JPS608937Y2 - 研磨ホイ−ル - Google Patents
研磨ホイ−ルInfo
- Publication number
- JPS608937Y2 JPS608937Y2 JP9505881U JP9505881U JPS608937Y2 JP S608937 Y2 JPS608937 Y2 JP S608937Y2 JP 9505881 U JP9505881 U JP 9505881U JP 9505881 U JP9505881 U JP 9505881U JP S608937 Y2 JPS608937 Y2 JP S608937Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coated abrasive
- wheel
- abrasive paper
- polishing
- polished
- Prior art date
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- Expired
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はホイール基板に研磨布紙を植立した研磨ホイ
ールに関するものである。
ールに関するものである。
一般に、金属や樹脂、木材、コンクリートなどの多種に
わたる表面研磨に用いられる研磨ホイールは、ホイール
基板の裏面に1枚の円板状の研磨布紙を接着固定した平
面状タイプと、ホイール基板上に複数枚の矩形の研磨布
紙を放射状に植立した放射状タイプのものが、多く使用
され、さらにこれを改良して、ホイール基板上に長尺な
矩形の研磨布紙をホイール基板の中心から外に拡がる渦
巻き状に植立固定した渦巻きタイプのものも使用されつ
つある。
わたる表面研磨に用いられる研磨ホイールは、ホイール
基板の裏面に1枚の円板状の研磨布紙を接着固定した平
面状タイプと、ホイール基板上に複数枚の矩形の研磨布
紙を放射状に植立した放射状タイプのものが、多く使用
され、さらにこれを改良して、ホイール基板上に長尺な
矩形の研磨布紙をホイール基板の中心から外に拡がる渦
巻き状に植立固定した渦巻きタイプのものも使用されつ
つある。
平面状タイプの研磨ホイールは研磨布紙の研磨面を金属
板等の被研磨面に面接触させて研磨するもので、製造容
易で材料が少く安価である利点を有するが、(a)被研
磨面とのなじみ性が悪い、(b)研磨布紙の目詰まりが
激しい、(C)摩擦による被研磨面の温度上昇が激しく
て艶消し等のトラブルが発生し易い、(d)寿命が極端
に短い、などの欠点がある。
板等の被研磨面に面接触させて研磨するもので、製造容
易で材料が少く安価である利点を有するが、(a)被研
磨面とのなじみ性が悪い、(b)研磨布紙の目詰まりが
激しい、(C)摩擦による被研磨面の温度上昇が激しく
て艶消し等のトラブルが発生し易い、(d)寿命が極端
に短い、などの欠点がある。
また放射状タイプのものは平面状タイプの改良品で、例
えば第1図及び第2図に示すような構造を有する。
えば第1図及び第2図に示すような構造を有する。
この第1図及び第2図において、1はファイバー等のホ
イール基板、2はホイール基板1の中央部に設けた取付
穴、3はホイール基板1の片面上に複数枚を等間隔で放
射状に植立固定した矩形の研磨布紙である。
イール基板、2はホイール基板1の中央部に設けた取付
穴、3はホイール基板1の片面上に複数枚を等間隔で放
射状に植立固定した矩形の研磨布紙である。
図示例の研磨布紙3は全て同一寸法で、研磨面を同一方
向に揃えてホイール基板1上に、エポキシ樹脂系等の接
着剤4と寒冷紗等の補強布5を介して植立固定される。
向に揃えてホイール基板1上に、エポキシ樹脂系等の接
着剤4と寒冷紗等の補強布5を介して植立固定される。
また渦巻きタイプの研磨ホイールは上記放射状タイプの
研磨ホイール6を更に改良して、研磨布紙の飛散防止、
及び研磨布紙の植設時の作業工数の低減等の効果を挙げ
ることを目的として考案されたもので、例えば第3図及
び第4図に示すような構造を有する。
研磨ホイール6を更に改良して、研磨布紙の飛散防止、
及び研磨布紙の植設時の作業工数の低減等の効果を挙げ
ることを目的として考案されたもので、例えば第3図及
び第4図に示すような構造を有する。
この第3図及び第4図において、1はファイバー等のホ
イール基板、2はホイール基板1の中央部に設けた取付
穴、7はホイール基板1の片面に植立固定した1枚の長
尺な研磨布紙、8は研磨布紙7をホイール基板1に植立
固定するための接着剤である。
イール基板、2はホイール基板1の中央部に設けた取付
穴、7はホイール基板1の片面に植立固定した1枚の長
尺な研磨布紙、8は研磨布紙7をホイール基板1に植立
固定するための接着剤である。
この研磨布紙7は長尺なテープ状のもので、研磨面を外
に向けてホイール基板1上に、ホイール基板1の中心か
ら外に拡がるlっの渦巻き状に植立する。
に向けてホイール基板1上に、ホイール基板1の中心か
ら外に拡がるlっの渦巻き状に植立する。
この研磨布紙7の渦巻きの、ホイール基板1の中心部か
ら外に拡がる。
ら外に拡がる。
渦巻き方向はホイール基板1の研磨時の回転方向Xと逆
にする。
にする。
又、研磨布紙7は所定の間隔gをもって渦巻き状に植立
配置する。
配置する。
そして、この放射状タイプ状と渦巻きタイプの研磨ホイ
ール6.9による研磨は第5図及び第6図に示すように
、ハンドグラインダー10の回転軸11に研磨ホイール
6.9を固定して、研磨ホイール6.9を回転させなが
ら研磨布紙3,7の一側端3’、 7’を被研磨面12
に押し付けて行っていた。
ール6.9による研磨は第5図及び第6図に示すように
、ハンドグラインダー10の回転軸11に研磨ホイール
6.9を固定して、研磨ホイール6.9を回転させなが
ら研磨布紙3,7の一側端3’、 7’を被研磨面12
に押し付けて行っていた。
これら研磨ホイール6.9は複数の研磨布紙3の間、或
いは渦巻き状の研磨布紙7の間の空間の空気が研磨布紙
3,7でガイドされて外に流出していく。
いは渦巻き状の研磨布紙7の間の空間の空気が研磨布紙
3,7でガイドされて外に流出していく。
そのため、この空気の流出で研磨布紙3.7と被研磨面
12が空冷されて、艶消しや焼付きの心配がなくなる。
12が空冷されて、艶消しや焼付きの心配がなくなる。
また研磨布紙3,7間の空気の流出に伴って、研削屑が
外部に排除されるから、研磨布紙3,7の目詰まりがな
く長寿命化が可能になる。
外部に排除されるから、研磨布紙3,7の目詰まりがな
く長寿命化が可能になる。
しかしながら、上記放射状タイプの研磨ホイール6並び
に渦巻き状タイプの研磨ホイール9に用いられる研磨布
紙3,7は、布又は紙等の基材に研磨砥粒を接着剤で固
着したものであって、基材のみの場合に比べるとかなり
大きな剛性を持っている。
に渦巻き状タイプの研磨ホイール9に用いられる研磨布
紙3,7は、布又は紙等の基材に研磨砥粒を接着剤で固
着したものであって、基材のみの場合に比べるとかなり
大きな剛性を持っている。
従って第5図或いは第6図に示すようにハンドグライン
ダー10に取付けて、研磨作業を行なうと、研磨布紙3
,7が被研磨面12に断続して弾かれて振動を発生する
謂ゆるビビリ振動が起っていた。
ダー10に取付けて、研磨作業を行なうと、研磨布紙3
,7が被研磨面12に断続して弾かれて振動を発生する
謂ゆるビビリ振動が起っていた。
このため研磨作業が困難になると共に被研磨面12に振
動に伴う傷が形成されて、仕上りむらが生じ表面を均一
で滑らかに仕上げることが難かしくなっていた。
動に伴う傷が形成されて、仕上りむらが生じ表面を均一
で滑らかに仕上げることが難かしくなっていた。
このビビリ振動が起こらないようにするためには、ハン
ドグラインダー10から加える押圧力を大きくして、研
磨布紙3゜7が被研磨面12から離れないようにすれば
よい。
ドグラインダー10から加える押圧力を大きくして、研
磨布紙3゜7が被研磨面12から離れないようにすれば
よい。
しかし押圧力を大きくすると、研磨布紙3゜7と被研磨
面12との間の接触圧が大きくなりすぎて、研磨布紙3
,7の損耗が激しくなり寿命が短くなる。
面12との間の接触圧が大きくなりすぎて、研磨布紙3
,7の損耗が激しくなり寿命が短くなる。
また、押圧力を大きくした場合、第7図或いは第8図に
示すように、研磨布紙3,7がホイール基板iに接着剤
4,8で固着された付は根3″、7″で徐々に折れ曲っ
て行き、被研磨面12から離しても復元しなくなる。
示すように、研磨布紙3,7がホイール基板iに接着剤
4,8で固着された付は根3″、7″で徐々に折れ曲っ
て行き、被研磨面12から離しても復元しなくなる。
このように研磨布紙3,7が倒れた状態になってしまう
と、研磨中に被研磨面12に対して適当な弾圧力が作用
しな(なり、研磨布紙3.′7をホイール基板1に植立
させたことによる作用効果が失なわれ、先に述べた平面
状タイプの研磨ホイールにおける欠点と同様のトラブル
が発生し、ひいては寿命が短くなる。
と、研磨中に被研磨面12に対して適当な弾圧力が作用
しな(なり、研磨布紙3.′7をホイール基板1に植立
させたことによる作用効果が失なわれ、先に述べた平面
状タイプの研磨ホイールにおける欠点と同様のトラブル
が発生し、ひいては寿命が短くなる。
そして、この研磨布紙3,7が徐々に倒れた状態になっ
て行くという現象は、渦巻き状タイプの研磨ホイール9
に比べて、放射状タイプの研磨ホイール6において特に
著るしく、これに外力のバラツキ、高速回転などの要因
が重なると、研磨布紙3の接着部に強大な力が加わって
、研磨布紙3がホイール基板1から剥れて飛散すること
があった。
て行くという現象は、渦巻き状タイプの研磨ホイール9
に比べて、放射状タイプの研磨ホイール6において特に
著るしく、これに外力のバラツキ、高速回転などの要因
が重なると、研磨布紙3の接着部に強大な力が加わって
、研磨布紙3がホイール基板1から剥れて飛散すること
があった。
そこで、本考案は上記従来の問題点に鑑み、これを解決
したもので、ホイール基板上に植立固定された研磨布紙
として、複数の貫通孔を適当な間隔で穿設したものを使
用した研磨ホイールを提供する。
したもので、ホイール基板上に植立固定された研磨布紙
として、複数の貫通孔を適当な間隔で穿設したものを使
用した研磨ホイールを提供する。
以下本考案を図面を参照して説明する。第9図及び第1
0図は放射状タイプの研磨ホイールに本考案を実施した
ものを示し、13はファイバー等のホイール基板、14
はホイール基板13の中央部に設けた取付穴、15はホ
イール基板13の片面上に複数枚を等間隔で放射状に植
立固定した矩形の研磨布紙である。
0図は放射状タイプの研磨ホイールに本考案を実施した
ものを示し、13はファイバー等のホイール基板、14
はホイール基板13の中央部に設けた取付穴、15はホ
イール基板13の片面上に複数枚を等間隔で放射状に植
立固定した矩形の研磨布紙である。
この研磨布紙15は全て同一寸法で、研磨面を同一方向
に揃えてホイール基板13上に、第10図に示すように
寒冷紗等の補強布24を介して接着剤17で植立固定さ
れており、また、この研磨布紙15には、第11図に示
すように多数の貫通孔16が隣接する列の貫通孔同士で
配置が互い違いになるように穿設されている。
に揃えてホイール基板13上に、第10図に示すように
寒冷紗等の補強布24を介して接着剤17で植立固定さ
れており、また、この研磨布紙15には、第11図に示
すように多数の貫通孔16が隣接する列の貫通孔同士で
配置が互い違いになるように穿設されている。
この構造の研磨ホイール18では、その研磨布紙15が
貫通孔16の存在により、可撓性が与えられ、弾力性に
富むものとなっている。
貫通孔16の存在により、可撓性が与えられ、弾力性に
富むものとなっている。
従って、この研磨ホイール18をハンドグラインダー1
0の回転軸11に取付けて、被研磨面12を研磨すると
、第12図に示すように、自然に押し付けるだけで研磨
布紙15が適当な弾圧力を持って撓み、適正な押圧力で
もって被研磨面12を研磨することができ、研磨作業が
容易になる。
0の回転軸11に取付けて、被研磨面12を研磨すると
、第12図に示すように、自然に押し付けるだけで研磨
布紙15が適当な弾圧力を持って撓み、適正な押圧力で
もって被研磨面12を研磨することができ、研磨作業が
容易になる。
またこの場合研磨布紙15が適当な弾圧力でもって、常
時被研磨面12を押圧していて、被研磨面12から離れ
ることがないので、従来の欠点であった謂ゆるビビリ振
動の発生がなくなり、振動による傷が付かなくなり、滑
らかな仕上げ面が得られる。
時被研磨面12を押圧していて、被研磨面12から離れ
ることがないので、従来の欠点であった謂ゆるビビリ振
動の発生がなくなり、振動による傷が付かなくなり、滑
らかな仕上げ面が得られる。
また研磨中に研磨布紙15が撓んでも、この撓みは全体
的なものであって、従来の如き局部的なものではないた
め、被研磨面12から研磨ホイール18を離すと、すぐ
に復元する。
的なものであって、従来の如き局部的なものではないた
め、被研磨面12から研磨ホイール18を離すと、すぐ
に復元する。
さらに研磨の際、従来の如く強い力で押圧しなくても、
ビビリ振動が起らないので、無理な力が研磨布紙15に
作用することがなくなり、研磨布紙15のホイール基板
13からの離脱、及び焼付きや目詰りがなくなって寿命
が長くなる。
ビビリ振動が起らないので、無理な力が研磨布紙15に
作用することがなくなり、研磨布紙15のホイール基板
13からの離脱、及び焼付きや目詰りがなくなって寿命
が長くなる。
また、研磨布紙15に貫通孔16が穿設されているので
、この部分からも空気が流れ、従来の如く貫通孔のない
研磨布紙3を植立固定した研磨ホイール6に比べて、放
冷効果が大きく、研磨布紙15の耐久性及び被研磨面1
2の焼付き防止効果が高くなる。
、この部分からも空気が流れ、従来の如く貫通孔のない
研磨布紙3を植立固定した研磨ホイール6に比べて、放
冷効果が大きく、研磨布紙15の耐久性及び被研磨面1
2の焼付き防止効果が高くなる。
なお、研磨布紙15に穿設する複数の貫通孔16の配置
及び径aや間隔1は、図示例のものに限られないが、第
11図に示したように貫通孔16の配置はなるべく分散
させて特定の方向に傾よらないようにすることが好まし
い。
及び径aや間隔1は、図示例のものに限られないが、第
11図に示したように貫通孔16の配置はなるべく分散
させて特定の方向に傾よらないようにすることが好まし
い。
また貫通孔16を穿設した研磨布紙15の端面15′が
徐々に磨耗していくと、ある時点で、被研磨面12に対
して貫通孔16が位置し、そこでは研磨作用がなくなる
結果、研磨むらのおそれが生じる。
徐々に磨耗していくと、ある時点で、被研磨面12に対
して貫通孔16が位置し、そこでは研磨作用がなくなる
結果、研磨むらのおそれが生じる。
これを防止するにはハンドグラインダー10を被研磨面
12に対して少しずつ移動させて、研磨量を各位置に対
して均一化すればよいが、第13図に示すように、研磨
布紙15に穿設される貫通孔16を、ホイール基板13
に植立固定された隣接する研磨布紙15ごとに位置をず
らして、磨耗により貫通孔16の一つが被研磨面にさし
かかっても、隣接する研磨布紙15の対応位置では貫通
孔16がないようにすれば、研磨量が各位置で均一に保
たれ、研磨むらがなくなる。
12に対して少しずつ移動させて、研磨量を各位置に対
して均一化すればよいが、第13図に示すように、研磨
布紙15に穿設される貫通孔16を、ホイール基板13
に植立固定された隣接する研磨布紙15ごとに位置をず
らして、磨耗により貫通孔16の一つが被研磨面にさし
かかっても、隣接する研磨布紙15の対応位置では貫通
孔16がないようにすれば、研磨量が各位置で均一に保
たれ、研磨むらがなくなる。
また、上記実施例では研磨布紙15を補強布24を介し
てホイール基板13に固着していたが、取付強度を特に
強固にする必要がない場合は、補強布24なしで固着し
てもよい。
てホイール基板13に固着していたが、取付強度を特に
強固にする必要がない場合は、補強布24なしで固着し
てもよい。
また上記実施例による研磨状態を見ると、ホイール基板
13上の研磨布紙15の研磨量及び負荷の大きさは、第
9図において移動速度の大きい外側の部分15aの方が
内側の部分15bよりも大きく、消耗が激しく、倒れ易
い。
13上の研磨布紙15の研磨量及び負荷の大きさは、第
9図において移動速度の大きい外側の部分15aの方が
内側の部分15bよりも大きく、消耗が激しく、倒れ易
い。
この対策として第14図に示すように径方向の長さが異
なる大小二枚の研磨布紙15,19を一組として、ホイ
ール基板13上に重ねて植立固定し、外側で二枚重ね、
内側は一枚のみになるようにしてもよい。
なる大小二枚の研磨布紙15,19を一組として、ホイ
ール基板13上に重ねて植立固定し、外側で二枚重ね、
内側は一枚のみになるようにしてもよい。
上記実施例はいずれも放射状タイプの研磨ホイールであ
ったが、本考案はホイール基板上に研磨布紙を所定間隔
で層をなすように植立固定したものに全て実施でき、そ
の植立構造を問わない。
ったが、本考案はホイール基板上に研磨布紙を所定間隔
で層をなすように植立固定したものに全て実施でき、そ
の植立構造を問わない。
例えば第3図及び第4図に示したような渦巻き状タイプ
の研磨ホイールにも、その研磨布紙7に多数の貫通孔を
適当な間隔で散在させて穿設したものを用いて実施でき
る(図示せず)ことは勿論であり、上述したような放射
状タイプの研磨ホイール18と同様の効果を挙げること
ができる。
の研磨ホイールにも、その研磨布紙7に多数の貫通孔を
適当な間隔で散在させて穿設したものを用いて実施でき
る(図示せず)ことは勿論であり、上述したような放射
状タイプの研磨ホイール18と同様の効果を挙げること
ができる。
また第15図及び第16図に渦巻き状タイプの研磨ホイ
ール23における別の実施例を示す。
ール23における別の実施例を示す。
この実施例はホイール基板13上に、多数の貫通孔20
が散在させて穿設された二枚の長尺な研磨布紙21゜2
2を間隔をもって渦巻き状に植立固定したものである。
が散在させて穿設された二枚の長尺な研磨布紙21゜2
2を間隔をもって渦巻き状に植立固定したものである。
この実施例では各研磨布紙21,22の研磨面の粒径を
相異させる等して、異なる研磨能力の研磨布紙21,2
2を使用することが可能である。
相異させる等して、異なる研磨能力の研磨布紙21,2
2を使用することが可能である。
なお、本考案で言う研磨布紙とは従来一般に云うサンド
ペーパー及び布に砥粒を接着した研磨布を始め、不織布
に研磨粒材を含浸せしめたもの等多少柔軟性のある板状
の研磨材を指している。
ペーパー及び布に砥粒を接着した研磨布を始め、不織布
に研磨粒材を含浸せしめたもの等多少柔軟性のある板状
の研磨材を指している。
以上説明したように、本考案は円板状のホイール基板上
に研磨布紙を所定間隔で層をなすように植立固定したも
のであって、この研磨布紙に複数の貫通孔を適当な間隔
で穿設した研磨ホイールを提供したから、研磨布紙に与
えられた可撓性及び弾力性によって、研磨ホイールを被
研磨面に軽く押し付けるだけでビビリ振動なしで被研磨
面を適正な押圧力で研磨することができ、被研磨面に傷
を付けることなく、滑らかな仕上げ面が得られる。
に研磨布紙を所定間隔で層をなすように植立固定したも
のであって、この研磨布紙に複数の貫通孔を適当な間隔
で穿設した研磨ホイールを提供したから、研磨布紙に与
えられた可撓性及び弾力性によって、研磨ホイールを被
研磨面に軽く押し付けるだけでビビリ振動なしで被研磨
面を適正な押圧力で研磨することができ、被研磨面に傷
を付けることなく、滑らかな仕上げ面が得られる。
また無理な力を加えなくてもよいので、研磨作業が容易
になり、研磨ホイールの寿命も長くできる。
になり、研磨ホイールの寿命も長くできる。
第1図及び第2図は放射状タイプの従来の研磨ホイール
の底面図及びそのA−A線断面図、第3図及び第4図は
渦巻き状タイプの従来の研磨ホイールの底面図及びその
B−B線断面図、第5図及び第6図は放射状タイプ及び
渦巻き状タイプの研磨ホイールの使用状態の断面図、第
7図及び第8図はその使用状態の一部拡大側面図及び一
部拡大断面図、第9図及び第10図は本考案による放射
状タイプの研磨ホイールの実施例を示す底面図及びその
C−C線断面図、第11図はその研磨布紙の拡大斜視図
、第12図はその使用状態の一部拡大側面図、第13図
は隣接する研磨布紙において貫通孔の位置をずらせた場
合の位置関係図、第14図は本考案による放射状タイプ
の研磨ホイールの他の実施例を示す底面図、第15図及
び第16図は本考案による渦巻き状タイプの研磨ホイー
ルの応用例を示す底面図及び側面図である。 13・・・・・・ホイール基板、14・・・・・・取付
穴、15、 19.21.22・・・・・・研磨布紙、
16.20・・・・・・貫通孔、17・・・・・・接着
剤、18.23・・曲研磨ホイール、24・・・・・・
補強布。
の底面図及びそのA−A線断面図、第3図及び第4図は
渦巻き状タイプの従来の研磨ホイールの底面図及びその
B−B線断面図、第5図及び第6図は放射状タイプ及び
渦巻き状タイプの研磨ホイールの使用状態の断面図、第
7図及び第8図はその使用状態の一部拡大側面図及び一
部拡大断面図、第9図及び第10図は本考案による放射
状タイプの研磨ホイールの実施例を示す底面図及びその
C−C線断面図、第11図はその研磨布紙の拡大斜視図
、第12図はその使用状態の一部拡大側面図、第13図
は隣接する研磨布紙において貫通孔の位置をずらせた場
合の位置関係図、第14図は本考案による放射状タイプ
の研磨ホイールの他の実施例を示す底面図、第15図及
び第16図は本考案による渦巻き状タイプの研磨ホイー
ルの応用例を示す底面図及び側面図である。 13・・・・・・ホイール基板、14・・・・・・取付
穴、15、 19.21.22・・・・・・研磨布紙、
16.20・・・・・・貫通孔、17・・・・・・接着
剤、18.23・・曲研磨ホイール、24・・・・・・
補強布。
Claims (1)
- 円板状のホイール基板上に研磨布紙を所定間隔で層をな
すように植立固定したものにおいて、この研磨布紙に複
数の貫通孔を適当な間隔で穿設したことを特徴とする研
磨ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9505881U JPS608937Y2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 研磨ホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9505881U JPS608937Y2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 研磨ホイ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58857U JPS58857U (ja) | 1983-01-06 |
JPS608937Y2 true JPS608937Y2 (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=29889977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9505881U Expired JPS608937Y2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 研磨ホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608937Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9505881U patent/JPS608937Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58857U (ja) | 1983-01-06 |
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