JPS609134B2 - 捲縮糸の製造方法 - Google Patents

捲縮糸の製造方法

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Publication number
JPS609134B2
JPS609134B2 JP50152872A JP15287275A JPS609134B2 JP S609134 B2 JPS609134 B2 JP S609134B2 JP 50152872 A JP50152872 A JP 50152872A JP 15287275 A JP15287275 A JP 15287275A JP S609134 B2 JPS609134 B2 JP S609134B2
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JP
Japan
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yarn
false
speed
false twisting
feeding
Prior art date
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Expired
Application number
JP50152872A
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English (en)
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JPS5277249A (en
Inventor
勲 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oda Gosen Kogyo KK
Original Assignee
Oda Gosen Kogyo KK
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性合成繊維糸条または紡績糸を仮撚加
工するにあたり、仮撚装置が積極的に糸条に付与する送
り作用の速度より、低い速度で糸条を供給し、集東され
た状態で、かつ、潜在化した捲縦糸を得る新規な捲縮糸
の製造方法に関するものである。
従来の仮撚装置、とくに、スピンドル方式は、糸条に積
極的送り作用を付与することは不可能であり、また摩擦
仮撚装置は、ある程度の積極的な糸条の送り作用を付与
するため、糸条と、摩擦帯との接触面を、たとえば40
〜45度にするなどの工夫がなされ、燃斑および毛羽の
防止と同時に高速加工化がはかられているが、いずれも
一般的な仮撚加工糸の範鴫のものしか得られていない。
また、部分的に重なり合う2枚のディスクの表面の間に
糸条をニップして糸条に送り作用と仮撚とを同時に加え
る装置も知られている。しかしこうした場合ではディス
ク相互の表面が近寄り過ぎると過度の摩擦により発熱し
て加工不能となり、また間隔は大き過ぎると糸条のニッ
プが不十分で加工不能となるため、精度の高い表面の位
置決めが必要となるが、表面の摩耗などにより表面位置
が変化するため長時間連続運転することができないとい
う問題があった。本発明は糸条を長時間安定的にニップ
した状態で糸条に積極的な送り作用を付与しながら仮燃
する装置、すなわち無端状の2組の加撚帯が相互に異な
った方向に傾斜して交絡し、同時にこれらの加撚帯が交
絡面で接触しながら相反する方向に走行し、かつ、接触
した交絡面で繊維糸条を仮燃する装置を用いて、仮撚装
置から糸条に積極的に付与される送り作用の速度より1
〜50%糸条の供給速度を低下せしめることにより、従
来の仮撚加工糸よりも異なった形態を有する捲縮加工糸
の開発に成功したものである。
いま、本発明の詳細について、図面によって説明すると
、第1図は一般の仮撚機に積極的に糸条を送りながら仮
燃することができる交絡し相互に接触した無端状の2組
の加撚帯からなる仮撚装置を具備した仮撚機の略図であ
って、ボビンに捲かれた糸条1は、ガイド2および3を
経て供給ローラ4と4′から仮撚装置6に供給される。
糸条1は仮撚装置6による加漆を受けながらその上流に
配置されたヒータ5で熱処理される。仮撚装置6を出た
糸条1は引き出しローラ7,7′で引き出され、ガイド
8を経て捲取ローラ9によりチーズ101こ捲取られる
。供V給ローラ4,4′からの糸条の供給速度をVF、
引き出しローラ7,7′の引き出し速度をVoとすると
、VoはVFとほぼ同じか又は±15%程度の範囲内で
オーバーフィード或いはアンダーフィード状態に設定さ
れている。
また仮撚装置6は第5図に示す如く角度8で交差する加
撚帯11,11′を備え、糸条1は交差角度aを2等分
する形で送られている。この時加撚帯11,11′の走
行速度をV8とすると、糸条1は仮撚装置6の加燃帯1
1,11′によりV2=VBcoso/2 の送り作用が付与される。
この仮撚装置6による送り作用の速度V2に対して、供
給ローラ4,4′による糸条の供給速度VFを、V2>
VPに設定すると、第3図に示すような捲縦形態が得ら
れ、部分的にS撚(右漆)およびZ燃(左孫)が存在し
た集東状の捲縮糸が安易に得られる。
第3図は本発明の方法によって得られた捲縦糸の外観を
示したもので、第2図に示すような普通の仮漆糸より集
東された形態を保持し、あたかも毛羽のないスパン糸の
ような態様を示し、部分的にZ撚イ、S撚口の存在がみ
られる特殊な加工糸が得られる。
第4図は第3図の態様を示す本発明による捲縞糸を繊維
方向に引張った場合の態様を示したもので、形態そのも
のは普通の捲縦糸と大差ないようになる。
また本発明による第3図の形態をボビン状のままスチー
ム処理、または二次ヒータで熱処理すると、集東された
状態でセットすることも可能である。次に実施例を示す
実施例 1 ポリエステル 75デニール/36フイラメントを、糸
条の供給速度Vp=335メートル/分、仮撚装置によ
る積極的送り作用の速度V2=500メートル/分、引
き出し速度Vo=335メートル、ヒータ温度230q
oで加工したところ、集東されたスパン状の特殊加工糸
が得られた。
実施例 2 ポリエステル 150デニール/30フイラメントを、
糸条の供給速度VF=265メートル/分、仮撚装置に
よる積極的送り作用の速度V2=450メートル/分、
引き出し速度Vo=265メートル、ヒータ温度250
COで加工したところ、スパン状の態様を有する特殊加
工糸が容易に得られた。
したがって、本発明は、加燃すべき糸条に積極的な送り
作用を付与しながら仮燃することができる仮撚装置にお
いて、仮撚装置によって糸条に付与される送り作用の速
度より1ないし50%糸条の供聯合速度を低下せしめて
仮撚加工をする方法であるから、全体的にみて集東され
たスパン状の特殊加工糸をきわめて容易に得ることがで
き、さらにこの特殊加工糸を適当な熱処理をすることに
より、集東された状態でセットすることもできるなど、
その奏する効果がきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の仮撚機に糸条を積極的に送り出す仮撚装
置を設けた説明図、第2図は従来一般の仮撚機で得られ
た捲縮糸の態様図、第3図は本発明の方法によって得ら
れた捲縮糸の態様の一例を示した説明図、第4図は第3
図に示した捲縞糸を更伸張したときの態様図、第5図は
第1図の仮燃装置の概略図である。 1…糸条、2,3…ガイド、4,4′・・・ローラ、5
・・・ヒータ、6・・・仮撚装置、7,7′・・・ロー
ラ、8…ガイド、9…ローラ、10…チーズ、11?
11′・・・加撚帯。 多1図 多2図 第3図 多4図 ※5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無端状の2組の加撚帯が相互に異なった方向に傾斜
    して交絡し、同時にこれらの加撚帯が交絡面で接触しな
    がら相反する方向に走行し、接触した交絡面で繊維糸条
    に積極的な送り作用を付与しながら仮撚する仮撚装置に
    おいて、該仮撚装置によって糸条に付与される送り作用
    の速度より1ないし50%糸条の供給速度を低下せしめ
    て仮撚加工することを特徴とする、捲縮糸の製造方法。
JP50152872A 1975-12-23 1975-12-23 捲縮糸の製造方法 Expired JPS609134B2 (ja)

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JPS5277249A JPS5277249A (en) 1977-06-29
JPS609134B2 true JPS609134B2 (ja) 1985-03-08

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ID=15549952

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101937A (en) * 1980-01-10 1981-08-14 Teijin Ltd Embracing of staple fiber bundle

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4955916A (ja) * 1972-10-03 1974-05-30
JPS51133559A (en) * 1975-05-12 1976-11-19 Toshiba Machine Co Ltd Falseetwisting method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4955916A (ja) * 1972-10-03 1974-05-30
JPS51133559A (en) * 1975-05-12 1976-11-19 Toshiba Machine Co Ltd Falseetwisting method

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