JPS587375B2 - 線材又は帯材からリングを曲成する方法及び装置 - Google Patents

線材又は帯材からリングを曲成する方法及び装置

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JPS587375B2
JPS587375B2 JP52054183A JP5418377A JPS587375B2 JP S587375 B2 JPS587375 B2 JP S587375B2 JP 52054183 A JP52054183 A JP 52054183A JP 5418377 A JP5418377 A JP 5418377A JP S587375 B2 JPS587375 B2 JP S587375B2
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bending mandrel
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/14Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers
    • B21D5/143Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers making use of a mandrel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F37/00Manufacture of rings from wire

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は先ず材料片の端部を且つ次いで両端部の間に残
っている中央部を湾曲して、帯材片又は線材片からリン
グを曲成する方法に関する。
このような方法でリングを作る場合に判るように、湾曲
した材料片はその両端の近くでは残りの範囲におけると
同じ湾曲を呈しない。
それというのは、湾曲した材料片の円周方向で見て個所
Xにおける材料片の曲げ成形は個所X自体で材料を押圧
することによって生じさせられないで、個所Xの前方又
は後方の間隔aのところで材料片に押圧力を加えること
によって生じさせられるからである。
長さaの材料部分は個所Xに曲げモーメントを発生する
ためのレバーアームとして働く。
しかしこのようなレバーアームは曲げ成形すべき材料片
の端部にはなく且つ材料片の両端近くの確実な湾曲は曲
げ工具の比較的大きい押圧力によっても達成することが
できない。
この結果、リングの形に曲げられた材料片の両端は突合
個所におけるリングの接線に対して正確に平行には突合
わさらないで、この接線に対して幾分か傾斜して突合わ
さる。
従ってリングはこの個所で円周方向で幾分か屈曲してお
り、この屈曲は事情により材料片の両端の溶接後に溶接
個所にも同じ曲率半径を得るために修正されねばならな
い。
本発明の目的とするところはできるだけ僅かな費用で材
料片の全長にわたって所望の曲率半径を有する材料片の
湾曲を達成し得る方法並びにそれを実施するための装置
を提供することにある。
この目的を解決するために本発明は、また分割切断して
ない材料をその都度その先端部から材料片長に相応する
間隔のところで湾曲させ、次いでこの湾曲範囲内で分割
切断をおこない、その際分割切断線の両側にある湾曲部
分範囲を先行の材料片の湾曲した後端部及び後続の材料
片の湾曲した先端部にすることを提案する。
これにより極めて高い曲げ押圧力を使用することなしに
、実際に理想的に湾曲した材料片両端部が得られ、その
際たんに材料帯から切断されたがまだ湾曲してない先端
部を有している最初の材料片を不良品と見做さねばなら
ないだけである。
細部の点では次のようにおこなうことができる、即ち材
料を接線方向で第1曲げ心棒へ送り且つこの第1曲げ心
棒を超えて材料片長たけ突出させ、次いで第1曲げ心棒
と協働する第1曲げ工具によって第1曲げ心棒の外周に
沿って曲げ且つその際に先行の曲げ過程によって既に湾
曲していたその先端部を第2曲げ心棒に接しさせ、且つ
次いで第1曲げ心棒の範囲で分割切断をおこない且つ次
いでこれによって分割した材料片の中央部分を第2曲げ
心棒の外周に沿って第2曲げ工具によって曲げる。
その際本発明方法は任意の湾曲形状を有する連続的に湾
曲したリング即ち円形以外のリングを作るためにも応用
できる。
本発明は更に本発明方法を実施するための装置にも関し
、この装置は周知のように材料送り装置、第1曲げ心棒
、この第1曲げ心棒に配属された第1曲げ工具、第2曲
げ心棒、この第2曲げ心棒に配属された第2曲げ工具及
び切断装置を有しており、且つ本発明によれば次のよう
に構成した、即ち第1曲げ工具が第1曲げ心棒の表面か
ら材料通過間隙を形成する間隔のところに配置されてい
て且つ第1曲げ心棒の軸線を中心として曲げ初位置と曲
げ終位置の間で往復に回動可能であり、且つ切断装置が
第1曲げ心棒に対して相対的に第1曲げ工具の曲げ初位
置と曲げ終位置の間の中間位置に配置されていて且つそ
の都度第1曲げ工具の曲げ初位置への後退後に分割切断
をおこなうように制御されているようにした。
次に添付図面について本発明を詳説する。
第1図には第1曲げ心棒12及び第1曲げロール14を
有する第1曲げユニット10がある。
この第1曲げユニット10に対してあとでなお説明する
間隔Lのところに、第2曲げ心棒18及び第2曲げロー
ル20を有する第2曲げユニット16が配置されている
両方の曲げユニット10及び16の駆動は鎖線で示した
軸及び歯車を介しておこなわれ且つあとでなお詳細に説
明される。
更に第1図に略示してあるように、材料帯24を曲成装
置へ供給するだめの送り装置22、曲成装置の特定の作
業過程中材料帯24を締付るためのクランプ装置26並
びに材料帯24から材料片30を分割切断するための切
断装置28がある。
第1図に示した曲成装置部材は図示されていない共通の
作業板に配置されている。
第1曲げユニット10の第1実施形では第1曲げ心棒1
2は円筒形に構成されており、その際軸線に対して垂直
の断面図で見るとこの円筒面の第1の部分は曲成すべき
リングの曲げ半径に相応する半径Rを有している。
円筒面の第2の部分はこれよりも小さい半径を有してい
て、従って円筒面の第1部分と第2部分の間の移り目に
ストツパ34に接触するためのストツパ面32が形成さ
れている。
第1曲げ心棒12の外周の第3の部分では円筒面の代り
に、軸線に対して平行な平面36が設けてあり、これに
よって材料片30を自由に曲げ心棒12から引外すこと
ができて、材料帯の湾曲した後端部37が曲げ心棒にひ
っかかることがない。
曲げ心棒12は図示されていない軸上に取外可能に取付
けられていて、従って別の曲げ半径を有する曲げ心棒と
交換可能である。
第1曲げ心棒12の軸上に曲げ心棒12に対して同軸的
に歯車38が取付けてあり、この歯車38は角形歯車4
0によって駆動される。
角形歯車40はレバー42を介して図示されていない往
復動装置により往復に動かされることができ、その際往
復動装置は周知のように板カムを介して制御可能である
曲げロール14は曲げ心棒12にしつかりと取付けられ
た接合板44により曲げ心棒12に対して所定の間隔で
且つ曲げ心棒12の軸線に対して平行な回転軸線46を
もって回転可能に支承されている。
曲げロール14と曲げ心棒12の間の間隔は曲げられる
材料の厚みにほゞ等しい。
第6図に1部分だけを図示された第2実施形では同様に
円筒形に構成された第1曲げ心棒12′は曲げロール1
4と一緒に回動するように結合されていないで、図示さ
れていない軸上にはめられて且つホルダ34′により回
動を阻止されている。
要するに曲げ心棒12′は静止しているのに対して、曲
げロール14は曲げ心棒12′もしくはそれを取囲んで
湾曲させられた材料帯24上で転動する。
切断装置28は成形スタンプ48を有し、この成形スタ
ンプは曲げ心棒12の半径方向に往復動装置(図示せず
)により往復に動かされることができる。
曲げ心棒12は軸線に平行で半径方向に向いている溝5
0を有し、この溝50は曲げ心棒12の円筒表面から出
発して半径方向で内方に向って曲げ心棒12内の軸線に
平行な孔52内に連らなっている。
曲げ心棒12及び曲げロール14の第1図、第3図及び
第5図に示した曲げ初位置では溝50は成形スタンプ4
8の運動方向と一直線上にある。
材料帯24から材料片30を分割切断するために第5図
に示すように成形スタンプ48は半径方向で曲げ心棒1
2に向って前進させられ、溝50とアライメントされて
いるその前端部のリブ刃54で材料にあたり且つリブ刃
54もしくは溝50の幅に相応する材料部分56を打抜
いて材料片30を材料帯24から切断する(第5図)。
材料部分56は孔52内へ入り、この孔から例えば圧力
空気によって除去されることができる。
第2図には切断装置28の変化実施形が図示されている
ここでは成形スタンプ48の代りに同様に往復運動可能
のナイフ58が設けてあり、このナイフの刃先60は曲
げ心棒12に設けられた対応刃先62と協働して、材料
片30を材料帯24から切断する。
この切断装置では第1実施形と異なって何ら切断損失が
生じない。
いずれの切断装置を使用するかは被加工材料に関係する
例えばあらかじめ打抜加工した材料帯から二一ドル軸受
の二一ドル保持器を製作する場合には、材料片30の両
端の正確且つ堅牢な結合を可能にするために材料部分5
6の形のある程度の切断損失を我慢するのが有利である
第7図から判るように、例えばあらかじめ打抜加工した
材料帯から二一ドル軸受の二一ドル保持器を製作する場
合には、二一ドル保持器を形成する材料片の両端の間の
正確且つ堅牢な結合を可能にするために材料部分56の
形のある程度の切断損失を我慢するのが有利である。
第7図では材料帯24′の長手方向で互いに隣り合う打
抜孔27の中心線25の間隔は符号dで示されている。
切断装置によって切取られた材料部分56の幅は(d−
2b)であるのが有利であって、これによって互いに向
き合う切断端の端部29は帯24′の長手方向で見てそ
れぞれ量bだけ長すぎることになる。
材料片30の両端を互いに溶接結合して二一ドル保持器
にする際にこれらの過剰長さ2bは溶去され、従って溶
接個所の範囲の孔の幅も再び打抜孔27の幅に等しくな
る。
リブ刃54は端部29を第7図から判るように面取りす
るように成形しておくのが有利である。
これらの面取面31は溶接ばりを生じることなしに両端
部を互いに溶接することを可能にし、従って二一ドル保
持器の後加工の必要がなくなる。
第2曲げ心棒18は半径Rを有する円筒として構成され
且つターンテーブル64上にその回転軸線に対して同軸
的に取外可能に取付けられている。
ターンテーブル64上に更に機械的のクランプ装置の形
の連行器66が配置されていて、これは半径方向に作用
するクランプスタンプ68で材料片30の先端部を曲げ
心棒18へ圧迫し(第5図)且つターンテーブル64の
回転の際に材料片30を連行する(第1図)。
このような機械的クランプ装置の1例が第8図に示して
ある。
クランプスタンプ68は旋回アーム69に取付けられて
いて、この旋回アームは旋回軸71を中心として開放位
置と第8図に示したクランプ位置の間で旋回可能である
旋回アーム69はクランプ位置に掛止爪片73によって
保持されており、との掛止爪片は旋回軸75を中心とし
て旋回可能に旋回アーム69に連接されており且つ突子
77によって、これに対応して構成された曲げ心棒18
と噛合接続で協働する。
材料片30がそれをしっかりと保持する押圧力を必要と
する場合には機械的に働く運行器66の代りに液力式又
は空気力式のクランプ装置を使用することもできる。
曲げ心棒18と協働する曲げロール20はアングルレバ
ー72の1辺70の自由端に配置されている。
アングルレバー72は他方の辺74の自由端で曲げ心棒
18の軸線に対して平行の旋回軸線76を中心として旋
回可能に支承されており、従って曲げロール20は材料
挿入位置(第4図)と曲げ位置(第1図、第3図及び第
5図)の間で旋回可能である。
曲ケロール20は調整スピンドル78により辺70に取
付けてあり、従って曲げ心棒18からの曲げロール20
の間隔は曲げるべき材料片30の厚みに従って調整可能
である。
連行器66を機械的に操作するためにアングルレバー7
2に更に調節可能の操作ボルト80が配置されていて、
曲げ心棒18に向って曲げロール20を旋回させたとき
にこの操作ボルト80はクランプスタンプ68を曲げ心
棒18の半径で材料片30に向って押し(第5図)、次
いで掛止装置例えば第8図に示した掛止爪片73はクラ
ンプスタンプ68をそのクランプ位置に保つ。
アングルレバー72の旋回運動の制御はカム板82によ
りおこなわれ、このカム板の制御カム面上でアングルレ
バー72の角頂点の近くでこのアングルレバーに回転軸
線84を中心として回転可能に支承された従動ローラ8
6が転動し、その際従動ローラ86はばね力によってか
又は案内によって制御カム面と絶えず接触している状態
に保たれている。
リング状の制御カム面の詳細は図示されていない。
板カム82の回転軸線からの制御カム面を規定する点の
間隔は両方の限界値R1とR2の間の値であって、その
際最小間隔R1は材料挿入位置に対応し且つ最大間隔R
2は曲げロール20の曲げ位置に対応する。
曲げ心棒18及び板カム82の駆動は種々の伝動部材を
介して駆動軸88からおこなわれる。
その際略示した伝動部材は例えば実際の増速比又は減速
比を考慮することなしに駆動装置の原理的構成を示すに
過ぎない。
駆動軸88から板カム82を支持している制御軸90へ
の駆動結合は更に別の2つの制御軸92,94を介して
、並びにそれぞれ制御軸90,92,94と駆動軸88
の間に配置された中間歯車96,98もしくは100を
介しておこなわれる。
制御軸は駆動すべき板カム、曲げユニットなどと直接に
結合されているのに対して、中間歯車はたんに所望の回
転数及び回転方向で駆動力を伝達するために役立つに過
ぎない。
その際少くとも中間歯車100は案内装置上に配置され
ており、これにより曲げ心棒12及び18の両方の軸線
の間の間隔Lを変える場合に駆動装置を中間歯車100
の調節移動により曲げ心棒18の新しい位置に適合させ
ることができる。
制御軸94に連接棒として構成されたラツク102の一
端が偏心的に連接されている。
その際ラツク102の端部の棒104は制御軸94に回
動可能に且つ偏心的に設けられたスリーブ106内で案
内されており、それも、スリーブ106がラツク102
における第1のストツパ108と棒104の自由端にお
ける第2のストツパ110との間で往復に滑動すること
ができるようになっている。
ラツク102は歯車112と噛合っていて、この歯車1
12は中間歯車114と固く結合されている。
この中間歯車114自体は曲げ心棒18の軸上に固着さ
れた駆動歯車116を駆動する。
偏心盤運動はラツク102の往復運動ひいては夕一ンテ
ーブル64もしくは曲げ心棒18の往復回動を生じる。
その際ターンテーブル64の回動角は伝動部材の間の変
速比によって規定することができる。
ラツク102におけるストツパ108と110の間のス
リーブ106の滑り運動距離はランク102の運動方向
反転点のところに偏心盤の非役運動を生じ、従ってこの
非役運動に相応する時間中は何ら運動がターンテーブル
64もしくは曲げ心棒18へ伝達されない。
曲げ心棒18のこの休止位置は連行器66の閉鎖及び開
放のため並びに完全に曲げられた材料片30を押出すた
めに使用することができる。
次に上述の装置を使っての帯材又は線材から円形リング
を曲成する本発明方法の実施を説明する。
第1図乃至第5図において、既に少くとも1回の完全な
曲げ過程が終了していて従って材料帯24の先端部11
8が既に所望の湾曲を有しているものと仮定する。
新たに曲成装置内へ挿入された材料帯から切断された最
初の材料片は常に屑と見做す必要がある、それというの
は先端部はまだ直線状であり且つ所望のようには湾曲さ
せ得ないからである。
第1図及び第3図に示すように、材料帯24例えば二一
ドル保持器を曲成するためのあらかじめ打抜加工された
材料は送り装置22により第1曲げ心棒12と第1曲げ
ロール14の間で材料片30の長さに相応する距離だけ
送られる。
次いで材料帯24はクランプ装置26により噛合接続又
は圧迫接続でしっかりとクランプされ(第4図及び第5
図)、従って材料帯24は心棒12の回動によっておこ
なわれる曲げ過程中しっかりと保持され且つ偏心盤の後
退運動中送り装置22内で不動である。
次いで曲げ心棒12と曲げロール14は一緒に曲げ心棒
12の軸線を中心として矢印Bの方向で曲げ初位置から
曲げ終位置へ曲げ角度だけ回わされ(第4図)、この曲
げ角度は図示例では90°であるが、しかし曲成すべき
リングの形に応じて90°より木きくても小さくてもよ
い。
その際曲げ心棒12の表面は材料に沿って滑るのに対し
て、曲げロール14は材料の逆の面上で転動し且つこの
材料を曲げ心棒12の外周に沿って曲げ、結局先端部1
18が第2曲げ心棒18に接する(第4図)。
クランプ装置26による材料帯24の締付固定と同時に
アングルレバー72は曲げ心棒18から離反旋回し、従
って第2曲げロール20は材料帯24の先端部118の
旋回経路内に位置していない。
第6図に示した第1曲げユニット10の作業形式は上述
の作業形式とたんに次の点で異なっているに過ぎない、
即ち曲げ心棒12′は静止しており、これに対して曲げ
ロール14は接合板44によって曲げ心棒12′の軸線
を中心として旋回させられ且つその際に材料帯24を曲
げ心棒12′の外周に沿って曲げる。
曲げ心棒12′は曲げ心棒12と異なって平らな面36
を備えていないので、後端部37は材料片30を第1曲
げ心棒12′から引外す際に第1曲げ心棒12′の円筒
形の表面上を滑動し、その際幾分か半径方向で外方へ曲
げられる。
しかしこのことは通例、少くとも両方の曲げ心棒の軸線
の間の間隔Lが過度に強い反曲がおこり得るほど小さく
ない限り、何ら不利な結果を招かない。
第1曲げ心棒12の外周に沿って材料帯を曲げた後に第
1曲げ心棒12及び第1曲げロール14は第1図、第3
図及び第5図に示した曲げ初位置へ逆回転し、即ち結局
曲げ心棒12はそのストツパ面32でストツパ34に接
する。
同時にターンテーブル64は矢印Cの方向でその曲げ初
位置へ回動し且つアングルレバー72は第2曲げ心棒1
8に向って旋回し、従って曲げロール20は曲げ心棒1
8上にのっている材料に接触し(第5図)、それも殊に
既にあらかじめ曲げられている材料個所に接する。
その際に操作ボルト80は連行器66にあたって、材料
帯24の先端部118をクランプスタンプ68により第
2曲げ心棒18によりしっかりとクランプさせる。
曲げ心棒18に先端部118をしっかりとクランプした
後に材料片30は成形スタンプ48により材料帯24か
ら切断される(第5図)。
その際に切断損失となる材料部分56は2Rπα/36
0°の長さの円弧部分に相応し、その際αは打抜かれる
円弧部分の中心角である。
要するに成形スタンプ48が曲げロール14の曲げ初位
置と曲げ終位置の間にある直角の2等分線上で運動する
場合、材料片30の湾曲した後端部37及び材料帯24
の湾曲した先端部18の長さは2Rπ(45°−α/2
)/360°である。
従って材料片30の両方の湾曲した端部の間の直線状の
部分の長さ、即ち両方の曲げ心棒12及び18の回転軸
線の半径方向間隔Lは2Rπ(270°+α)/360
°であらねばならない。
切断損失の長さは材料帯24を送る際にも考慮される必
要があり、従って正確な送り長さは材料片30の長さ+
切断損失の長さである。
成形スタンプ48の代りに切断損失を生じないナイフ5
8を使用する場合には、その他の条件が同じである場合
、材料片30の湾曲した端部の長さはRπ/4で且つ間
隔Lは3Rπ/4である。
実地では切断損失の長さはほゞ2〜10mmである。
材料帯24から材料片30を切断した後にターンテーブ
ル64は矢印Dの方向に回転し(第1図)その際材料片
30は連行器66により連行され且つ曲げロール20に
より曲げ心棒18を取囲んで曲げられ、結局材料片30
の後端部37が曲げ心棒18に接し且つ先端部118と
後端部37は互いに突き合わさって1つの閉リングを形
成する(第3図)。
その際ターンテーブル64の回転角度は、曲げロール2
0の作用が既にあらかじめ曲げられている材料片端部の
範囲内にまで達するようにきめておくのが有利である。
この位置で連行器66はクランプスタンプ68を開放す
るための定置のストッパー20にあたり、従って完全に
曲げられた材料片30は曲げ心棒18から軸方向に押出
されることができる。
ストツパ120は矢印E(第3図)の方向でのターンテ
ーブル64の逆回転中クランプスタンプ68の開放を生
じるように配置しておくこともできる。
これにより材料片30の両端の間の突合個所を、曲成し
たリングの後続加工のために有利な一定の位置に移すこ
とができる。
ストツパ120による機械的開放の代りにクランプスタ
ンプ68を液力又は空気力によって作動させることもで
きる。
容易に判るように、第2の曲げユニット16による材料
片30の仕上曲げ加工中に材料帯24はクランプ装置2
6の開放後に既に再び送られ且つ前述のように方法ステ
ップが繰返される。
以上の説明から判るように、切断個所をあらかじめ曲げ
られた範囲におくことによって材料片30の端部が実際
上理想的に湾曲しているようになる。
その際第1曲げユニット10における曲げ角度は原理的
に90°より大きくても小さくてもよく且つ切断線はこ
の角度の2等分線上になくてもよい。
本発明方法は円形の湾曲を有するリングの曲成に限定さ
れるものでない。
【図面の簡単な説明】 添付図面は本発明による実施例を示すもので、第1図は
帯材又は線材からリングを曲成する装置の本発明と関係
のある部分の略示図、第2図は第1図中に示した切断装
置の別の実施形を示す図、第3図、第4図及び第5図は
第1図に示した開成装置を、それぞれ互いに異なる作業
段階で示す図、第6図は第1曲げユニットの第2実施形
を示す図、第7図は二一ドル軸受の二一ドル保持器を作
るために役立つ材料帯の場合の切断線を示す図、第8図
は第2曲げ心棒上に材料片を確保するクランプ装置の特
殊実施形を示す図である。 なお図示した主要部と符号の対応関係は次の通りである
:12及び12′……第1曲げ心棒、14……第1曲げ
ロール、18……第2曲げ心棒、20……第2曲げロー
ル、22……送り装置、24……材料帯、28……切断
装置、30……材料片、37……後端部、118……先
端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先ず材料片の端部を且つ次いで両端部の間に残って
    いる中央部を湾曲して帯材片又は線材片から閉リングを
    曲成する方法において、まだ分割切断されていない材料
    24をその都度その先端部118から材料片長に相応す
    る間隔のところで湾曲し且つ次いでこの湾曲範囲内で分
    割切断をおこない、その際この分割切断線の両側にある
    湾曲部分範囲を先行の材料片30の湾曲した後端部37
    及び後続の材料片の湾曲した先端部118にすることを
    特徴とする線材又は帯材からリングを曲成する方法。 2 材料24を接線方向で第1曲げ心棒12へ送ってこ
    の第1曲げ心棒を超えて材料片長だけ通過させ、次いで
    第1曲げ心棒12と協働する第1曲げ工具14によって
    第1曲げ心棒12の外周に沿って曲げ且つその際に先行
    の曲げ過程によって既に湾曲させられている先端部11
    8を第2曲げ心棒18にあて、次いで第1曲げ心棒12
    の範囲で分割切断をおこない且つ次いでこれによって分
    割した材料片30の中央部分を第2曲げ心棒18の外周
    に沿って第2曲げ工具20により曲げる特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 材料送り装置、第1曲げ心棒、この第1曲げ心棒に
    配属された第1曲げ工具、第2曲げ心棒、この第2曲げ
    心棒に配属された第2曲げ工具及び切断装置を有してい
    る形式の、線材又は帯材からリングを曲成する装置にお
    いて、第1曲げ工具14が第1曲げ心棒12,12’の
    表面から材料通過間隙を形成する間隔のところに配置さ
    れていて且つこの第1曲げ心棒の軸線を中心として曲げ
    初位置と曲げ終位置の間で往復に回動可能であり、且つ
    切断装置28が第1曲げ心棒12に対して相対的に第1
    曲げ工具14の曲げ初位置と曲げ終位置の間の中間位置
    に配置されていて且つその都度第1曲げ工具14の曲げ
    初位置への後退後に切断作業をおこなうように制御され
    ていることを特徴とする線材又は帯材からリングを曲成
    する装置。 4 第1曲げ工具14が第1曲げ心棒12と固く結合さ
    れており且つこの第1曲げ心棒と一緒に往復に回動可能
    である特許請求の範囲第3項記載の装置。 5 第1曲げ工具14が回動不可能に配置された第1曲
    げ心棒12′に対して相対的に往復に回動可能である特
    許請求の範囲第3項記載の装置。 6 第2曲げ心棒18がその軸線を中心として曲げ初位
    置と曲げ終位置の間で回動可能であり、第2曲げ心棒1
    8にクランプシュ−66が配置されていて、このクラン
    プシューが、第2曲げ心棒18の曲げ初位置で材料片3
    0の先端部118を第2曲げ心棒18にしっかりとクラ
    ンプし且つ第2曲げ心棒18の回動中少くとも曲げ終位
    置のところまでしっかりとクランプした状態に保つよう
    に制御されており、且つ第2曲げ工具20が材料挿入位
    置と曲げ位置との間で運動可能であって且つ曲げ初位置
    から曲げ終位置への第2曲げ心棒18の回動の開始前に
    第2曲げ心棒18に接している材料片30に接し且つ第
    2曲げ心棒18の回動中この接した状態にとどまるよう
    に制御されている特許請求の範囲第5項記載の装置。 7 曲げ工具が曲げロール14.20として構成されて
    いる特許請求の範囲第6項記載の装置。 8 材料送り装置22及び第2曲げ心棒18の1駆動装
    置が、材料片30を曲げるための第2曲げ心棒18の曲
    げ初位置から曲げ終位置への回動中に材料片30を形成
    する材料長を第1曲げ心棒12を超えて送るように、制
    御されている特許請求の範囲第7項記載の装置。
JP52054183A 1976-05-11 1977-05-11 線材又は帯材からリングを曲成する方法及び装置 Expired JPS587375B2 (ja)

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DE2620768C2 (ja) 1987-07-02
US4132106A (en) 1979-01-02
IT1082811B (it) 1985-05-21
JPS52136876A (en) 1977-11-15
DE2620768A1 (de) 1977-11-24
FR2392741A1 (fr) 1978-12-29

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