JPS6088166A

JPS6088166A - パイル製造装置

Info

Publication number: JPS6088166A
Application number: JP19579183A
Authority: JP
Inventors: 村越　重
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-10-19
Filing date: 1983-10-19
Publication date: 1985-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明に基布に対して複数色のパイル糸（ｉ？植設して
、多彩な模様を形成できるように構成されたパイル製造
装置であって、詳しくは基布送り方向に並設されたパイ
ル糸植設用針とこれら針を選択的に」１下駆動可能な機
構とが備えられているパイル製造装置に関する。

従来のこの種のパイル製造装置は、前記並設針を基布幅
方向に複数組設け、基布送り方向前方針群と後方針群と
を各別に一体上下駆動可能な機構とが備えられ、もって
この駆動機構による＋ＩＴＩ記並設針の移動軌跡は両針
の間隔が一定した状態で基布に植設されるように構成さ
れていた。　従って、夫々の針に異なる色のパイル糸を
備えさせて、所望の模様を植設すぺく、前記針を交互に
使用する際に、前記植設ピッチが両針の間隔と等しい場
合は問題ないのであるが、植設ピッチが異なる場合は次
のような不都合があった。　つまり前記パイル針のうち
、例えば送り方向前方側の針を使って植設し、次に、送
り方向後方側の針で植設したい場合１’ｌｊ、その後方
針の植設位置と前記前方側の針での最終植設位置との間
隔が前記植設ピッチから前記両針の間隔を引いたものと
なる。　又、日？■記した場合と異なり、送り方向後方
側の針を使って植設し、次に、送り方向前方側の針で植
設したい場合には、Ｉ！ＴＩ記曲方針による植設位置と
前記後方針による最終植設位置との間隔が前記植設ピッ
チ！／ｃ前記両針の間隔を加えたものに々る。　以上の
ように何れにしても、ピッチが異ったものになり、所望
の模様が得られず模様の形状が歪曲したものになる。

このような植設ピッチの狂いをなくすべく、基布の送り
速度を変更する方法も考えられるが、前記針の」二下駆
動運動と基布送り速度との制御が難しいものになり、例
えこのような制御を行ったとしても前記植設ピッチを完
全に一致させることが離しく、前記模様の出来映えが低
下する虞れがある。

本発明に、かかる実情に鑑み、前記駆動機構の効果的な
改造によって、基布の速り速度を変更することなく、制
品仕」ユリ程度の良好なものを植設可能なパイル製造装
置を提供する点に目的を有する◎ 」１記目的を達成すべくなされた本発明に係るパイル製
造装置の特徴構成に基布送り方向に対し並設された２木
の前記針の移動軌跡の交点が基布の高さ位置又はその近
く位置に構成しである点にある◎ このような特徴構成を有する本発明の作用効果は次の通
りである。

つまり前記針の移動軌跡の交点位置に基布を位置させる
ことによって、両針光を同一植設位置を通過するように
構成出来るので、従来のように、パイル糸の色を替える
度に、基布の送り速度を変更するといった困難な制御方
法を取ることもなく、確実に植設ピッチを一致させるこ
とが可能になり、仕上り程度の良い製品を製造可能なパ
イル製造装置を提供出来るに至った。

以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図及び％２図に示すように、基布（Ａ）送り方向に
並設されたパイル糸ｆｉｌ植設用針（１１、（１勺を独
立的に上下駆動可能な機構（２）とが備えられているパ
イル製造装置であって、このものの構造を更に詳述する
と、前記駆動機構（２）は前記針＋１１　、　（１’）
を各別に保持上下駆動可能な一対の針保持部材＋３１．
（８勺とこの保持部材＋３１　、　（８勺を独立的に」
−下駆動可能な原動部（４）とから構成され、この一対
の針保持部材１３１　、　（８’）＋ｉ基布送り方向と
直角な基布国中方向に植設バイル糸ｌｌ３１の数だけ複
数列並設している。

前記針保持部材（３）は前記原動部（４）からの連結杆
（４ａ）を挿入固定解除自在な採番孔（５）を有する固
定部材（８Ａ）と、この固定部材（８Ａ）　Ｋ対してビ
ン軸（Ｘ）周りで土工揺動可能な揺動部材（８Ｂ）から
構成され、前記固定部材（３Ａ）には前記保合孔（５）
に対して直角方向から前記連結杆（４ａ）を抜は止め固
定する正ネジ（６）が備えられていると共に、下端には
前記揺動部材（８Ｂ）をもう一方の保持部材（８つ側へ
揺動付勢する調節ネジ（７）付のスプリング（８）が内
蔵されている。　又、前記揺動部材（８Ｂ）Ｋは、垂下
する状態で針ｆｉ＋を取外し可能に設けると共に、もう
一方の保持部材（８’）　ｆｌｌＩに後記するカム機構
（９）及びカム機構１９）と反対側には基布回道行方向
と直交する方向からパイル糸ｆＢｌを前記針に向って案
内する案内面（８ｂ）が設けられ、この案内面（８ｂ）
に社＠記パイル糸（Ｈｌ　ｆｔ下方向へ支持し、糸のロ
ービング調節可能なカム部材（８ｃ）及びこのカム部材
（８ｃ）を付勢するバネ材（８ｄ）が設けられている。

　前記カム機構１９１　Ｖｉ垂直面（９ａ）とこの垂直
面下方に角度（５）でもって切込み形成された傾斜面（
９ｂ）とからなり、もって、％２図で示すように下降移
動される一方の材（１）を上死点に停止保持された他方
の針（１勺の軸線に対して前記スプリング（８）との協
動によって近接側に傾動させ、前記針先（１ａ　）　、
　（ｌ　ａ’）を基布（Ａｌに対して同一植糸位置ＶＣ
差し込み可能に構成する。

以」−の構成によって、前記並設計ｆ１＋　、　（１勺
の複数組をコンピューターからの指令情報によって各組
単独ＶＣ＠記並設針ｆｉ＋　、　（１勺の何れかを適宜
選択駆動させることによって、多種の色からなる図柄を
植設するものであるが、その際、前記植設されたパイル
糸ｆＢｌに対して、パイル糸（Ｂｌ全切断する機構を第
４図において詳述すると、基布体）の下方に、カットル
ーバ（１０）及び板メス（川を前記針ｉｌ１列に対応す
る状態で、かつ、前後に揺動可能にアーム（図外）に支
持された状態で設けるとともに、基布体を支持する針板
θ２１１に設け、この針板０２）にＩＩＴＪ記針（１）
を突きささりやすくガイドするリボン（１３）が突設さ
れている。　もって、カットルーバ＋１０１が前進によ
ってループパイル（ａ）を３本引掛け、前記ルーバ（ｌ
Ｏ）と同期して前進する板メス（川とカットルーパ（ｌ
Ｏ）との、夫々の板バネ（ＩＩ）　Ｊ１端刃縁（ｌｌａ
）とカットルーパｆ１０１刃体部（ＩＯＡ）下縁の刃縁
（ｌｃ）とが、その前進状急で相互離間し、その隙間全
通してループパイル（ａ）を導入するものである。　そ
して、この導入した後、カットルーパ（ｌＯ］と板メス
（川とが同期して後退し、この時に板メス（川と刃体部
Ｃｌ０Ａ）とが交差し、この交差によってループパイル
（８）の前記Ｊ木のうち２本を切断し、カットパイル（
ｂ）にし、／木は前記ルーパｆ１０１　ＶＣ保持したま
まである。

以下は別実凡例を示す〇第５図に示すようＶｃ前記駆動機構（２）及び針ｆｘ）
を、前記針先（ｌａ）、（ｌａ勺が互いに交差するよう
に、あらかじめ傾斜姿勢に保持して、傾斜状態で駆動下
降されるものに構成してもよい。

第６図に示すように、針（１＞のみを前記角度（θ）で
もって、前記保持部材（３）に保持させる構成をとって
もよい。

前記針保持部材１３＋　、　（８’）が一対のものにつ
いて」：記したが、例えば３個以上の保持部材（３）。

（３）が独立的に上下駆動可能状態に、かつ、ｆｌＴＩ
記した駆動下降によって針先が互いに交差するように構
成される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るパイル製造装置の実施例を示し、第
１図は全体斜視図、第２図げ針保持部材を示す一部切欠
分解斜視図、第８図は針の駆動状態を示す原理図、第４
図に製造装置の稼動状態を示す要部拡大縦断側面図、第
５図及び第６図は斜の駆動機構の別実凡例を示す概略図
である〇ｆＡｌ・・・・・・基布、（１）・・・・・・パイル糸
植設用針、（１ａ）・・・・・・針先、（２）・・・・
・・駆動機構、（９）・・・・・・カム機構。

Claims

【特許請求の範囲】 ■　基布因送り方向に並設されたパイル糸＠設用１（１
１，（１勺　とこれら針ｆｉｌ、（１勺を選択的に」二
下駆動可能な機構（２）とが備えられているパイル製造
装置であって、前記針ｉｌｌ　、　（１’）’ｌの移動
軌跡の交点が基布囚の高さ位置又はその近く位置に構成
しである、パイル製造装置。 ■　前記針先（ｌａ）、（ｌａ’）を交差させる手段が
下降移動される一方の針ｆｌ）　’に上死点に停止保持
された他方の針（１勺の軸線に対して近接側に傾動させ
るカム機構（９）である特許請求の範囲第０項に記載の
パイル製造装置。