JPS6088921A - 内視鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［光明の技術分野］ 本発明は照明用光源の交換を容易にできるようにした内
視鏡に関する。

［ＦＦ、明の技術向背」とその問題点］近年、体腔内に
細長の挿入部を挿入することにより、体腔内臓器等を観
察したり、必要に応じ処ＭＲ用チャンネル内を挿通した
鉗子等の処置具を用いて生体内組織を採取して息部を詳
しく診断したり、治療処置することのできる区療用内視
鏡が広く用いられている。又、工業用分野においても、
ボイラ、化学プラント類等の管内の状態を観察あるいは
管内表面の付着物を採取して検査する等保守面にも内視
鏡が利用されている。

上記内視鏡には挿入部が軟性で、湾曲できる構造の軟性
内視鏡と、挿入部が硬性で略直線状の硬性内視鏡がある
。

上記軟性内視鏡における像伝達手段としては、従来フ１
イババントル（光学繊維束）で形成したイメージカイト
が広く用いられており、一方、硬性内視鏡においてはリ
レーレンズ系が広く用いられている。

これら内視鏡における照明手段としてはライ１−ガイド
が広く用いられていたが、最近説寮手段に像伝達用のイ
メージガイドとか、リレーレンズ系を必要としない固体
撮像素子を用いたものが種々提案され、これに伴って（
より細径の挿入部を実現すべく）照明手段としてもライ
１〜ガイドを用いることなく、発光ダイオード（ＬＥＤ
）を用いたものが種々提案されている。

しかしながら、上記発光ダイオードは一般に固体撮像素
子に比べると野分が短いため、交換可能にする必要があ
り、従来例においてはその交換作業に手間どるという欠
点を有していた。

［発明の目的コ 本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、照明
用光源を交換が容易にできるようにした内視鏡を提供す
ることを目的とする。

「発明の概要」 本発明は先端構成部を榎故に分離し、これらに着脱自在
の連結手段を形成づるか、別体の連結手段で着脱自在に
連結可能にすると共に、照明用光源を着脱自在に装着で
きるＩＭ造にして交換を容易にできるようにしである。

［発明の実施例コ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１０及び第２図は本発明の第１実施例に係り、第１図
は第１実施例における先端の形状を示し、第２図は第１
図のＡ−Ａ−線で切断した断面にて先端部分の構造を分
離して示す。

第１実施例の内視鏡は、可撓性で細径となる挿入部１の
前端側にテーパ状に若干大径となる湾曲部２が形成され
、該湾曲部２に隣接する前端に２体に分離可能となる硬
性の先端構成部３が連設されている。

上記先端（構成）部３は、第２図に示すように先端部本
体３Ａと先端キャップ３Ｂとに分離可能で、先端部本体
３Ａの前端面の外周に突縁部４を設けて、該突縁部４の
内周に形成した雌ねじに螺合して先端キャップ３Ｂを着
服自在に装着できるようになっている。

上記先端部本体３Ａの略中火には透孔が形成され、レン
ズ枠６を介して対物レンズ系７が透孔内壁に固定されて
いる。この対物レンズ系７の光軸上で、該対物レンズ系
７の焦点面となる位置にその前面の撮像面（受光面）が
臨むようにして電荷結合素子（ＣＯＤ＞等の固体撮像素
子８が固定されている。この固体撮像素子８の撮像面に
１は３原色の各波長の光を透過づる色フィルタをモザイ
ク状に配列したく図示しない）色モザイクフィルタを介
して保護用のガラス板９が取付けである。

上記先端部本体３Ａの後端外周は可撓性の外套チューブ
１０の前端が固定され、大径となる部分の外套チューブ
１０内側には複数（多数）の関節駒１１，１１．・・・
が隣接する関節駒１１．１１を枢支して回動できるよう
に縦列され、最先端の関節駒１１は先端部本体３Ａに固
着してあり、該先端部本体３Ａにその先端が固定された
図示しないワイヤの一方を牽引、他方を弛緩することに
よって上下あるいは左右に湾曲可能となる湾曲部２が形
成されている。

一方、上記先端部本体３Ａに着脱可能となる先端キャッ
プ３Ｂにおける上記対物レンズ系７に対向する中央部に
は透孔が形成され、その外部に臨む開口端は（凹面状の
）カバーガラス１２で閉塞されている。このカバーガラ
ス１２の周囲における例えばそれぞれ対称的となる３箇
所に透孔が形成され、それぞれ配光レンズ１３で閉塞さ
れている。これら配光レンズ１３．１３．１３の後方の
透孔には筒状の弾性部材１４．１４．１４をそれぞれ介
して３原色における各波長の光つまり赤。

緑及び青をそれぞれ元売するＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ、１
５Ｂが固定されるようになっている。各ＬＥＤ１５Ｒ，
１５Ｇ、１５Ｂは、元売用に通電される一対の各端子１
６．１６が平面状の（後端面）裏面に若干突出するよう
に形成されており、弾性部材１４をそれぞれ介装するこ
とによって透孔に固定した場合各端子１６．１６が略面
−となる先端キャップ３Ｂ後面かられずかに突出する状
態で固定できるようになっている。

ところで上記先端部本体３Ａにおける上ｉ２　Ｌ　ＥＤ
１５Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂに対向する前面に、それぞれ円
形状の凹部が形成され、各凹部にはそれぞれ絶縁性弾性
部材１７が収納されている。各弾性部材１７の前面には
、ＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ。

１５Ｂの一対の各端子１６．１６と対向する位置に一対
の接点１８．１８が凹部等形成して収納固定されている
。

しかして、上記先端チップ３Ｂを先端部本体３Ａに螺着
すると、先端チップ３Ｂ側に取付けられた各ＬＥＤ１５
Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂの各一対の端子１６．１６は対向す
る各一対の接点１８．１８を押圧し、その押圧した際収
納した弾性部材１７の弾性力によって圧接１°る状態で
保持できるようになっている。

上記一対の各接点１８．１ＥＨよ、それぞれリード線１
９と接続され、各リード線１９は先端部本体３Δ内（の
透孔）を挿通して、上記固体撮像素子８のクロック印加
用及び出力信号用のリード線束２０の外周に巻回された
状態で、挿入部１内を挿通され、各リード線１９単独あ
るいはソート線１９．１９．１９のみで挿通した場合よ
りも湾曲等に対して断線等の事故が生じにくいようにし
である。

ところで上記リード線束２０におけるクロック印加用リ
ード線は図示しないドライブ回路に接続され、該ドライ
ブ回路を経て印加されるクロック信号にて撮像面に規則
正しく配列された多数の受光素子で色フィルタを透過し
た各色の画素として受光され、電荷として蓄積された信
号が順次読出されるようになっている。この続出された
信号は図示しない増幅器にて増幅された後、サンプルホ
ールド回路等にて色信号に分離され、水平及び垂直同期
信号か重畳されてモニタ用カラーテレビジョン受像機の
ＲＧＢ端子に印加され、ブラウン管等の表示面にカラー
画像を表示できるようになっている。

このように構成された第１実施例においては、対物レン
ズ系７で固体搬像素子８の撮像面に被写体の像を結ぶた
めの照明手段として用いられるＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ、
１５Ｂを先端部本体３Ａに着脱自在となる先端キャップ
３Ｂに、弾性部材１４を介して着脱自在に装着できるよ
うになっているので、たとえＬＥＤ１５Ｒ，１４Ｇ、１
５Ｂのいずれかが野分等で点灯できない状態になっても
、簡単且つ迅速に交換して使用できる。又、ＬＥＤ１５
Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂは、対物レンズ系７の周囲に配設さ
れているので、結像範囲を略均−な照明強度で照明でき
る。

尚、上述においては３原色の各波長をそれぞれ単独のＬ
ＥＤてカバーしているが、第１図に示すように対物レン
ズ７の周囲にさらにＬＥＤを配設するスペースがあるの
で必要に応じてざらに配設することもできる。

第３図及び第４図は第２実施例に係り、第３図は先端キ
ャップを示し、第４図は第３図の先端キャンプにおける
ＬＥＤが取付けられるＬＥＤ取伺数句形状を示す。尚、
第３図の先端キャップは第１図に示すように１２０″の
角度をなすＡ−／Ｍ線で切断した状態で示しである。

第２実施例における先端キャップ２１は、その後面側に
円環状凹部を形成して第４図に示すようなＬＥＤ取付枠
２２が収納されている。

上記ＬＥＤ取付枠２２は、例えばプラスチック部材を円
板状に成型し、且つその円板の中心となる位置に同心と
なる透孔を形成すると共に、該透孔と外周とを連通ずる
径方向の切込み２３が形成しである。この切込み２３の
幅を変えることによってＬＥＤ取付枠２２を凹部に（若
刊１偏心自在に収納できるようになっている。

上記ＬＥＤ取付枠２２には中心の透孔の周囲の対称的な
３箇所にＬＥＤ取付用の透孔２４．２４゜２４が形成さ
れそれぞれＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ。

１５Ｂを嵌着できるようになっている。

上記ＬＥＤ取付枠２２を凹部に収納した先端キャップ２
１における各ＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂの径方向の
外側となる３箇所の外周位置には、それぞれねじ孔が形
成され、各ねじ孔に螺合するねじ２５にて各ＬＥ［）１
５Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂが取付けられた位置のＬＥＤ取付
枠２２外周を押圧して切込み２３の幅を可変させること
によって、該ＬＥＤ取付枠２２を変形させて各透孔２４
の位置を若干変化させて各ＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ、１５
Ｂの各光軸の調整を行うことができるようになっている
。

上記先端キャップ２１の後端面外周には係合用の突縁部
２６が形成され、この突縁部２６の内周に形成した雌ね
じに螺合する雄ねじを形成した（図示しない）先端部本
体く例えば第２図における先端部本体３Ａにおける前端
外周を切欠き、雄ねじを形成したもの）に着脱自在で装
着できるようになっている。

上記先端キャップ２１は、その構造が第２図に示すもの
と略同形状であり、対応する同一部材には同符号が付け
て示しである。

この第２実施例は上記第１実施例と略同様の作用効果を
有すると共に、各ＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ。

１５Ｂの位置を調整して対物レンズ系による結像範囲を
より均一″に照明できる状態に設定する等できる。

尚、各ＬＥＤ１５Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂを第１実滴例によ
うな弾性部材１４を介して固定する構造にすることもで
きる。

第５図は第３実施例における挿入部前端側を示す。

この実施例においては上記第１実施例における先端部本
体３Ａにおいて固体ｍ像素子８を用いないで、対物レン
ズ系７はイメージガイド３１の前端面に像を結び、該イ
メージガイド３１で後端側に像を伝達し、手元側の図示
しない接眼部内の接眼レンズを経て観察できるようにな
っている。この先端部本体（符号３Ａで示す。）と先端
キャップ３Ｂとは、該先端キャップ３Ｂの後端面外周に
突縁部３２が形成され、該突縁部３２内周の雌ねじを先
端部本体３Ａ外周の雄ねじに螺合させることによって着
ＩｌＱ自在でｉ看（連結）できるようになっている。

尚、先端部本体３ＡのＬＥＤ用の各リードＩ！１１１９
は、イメージガイド３１の外周を被覆する軟性チューブ
３３外周に巻回して単独で挿入部１内を挿通する場合よ
りも、湾曲の際等に断線しにくいようにしである。

その他は上記第１実施例と略同様の構成であり、対応す
る同一部材には同符号を付けて示しである。

又、その作用効果も略同様のものとなる。

第６図は本光明の第４実施例における先端側を示す。

この実施例における先端キャップ４１は、その後端外周
側に先端部本体４２の前端近例の外周に形成した雄ねじ
と同−形の雄ねじが形成されている。これら両部材の連
結は、先端キャップ４１の後端面を先端部本体４２の前
端面に当接させた状態で、内周の後端側に雌ねじを形成
し、前端を径方向内側に突出させた係止部を形成した固
定環４３を螺合させることにより着脱自在に連結できる
ようになっている。

尚、両部材を当接させる場合の位置合わせ用及び連結固
定づる際回動（回転）してずれてしまわないにうに、例
えば先端キャップ４１の適宜位置に突部４４．先端部本
体４２側に前記突部４４に係合する凹部４５が形成され
ている。

その他の構成は上記第５図に示すものと略同様である。

その作用効果も上記第５図に示すものと略同様のものと
なるが、連結固定する際に先端キャップ４１が回転しな
いので、接触不良が生じることがないという利点を有す
る。

尚、上述した各実施例を部分的に組合わせたものも本発
明に属するものである。

又、先端部本体と先端キャップとを着脱自在に装着（連
結）する手段は上述したものに限らず、例えば交換レン
ズ等に広く用いられているマウント手段その他のコネク
タの接続手段としてのバヨネット方式のもの等の公知の
ものを適用できる。

又、着脱自在に連結する手段は先端部本体及び先端キャ
ップとに形成しても良いし、上記固定環４３のように別
体に形成しても良い。又、連結手段も含めて３体以上に
することもできる。

尚、上述においては照明用光源としてＬＥＤを用いてい
るが、ランプを単数あるいは複数用いて形成しても良い
し、ＬＥＤと併用して使用することもできる。

［発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、先端部を着脱自在で
連結できるように分離形成すると共に、照明用光源も容
易に着脱できるようにしであるので、寿命あるいは故障
等で光源が点灯しなくなっても容易且つ迅速に交換して
使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の第１実施例に係り、Ｍ１図
は先端部前面を示づ正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ′
線断面で一部を切欠き、分離して示す側面図、第３図及
び第４図は本発明の第２実施例に係り、第３図は第２実
施例における先端キャップを示す断面図、石４図はＬＥ
Ｄ取付枠を示す正面図、第５図は本発明の第３実施例に
おける先端部周辺を一部断面にて切欠き、分離して示す
側面図、第６図は本発明の第４実茄例における先端部周
辺を一部断面にて切欠き、分離して示す側面図である。 １・・・挿入部　２・・・湾曲部 ３・・・先端（構成）部 ３Ａ、４２・・・先端部本体 ３Ｂ、２１．４１・・・先端キャップ ７・・・対物レンズ系　８・・・固体撮像素子１１・・
・関節駒　１３・・・配光レンズ１４．１’７・・・弾
性部材 １５Ｒ，１５Ｇ、１５Ｂ・・・発光ダイオード１６・・
・端子　１８・・・接点 １９・・・リード線　２０・・・リード線束２２・・・
取付枠　２３・・・切込み ２４・・・透孔　２５・・・ねじ ３１・・・イメージガイド ４３・・・固定環 代理人　弁理士　伊　藤　進

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）体腔内等に挿入可能となる挿入部の前端側の先端
   （Ｎ酸部に形成した照明手段で照明された被写体を対物
   光学系で結像して観察可能とする内視鏡において、前記
   先端溝酸部を着脱自在となる複数に分割して、分割され
   た先端キャップ側に照明用光源を着脱自在に配設したこ
   とを特徴とする内視鏡。
2. （２）前記照明用光源は、光光ダイＡ−ド又はランプと
   したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記緘の内視
   鏡。
3. （３）前記照明用光源は、円板状部材の中央に同心状の
   透孔を形成すると共に、該透孔と外周とを連通ずる切込
   みを設（）で、その切込み幅を可変することによって偏
   心して収納可能となる取付枠に装着され、該取付枠外周
   から押圧して変形可能とするねじにて＠明用光源の位置
   をｍ調整可能にしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の内視鏡。