JPS60907Y2 - 医療用包帯物 - Google Patents
医療用包帯物Info
- Publication number
- JPS60907Y2 JPS60907Y2 JP13794181U JP13794181U JPS60907Y2 JP S60907 Y2 JPS60907 Y2 JP S60907Y2 JP 13794181 U JP13794181 U JP 13794181U JP 13794181 U JP13794181 U JP 13794181U JP S60907 Y2 JPS60907 Y2 JP S60907Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wound surface
- adhesive
- medical bandage
- film
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外傷等の創面を保護するための医療用包帯物の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
外傷等の創面を保護するための通気性を有する片面粘着
性片を使用することがあり、この場合、創面に粘q−1
64≦接触するようなことがあれば、粘着性片の刺鑵峙
1こ創面を更に拍傷し、又、患者に苦痛を与えるので、
ガーゼ等の創面当接用片を予め固定した粘着性片を使用
することが通常である。
性片を使用することがあり、この場合、創面に粘q−1
64≦接触するようなことがあれば、粘着性片の刺鑵峙
1こ創面を更に拍傷し、又、患者に苦痛を与えるので、
ガーゼ等の創面当接用片を予め固定した粘着性片を使用
することが通常である。
か)るガーゼ等の創面当接用片を固定した粘着性片にお
いては、ガーゼ、粘着性片が共に通気性であることに対
応して透水性もあり、入浴、炊事等において水に触れた
ときに創面にまで水が浸透し、往々にして創面を悪化さ
せるといった不利がある。
いては、ガーゼ、粘着性片が共に通気性であることに対
応して透水性もあり、入浴、炊事等において水に触れた
ときに創面にまで水が浸透し、往々にして創面を悪化さ
せるといった不利がある。
又、片面粘着性片の通気孔は、粘着層の流動性によって
閉塞されないようにかなり大きくする必要があり、機械
的強度が小さく、例えば、くつずれ創面等の保護には不
適切であるといった不利もある。
閉塞されないようにかなり大きくする必要があり、機械
的強度が小さく、例えば、くつずれ創面等の保護には不
適切であるといった不利もある。
本考案に係る医療用包帯物は、上記の不利を解消し得る
構成であり、弗素樹脂系多孔質フィルムを多孔質支持体
に積層した通気性複合シート片の上記フィルム面を中央
の創面当接部と残部の粘着固定部とに区分し、粘着固定
部に粘着層を設けたことを特徴とするものである。
構成であり、弗素樹脂系多孔質フィルムを多孔質支持体
に積層した通気性複合シート片の上記フィルム面を中央
の創面当接部と残部の粘着固定部とに区分し、粘着固定
部に粘着層を設けたことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係る医療用包帯物の斜視図を、第2図
は第1図における■−■断面図をそれぞれ示している。
は第1図における■−■断面図をそれぞれ示している。
第1図並びに第2図において、aは弗素樹脂系多孔質フ
ィルム、bは多孔質支持体であり、互に積層され、1は
この積層によって得た複合シート片を示している。
ィルム、bは多孔質支持体であり、互に積層され、1は
この積層によって得た複合シート片を示している。
積層は通気性を保有し得るように、例えば、斑点状接着
、周辺接着等により行われている。
、周辺接着等により行われている。
2は複合シート片1の弗素樹脂系多孔質フィルムaの粘
着固定部a1に設けた粘着性のこう薬層であり、このこ
う薬層で包まれたフィルム面残部a2は創面当接部とさ
れている。
着固定部a1に設けた粘着性のこう薬層であり、このこ
う薬層で包まれたフィルム面残部a2は創面当接部とさ
れている。
従って、この創面当接部a2にはこう薬層2が存在しな
い。
い。
3.3は2枚のカバー用フィルム(例えばプラスチック
フィルム)であり、それぞれが前方折曲部分31,31
を除いた部分において、上記複合シート片1の両端側粘
着層のそれぞれに粘着固定部されている。
フィルム)であり、それぞれが前方折曲部分31,31
を除いた部分において、上記複合シート片1の両端側粘
着層のそれぞれに粘着固定部されている。
而して、第2図の点線で示すように、折曲部分31,3
1の折倒により上記創面当接部a2が保護される。
1の折倒により上記創面当接部a2が保護される。
上記において、弗素樹脂系多孔質フィルムaには、ポリ
テトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンーヘ
キサフルオロプロビレン共重合体等の多孔質フィルムを
使用でき、多孔質フィルムの気孔率は通常15〜95%
、孔径は0.01〜100ミクロンである。
テトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンーヘ
キサフルオロプロビレン共重合体等の多孔質フィルムを
使用でき、多孔質フィルムの気孔率は通常15〜95%
、孔径は0.01〜100ミクロンである。
この多孔質フィルムは例えは延伸により無数の気孔を形
成する方法等により得ることがてきる。
成する方法等により得ることがてきる。
又、多孔質支持体すには、プラスチック繊維例えはポリ
エステル繊維、ナイロン繊維等の織布を使用てき、織目
は通常2〜300メツシユである。
エステル繊維、ナイロン繊維等の織布を使用てき、織目
は通常2〜300メツシユである。
本考案に係る医療用包帯物は、上述した通りの構成であ
り、多孔質支持体と弗素樹脂系多孔質フィルムとの複合
シート片のフィルム面の中央部ヲ創面当接部としている
から、複合シート片の外部である多孔質支持体から水が
浸透しても、弗素樹脂系多孔質フィルムの秀れた撥水性
のために、その水は創面にまで達することがない。
り、多孔質支持体と弗素樹脂系多孔質フィルムとの複合
シート片のフィルム面の中央部ヲ創面当接部としている
から、複合シート片の外部である多孔質支持体から水が
浸透しても、弗素樹脂系多孔質フィルムの秀れた撥水性
のために、その水は創面にまで達することがない。
従って、入浴等のときでも創面を水分から良好に保護て
きる。
きる。
又、多孔質支持体と弗素樹脂系多孔質フィルムとを部分
接着等により通気性を保有させて積層した複合シート片
を使用しているから、通気性に秀れ、発汗を良好に防止
できるし、又、多孔質支持体の秀れた強度のために、全
体としての強度も秀れている。
接着等により通気性を保有させて積層した複合シート片
を使用しているから、通気性に秀れ、発汗を良好に防止
できるし、又、多孔質支持体の秀れた強度のために、全
体としての強度も秀れている。
第1図は本考案に係る医療用包帯物を示す斜視図、第2
図は第1図における■−■断面図である。 図において、aは弗素樹脂系多孔質フィルム、bは多孔
質支持体、1は複合シート片、2は粘着層である。
図は第1図における■−■断面図である。 図において、aは弗素樹脂系多孔質フィルム、bは多孔
質支持体、1は複合シート片、2は粘着層である。
Claims (1)
- 弗素樹脂系多孔質フィルムを多孔質支持体に積層した通
気性複合シート片の上記フィルム面を中央の創面当接部
と残部の粘着固定部とに区分し、粘着固定部に粘着層を
設けたことを特徴とする医療用包帯物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794181U JPS60907Y2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 医療用包帯物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794181U JPS60907Y2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 医療用包帯物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843429U JPS5843429U (ja) | 1983-03-23 |
JPS60907Y2 true JPS60907Y2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=29931187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13794181U Expired JPS60907Y2 (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 医療用包帯物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60907Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60257760A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リニアパルスモ−タ |
JPH02179Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-01-05 | ||
WO1998036719A1 (fr) * | 1997-02-24 | 1998-08-27 | Minoru Ito | Bandage adhesif de premier secours |
JP2020174837A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | 祐徳薬品工業株式会社 | 絆創膏 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP13794181U patent/JPS60907Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843429U (ja) | 1983-03-23 |
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