JPS6091531A - マグネトロン用陰極支持構体の製造方法 - Google Patents
マグネトロン用陰極支持構体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6091531A JPS6091531A JP19942383A JP19942383A JPS6091531A JP S6091531 A JPS6091531 A JP S6091531A JP 19942383 A JP19942383 A JP 19942383A JP 19942383 A JP19942383 A JP 19942383A JP S6091531 A JPS6091531 A JP S6091531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler metal
- brazing filler
- end hat
- heating
- center hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/04—Manufacture of electrodes or electrode systems of thermionic cathodes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、直熱型マグネトロンの螺旋状陰極を支持する
だめの陰極支持構体の製造方法に関する。
だめの陰極支持構体の製造方法に関する。
従来例の構成とその問題点
電子レンジ等に用いられる直熱型マグネ°トロン２ペー
ジ は、通常、第１図に示すような陰極支持構体を内蔵して
いる。この陰極支持構体は、トリウムタングステンから
なる螺旋状陰極１を支持するためのもので、陰極１の一
端縁および他端縁に鑞材層２゜３によりそれぞれ固着さ
れたモリブデン製アイレ、ソト状の第１および第２のエ
ンドハツト４，５と、ステム絶縁基体６を気密に貫通し
たモリブデン製の第１および第２のステムリード線７，
８とからなり、第１のエンドμ・ント４は鑞材層９によ
り第１のステムリード線７の先端部に固着され、第２の
エンドハツト５は第２のステムリード線８の先端部にプ
ラズマアーク溶接されている。
ジ は、通常、第１図に示すような陰極支持構体を内蔵して
いる。この陰極支持構体は、トリウムタングステンから
なる螺旋状陰極１を支持するためのもので、陰極１の一
端縁および他端縁に鑞材層２゜３によりそれぞれ固着さ
れたモリブデン製アイレ、ソト状の第１および第２のエ
ンドハツト４，５と、ステム絶縁基体６を気密に貫通し
たモリブデン製の第１および第２のステムリード線７，
８とからなり、第１のエンドμ・ント４は鑞材層９によ
り第１のステムリード線７の先端部に固着され、第２の
エンドハツト５は第２のステムリード線８の先端部にプ
ラズマアーク溶接されている。
このような陰極支持構体は、第２のステムリード線８の
先端部に第２のエンド−・ソト５をプラズマアーク溶接
により固着したのち、陰極１および第１のエントノ・ッ
ト４を所定位置に組み込み、鑞材層２，３．９の形成領
域に液状高融点鑞材を塗布し、この鑞材を加熱溶融する
ことにより得られる。
先端部に第２のエンド−・ソト５をプラズマアーク溶接
により固着したのち、陰極１および第１のエントノ・ッ
ト４を所定位置に組み込み、鑞材層２，３．９の形成領
域に液状高融点鑞材を塗布し、この鑞材を加熱溶融する
ことにより得られる。
前記液状高融点鑞材は、通常、モリブデン粉末。
３ページ
とルテニウム粉末とをニトロセルローズ等の結着剤溶液
中に分散させたものでなり、前記塗布は筆等を用いて行
なわれる。このため、鑞材塗膜の形成にかなりの時間と
労力とを要するのみならず、塗布量や塗布領域にばらつ
きを生じゃすく、これが陰極の機械的・電気的特性にば
らつきを与えるという欠点があった。
中に分散させたものでなり、前記塗布は筆等を用いて行
なわれる。このため、鑞材塗膜の形成にかなりの時間と
労力とを要するのみならず、塗布量や塗布領域にばらつ
きを生じゃすく、これが陰極の機械的・電気的特性にば
らつきを与えるという欠点があった。
発明の目的
したがって本発明の目的とするところは、とくに第１の
エンドハツトの中央孔に対する鑞材の支給が容易で、し
かも所定量を所定領域に正しく鑞材を支給しうる陰極支
持構体の製造方法を提供することにある。
エンドハツトの中央孔に対する鑞材の支給が容易で、し
かも所定量を所定領域に正しく鑞材を支給しうる陰極支
持構体の製造方法を提供することにある。
発明の構成
本発明のマグネトロン用陰極支持構体の製造方法による
と、モリブデンおよびルテニウムを含むベレット状また
はリング状の焼結鑞材を、モリブデン粉末の圧縮成形体
からなるアイレット状エンドハツトの中央孔の一部分に
挿入したのち、前記エンドハツトを加熱により収縮させ
て前記鑞材を前記エンドハツトに固定する。しかるのち
、前記中央孔の他部分にステムリード線の先端部を挿入
して前記鑞材を加熱溶融し、前記エンドハツトに前記ス
テムリード線を鑞着させるのであり、これを以下図面に
示した実施例とともに詳しく説明する。
と、モリブデンおよびルテニウムを含むベレット状また
はリング状の焼結鑞材を、モリブデン粉末の圧縮成形体
からなるアイレット状エンドハツトの中央孔の一部分に
挿入したのち、前記エンドハツトを加熱により収縮させ
て前記鑞材を前記エンドハツトに固定する。しかるのち
、前記中央孔の他部分にステムリード線の先端部を挿入
して前記鑞材を加熱溶融し、前記エンドハツトに前記ス
テムリード線を鑞着させるのであり、これを以下図面に
示した実施例とともに詳しく説明する。
実施例の説明
第２図において第１のエンドハツト１０は、ニトロセル
ローズ溶液等を結着剤としてモリブデン粉末をアイレフ
ト状に圧縮成形したものまたは圧縮成形後に仮焼結した
もので、中央孔１１を有している。一方、ベレット状の
高融点鑞材１２は、モリブデン粉末とルテニウム粉末と
の混合物を前述のような結着剤でもって圧縮成形したの
ち融点以下の温度で加熱して焼結体となしたもので、前
記加熱により十分に収縮しており、その直径は中央孔１
１の直径と同等かこれよりも若干小さい。
ローズ溶液等を結着剤としてモリブデン粉末をアイレフ
ト状に圧縮成形したものまたは圧縮成形後に仮焼結した
もので、中央孔１１を有している。一方、ベレット状の
高融点鑞材１２は、モリブデン粉末とルテニウム粉末と
の混合物を前述のような結着剤でもって圧縮成形したの
ち融点以下の温度で加熱して焼結体となしたもので、前
記加熱により十分に収縮しており、その直径は中央孔１
１の直径と同等かこれよりも若干小さい。
ペレット状高融点鑞材１２を中央孔１１の上部に挿入し
たのち、鑞材１２の融点以下の温度でエンドハツト１ｏ
を加熱する。これによシエンドハ“５ベージ ット１ｏは完全な焼結体となるのであるが、この過程で
図示矢印の方向へ焼き縮みを生じ、中央孔１１内の鑞材
１２はエンドハヮ）１０に堅固に固定される。
たのち、鑞材１２の融点以下の温度でエンドハツト１ｏ
を加熱する。これによシエンドハ“５ベージ ット１ｏは完全な焼結体となるのであるが、この過程で
図示矢印の方向へ焼き縮みを生じ、中央孔１１内の鑞材
１２はエンドハヮ）１０に堅固に固定される。
なお、鑞材１２のモリブデン粉末とルテニウム粉末との
混合比は、たとえば略７対３（重量比）となすことがで
きる。また、このような組成比のモリブデン・ルテニウ
ム合金粉末を素材として用いることができる。
混合比は、たとえば略７対３（重量比）となすことがで
きる。また、このような組成比のモリブデン・ルテニウ
ム合金粉末を素材として用いることができる。
このようにして鑞材１２を固定したエンドハツト１ｏの
中央孔１１に、モリブデンからなる第１のステムリード
線７の先端部を第３図図示の関係に挿入したのち、鑞材
１２を真空中または還元ガス雰囲気中、高周波加熱によ
り溶融させる。
中央孔１１に、モリブデンからなる第１のステムリード
線７の先端部を第３図図示の関係に挿入したのち、鑞材
１２を真空中または還元ガス雰囲気中、高周波加熱によ
り溶融させる。
前記高周波加熱の磁力線１３は、鑞材１２のみならずエ
ンドハツト１ｏの中央孔付近およびリード線７の先端部
をも横切るので、溶融した鑞材は第４図に示すように展
延し、エンドハ・ント１ｏはその中央孔内でステムリー
ド線７の先端部と、所定量の鑞材により無駄なく確実に
固着される。
ンドハツト１ｏの中央孔付近およびリード線７の先端部
をも横切るので、溶融した鑞材は第４図に示すように展
延し、エンドハ・ント１ｏはその中央孔内でステムリー
ド線７の先端部と、所定量の鑞材により無駄なく確実に
固着される。
６ページ
前記高周波加熱に代えて、電子ビーム加熱またはレーザ
ビーム加熱等を適用してもよい。また、第５図に示すよ
うにエンドハツト１ｏの中央孔を非貫通のものとなした
り、第６図に示すように鑞材１２をリング状となしたシ
することができる。
ビーム加熱等を適用してもよい。また、第５図に示すよ
うにエンドハツト１ｏの中央孔を非貫通のものとなした
り、第６図に示すように鑞材１２をリング状となしたシ
することができる。
発明の効果
本発明の陰極支持構体の製造方法は、前述のように構成
されるので、エンドハツトとその中央孔に支持される鑞
材とを単一の部材として電極組立ができるのみならず、
一定量の鑞材を所定位置に無駄なく確実に支給でき、製
造能率、歩留の向上のみならず、品質改善の効果を得る
ことができる。
されるので、エンドハツトとその中央孔に支持される鑞
材とを単一の部材として電極組立ができるのみならず、
一定量の鑞材を所定位置に無駄なく確実に支給でき、製
造能率、歩留の向上のみならず、品質改善の効果を得る
ことができる。
第１図は従来の方法により製造された陰極支持構体の側
断面図、第２図ないし第６図は本発明の実施例を示す図
で、第２図は焼結鑞材とエンドハツトとの関係を示す斜
視図、第３図は鑞材加熱の状態を示す側断面図、第４図
は完成した陰極支持構体の側断面図、第６図および第６
図はそれぞれ他の実施例の要部側断面図である。 ７ベージ ト・・・・・陰極、７・・・・・・第１のステムリード
線、１゜・・・・・・第１のエンドハツト、１１・・・
・・・エンドハツトの中央孔、１２・・・・・・鑞材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名園 １５１−
断面図、第２図ないし第６図は本発明の実施例を示す図
で、第２図は焼結鑞材とエンドハツトとの関係を示す斜
視図、第３図は鑞材加熱の状態を示す側断面図、第４図
は完成した陰極支持構体の側断面図、第６図および第６
図はそれぞれ他の実施例の要部側断面図である。 ７ベージ ト・・・・・陰極、７・・・・・・第１のステムリード
線、１゜・・・・・・第１のエンドハツト、１１・・・
・・・エンドハツトの中央孔、１２・・・・・・鑞材。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名園 １５１−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 モリブデンおよびルテニウムを含むベレット状またはリ
ング状の焼結鑞材を、モリブデン粉末の圧縮成形体から
なるアイソ・ント状エントノ・ットの中央孔の一部分に
挿入したのち、前記エントノ・、。 トを加熱により収縮させて前記鑞材を前記エンドハツト
に固定し、しかるのち前記中央孔の他部分にステムリー
ド線の先端部を挿入して前記鑞材を加熱溶融し、前記エ
ントノ・・ントに前記ステム１ルート線を鑞着させるこ
とを特徴とするマグネトロン用陰極支持構体の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942383A JPS6091531A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | マグネトロン用陰極支持構体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942383A JPS6091531A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | マグネトロン用陰極支持構体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6091531A true JPS6091531A (ja) | 1985-05-22 |
| JPH0460292B2 JPH0460292B2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=16407557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19942383A Granted JPS6091531A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | マグネトロン用陰極支持構体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6091531A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007000142A1 (de) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Lötzusatzwerkstoff |
| CN103862047A (zh) * | 2014-03-19 | 2014-06-18 | 苏州利亚金属制品有限公司 | 磁控管的钼支杆生产工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5816795A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-31 | Toho Kinzoku Kk | ろう材 |
| JPS5846548A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン用陰極構体の製造方法 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP19942383A patent/JPS6091531A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5816795A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-31 | Toho Kinzoku Kk | ろう材 |
| JPS5846548A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン用陰極構体の製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007000142A1 (de) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Lötzusatzwerkstoff |
| CN103862047A (zh) * | 2014-03-19 | 2014-06-18 | 苏州利亚金属制品有限公司 | 磁控管的钼支杆生产工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0460292B2 (ja) | 1992-09-25 |
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