JPS608884Y2 - 丸刃裁断機の板押え装置 - Google Patents

丸刃裁断機の板押え装置

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Publication number
JPS608884Y2
JPS608884Y2 JP12395879U JP12395879U JPS608884Y2 JP S608884 Y2 JPS608884 Y2 JP S608884Y2 JP 12395879 U JP12395879 U JP 12395879U JP 12395879 U JP12395879 U JP 12395879U JP S608884 Y2 JPS608884 Y2 JP S608884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
round blade
cutting machine
holding device
plate
blade cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP12395879U
Other languages
English (en)
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JPS5642825U (ja
Inventor
修治 樫本
Original Assignee
日新製鋼株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日新製鋼株式会社 filed Critical 日新製鋼株式会社
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Publication of JPS5642825U publication Critical patent/JPS5642825U/ja
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Publication of JPS608884Y2 publication Critical patent/JPS608884Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属材の裁断を行なう丸刃裁断機の裁断部分
の板縁部を下刃に対して、回転自在な板押えローラーで
押えつけるように構成された回転式板押え装置の改良に
関するものである。
金属材を丸刃で裁断する際、第2図に示すように裁断部
分の板縁部に折れ(a部)を生じ、製品価値を損ねてい
る。
この折れは後続のレベラにて或程度は矯正可能であるが
、この折れ部が矯正される際この部分に局部的な圧力が
加わるため、加工硬化により硬度が上昇すると共に他の
部分とは異なる光沢ムラを生じ、著しく品質を低下させ
ることになる。
この折れの発生を防止するために、裁断部分の板縁部を
強力に押えつける必要がある。
その1つの方法として、従来第3図に示すような平板形
の板押えが多く使われている。
この板押えは、被裁断金属材に対してスベリ接触してい
るため、押え面に塵埃等が堆積すると金属材表面にカキ
疵を発生したり、余り強く押えすぎるとマサッにより板
にブレーキがかかり、丸刃がスリップし丸刃の寿命を著
しく短縮したり、裁断面にビビリ等を発生して品質上も
具合が悪い。
そのため余り強く押えることができず、従って折れの発
生を防止する効果も少ない。
そこで、板押えの方式としては回転式が望ましく、従来
第4図に示すものがよく使用されている。
しかしながら、これは押えローラーの回転中心が丸刃の
回転中心と同心のため剪断終点(0部)を押えるもので
あり、真に押えの必要な剪断起点(b部)付近の押え力
が不充分なため折れの発生を防止することは殆んどでき
ない。
以下、本考案をその1実施例を示す図面にもとづいて説
明する。
第1図は、本考案の板押え装置を設けた丸刃裁断機を有
するシャーリングラインであり、アンコイラ−1を出た
金属材ストリップ2は丸刃裁断機3でサイドトリミング
し、レベラー4で形状矯正後シャー5で連続的にシャー
リングし、パイラー6で切板を積載するようにラインが
構成されている。
丸刃裁断機3に設けられた本考案の板押え装置は、回転
自在な押えローラー9がアーム10及びホルダ11に保
持され、丸刃8の回転中心に対して、裁断機3の入側に
水平方向にずらして設けられている。
また、押えローラー9の回転中心を水平方向に自在に移
動させることが可能な移動装置14を有する。
この移動装置14は、丸刃裁断機3に取りつけられたホ
ルダ11に配備され、第5図に示すように例えばハンド
ル・スクリュウ方式による手動操作によってアーム10
を介して板押えローラー9を水平方向に自在に移動調整
するこができる。
しかし、この移動装置14は、ハンドル・スクリュウ方
式による手動操作に限られたものではなく、電動駆動或
いは油圧駆動装置を配した機械的なブツシュボタン方式
によることもできる。
また、押えローラー9はバネ12によって金属材表面に
押しつけられており、ナツト13によってバネ12の押
し力を調整できるようになっている。
以上のように構成された板押え装置は、押えローラー9
の回転中心をアーム10を介して水平方向に自在に移動
調整することができるので、真に押え力の必要な剪断起
点の板縁部を下刃との間で強力に押えつけることが可能
であり、折れの発生を防止することが可能である。
また、剪断起点の位置は被裁断材2の板厚と丸刃8の外
径寸法によ国2つて変化するので、その都度折れの発生
しない位置に移動装置14を調整して、押えローラー9
の回転中心を適宜移動させる。
従って、本考案の板押え装置は被裁断材2の板厚と丸刃
8の外径寸法がそれぞれ単独に或いは相互に変化し剪断
起点の位置が移動しても押えローラー9の水平移動の調
整さえうまく行なえば、剪断起点の板縁部を下刃に対し
て押えローラー9で簡単に且つ確実に押えつけることが
可能である。
すなわち、本考案の板押え装置は金属材の板厚制限はな
く、また丸刃の新品から廃却に至るかなり大きな外径変
化があっても何ら影響を受けないで折れの発生を防止で
きる。
本考案の板押え装置と第4図に示す従来の板押え装置を
使用した場合の1実施例を以下にまとめて示すが、本考
案の板押え装置の場合、折れの発生は少なく、レベラー
で光沢ムラも発生せず、製品品質を向上させた。
また、折れの発生が殆んどないため、レベラーを通さな
いで製品化することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の板押え装置を設けた丸刃裁断機を有す
るシャーリングラインを示す概略図、第2図は丸刃裁断
機に於ける金属材の裁断部分を拡大して示す説明図、第
3図は平板形の板押え装置の概略図、第4図は従来の同
心形の回転式仮押え装置の概略図、第5図は本考案の板
押え装置の概略図。 2・・・・・・金属材、3・・・・・・丸刃裁断機、訃
・・・・・丸刃、9・・・・・・押えローラー、10・
・・・・・アーム、11・・・・・・ホルダー、12・
・・・・・バネ、13・・・・・・ナツト、14・・・
・・・移動装置、15・・・・・・平板形仮押え、16
・・・・・・同心形回転式板押え。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属材の裁断を行なう丸刃裁断機3の裁断部分の板縁部
    を下刃に対して、回転自在の板押えローラー9で押えつ
    けるように構成された回転式板押え装置において、 板押えローラー9を丸刃裁断機3に保持するアーム10
    およびホルダ11と、 板押えローラー9の回転中心をアーム10を介して水平
    方向に自在に移動調整するところのホルダ11に配備さ
    れた移動装置14とを具備することを特徴とする丸刃裁
    断機の板押え装置。
JP12395879U 1979-09-10 1979-09-10 丸刃裁断機の板押え装置 Expired JPS608884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12395879U JPS608884Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 丸刃裁断機の板押え装置

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JP12395879U JPS608884Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 丸刃裁断機の板押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642825U JPS5642825U (ja) 1981-04-18
JPS608884Y2 true JPS608884Y2 (ja) 1985-03-30

Family

ID=29355872

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JP12395879U Expired JPS608884Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 丸刃裁断機の板押え装置

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JP (1) JPS608884Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004641A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Jfe Steel Corp サイドトリマー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004641A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Jfe Steel Corp サイドトリマー装置

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Publication number Publication date
JPS5642825U (ja) 1981-04-18

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