JPS609074B2 - ごみ溶融ガス化装置 - Google Patents

ごみ溶融ガス化装置

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JPS609074B2
JPS609074B2 JP571075A JP571075A JPS609074B2 JP S609074 B2 JPS609074 B2 JP S609074B2 JP 571075 A JP571075 A JP 571075A JP 571075 A JP571075 A JP 571075A JP S609074 B2 JPS609074 B2 JP S609074B2
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JP
Japan
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gas
air
melting
high temperature
waste
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JP571075A
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English (en)
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JPS5181471A (ja
Inventor
政信 志垣
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Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
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Publication date
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はごみ処理方法として最近注目されている溶融燃
焼法及び乾溜ガス化法の各々の長所を採用したごみ溶融
ガス化装置に関するものである。
従来のごみ処理装置としてはストーカ式焼却炉があるが
種々の欠点がある為上記の溶融燃焼法及び乾溜ガス化法
が最近注目を集めている。この溶融燃焼法の最大の特長
は、従来のストーカ式焼却炉から出る灰が元の生ごみの
10%の容積になるに対し、元の生ごみの3%にすぎず
極めて灰の発生量が少ないことであり、然もストーカ式
の場合の灰は空缶、空ビン、不燃物が混入する為その灰
は埋立て以外に方法がないのに対し、溶融然焼法の灰は
固い固形分となるのでブロックの骨材等に利用でき用途
が広いことである。
又溶融燃焼法の灰はそこに含有される重金属がグラス質
に包含されているので水中に於ても重金属が水中に溶出
しないので、例えこれを水中あるいは水分の多いところ
で用いても2次公害の心配が無いという特長をも有す。
しかし一方欠点として灰や鉄等を溶融する為に炉内温度
を1650ooにまで上げる必要があり、その為に補助
燃料を必要とすることが挙げられる。乾溜ガス化法の特
長は、ごみを燃やさずに乾溜し、燃料ガスとして回収再
利用する点及びストーカ式焼却炉では空気過剰率を2程
度で運転する為発生ガス量が多く集塵器や洗煙装置が大
きくなるのに対しガス化法では燃料ガスは前者の1/4
〜1/5となりガスの浄化処理量が少なくこの為の設備
をコンパクトに出釆る点にある。
しかし欠点として乾溜残溝(チャ−)には未燃カーボン
が多量に含まれていて埋立に用いることも出来ず、さり
とて灰の含有量が多い為に活性炭としても応用し難く、
中途半端な物質である為その処分に困ることが挙げられ
る。本発明は上記の各々の長所を取り入れて、補助燃料
の必要なくしてごみを焼却し、然も発生する灰の量は少
なく且つ広い用途を有する等種々の利点を有するごみ焼
却炉に関するものである。以下本発明の実施例を示す図
面について、その構成、作用並びに効果につき説明する
。1は立形溶融ガス化炉で、ごみはホッパー2に供給さ
れ、二重ダンパー3により空気シールをしながら炉内へ
供給される。
溶融化ガス炉1の中は上より乾燥部A、乾溜部B及び溶
融部Cが形成されるよう構成されている。この溶融部C
には空気吹出口12が閉口していて、750o〜100
000の高温空気が高速で溶融部C内へ吹込まれ、これ
により内部のカーボンが165000前後の高温で燃焼
し、鉄やガラス等も溶融するように構成されている。こ
のようにして溶融された鉄等を含む溶融体は溶融ガス化
炉1の最下部の排出口4より水中に排出されて固い粒状
物となる。溶融部Cで発生した熱ガスは乾溜部Bで生ご
みの揮発分をガス化し溶融ガス化炉1の上部に設けたガ
ス排出口5から排出される。このガスは燃料ガスであっ
て多量の日2、CO或いは炭化水素ガスを含有している
。この熱ガスは熱交換器7に送られ、こ)で高圧ブロワ
ー6から圧送されてきた袷空気に熱エネルギーを与え、
自らは冷却され、次いでガス洗浄装置8でクリーンガス
化され次いでガスホルダ−9に貯蔵される。ガスホルダ
ー9内の燃料ガスの一部は回収エネルギー10として再
使用されるが、残部は高温空気加熱器1 1へ送られて
、こ)で上記熱交換器7で予熱された空気の加熱用燃料
として使用される。この高温空気加熱器11に於いて、
空気は750〜1000℃に加熱され、次いで上記空気
吹出口12より炉1内に送入される。13は煙突である
本発明は上記のような構成であるから、カロリーの低い
ごみの燃焼により発生した低カロリーのガスを高温空気
加熱器11に於いて空気燃焼用に利用し、これにより溶
融ガス化炉1に吹込む空気の温度を750〜1000q
oに高めることができ、従って炉内熔融部C内の温度を
1650qoにまで上げることができるのである。
従来の溶融燃焼法に於いては補助燃料を必要としたので
あるが本発明による場合にはごみの乾溜により生じたガ
スにより自己完結的にこれを補うことができるのである
。尚、本発明と異なり高温空気加熱器11を備えないで
生ごみの乾溜により生じた燃料ガスを直接溶融ガス化炉
1に吹込むことも考えられるが、この場合には多量の低
カロリーガスが送入されるにとどまり、溶融部Cの温度
は余り上がらず熔融を続けることは出来ない。従って燃
焼に必要な空気を750〜1000℃に高める為に、発
生ガスを高温空気加熱器11で加熱することにしてので
ある。
尚、この高温空気加熱器11に於て多量の発生ガスを燃
焼させても溶融ガス化炉1に悪影響を与えることはなく
、又こ)で燃焼したガスはクリーンガスとして公害を与
えることはないので適当に余熱利用して大気に放出する
ことができる。更には排出口4より排出された灰は前記
の如くその量は少なく、且つ良性質のものである。この
ように本発明の技術的効果は誠に多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す縦断側面図であって、1は
立形熔融ガス化炉、4は排出口、5はガス排出口、6は
ブロワー、7は熱交換器、8はガス洗浄装置、9はガス
ホルダー、11は高温空気加熱器、12は空気吹出口で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立形溶融ガス化炉1の溶融部Cに開口するように空
    気吹出口12を設け、該溶融ガス化炉1の上部にガス排
    出口5を設け、該ガス排出口5と高温空気加熱器11と
    を連通すると共に、その途中に熱交換器7、ガス洗浄装
    置8及びガスホルダー9を設け、ブロワー6より取り入
    れた空気を上記熱交換器7を通過させて予熱した後上記
    高温空気加熱器11に導入すると共に、ガスホルダー9
    に貯蔵されたガスの一部を高温空気加熱器11へ導入し
    て前記予熱された空気の加熱用燃料とし、該空気を高温
    空気加熱器11で更に高温にした後上記空気吹出口12
    より溶融ガス化炉1内に流出せしめるべく構成したこと
    を特徴とするごみ溶融ガス化装置。
JP571075A 1975-01-11 1975-01-11 ごみ溶融ガス化装置 Expired JPS609074B2 (ja)

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JP571075A JPS609074B2 (ja) 1975-01-11 1975-01-11 ごみ溶融ガス化装置

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JP571075A JPS609074B2 (ja) 1975-01-11 1975-01-11 ごみ溶融ガス化装置

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JPS5181471A JPS5181471A (ja) 1976-07-16
JPS609074B2 true JPS609074B2 (ja) 1985-03-07

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ID=11618662

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56501205A (ja) * 1979-09-27 1981-08-27
JPS5761086A (en) * 1980-10-01 1982-04-13 Central Res Inst Of Electric Power Ind Gas storage type coal gasifying composite power generation system

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JPS5181471A (ja) 1976-07-16

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