、
又ロール表面への固着も著しかった。
特許出願人 住友ゴム工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリル酸と亜鉛化合物を反応させた後、その反応液に
    ステアリン酸亜鉛等の高級11Ef肪酸の亜鉛塩を添加
    攪拌した後乾燥する事を特徴とするアクリル酸亜鉛の製
    法。
JP20182783A 1983-10-26 1983-10-26 アクリル酸亜鉛の製法 Granted JPS6092238A (ja)

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JP20182783A JPS6092238A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 アクリル酸亜鉛の製法

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JPS6092238A true JPS6092238A (ja) 1985-05-23
JPH0410463B2 JPH0410463B2 (ja) 1992-02-25

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JPH02218639A (ja) * 1989-02-17 1990-08-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd アクリル酸亜鉛の製法
US6956128B2 (en) 2001-06-29 2005-10-18 Bridgestone Sports Co., Ltd. Zinc acrylate particle composition, method for production thereof, and golf ball using the composition

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