JPS6089477A - 新規アゾ−ル化合物 - Google Patents

新規アゾ−ル化合物

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JPS6089477A
JPS6089477A JP59183599A JP18359984A JPS6089477A JP S6089477 A JPS6089477 A JP S6089477A JP 59183599 A JP59183599 A JP 59183599A JP 18359984 A JP18359984 A JP 18359984A JP S6089477 A JPS6089477 A JP S6089477A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規α−アリール−IH−アゾール−1−
エタノール、その用途、その使用を容易にするための組
成物およびこの発明の新規化合物の製法に関する。
[発明の構成コ この発明は、α−(エヂニル置換フェニル)−α−ヒド
ロカルビル−IH−アゾール−1−エタノールにこて、
アゾール基は1.2.4−トリアゾール−I−イルまた
はイミダゾール−1−イル、エチニル晶は非置換基もし
くは置換されており、フェニル暴はさらに置換基を有し
ていてもよい(例えば後記式(1)の化合物に対して示
される置換基によって)コおよびこのようなエタノール
化合物ノエーテルを提供するものである。
ここで用いる「ヒト七カルビル(炭化水素残基)」の語
は、飽和であろうと不飽和であろうと、また直線状もし
くは分枝状であろうと、また部分的にまたは完全に環状
であろうと、また脂肪族や芳香族であろうと、また非置
換や置換されていようと、あらゆる炭化水素残基を包含
するものとする。ここで、炭化水素残基が脂肪族または
環状脂肪族の場合、8個以上の炭素原子を含有するのが
好適であり、炭化水素残基が芳香族または環状脂肪族基
を含む場合、9個以下の炭素原子を含有するのが好適で
ある。炭化水素残基の脂肪族または環状脂肪族部分の好
ましい置換基は、例えばハロゲンである。炭化水素残基
の芳香族部分の好ましい置換基は、特にハロゲン、C1
1アルコギシ、cl−!iアルギル、Ce Hs、CF
3、ocF3およびN O2テある。
本発明化合物の好ましい副集団は式(I)C2−6アル
ケニル、a3−7シクロアルキル、非置換またはフェニ
ル環において置換されたフェニルもしくはフェニル−C
I−3アルキレンを示す、R1は非置換またはハロゲン
で置換されたcl−eアルキル、C2−8アルケニルも
しくはc、−8アルキニルであるか、または非置換また
はcl−3アルキルもしくは03〜。ンクロアル;Vル
で置換されたCq−6ンクロアルキルまたはC3−67
クロアルキルーc1−3アルキレンであるか、または非
置換またはフェニル環において置換されたフェニルもし
くはフェニルC0−3アルキレンである。ΔZは1,2
.4−トリアゾール−1−イルまたはイミダゾール−I
−イルであり、Xは11、C1−5アルギル、CI−s
フルコギシ、ハロゲン、CF 3、OCF 3、NO2
またはフェニルである) で示される化合物およびそのエーテルである。
本発明化合物は1個またはそれ以上のギラル(chir
al)センターを含む。このような化合物は、通常ラセ
ミ混合物またはノアステレオマ−混合物の形で得られる
。しかし、これらの混合物および他の混合物は、所望に
より、それ自体公知の方法にしたがって個々の異性体ま
たは所望の異性体混合物に完全または部分分割すること
ができる。
Rがハロゲンである場合、例えばC1,、Brまたは■
である。
Rおよび/またはR1がフェニル環において置換された
フェニルまたはフェニル−C1−3アルキレンである場
合、その置換基は例えばハロゲン(例えばF、(4、B
r、I)、C1−5アルギル(例えばCH3)またはC
1・5アルコギシ(例えばCH30)、CR3,0CF
3、No、まノこはフェニルである。
Rおよび/またはR8がc+’−sアルキレン基を含有
する場合、このようなアルキレン基は例えばCH2また
はCH(CH3)である。
RIがC,−8アルキルである場合、それはiC3H7
またはt C4Heが好ましい。
R5がハロゲン置換C1−8アルキル、C2−8アルケ
ニルまたはC7−8アルキニルである場合、ハロゲン置
換基はF、Cu2.、BrまたはIであってよい。
R1が03−6シクロアルキルであるかまノこはそれを
含有する場合、このようなシクロアルキルはシクロプロ
ピルであるのが好ましい。
エチニル置換基はフェニル基のメタまたはパラ位にある
のが好適であり、パラ位にあるのが好ましい。
本発明化合物のエタノールヒドロキン基がエーテル化さ
れている場合、このようなエーテルは例えばメヂルエー
テルのようなC1−5アルキルである。
本発明化合物は、2−(ユ、ヂニル置換フェニル)=2
−ヒドロ力ルヒルーオキシラン(ここでエヂニル基は置
換されていてもよく、フェニル基はさらに置換基を有し
ていてもよい)またはそのオキシランの反応性官能誘導
体を1.−2.4−トリアゾールまたはイミダゾールと
反応させ、続いて所望によりエチニルを置換し、これが
非置換の場合ハロゲン置換をするか、および/またはこ
のようにして得られたエタノール化合物をエーテル化す
ることにより得られる。
式(I)の化合物は、 a)式(11) (式中、R,R,、およびXは前記の意味)で示される
オキシランまたはその反応性官能誘導体を、1.2..
4.−)リアゾールまたはイミダゾールと反応させ、次
いで所望により、このようにして得られたエタノール化
合物をエーテル化するが、または b)式(Ic) (式中、RISXおよびAzは前記の意味)で示される
化合物におけるエチニル水素をY(ハロゲン)で置換す
ることにより式(Ib) (式中、R,、xおよびAzは前記の意味であり、Yは
ハロゲンである)で示される化合物を得、次いで所望に
よりこのようにして得られたエタノール化合物をエーテ
ル化することがら成る方法により得られる。
方法a)は、オキシランとアゾールと反応させることに
よるアゾール−I−エタノールの製法にとって自体公知
の反応である。この反応は、公知の反応と類似の条件下
で行なわれる。アゾールを塩形態(例えば、ナトリウム
またはカリウム塩のようなアルカリ金属塩として)、ト
リアルキルノリル形(例えばトリアルキル形)で用いる
が、または酸結合剤の存在下で反応を行なうのが有利で
ある。
方法a)によるオキシランとの反応は反応条件下不活性
な溶媒、例えばジメチルホルムアミド中で行なうのが好
都合である。好ましい反応温度は室温ないし反応混合物
の還流温度である。アゾールがトリアルキルシリル形を
とっている場合、室温より高い、例えば70°Cから9
0℃の間が好適である。トリアルキルシリルアゾールを
反応させる場合、NaHのような塩基の存在下で反応さ
せるのが好都合である。
ここで、式(I 1)の化合物のような上記2−アリー
ル−2−R1−オキシランについて用いる「反応性官能
誘導体」の語は、アゾールとの反応により、この発明の
エタノール化合物をもたらす任意のオキシラン誘導体を
含むものとする。このような反応性誘導体の種々の例は
当業者に知られており、その適当な例は対応するハロヒ
ドリン(ここで、ハロゲンは例えば0℃またはBr)で
ある。
アゾールを上記2−アリール−2−R3−オキシランの
反応性官能誘導体と反応させる条件はそれ自体公知であ
る。アゾールと式(11)の化合物のハロヒドリン誘導
体との反応は、オキシラン化合物との反応として記載さ
れた条件下に行なうことができるが、塩基のさらに1当
量の存在下に行なうのが好適である。
式(Ic)の化合物中のエヂニル水素のハロゲンによる
置換もまた、この種の置換反応にとって自体公知の方法
に従い行なイっれる。この置換は、直接式(Ic)の化
合物をアルカリ金属次亜ハロゲン酸塩(例えばNa−ま
たはK(40)、N−C4−もしくはN−Br−スクノ
ンイミトまたはccム(強アルカリ条件下では後者)の
ようなハロゲン陽イオン供与体と反応させるか、または
ジーY付加生成物を経て、この付加生成物から1−IY
を脱離するかのいずれかで行なってもよい。
本発明のエタノール化合物のエーテル誘導体は対応する
エタノールから出発する公知のエーテル化方法により得
られる。好ましい0−アルキル化剤は例えばよう化メチ
ルのようなよう化物の如き対応するハライドである。
本発明化合物が常套方法により形成された反応混合物か
ら、本発明化合物を単離する。本発明化金物は、遊離形
または塩もしくは金属錯体形として、例えば、有機酸ま
たは塩化水素のような無機酸との酸付加塩として、まl
二はNaエタル−トのようなアルコレートとして、また
は銅や亜鉛のような金属との金属錯体として、および塩
素イオン、硫酸イオンおよび硝酸イオンのような陰イオ
ンとの塩形として得られる。
式(II)のオキシランは新規のものである。それらは
式(IV) (式中、R,XおよびR1は011記の意味)で示され
る対応する化合物をジメチルスルホニウムーメヂリド、
ジメチルオキソスルホニウム−メチリド、C8−、、ア
ルキルメチルスルポニウムーメヂリドまたはポリマー結
合(例えばポリスチリル)メヂルスルホニウムーメチリ
ド(テトラヘドロン・レターズ3巻、203〜206頁
(1979年)参照)と反応させることにより得られる
式(mの化合物は自体公知の方法により得られる。
式(IVa) (式中、R4およびXは前記の意味)で示される化合物
は、例えば式(V) (式中、R3およびXは前記の意味)で示される化合物
を、ジエチルアミンまたはピペリジンのようなアミンに
溶かした触媒蛍のビス[トリフェニルポスフィンコバラ
ジウムクロリドおよびよう化第1銅の存在下トリメチル
シリルアセチレンと反応させ、続いて、例えばK OH
希求溶液のメタノール溶液で軽く処理することによりン
リル基を除去して製造してもよい(シンセシス1980
(8)627頁参照)。この反応で用いるトリメチルシ
リルアセチレンを、同じパラジウム触媒およびCuI促
進剤を用いることにより、2−メチル−3−ブチン−2
−オールで代用してもよい。次II)で、反応生成物を
NaOHとトルエン中で処理することにより式(IV)
の化合物を得る(アメリカ合衆国特許第4,223,1
72号参照)。
式(V)の化合物を式(vl) H(、=C−R” (vl) (式中、R”はC+−sアルキル、C2−5アルケニル
、非置換またはフェニル環が置換されたフェニルもしく
はフェニル−C+−aアルキレンを示す)で示される化
合物と反応させることにより、式() (式中、R1、XおよびR”は前記の意味)で示される
化合物を得る。
反応条件は、式(V)の化合物とトリメチルシリルアセ
チレンとの反応で記載したのと類似の条件である。
R1の意味によっては、ケトンのグリニヤー合成で公知
の条件下、式(Vll) (式中、XおよびR”は前記の意味) で示される化合物から出発して式(IV)の化合物を製
造するのか有利なこともある。
出発原料の製法を特に記載しない場合、これらの化合物
は公知であるか、または公知方法に従い、または後記も
しくは公知方法と同様の方法により生成および精製され
る。
[効果J この発明の化合物の遊離形または農薬上許容される塩ま
たは錯体は、植物病原性真菌と戦かうための殺真菌剤と
して有用である。その高い抗真菌活性は、つる性まめ(
いんげんまめ)におけるウロマイセス・アペンンクラッ
ス(まめのさび病)、コーヒー、小麦、ゼラニウム、き
んぎょそうにおける他のさび病(ヘミレイア、プシニア
等)、きゅうりにおけるエリシフエ・シコラケアルム、
および小麦、大麦、りんご、ぶどうにおける他の粉状う
どんこ病の真菌(E、グラミニス・f・エスピー・トリ
シチ、E、グラミニス・f・エスピー・ホルディ、ボド
スフエラ・リューコトリ力、ウンシヌラ・ネカトル)に
対して約0.0008ないし0゜05%の試験濃度で行
なった生体内試験により確認された。別の興味ある活性
は、特にウスチラゴ・マイジスに対して行なった試験管
内試験およびリゾクトニア・ソラニに対して行なった生
体内試験で認められた。本発明化合物の多くは、植物に
対するすぐれた認容性と良好な全草作用を有する。
したがって、本発明化合物は、植物病原性真菌、例えば
プシニア・エスピーピー、ヘミレイア・エスピーピー、
ウロマイセス・エスピーピーのようなウレジナレス目(
さび病)のバシジオマイセテス、エリシフエ・エスピー
ピー、ポドスフエラ・エスピーピー、およびウンシヌラ
・エスピーピーのようなエリシファレス目(粉状うどん
こ病)およびヴエンヂュリア・エスピーピーのようなブ
レオスポラレス目のアスコマイセテス、並びにフォーマ
、リゾクトニア、ヘルミントスボリウム、ピリクラリア
、ペリクラリア(=コルチンラム)、チェラビオプシス
およびステレウス・エスピーピーと戦かうために植物、
種子および土壌の処理に用いられる。
この発明の化合物の使用量は、使用化合物、処理対象(
植物、土壌、種子)、処理方式(例、浸漬、液体散布、
噴霧、粉末散布、塗布)、処理目的(予防または治療)
、処理すべき真菌の型、および適用時間のような種々の
要因によって異なる。
一般に、植物または土壌処理の場合、この発明の化合物
を約0.005ないし2.0、好ましくは約0.Olな
いしI kg/ヘクタールの量で用いると満足すべき結
果が得られる。例えば、穀物のような農作物においては
、ha当り、0.04〜0125kgの活性成分、また
は、果実、ぶどう畑および野菜のような農作物において
はha当り、活性成分1〜5gの濃度である。(a作物
の大きさまたは葉虫によって異なるが、約10〜50g
/haの適用率と等しい、300〜I 000n/ha
ノ適用量におけるものである。)所望により、処理を例
えば8ないし30日の間隔で反復することができる。
この発明の化合物を種子処理に用いる場合、約0.05
ないし0.5、好ましくは約0.1ないし0 、3 g
/種子kgの量でこの発明の化合物を用いると満足すべ
き結果が得られる。
ここで用いる土壌の語には、天然または人工のあらゆる
常用媒体が含まれるものとする。
この発明の化合物は、大豆、コーヒー、観賞植物(特に
ゼラニウム、ばら)、野菜(例、えんどう、きゅうり、
セロリ−、トマトおよびまめの植物体)、さとう大根、
さとうきび、ゎた、亜麻、とうもろこしくコーン)、ぶ
どう畑、梨状果および核果(りんご、せいようなし、プ
ルーノ)および穀物(例、小麦、からす麦、大麦、稲)
のような多数の農作物に用いることができる。
農作物に対する良好な認容性の見地がらして、本発明化
合物の多くは特に、りんごのような果物類の場合のよう
に、農作物に対する好適な認容性が望ましいか、または
必要である殺菌処置に用いられる。例えば、後記実施例
2.33のように本発明の種々の化合物はまた、好まし
い治療活性を有する。
以下に示す特徴を1またはそれ以上有する式(I)の化
合物により、特に好ましい結果が得られる。
XがHである、 基C=CRがパラ位にある、 Rが11、B、、B r−、CI(3、C4He(例、
n−C4H9またはt C4H9)またはフェニルであ
る(非置換または置換、特にBrまたは非置換フェニル
、好ましくは後者)、 R1が1c3I(7、LC4H9、CG−8シクロアル
キル(特にシクロプロピル)またはC3−6ンクロアル
キルーC,−3アルキレン、特にシクロプロピル−01
−3アルキレン、好ましくはシクロプロピル−CH(C
I−I3)である、 AZが1.2.5−トリアゾール−1−イルてあこの発
明はまた、殺真菌剤としてのこの発明の化合物の遊離形
またはその殺菌上許容される塩、錯体形と殺菌上許容さ
れる希釈剤(以下、希釈剤という)からなる、殺真菌組
成物を提供するものである。この組成物は、常法、例え
ばこの発明の化合物を希釈剤および所望により界面活性
剤のような他の成分と混合することにより得られる。
ここで用いる希釈剤の語は、有効成分に加えて容易かつ
良好な適用形態にし、すなわち有効成分を通常のまたは
所望の強さの活性に希釈し得る。
液体または固体の農業上許容される材料を意味する。こ
のような希釈剤の例は、タルク、カオリン、げいそう土
、キシレンまたは水である。
特に水分散用濃厚液または水和剤のような噴霧形態で用
いる製剤は、例えばホルムアルデヒドとナフタレンスル
ホネートの縮合物、アルキルアリールスルボネート、リ
グニンスルホネート、脂肪族アルキルスルボネート、エ
トキシ化アルキルフェノールおよびエトキシ化脂肪族ア
ルコール等の湿潤および分散剤のような界面活性剤を含
むことができる。
一般に、製剤は有効成分0.01ないし90重量%、殺
真菌剤として許容される界面活性剤0ないし20%およ
び希釈剤IOないし99.90重量%を含む。濃厚形態
の組成物、例えば濃厚乳液は、一般に約2ないし90%
、好ましくは5ないし70重量%の有効成分を含む。適
用形態の製剤は、一般に0.000.5ないし10重量
%のこの発明の化合物を有効成分として含む。局所噴霧
液は、例えば、活性成分0.0005〜0.05、好ま
しくは0.001〜0,02重量%(例えば、0゜00
1.0.002または0.005重量%)含んでいても
よい。
通常の希釈剤および界面活性剤に加えて、この発明の組
成物はさらに特別な目的の添加剤、例えば安定剤、不活
性剤(活性表面を有する担体を用いた固体製剤の場合)
、植物に対する何着改善剤、腐食防止剤、消泡剤および
色素を含むことができる。さらに、例えば、硫黄、クロ
ロタロニルおよびマンコゼブ、マネブ、ジネブ、プロピ
ネブのようなジチオカルバメート、およびキャブタン、
キャプタホルおよびホルペットのようなトリクロロメタ
ン−スルフェニルフタルイミドおよび類縁体、ベノミル
のようなベンズイミダゾールまたは同様なまたは相捕的
活性を有する他の殺真菌剤、または殺虫剤のような他の
有用物質を製剤中に存在させることができる。
[実施例] 植物用殺真菌剤の例は次の通りである。
a 水和用粉末製剤 この発明の化合物10部を合成微細シリカ4部、ラウリ
ル硫酸ナトリウム3部、リグニンスルポン酸す)−リウ
ム7部、微粉状カオリン66部および珪藻土10部と混
合粉砕し、平均粒度約5ミクロンの粉末にする。得られ
る水和剤を噴霧液として用いる前に水で希釈する。これ
は葉面噴霧および根浸漬による適用に用いられる。
b 顆粒 タンブラ−ミキサー中に入れた石英砂94.5部に結合
剤(非イオン界面活性剤)0,5重量部を噴霧し全体を
充分混合する。次いで、この発明の化合物5重量部を加
えてよく混合し、粒度範囲0゜3ないし0.7mmの顆
粒製剤を得る。この顆粒は、処理植物近傍の土壌に加え
ることにより適用することができる。
C濃厚乳液 この発明の化合物25重辺部を乳化剤10重量部および
キルン65重量部と混合する。この濃厚液は、水で所望
の濃度に希釈する。
d 種子用トレッシング この発明の化合物45部をシアミルフェノールデカグリ
コールエーテル・エチレンオギサイド付加物15部、ス
ピンドル油2部、微粉タルカム51部およびローダミン
B色素0.5部と混合する。混合物をコントラブレック
スミルを用いてIoooorpmで粉砕し、平均粒度2
0ミクロン以下にする。得られる乾燥粉末は良好な粘着
性を有し、例えばゆっくり回転する容器中で2ないし5
分間混合すること?こより種子に適用することができる
次に示す実施例によって本発明化合物をさらに説明する
。温度はすべて摂氏である。Rf値は、ンリカゲル上で
のものである。
「最終化合物J 実施例l 2−(4−エチニルフェニル)−3,3−ジメチル−1
”−(IH−1,2,4−−)リアゾール−I−イル)
ブタン−2−オールの製造。
室温で1−(4−エチニルフェニル)−2,2−ジメチ
ルプロパン−1−オン6.5gと無水トルエン80Jの
溶液にドデシルジメヂルスルポニウムメヂルスルフエー
ト17.2gを加える。混合物を15分間撹拌し、−次
いでKOHの粉末3.8gを加え、さらに混合物を35
°で22時間撹拌する。
反応混合物を氷上に注ぎ、6Nのトr、so、でpH7
に調整し、ジエチルエーテルで抽出する。有機相を水洗
し、(Na2SO,で)乾燥し、真空蒸留する。2−(
4−エチニルフェニル)−2−(+、+−ツメチルエチ
ル)−オキシランを含有している残留物を精製せずに、
さらに反応させる。
残留物を、1,2.4−トリアゾール4gとK。
CO314,5gと無水ジメチルポルムアミド80m兇
の懸濁液に90°でIO分間滴崩し、90°で4時間攪
拌する。次いて反応混合物を冷却し、水に注ぎ、ジエチ
ルエーテルで抽出する。エーテルの溶液を水洗、乾燥し
、真空濃縮する。残留物をヘキサンと撹拌し、不溶性固
体生成物を枦去し、ヘキサン/トルエンから再結晶する
。無色結晶形として標記化合物を得る。mp、 I O
1°(Rf=0゜35、酢酸エヂル/へ二1−ザンー6
44)実施例2 実施例1と同様にして、特記しない限り、x−flであ
り、R−C=C基がパラ位にある下記式(I)の化合物
が得られる(式(IV)の対応するケトンから出発して
、式(11)の対応するオキシランを経る)。
(1): 1.2.44リアゾール−1−イル(2)、
イミダゾール−1−イル (3):酢酸エチル/ヘキサン−6=4(4)、酢酸エ
チル/エタノール−40:1(5)、: C3H5−シ
クロプロピル(6)、ジアステレオマー混合物、薄層ク
ロマトグラフィーにより分離。
ノアステレオマ−A: Rr=o、ac酢酸エヂル/ヘ
キサン 6.4) ジアステレオマーB: Rf=0.4(酢酸エヂル/ヘ
キサン6・4) 後者(B形)は結晶化しうる、m、p、 91〜92°
実施例3 2−(4−ブロムエヂニルフェニル)−3,3−ツメチ
ル−1−(II−1,1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ブタン−2−オールの製造。
2.5NのNaOH溶液10Jに、ブ七ム2gを加え、
それに2−(4−エヂニルフェニル)−3゜3−ツメチ
ル−1−(11−1−1,2,41−リアゾール−1−
イル)ブタン−2−オール2.7gとジる。
反応混合物を3時間室温に保ち、次いで100Jの水で
希釈し、ジエチルエーテルで抽出する。
エーテル溶液を水洗、乾燥し、溶媒を留去する。
残留物をムギサン/トルエンから再結晶し、無色結晶を
得る、mp、 ’138°(Rf=0.4 酢酸エチル
/ヘキサン−6:4)。
実施例4 実施例2と同様にして、X=HでありR−C=C基がパ
ラ位にある、以下に示す式(I)の化合物が得られる(
式(ic)の対応する化合物から出発する)。
実施例 RRIAz Rf、m、I)。
4、’l**(4’ t、−C,H8Tr45〜46゜
4.2 (41−CaH7Tr 4.3 I 1−C3H7Tr 122゜4.4 Br
 i C3H7T’r 197゜Tr =1,2.4−
)リアゾール−1−イル**30%パークロロ化合物で
汚染されている。
実施例5 2−(4−エチニルフェニル)−3−メヂルー■−(I
I−(−1,2,4−)リアゾール−1−イル)ブタン
−2−オールの製造。
2−(4−エチニルフェニル)−3−メチル−1−(I
I(−j、2’、4−)リアゾール−1−イル)ブタン
−2−オール12gとへキサメヂルポスホン酸トリアミ
ド50m克の撹拌混合物に、15分以内でN−(dl−
スクシンイミド248gを分割して加える。これは軽い
発熱反応である(反応温度・は20°〜30°に上昇す
る)。反応温度を26〜30°に保ちながら1時間、反
応混合物を撹拌 ′しながら少し冷却する。
澄明な黄色反応溶液を1000mi、の水に注ぎ、ノエ
ヂルエーテルで抽出する。ジエチルエーテル相を1回水
洗し、乾燥し、溶媒を留去する。Nj状残留物をトルエ
ン/酢酸エチル3.7を用いてノリカゲルカラム上でク
ロマトグラフィーに付し、不純標記化合物を得る(r(
f=0.35)。
実施例6 2−(4−ヨードエチニルフェニル)−3−メチル−1
−(IH’−1,2,4−)リアゾール−1−イル−ブ
タン−2−オールの製造。
2−(4−エチニルフェニル)−3−メチル−1−(I
I(1,2,4−トリアゾール−I−イル−ブタン−2
−オール5.1gと無水(、l−1307(I 00J
の溶液に、沃素2.6gと30%Na0I4溶液10m
児を20〜25°で撹拌しながら同時に加える。反応混
合物を撹拌しながら24時間室温に保ち、次いでH20
50OJ中に注ぎCH2C12で抽出する。有機相を洗
浄、乾燥、濃縮する。残留物を蒸留ヘキサン中で撹拌し
、16時間にイつたり静置する。沈殿物を吸引濾過し、
乾燥して、mp122°の標記化合物を無色結晶として
得る。
実施例7 2−[4−(フェニルエチニル)フェニル]−3−メヂ
ルー1=(IH−1,2,、l)リアゾール−I−イル
−ブタン−2−オールメチルエーテルの製造。
NaH(1,6g、80%)を無水ジメチルホルムアミ
ド60mJ1.中で撹拌し、次いで、化合物2.4(1
6,6g)とジメチルポルムアミド60mflの溶液に
室温で60分間以内で滴加する。混合物を30分間撹拌
する。次いで、よう化メチル(7,4g)をそれに加え
る。混合物を室温で15時間撹拌し、水で希釈する。固
体沈殿物を吸収し、水洗、乾燥して標記化合物を得る。
mp、 181°(石油エーテル、無色結晶)、Rf=
 0 、6 (CI−I C1,3/ CI−I 30
H95:5)。
実施例8:殺真菌用途 8.1 小麦におけるうどん粉層の抑制エリンフエ・グ
ラミニスにかかった小麦を噴霧液1jJ当り、活性成分
として化合物2.4を300mgの濃度で溶かしたもの
からなる、噴霧液で処理する。噴霧適用量は500克/
11aである。この処理により、うどん粉層が顕著に抑
制される。
8.2 小麦におけるさび病の抑制 プシニア・ストリポルミス(黄さび病)にかかった小麦
を、噴霧液11当り100Dの活性成分の濃度で化合物
2.4を含有した噴霧液で処理する。
噴霧適用量は1o o o i/haである。この処理
により、さび病が顕著に抑制される。
[中間体] 実施例9 1〜(4−エチニルフェニル)−2,2−ジメチルプロ
パン−1−オンの製造。
ビス−(トリフェニルポスフィン)−パラジウムジクロ
リド1.4gとCul O,19gを室温でトリメチル
シリルアセチレンI O,5gと1−(4−ブロモフェ
ニル)−2,2−ジメチルプロパンー1−オン236g
と無水ジエチルアミン350m1−の溶液に加える。反
応混合物を室温で20時間撹拌し、回転エバポレーター
で濃縮乾固し、残留物をトルエンで数回抽出する。トル
エンを留去し、残った粘稠油状物を、移動相としてヘキ
サン/トルエン2・ 1を用いてシリカゲルカラム上ク
ロマトグラフィーに付し、’I−(4−トリメヂルシリ
ルエヂニルーフェニル)−2、2−ジメチルプロパン−
1〜オンを得る。
上記残留物21.6gを、CH30I4 100m、l
と1NKOH水溶液8.0 mJiの混合物中、40’
で4時間撹拌する。CI−I fi OI−1を回転エ
バポレーターで留去する。曲状残留物をジエチルエーテ
ルに溶かし、上記反応混合物を濃縮して標記化合物を粘
稠油状物として得る(Rr=0.35、トルエン)。
実施例10 1−[4−(1−プロピニル)−フェニルJ−2−メチ
ルプロパン−1−オンの製造。
三頚の丸底フラスコを窒素ですずき、撹拌棒を取り付げ
、無水テトラヒドロフラン100mflに溶かした【7
粒とMg11.2gを仕込む。1−(4−プロモフエニ
ル)−1−プロピン20gとエヂルブロミド5gの混合
物を、そこに温度が65゜まて上昇するような速度て撹
拌しながら滴加する。
その直後無水テトラヒドロフラン100m、9とI−(
4−ブロモフェニル)−1−プロピン70gをさらに加
えると65°で部分環流するのが認められる。
滴加完了後、反応混合物を65°で4時間撹拌し、次い
で冷却する。次いで、イソブチロニトリル27.6gを
15分間で加え、50°で8時間撹拌する。反応混合物
を500mflの氷水に注ぎ、H2SO4108g(1
,1モル)で酸性化し、80゜で1時間加熱する。形成
した黒色油状物を分離し、水蒸気蒸留する。初留の油状
分留物を取り除く。
蒸留した標記化合物を結晶化により精製する。mp。
510(Rf=0,4 ジエチルエーテル/ヘキサン 
3:97)。
本発明化合物およびその薬理学的に許容しうる塩もまた
、興味深い薬理学的性質、特に抗真菌作用を存する。抗
菌活性は、試験管内試験、例えば酵母、糸状菌および皮
膚糸状菌のような種々の利および種類の真菌に対して約
0.05ないし約50μy/mlの濃度で行なう試験管
内系列希釈試験、および例えば(カンジダ・アルビカン
スを膣内感染させた)マウスの膣カンジダ症モデルに対
し約IOないし100mg/体重kgの用量で全身、経
口適用する生体内試験により確認される。
したがって、本発明化合物は薬理学的用途、特に抗真菌
用に適用される。抗真菌用として好ましい1日用量は7
0ないし2000mgである。
本発明化合物は、例えば塩化水素、臭化水素酸、硫酸、
硝酸、酸性フマール酸およびナフタリン−1,5−ンス
ルポン酸の薬理学的に許容し得る酸イ」加塩として用い
てムにい。
本発明化合物は、常用の薬理学上許容される不活性担体
、および所望により他の補佐薬と混合することができる
。これらは、錠剤またはカプセルのような内用単位投与
形態として投与でき、また軟膏またはクリーム等の常用
形態で局所にまたは非経口投与することができる。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人
弁理士 μ?山 葆 他1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (り新規α−(エチニル置換フェニル)−α−ヒドロカ
    ルビル−11−I−アゾール−1−エタノール(ここで
    、アゾールは1,2.4−トリアゾール−1−イルまた
    はイミダゾール−1−イルであり、エチニル基は非置換
    もしくは置換されており、フェニル基はさらに置換基を
    有していてもよい)、およびこのようなエタノール化合
    物のエーテルの遊離形または酸付加塩、アルコレートも
    しくは金属錯体形。 (2)式(1) (式中、RはH1ハロゲン、Cl−sアルキル、C2−
    5アルケニル、C3−7シクロアルキル、非置換または
    フェニル環が置換されたフェニルもしくはフェニル−0
    1−3アルギレンを示す。RIは非置換またはハロゲン
    で置換されたC1−8アルギル、C2−8アルケニルも
    しくはC2−8アルキニルであるか、または非置換また
    はC1−3アルキルもしくはC3−6シクロアルギルで
    置換されたC2−8シクロアルキルもしくはC3−8シ
    クロアルキル−C3−3アルキレンであるか、または非
    置換またはフェニル環が置換されたフェニルもしくはフ
    ェニルC1−3アルギレンである。Azは1.2.4−
    トリアゾール−1−イルまたはイミダゾール−1−イル
    であり、XはI」、Cl−5アルギル、C1−5アルコ
    ギン、ハロゲン、CF3.0CF3、No、またはフェ
    ニルである)で示される特許請求の範囲第1項記載の化
    合物、およびこのようなエタノール化合物のエーテルの
    に離形または酸イ11加塩、アルコレートもしくは金属
    錯体形。 (3)R=C=C−話がパラ位にあり、RがI−I、C
    12、Br、CH3、n−C,I−1,、L−C4I(
    、またはフェニルであり、Roがl C31−1?、t
     −04,1−19、C3−6シクロアルキルまたはC
    3−、ノクロアルキルーC9−3アルキレンであり、X
    がHlおよびAzが1.2゜4−トリアゾール−1−イ
    ルである、特許請求の範囲第2項記載のエタノール。 (4)RおよびRIがそれぞれ、 a)Brおよびt、C4H9であるか、または、b)C
    eHsおよびj C3H?であるか、または、c)Cs
    I4sおよびシクロプロピル−CH(CH3)である、
    特許請求の範囲第3項記載の化合物。 (5)R1がシクロプロピル−C1−3アルキレンであ
    る、特許請求の範囲第3項記載の化合物。 (6)特許請求の範囲第1〜5項記載の化合物の遊離形
    またはその農業上許容される酸イ」加塩、アルコレート
    もしくは金属錯体および農業上許容される希釈剤からな
    る、植物用殺真菌剤。 (7)特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1つに記載
    の化合物の遊離形またはその農業上許容される酸付加塩
    、アルコレートもしくは金属錯体形の殺菌有効量を真菌
    の座に適用することからなる、植物病原性真菌と戦う方
    法。 (8)個々にまたは集合的に、本出願の明細書および/
    または特許請求の範囲で言及または示唆した工程、特徴
    、組成物および化合物およびそれらのうちの任意のもの
    および全て、または2個またはそれ以上の上記工程また
    は特徴を組み合わせたもの。
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