JPS6090091A - シリカ除去法 - Google Patents
シリカ除去法Info
- Publication number
- JPS6090091A JPS6090091A JP19950883A JP19950883A JPS6090091A JP S6090091 A JPS6090091 A JP S6090091A JP 19950883 A JP19950883 A JP 19950883A JP 19950883 A JP19950883 A JP 19950883A JP S6090091 A JPS6090091 A JP S6090091A
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- Japan
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- silica
- soluble silica
- anion exchange
- ion exchanger
- exchange body
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシリカ含有浴液から可溶性シリカを除去する方
法に関するものである。
法に関するものである。
ボイラー給水などの工業用水に可溶性シリカが含まれる
とアルミニウム、鉄、カルシウムなどと結合して固いス
ケールを形成しボイラーを破損する原因になる。また、
半導体工業においては使用される純水にシリカが含まれ
ると半導体集積回路の不良を発生させ、電力発電所にお
いては蒸気中業用純水中のシリカ製置は厳しく規制され
ている。
とアルミニウム、鉄、カルシウムなどと結合して固いス
ケールを形成しボイラーを破損する原因になる。また、
半導体工業においては使用される純水にシリカが含まれ
ると半導体集積回路の不良を発生させ、電力発電所にお
いては蒸気中業用純水中のシリカ製置は厳しく規制され
ている。
天然水中には数ppm〜100 ppmのシリカが含ま
れてお夛工業用純水として使用するためにはシリカを除
去しなければならない。
れてお夛工業用純水として使用するためにはシリカを除
去しなければならない。
従来、シリカの除去は蒸留法、金属水酸化物との共沈法
および隘イオン交換樹脂法により行なわれているが、こ
れらの方法は、コスト的な問題や、選択的な除去法でな
いため除去効率が悲いなどの欠点を有していた。
および隘イオン交換樹脂法により行なわれているが、こ
れらの方法は、コスト的な問題や、選択的な除去法でな
いため除去効率が悲いなどの欠点を有していた。
本発明の目的はこれらの問題点を解決し、可溶性シリカ
を選択的に効率良く除去できる新規なシリカ除去方法を
提供することにある。
を選択的に効率良く除去できる新規なシリカ除去方法を
提供することにある。
本発明のシリカ除去法は、可溶性シリカ含有溶液から可
溶性シリカを除去するにあたシ、声を3乃至9に調節し
た該可溶性シリカ含有浴液をモリブデン酸を吸着させた
隘イオン交換体(Mo型イオン交換体)と接触させMo
型イオン交換体に吸着させて可溶性シリカを選択的に除
去することを特徴とする。
溶性シリカを除去するにあたシ、声を3乃至9に調節し
た該可溶性シリカ含有浴液をモリブデン酸を吸着させた
隘イオン交換体(Mo型イオン交換体)と接触させMo
型イオン交換体に吸着させて可溶性シリカを選択的に除
去することを特徴とする。
可溶性シリカがモリブデン酸と反応してモリブデン酸錯
体を生成することは公知であシ、可溶性シリカの極めて
小さなビーカ規模の定量分析に利用された例はある、ま
た、モリブデン酸がスチレン糸の販イオン交換樹脂やイ
オン交換セルロースなどの陰イオン交換体に吸着される
ことが報告されている。隘イオン交換体に11に着され
たモリブデン酸も可溶性シリカと反応しn体を作るため
、M。
体を生成することは公知であシ、可溶性シリカの極めて
小さなビーカ規模の定量分析に利用された例はある、ま
た、モリブデン酸がスチレン糸の販イオン交換樹脂やイ
オン交換セルロースなどの陰イオン交換体に吸着される
ことが報告されている。隘イオン交換体に11に着され
たモリブデン酸も可溶性シリカと反応しn体を作るため
、M。
型イオン交換体にシリカを吸着できるが、Mo型イオン
交換体を可溶性シリカの除去剤として工業的な規模で利
用した列はない。本発明の方法によればMo型イオン交
換体は可溶性シリカと特異的に反応するため、多成分を
宮む溶液から選択的に可溶性シリカを除去できるととも
に微量シリカの除去も行なえる。
交換体を可溶性シリカの除去剤として工業的な規模で利
用した列はない。本発明の方法によればMo型イオン交
換体は可溶性シリカと特異的に反応するため、多成分を
宮む溶液から選択的に可溶性シリカを除去できるととも
に微量シリカの除去も行なえる。
本発明の方法で用いる隘イオン交換体はスチレン系強塩
基性陰イオン交換樹脂でもよく、イオン交換セルロース
でもよく、一般的に陰イオン交換性を有する物質であれ
ばよい。溶液のpHを3乃至9に限ったのはMo型イオ
ン交換体と接触させるシリカ含有溶液のμmが3よシも
低いと、シリカとモリブデン酸の錯体生成反応が進み難
くなるからであり、また、pHが9よシも筒いと隘イオ
ン交換体に吸着したモリブデン酸が溶出するからである
。
基性陰イオン交換樹脂でもよく、イオン交換セルロース
でもよく、一般的に陰イオン交換性を有する物質であれ
ばよい。溶液のpHを3乃至9に限ったのはMo型イオ
ン交換体と接触させるシリカ含有溶液のμmが3よシも
低いと、シリカとモリブデン酸の錯体生成反応が進み難
くなるからであり、また、pHが9よシも筒いと隘イオ
ン交換体に吸着したモリブデン酸が溶出するからである
。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
次の要領でMo型イオン交換体を調製した。モリブデン
酸アンモニウム結晶を溶解して調製した5チモリブデン
酸溶液soomzにスチレン系強塩基性陰イオン交換樹
脂100vを加え室温で3時間攪拌した。樹脂を沖過し
て、P紙上で純水によシ洗浄後風乾した。調製されたM
o型イオン交換樹脂51を各pHK 調節した5 pp
m sio、浴液100祷に添加して30分間攪拌した
後、浴液中のS i02濃度を定量した。その結果を表
1および第1図に示す。
酸アンモニウム結晶を溶解して調製した5チモリブデン
酸溶液soomzにスチレン系強塩基性陰イオン交換樹
脂100vを加え室温で3時間攪拌した。樹脂を沖過し
て、P紙上で純水によシ洗浄後風乾した。調製されたM
o型イオン交換樹脂51を各pHK 調節した5 pp
m sio、浴液100祷に添加して30分間攪拌した
後、浴液中のS i02濃度を定量した。その結果を表
1および第1図に示す。
表1において、NDはSin、が検出されなかったこと
を示す。第1図は浴液のpHとシリカの吸着量の関係を
示す図である。横軸に〆1.縦軸に攪拌後の溶液中のS
tO,濃度をとっである。
を示す。第1図は浴液のpHとシリカの吸着量の関係を
示す図である。横軸に〆1.縦軸に攪拌後の溶液中のS
tO,濃度をとっである。
表1
図にボされるようにpatが3より低いと、吸着量が著
しく低下し、[)11が9よシ簡いとイオン交換体に吸
着したモリブデン酸が浴は出した。従って、シリカ除去
を行なう場合のシリカ含有溶液の声は3乃至9が適当だ
った。表1に示されるようにpi(3乃至9の範囲では
攪拌後の浴液中にはシリカは検出されずMo型イオン交
換体により極低濃度までのシリカの除去が行なえた。
しく低下し、[)11が9よシ簡いとイオン交換体に吸
着したモリブデン酸が浴は出した。従って、シリカ除去
を行なう場合のシリカ含有溶液の声は3乃至9が適当だ
った。表1に示されるようにpi(3乃至9の範囲では
攪拌後の浴液中にはシリカは検出されずMo型イオン交
換体により極低濃度までのシリカの除去が行なえた。
実施例2
バッチ法での実%ii例を第2図に示す。三角フラスコ
lにシリカ含有浴液2、実施例IVc示したのと同様に
調製したMo型イオン交換体3および回転子4を入れマ
グネチックスターラー5で一定時間攪拌した。50 p
pmのSjO,を含む天然水模擬液(pH6) 200
〃+tにMO壓イオン交換体5?を加え室温で30分間
拐押した後の板擬欣中の5ift 111度を表1に示
す。比較のために、Mo型イオン交換体の代わりに強塩
基性隘イオン交換樹脂(Ct型)52を加えて拐5押し
た後の5i02濃度を表1に併せて示す。
lにシリカ含有浴液2、実施例IVc示したのと同様に
調製したMo型イオン交換体3および回転子4を入れマ
グネチックスターラー5で一定時間攪拌した。50 p
pmのSjO,を含む天然水模擬液(pH6) 200
〃+tにMO壓イオン交換体5?を加え室温で30分間
拐押した後の板擬欣中の5ift 111度を表1に示
す。比較のために、Mo型イオン交換体の代わりに強塩
基性隘イオン交換樹脂(Ct型)52を加えて拐5押し
た後の5i02濃度を表1に併せて示す。
Moイオン交換体を吸着剤に使うことによシ、従来用い
られている陰イオン交換樹脂の場合よシ高いシリカ除去
率が達成された。
られている陰イオン交換樹脂の場合よシ高いシリカ除去
率が達成された。
実施例3
力2ム法での実施例を第3図に示す。イオン交換カラム
6に実施例1に示したのと同様に調製したMo型イオン
交換体7を充填した1、ゴム栓9でカラムに固定したチ
ューブ10全通してシリカ含有溶′e、8を供給した。
6に実施例1に示したのと同様に調製したMo型イオン
交換体7を充填した1、ゴム栓9でカラムに固定したチ
ューブ10全通してシリカ含有溶′e、8を供給した。
浴出速度は活栓11でSVを平均xOKA節した。約7
002のMo型イオン交換体をカラムに充〜ゴし、10
0 ppmのSin、を含む比較的多量の天然水模擬液
(pH6)を各液量通水した時の、溶出液中のS i0
2 &に度を表2に示す。比較のためにMo1Jイオン
交換体の代わりに同値の強塩基性陰イオン交換(!2j
脂を充填した時の結果を表2に併せて示す。Moイオン
交換体を吸着剤に使うことによ)従来用いられている陰
イオン交換樹脂の場合よ)高いシリカ除去率が達成され
た。
002のMo型イオン交換体をカラムに充〜ゴし、10
0 ppmのSin、を含む比較的多量の天然水模擬液
(pH6)を各液量通水した時の、溶出液中のS i0
2 &に度を表2に示す。比較のためにMo1Jイオン
交換体の代わりに同値の強塩基性陰イオン交換(!2j
脂を充填した時の結果を表2に併せて示す。Moイオン
交換体を吸着剤に使うことによ)従来用いられている陰
イオン交換樹脂の場合よ)高いシリカ除去率が達成され
た。
表2
以上、実施例に示したように、Mo型イオン交換体を使
うことにより効率良くシリカが除去できた。
うことにより効率良くシリカが除去できた。
本発明のシリカ除去法は、Mo型イオン交換体を使うた
め可溶性シリカの選択的な除去が行なえ、従来の陰イオ
ン交換樹脂法に較べ効率的なシリカ除去が可能である。
め可溶性シリカの選択的な除去が行なえ、従来の陰イオ
ン交換樹脂法に較べ効率的なシリカ除去が可能である。
また、装置化が容易で、低エネルギーで稼動できるため
、蒸留法や共沈法よυ低コスト化が図れる。
、蒸留法や共沈法よυ低コスト化が図れる。
第1図は1本発明のシリカ除去法の一実施例の効果を説
明するための図で、浴液のpHとシリカの吸着量の関係
を示す。 第2図は本発明の他の実施例を説明するための図である
。第2図において、 1・・・三角フラスコ、2・・StO,浴液、3・・・
Mo型イオン交換体、4・・・回転子、5・・・マグネ
チツクスターラー。 7g3図は本発明の他の実施例を示す断面図である。第
3VAにおいて、 6・・・イオン交換カラム、7・・・Mo型イオン交換
体。 8・・・s iO,浴H,9・・・ゴム栓、10・・チ
ューブ。 11・・・活栓 H
明するための図で、浴液のpHとシリカの吸着量の関係
を示す。 第2図は本発明の他の実施例を説明するための図である
。第2図において、 1・・・三角フラスコ、2・・StO,浴液、3・・・
Mo型イオン交換体、4・・・回転子、5・・・マグネ
チツクスターラー。 7g3図は本発明の他の実施例を示す断面図である。第
3VAにおいて、 6・・・イオン交換カラム、7・・・Mo型イオン交換
体。 8・・・s iO,浴H,9・・・ゴム栓、10・・チ
ューブ。 11・・・活栓 H
Claims (1)
- 可溶性シリカ含有浴液から可溶性シリカを除去するにあ
たシ、pHを3乃至9に調節した該i5J溶性シリカ含
有溶液をモリブデン酸を吸着させた陰イオン交換体と接
触させ当該陰イオン交換体に吸着させて可溶性シリカを
選択的に除去することを特徴とする刊’!+←シリカI
除去法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19950883A JPS6090091A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | シリカ除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19950883A JPS6090091A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | シリカ除去法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090091A true JPS6090091A (ja) | 1985-05-21 |
JPH0413036B2 JPH0413036B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16408980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19950883A Granted JPS6090091A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | シリカ除去法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090091A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0231527A2 (de) * | 1986-01-25 | 1987-08-12 | Scheuchl, Richard | Verfahren zur Entkieselung von Wasser |
WO2018154820A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 栗田工業株式会社 | 食塩水中のシリカ除去方法 |
CN110645670A (zh) * | 2014-05-27 | 2020-01-03 | 松下电器(美国)知识产权公司 | 空气调节装置所执行的传感器的控制方法 |
CN112143888A (zh) * | 2020-10-14 | 2020-12-29 | 衢州华友钴新材料有限公司 | 一种镍钴浸出液深度除硅的方法 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP19950883A patent/JPS6090091A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0231527A2 (de) * | 1986-01-25 | 1987-08-12 | Scheuchl, Richard | Verfahren zur Entkieselung von Wasser |
EP0231527A3 (de) * | 1986-01-25 | 1989-02-01 | Scheuchl, Richard | Verfahren zur Entkieselung von Wasser |
CN110645670A (zh) * | 2014-05-27 | 2020-01-03 | 松下电器(美国)知识产权公司 | 空气调节装置所执行的传感器的控制方法 |
WO2018154820A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 栗田工業株式会社 | 食塩水中のシリカ除去方法 |
JP2018138288A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 栗田工業株式会社 | 食塩水中のシリカ除去方法 |
CN112143888A (zh) * | 2020-10-14 | 2020-12-29 | 衢州华友钴新材料有限公司 | 一种镍钴浸出液深度除硅的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413036B2 (ja) | 1992-03-06 |
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