JPS60877B2 - ミシンの一針縫装置 - Google Patents
ミシンの一針縫装置Info
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- JPS60877B2 JPS60877B2 JP8051778A JP8051778A JPS60877B2 JP S60877 B2 JPS60877 B2 JP S60877B2 JP 8051778 A JP8051778 A JP 8051778A JP 8051778 A JP8051778 A JP 8051778A JP S60877 B2 JPS60877 B2 JP S60877B2
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- sewing machine
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はミシンの一針縫装置に関するものであり、コン
トローラの踏込操作により、ミシンが1回転する毎に正
確に所定の位置に停止し、停止中はベルト車が空転する
ようにし、この空転による摩擦トルクによって停止状態
を保持し、コントローラの踏込の解放によりベルト車を
停止させて次の1回転が可能となるようにし、ミシンモ
ータに過度の負荷をかけることなく一針経を行なうこと
ができるミシンを提供しようとするものである。
トローラの踏込操作により、ミシンが1回転する毎に正
確に所定の位置に停止し、停止中はベルト車が空転する
ようにし、この空転による摩擦トルクによって停止状態
を保持し、コントローラの踏込の解放によりベルト車を
停止させて次の1回転が可能となるようにし、ミシンモ
ータに過度の負荷をかけることなく一針経を行なうこと
ができるミシンを提供しようとするものである。
近時においては、ジグザグミシンの普及とその高度化に
伴い、針を所定の位置で停止させながら間欠的にミシン
を回転させるいわゆる一針経のできるミシンが望まれて
いる。しかしながら従来提案されているこの種のミシン
は、一針縫のための手動操作が必要なため、布の保持を
片手で行なわなければならない不便があったり、或は自
動的に一定速度の間欠回転を行なうため、曲線部分や正
確な運針が必要な部分の縫製が極めてむずかしく、更に
は針の停止位置のバラつきが大きかったりし、いずれに
しても実用上満足すべきものがなかつた。本発明は上記
したような従釆品の欠点を除くためになされたものであ
って、一針縫に必要とされるミシンの定位置停止装置は
純機械式として、構造を簡単にし、従来のミシンにわず
かの機構を付加するのみで、確実にしかも静かに所定の
位置に停止し、針定位暦停止及び一針縫の操作がすべて
コントローラの踏込と解放の反覆操作によって行なうこ
とができるようにし、更に普通経と一針縫とは手動操作
により任意に選択できるようにしたものである。
伴い、針を所定の位置で停止させながら間欠的にミシン
を回転させるいわゆる一針経のできるミシンが望まれて
いる。しかしながら従来提案されているこの種のミシン
は、一針縫のための手動操作が必要なため、布の保持を
片手で行なわなければならない不便があったり、或は自
動的に一定速度の間欠回転を行なうため、曲線部分や正
確な運針が必要な部分の縫製が極めてむずかしく、更に
は針の停止位置のバラつきが大きかったりし、いずれに
しても実用上満足すべきものがなかつた。本発明は上記
したような従釆品の欠点を除くためになされたものであ
って、一針縫に必要とされるミシンの定位置停止装置は
純機械式として、構造を簡単にし、従来のミシンにわず
かの機構を付加するのみで、確実にしかも静かに所定の
位置に停止し、針定位暦停止及び一針縫の操作がすべて
コントローラの踏込と解放の反覆操作によって行なうこ
とができるようにし、更に普通経と一針縫とは手動操作
により任意に選択できるようにしたものである。
以下に本発明の実施態様を図面を参照し乍ら説明する。
第1図乃至第3図において、1はミシンの本体、2はミ
シンモータ(図示せず)の回転軸、3は前記回転軸に固
着されたミシンモ−夕のプーリであり、該プーリはベル
ト4、中間プーリ5及びベルト6を介してベルト車7を
回転させるようになっている。ベルト車7からミシンの
主軸8にはクラッチ装置9のコロ10及び主軸8に固着
されたブッシュ11を介して動力が伝達される。
シンモータ(図示せず)の回転軸、3は前記回転軸に固
着されたミシンモ−夕のプーリであり、該プーリはベル
ト4、中間プーリ5及びベルト6を介してベルト車7を
回転させるようになっている。ベルト車7からミシンの
主軸8にはクラッチ装置9のコロ10及び主軸8に固着
されたブッシュ11を介して動力が伝達される。
ブッシュ11はねじ12によって主軸8に固着され、該
プッシュにはしバー13がねじ14によって枢着されて
いる。15はしバー13の角穴16に遊嫁されて、レバ
ー13の揺動運動によりコロ10が転勤するためのスベ
ーサである。
プッシュにはしバー13がねじ14によって枢着されて
いる。15はしバー13の角穴16に遊嫁されて、レバ
ー13の揺動運動によりコロ10が転勤するためのスベ
ーサである。
而してこのスべ−サ15は第1図に示すように、ブッシ
ュ11の外周に形成された溝17の底18に固着され、
その板厚を変化させることにより、カム面19を形成し
ている。すなわち、コロ10が第1図示に位置するとき
には、ベルト車7が反時計方向に回転することにより、
ベルト車7の内周面20とコロ10との摩擦力によりコ
ロ10がより狭い方(左方)に押し込まれ、これによっ
てベルト車7とスベーサ15及びプッシュ11とがコロ
10を介して係合しベルト車7と共に主軸8が回転する
。逆にコロ10がレバー13により、カム面19に沿っ
てより広い方(右方)に転動すると、ベルト車7の内周
面20とスべ−サ15とが互に離脱し、ベルト車Tのみ
が空転するようにせられている。レバー13は第3図に
示すように、ばね21により時計方向に回転するように
(ベルト車7が空転するように)押圧されている。22
ははずみ車であり、ねじ23によりブッシュ11に固着
され、主軸8と共に回転するようになっている。
ュ11の外周に形成された溝17の底18に固着され、
その板厚を変化させることにより、カム面19を形成し
ている。すなわち、コロ10が第1図示に位置するとき
には、ベルト車7が反時計方向に回転することにより、
ベルト車7の内周面20とコロ10との摩擦力によりコ
ロ10がより狭い方(左方)に押し込まれ、これによっ
てベルト車7とスベーサ15及びプッシュ11とがコロ
10を介して係合しベルト車7と共に主軸8が回転する
。逆にコロ10がレバー13により、カム面19に沿っ
てより広い方(右方)に転動すると、ベルト車7の内周
面20とスべ−サ15とが互に離脱し、ベルト車Tのみ
が空転するようにせられている。レバー13は第3図に
示すように、ばね21により時計方向に回転するように
(ベルト車7が空転するように)押圧されている。22
ははずみ車であり、ねじ23によりブッシュ11に固着
され、主軸8と共に回転するようになっている。
又、24は糸巻装置であり、ゴム輪25がベルト車7の
フランジ面26に押圧されることにより、ベルト車7が
空転して糸巻きが行なえるようにしたものである。27
はストッパであり、該ストッパは主軸8に対して回転自
在に取り付けられており、その円周上には、切欠部28
と、クラッチ装置9のレバー13を作動させるための凹
部29と係止爪作動カム30(以下作動カムと略称する
)が形成されている。
フランジ面26に押圧されることにより、ベルト車7が
空転して糸巻きが行なえるようにしたものである。27
はストッパであり、該ストッパは主軸8に対して回転自
在に取り付けられており、その円周上には、切欠部28
と、クラッチ装置9のレバー13を作動させるための凹
部29と係止爪作動カム30(以下作動カムと略称する
)が形成されている。
この作動カム30の形成されている部分と切欠部28の
形成されている部分は第3図に示すように主軸8の軸方
向の異なる位置に配設されている。すなわち第3図にお
いてストッパ27のうち右側が作動カム30、左側が切
欠部28の形成されている部分である。凹部29の壁2
9a,29bはクラッチ装置9のレバー13を作動させ
るようになっている。
形成されている部分は第3図に示すように主軸8の軸方
向の異なる位置に配設されている。すなわち第3図にお
いてストッパ27のうち右側が作動カム30、左側が切
欠部28の形成されている部分である。凹部29の壁2
9a,29bはクラッチ装置9のレバー13を作動させ
るようになっている。
ストッパ27には更に長六31及び32が貫通して設け
られ、該長穴には主軸8と一体的な部分であるねじ33
及び34の円筒部33a,34aが遊鼓され、一定角度
範囲で運動可能に構成されている。ねじ33,34は第
3図に示すようにブッシュ11に螺装され固着されてい
るので、主軸8と共に回転するようになっている。なお
、ねじ33,34の円筒部33a,34dはストッパ2
7の板厚よりも若干長くとってあり、該ねじによりスト
ツパ27がブッシュ11に固着されることはなく、単に
主軸8の軸万向に拘束されるのみである。
られ、該長穴には主軸8と一体的な部分であるねじ33
及び34の円筒部33a,34aが遊鼓され、一定角度
範囲で運動可能に構成されている。ねじ33,34は第
3図に示すようにブッシュ11に螺装され固着されてい
るので、主軸8と共に回転するようになっている。なお
、ねじ33,34の円筒部33a,34dはストッパ2
7の板厚よりも若干長くとってあり、該ねじによりスト
ツパ27がブッシュ11に固着されることはなく、単に
主軸8の軸万向に拘束されるのみである。
又、35は前記ストッパ27に形成された二又部であり
、後記するベルト車7に対して相対回転可能な回転体の
−例たるリング36に楯設されたピン37を扱持し、リ
ング36からの摩擦トルクが伝達されるようになってい
る。リング36はベルト車7に第2図に示す如く回転自
在に鉄装され、座金38及び39を介して前記ねじ33
,34によりベルト車7からはずれないように取り付け
られている。而して、座金38はねじ33,34により
ブッシュ11に押圧されて固着状態となっているが、座
金39、リング36及びベルト車7はブッシュ11に対
して摺動自在である。そこでばね座金40をはずみ車2
2とベルト車7との間に介装し、第2図において、ベル
ト車7を左方に弾性的に押圧して、該ベルト車からリン
グ36に一定の摩擦トルクが作用するようにしたもので
ある。この摩擦トルクはリング36に楯設されたピン3
7からストッパ27の二又部35に伝達される。従って
、ストッパ27は自由に回転し得る状態では、この摩擦
トルクによってベルト車7と共に一体的に回転する。そ
してストッパ27が強制的に停止させられた場合にはリ
ング36も停止せざるを得ないから、なおベルト車7が
回転している場合には、リング36とベルト車7との間
に相対運動が起り、ストッパ27は一定の摩擦トルクを
与えられながら停止することとなる。41はクラッチ装
置9を作動させてベルト車7と主軸8との係合を離脱せ
しめる係止手段の一例としての係止爪であり、ホルダ4
2に枢着され、該ホルダからばね43により反時計方向
に回転するように付勢されている。
、後記するベルト車7に対して相対回転可能な回転体の
−例たるリング36に楯設されたピン37を扱持し、リ
ング36からの摩擦トルクが伝達されるようになってい
る。リング36はベルト車7に第2図に示す如く回転自
在に鉄装され、座金38及び39を介して前記ねじ33
,34によりベルト車7からはずれないように取り付け
られている。而して、座金38はねじ33,34により
ブッシュ11に押圧されて固着状態となっているが、座
金39、リング36及びベルト車7はブッシュ11に対
して摺動自在である。そこでばね座金40をはずみ車2
2とベルト車7との間に介装し、第2図において、ベル
ト車7を左方に弾性的に押圧して、該ベルト車からリン
グ36に一定の摩擦トルクが作用するようにしたもので
ある。この摩擦トルクはリング36に楯設されたピン3
7からストッパ27の二又部35に伝達される。従って
、ストッパ27は自由に回転し得る状態では、この摩擦
トルクによってベルト車7と共に一体的に回転する。そ
してストッパ27が強制的に停止させられた場合にはリ
ング36も停止せざるを得ないから、なおベルト車7が
回転している場合には、リング36とベルト車7との間
に相対運動が起り、ストッパ27は一定の摩擦トルクを
与えられながら停止することとなる。41はクラッチ装
置9を作動させてベルト車7と主軸8との係合を離脱せ
しめる係止手段の一例としての係止爪であり、ホルダ4
2に枢着され、該ホルダからばね43により反時計方向
に回転するように付勢されている。
44は前記ストッパ27の切欠部28に係合することに
より〜該ストッパの回転を停止させるための係止部であ
る。
より〜該ストッパの回転を停止させるための係止部であ
る。
又「 45は前記作動カム3川こ係合する従動子部であ
り、作動カム3川こより押圧されて、係止爪41を時計
方向に回転させ、係止部44を切欠部28との係合位置
に移動させるようになっている。46は係止爪41が一
針縫の際に必要以上に反時計方向に回転しないようにす
るための突起であり、ホルダ42上の突出部47に当援
する。
り、作動カム3川こより押圧されて、係止爪41を時計
方向に回転させ、係止部44を切欠部28との係合位置
に移動させるようになっている。46は係止爪41が一
針縫の際に必要以上に反時計方向に回転しないようにす
るための突起であり、ホルダ42上の突出部47に当援
する。
一方48はホルダ42と係止爪41との運動を制限する
ための部材であり、ミシンの本体1に固着されている。
ホルダ42は第1、2図に示すようにねじ49によりミ
シンの本体1に枢着され、ばね5川こより時計方向に回
転するように付勢されている。
ための部材であり、ミシンの本体1に固着されている。
ホルダ42は第1、2図に示すようにねじ49によりミ
シンの本体1に枢着され、ばね5川こより時計方向に回
転するように付勢されている。
そして一端には前述した係止爪41が枢着され、他端に
はミシン本体1に枢着された一針縫選択カム51(以下
選択カムと略称する)に当援する接触子52が形成され
ている。而して前記接触子52が選択カム51の大径部
53に当接している時には第1図に示すように普通経の
状態となり、接触子52が小径部54に当援すると第4
図乃至第8図に示すように一針経の状態となる。選択カ
ム51の操作は第2図に示す一針縫選択つまみ55(以
下選択つまみと略称する)を回転させることにより外部
から容易に行なうことができる。本発明装置は上記のよ
うに構成されており、次にその動作状態につき説明する
。まず晋通縫の場合について説明すれば、第1図に示す
ように選択カム51を回転させて、その大径部53にホ
ルダ42の接触子52を接触させると、ホルダ42はば
ね50‘こ抗して反時計万向に回転し、係止爪41をス
トッパ27から離脱させる。その結果係止部44及び従
動子部45はストッパ27の切欠部28及び作動カム3
0の運動径路からそれぞれ完全に外れ、一方前記制限部
材48に一端が当接して所定の位置に設定されるので、
ストッパ27の回転を遮るものは何もなく、ベルト車7
の回転により主軸8が連続回転して晋通縫を行なうこと
ができる。この場合には、ストパ27の長穴31,32
の時計方向の端部が円筒部33a,34aに当接し「従
って凹部29aがクラッチ装置9のレバ町も3をベルト
車7と主軸8とが連結される方向(第3図において反時
計方向)に押圧している。従って「コロ10がベルト車
7の内周面20とスべ−サ18とを連結し、ミシンモー
タ→ベルト車7→クラッチ装置9→プッシュ11→主軸
8の如く動力が伝達されてミシンが連続回転を行ない得
るものである。次に一針縫を行なう場合につき説明する
。
はミシン本体1に枢着された一針縫選択カム51(以下
選択カムと略称する)に当援する接触子52が形成され
ている。而して前記接触子52が選択カム51の大径部
53に当接している時には第1図に示すように普通経の
状態となり、接触子52が小径部54に当援すると第4
図乃至第8図に示すように一針経の状態となる。選択カ
ム51の操作は第2図に示す一針縫選択つまみ55(以
下選択つまみと略称する)を回転させることにより外部
から容易に行なうことができる。本発明装置は上記のよ
うに構成されており、次にその動作状態につき説明する
。まず晋通縫の場合について説明すれば、第1図に示す
ように選択カム51を回転させて、その大径部53にホ
ルダ42の接触子52を接触させると、ホルダ42はば
ね50‘こ抗して反時計万向に回転し、係止爪41をス
トッパ27から離脱させる。その結果係止部44及び従
動子部45はストッパ27の切欠部28及び作動カム3
0の運動径路からそれぞれ完全に外れ、一方前記制限部
材48に一端が当接して所定の位置に設定されるので、
ストッパ27の回転を遮るものは何もなく、ベルト車7
の回転により主軸8が連続回転して晋通縫を行なうこと
ができる。この場合には、ストパ27の長穴31,32
の時計方向の端部が円筒部33a,34aに当接し「従
って凹部29aがクラッチ装置9のレバ町も3をベルト
車7と主軸8とが連結される方向(第3図において反時
計方向)に押圧している。従って「コロ10がベルト車
7の内周面20とスべ−サ18とを連結し、ミシンモー
タ→ベルト車7→クラッチ装置9→プッシュ11→主軸
8の如く動力が伝達されてミシンが連続回転を行ない得
るものである。次に一針縫を行なう場合につき説明する
。
本装置における一針縫は、コントローラを踏み込むこと
により、ミシンを1回転させて後所定の位置でクラッチ
装置9のレバー13を操作することによりベルト車7と
主軸8との係合を離脱させ、ベルト車7を空転させてミ
シンを定位暦停止状態に維持し、コントローラの踏込を
解放することにより再回転を可能として、ミシンを1回
転ずつ間欠的に回転させることにより行なうものである
。
により、ミシンを1回転させて後所定の位置でクラッチ
装置9のレバー13を操作することによりベルト車7と
主軸8との係合を離脱させ、ベルト車7を空転させてミ
シンを定位暦停止状態に維持し、コントローラの踏込を
解放することにより再回転を可能として、ミシンを1回
転ずつ間欠的に回転させることにより行なうものである
。
まず、つまみ55を回転させて、第4図示の如くホルダ
42の接触子52を選択カム51の小径部54に接触さ
せることにより、ホルダ42を時計方向に回転させ、係
止爪41をストッパ27に接近させ、従動子部45が作
動カム30と、係止部44が切欠部28とそれぞれ係合
する位置に設定する。この状態では、ねじ33,34の
円筒部33a,34aは長穴31,32の時計方向の端
部により押圧され、凹部29の壁29aがレバー13を
押圧している。従って、コントローラを踏み込んでミシ
ンモータを回転させると、ベルト車7が回転して、スト
ッパ27が回転し、第5図に示すように作動カム30が
係止爪41の従動子部45を押圧して、係止爪41を時
計方向に回転させる。これによって、係止部44はスト
ッパ27の切欠部28の運動径路内に入り込み、切欠部
28と係合してストッパ27及びリング36の回転を停
止させる。しかし第5図の状態ではまだ凹部29の壁2
9aがレバー13を押圧しているのでベルト車7の回転
に伴って主軸8及びねじ33,34の円筒部33a,3
4aは回転している。従ってリング36とベルト車7と
の間に相対運動が生じ、ベルト車7からリング36に摩
擦トルクが与えられ、ストッパ27の切欠部28は係止
爪41の係止部44を押圧しており、ばね43の引張力
に抗してこれらの係合関係が保持されている。そこで第
6図に示すように、更に主軸8と円筒部33a,34a
としバー13とがストッパ27と分離して回転し、円筒
部33a,34aがは長穴31,32の中央部に到達し
、レバー13は凹部29の壁29bに当綾し「それ以上
主軸8が回転すると壁29bによってLベルト車7と主
軸8との連結を第7図に仮想線で示すように遮断する方
向にレバ−13が押圧される。そして略第6図の位置に
おいて、クラッチ装置9がベルト車7と主軸8との連結
を遮断する。しかしミシンは惰性で更に回転し、第7図
に示すように「円筒部33a,34aが長穴31,32
の反騰計万向の端部に当俵して該端部を押圧する。その
結果、係止爪41が功欠部28により押圧されて、ホル
ダ42がばね5川こ抗して反時計方向に回転し、この間
にミシンは次第に減速し、ホルダ42の一端56が制限
部材48に当援することにより、一旦停止する。
42の接触子52を選択カム51の小径部54に接触さ
せることにより、ホルダ42を時計方向に回転させ、係
止爪41をストッパ27に接近させ、従動子部45が作
動カム30と、係止部44が切欠部28とそれぞれ係合
する位置に設定する。この状態では、ねじ33,34の
円筒部33a,34aは長穴31,32の時計方向の端
部により押圧され、凹部29の壁29aがレバー13を
押圧している。従って、コントローラを踏み込んでミシ
ンモータを回転させると、ベルト車7が回転して、スト
ッパ27が回転し、第5図に示すように作動カム30が
係止爪41の従動子部45を押圧して、係止爪41を時
計方向に回転させる。これによって、係止部44はスト
ッパ27の切欠部28の運動径路内に入り込み、切欠部
28と係合してストッパ27及びリング36の回転を停
止させる。しかし第5図の状態ではまだ凹部29の壁2
9aがレバー13を押圧しているのでベルト車7の回転
に伴って主軸8及びねじ33,34の円筒部33a,3
4aは回転している。従ってリング36とベルト車7と
の間に相対運動が生じ、ベルト車7からリング36に摩
擦トルクが与えられ、ストッパ27の切欠部28は係止
爪41の係止部44を押圧しており、ばね43の引張力
に抗してこれらの係合関係が保持されている。そこで第
6図に示すように、更に主軸8と円筒部33a,34a
としバー13とがストッパ27と分離して回転し、円筒
部33a,34aがは長穴31,32の中央部に到達し
、レバー13は凹部29の壁29bに当綾し「それ以上
主軸8が回転すると壁29bによってLベルト車7と主
軸8との連結を第7図に仮想線で示すように遮断する方
向にレバ−13が押圧される。そして略第6図の位置に
おいて、クラッチ装置9がベルト車7と主軸8との連結
を遮断する。しかしミシンは惰性で更に回転し、第7図
に示すように「円筒部33a,34aが長穴31,32
の反騰計万向の端部に当俵して該端部を押圧する。その
結果、係止爪41が功欠部28により押圧されて、ホル
ダ42がばね5川こ抗して反時計方向に回転し、この間
にミシンは次第に減速し、ホルダ42の一端56が制限
部材48に当援することにより、一旦停止する。
ここでばね50の強さを、該ばねによりホルダ42に与
えられるトルクがストッパ27の摩擦トルクに打ち勝つ
ように設定しておけば、第7図の状態から、ホルダ42
の接触子50が再び選択カム51に当援するまで、ホル
ダ42が時計方向に回転し、係止爪41がストッパ27
をして主軸8をわずかに逆転させて後ミシンが停止する
。しかし、ベルト車7は依然として空転しているから、
係止部44と功欠部28は係合状態に保持されている。
そこでコントローラの踏込を解放すればベルト車7が停
止し、ストッパ27に対する摩擦トルクが消滅するので
、第8図に示すようにばね43の引張力により係止爪4
1が反時計方向に回転して、係止部44が切欠部28か
ら離脱する。
えられるトルクがストッパ27の摩擦トルクに打ち勝つ
ように設定しておけば、第7図の状態から、ホルダ42
の接触子50が再び選択カム51に当援するまで、ホル
ダ42が時計方向に回転し、係止爪41がストッパ27
をして主軸8をわずかに逆転させて後ミシンが停止する
。しかし、ベルト車7は依然として空転しているから、
係止部44と功欠部28は係合状態に保持されている。
そこでコントローラの踏込を解放すればベルト車7が停
止し、ストッパ27に対する摩擦トルクが消滅するので
、第8図に示すようにばね43の引張力により係止爪4
1が反時計方向に回転して、係止部44が切欠部28か
ら離脱する。
これと同時に従動子部45は再び作動カム30の運動径
路内に入り込み、ミシンの次の1回転後の定位層停止動
作の準備がなされる。コントローラを再び踏み込むと、
ミシンモータが回転し、ベルト車7が空転してリング3
6に摩擦トルクが与えられ、ピン37がストツパ27を
回転させて、第8図の状態から第4図の状態にもどり、
凹部29の壁29aがレバー13を押圧してクラッチ装
置9をしてベルト車7と主軸8とを連結し、ミシンが回
転し、以下前述したと同じ動作が繰り返される。
路内に入り込み、ミシンの次の1回転後の定位層停止動
作の準備がなされる。コントローラを再び踏み込むと、
ミシンモータが回転し、ベルト車7が空転してリング3
6に摩擦トルクが与えられ、ピン37がストツパ27を
回転させて、第8図の状態から第4図の状態にもどり、
凹部29の壁29aがレバー13を押圧してクラッチ装
置9をしてベルト車7と主軸8とを連結し、ミシンが回
転し、以下前述したと同じ動作が繰り返される。
従って、第8図の主軸8の回転位置を針の上死点に停止
させておけば、針を上死点に停止させながら、ミシンを
間欠回転させる如き一針総を行なうことができる。次に
本発明の効果につき説明する。
させておけば、針を上死点に停止させながら、ミシンを
間欠回転させる如き一針総を行なうことができる。次に
本発明の効果につき説明する。
まず、ミシンの定位層停止動作が純機械的に係止爪41
とストツパ27の切欠部28との係合によって行なわれ
、且つその停止位相が機械的に設定されるので針の停止
位置が常に一定しており、非常に正確であるという効果
がある。このため、特に針榛駆動による一針縫専用のア
タッチメントにおけるように正確な針停止位置が要求さ
れる場合にも充分に対応し得るものである。又、ミシン
の駆動力はコントローラの踏込によって与えられ、その
解放によって解除されるから、一針縫はすべてコントロ
ーラの踏込と解放の反覆操作により行ない得るので、両
手は布の譲導に専ら使用することができ、極めて縫製作
業がし易いという効果がある。更に一針縫におけるミシ
ンの停止時間はコントローラの解放時間に略等しいので
作業者の思うままに制御でき、しかもそれが足操作のみ
で行なえるため使い易い。更に、コントローラは、単に
ミシンモータの入力電圧を制御できるものであればよく
、抵抗線式、カーボンパイル式或は他の電子式等従来品
のいずれもそのままで使用できるという効果がある。又
、ストッパ27が係止爪41により停止せしめられると
クラッチ装置9がベルト車7と主軸8との連結を遮断す
るので、ベルト車7が空転し、ミシンはミシンモータか
らの駆動力を解除された状態で停止し「 しかもミシン
モ−夕を強制的に停止させないのでコントローラを長い
間踏み込んでいてもミシンモ−夕が過熱するおそれは全
くない。
とストツパ27の切欠部28との係合によって行なわれ
、且つその停止位相が機械的に設定されるので針の停止
位置が常に一定しており、非常に正確であるという効果
がある。このため、特に針榛駆動による一針縫専用のア
タッチメントにおけるように正確な針停止位置が要求さ
れる場合にも充分に対応し得るものである。又、ミシン
の駆動力はコントローラの踏込によって与えられ、その
解放によって解除されるから、一針縫はすべてコントロ
ーラの踏込と解放の反覆操作により行ない得るので、両
手は布の譲導に専ら使用することができ、極めて縫製作
業がし易いという効果がある。更に一針縫におけるミシ
ンの停止時間はコントローラの解放時間に略等しいので
作業者の思うままに制御でき、しかもそれが足操作のみ
で行なえるため使い易い。更に、コントローラは、単に
ミシンモータの入力電圧を制御できるものであればよく
、抵抗線式、カーボンパイル式或は他の電子式等従来品
のいずれもそのままで使用できるという効果がある。又
、ストッパ27が係止爪41により停止せしめられると
クラッチ装置9がベルト車7と主軸8との連結を遮断す
るので、ベルト車7が空転し、ミシンはミシンモータか
らの駆動力を解除された状態で停止し「 しかもミシン
モ−夕を強制的に停止させないのでコントローラを長い
間踏み込んでいてもミシンモ−夕が過熱するおそれは全
くない。
又ベルト車7に押圧されるリング36を設けて、ピン3
7によりストツパ27と該リングとを連結したことによ
り、ベルト車7からリング36を介してストッバ27に
摩擦トルクが与えられるようにしてあるため、ベルト車
7が回転している限り、ストツパ27の切欠部28と係
止爪41の係止部44とは係合状態に保持されるから「
ミシンが一旦停止後コントローラ踏込中に誤って回転し
始める如き誤動作のおそれがない。更に又、切欠部28
と係止部44とが係合しても直ちにミシンが停止せず、
ホルダ42がばね501こ抗してその一端56が制限部
材48に当接するまで回転するようになっているので、
ミシンの惰性回転をばね50の緩衝作用により徐々に減
速させて後ミシンを静かに定位層に停止させることがで
きるのでミシン停止時の衝撃や騒音が小さいという効果
がある。
7によりストツパ27と該リングとを連結したことによ
り、ベルト車7からリング36を介してストッバ27に
摩擦トルクが与えられるようにしてあるため、ベルト車
7が回転している限り、ストツパ27の切欠部28と係
止爪41の係止部44とは係合状態に保持されるから「
ミシンが一旦停止後コントローラ踏込中に誤って回転し
始める如き誤動作のおそれがない。更に又、切欠部28
と係止部44とが係合しても直ちにミシンが停止せず、
ホルダ42がばね501こ抗してその一端56が制限部
材48に当接するまで回転するようになっているので、
ミシンの惰性回転をばね50の緩衝作用により徐々に減
速させて後ミシンを静かに定位層に停止させることがで
きるのでミシン停止時の衝撃や騒音が小さいという効果
がある。
又、普通縫と一針縫とは、つまみ55を回転させること
により、手動操作によって簡単に選択できるので極めて
操作性が良い。
により、手動操作によって簡単に選択できるので極めて
操作性が良い。
なお普通総の際には、一針縫装置は全く関与しないので
、ミシンの針は不特定な位置に停止し、従来のミシンと
全く同様に使うことができる便利さがある。
、ミシンの針は不特定な位置に停止し、従来のミシンと
全く同様に使うことができる便利さがある。
このように本発明は構造簡単でありながら従来品では到
底得られなかった顕著な効果を奏するものであり、ミシ
ンにおける一針経を極めて容易にして安全且つ確実に行
なうことができると共に、構造が簡単であることから耐
久性に優れ、又安価に製造できる等t産業上、実用上そ
の効果の大きい発明である。
底得られなかった顕著な効果を奏するものであり、ミシ
ンにおける一針経を極めて容易にして安全且つ確実に行
なうことができると共に、構造が簡単であることから耐
久性に優れ、又安価に製造できる等t産業上、実用上そ
の効果の大きい発明である。
第1図は本発明装置を装着したミシンの後端面図であっ
ても晋通縫の状態を示す、第2図はその菱部縦断面図、
第3図はその要部平面一部横断面図、第4図乃至第8図
は装置の作動状態図である。 図中7はベルト車、8は主軸ト9はクラッチ装置、36
は回転体、41は係止手段の一例たる係止爪である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
ても晋通縫の状態を示す、第2図はその菱部縦断面図、
第3図はその要部平面一部横断面図、第4図乃至第8図
は装置の作動状態図である。 図中7はベルト車、8は主軸ト9はクラッチ装置、36
は回転体、41は係止手段の一例たる係止爪である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1 ミシンモータにより駆動されるベルト車と、該ベル
ト車とミシンの主軸とを係合離脱させるクラツチ装置と
、ベルト車に弾圧的に押圧されベルト車から摩擦トルク
を与えられたベルト車に対して相対回転可能な回転体と
、該回転体により駆動され前記クラツチ装置を作動させ
てベルト車と主軸との係合を離脱せしめる係止手段とを
備え、前記係止手段によりクラツチ装置が作動してベル
ト車とミシンの主軸との係合が離脱されてミシンが定位
置に停止し、この際ミシンモータが回転してベルト車が
空転し、ベルト車から摩擦トルクを与えられた回転体が
ミシンの定位置停止状態を保持し、ミシンモータを停止
させることにより前記回転体の摩擦トルクが消滅し、定
位置停止状態が解除され、次の1回転が可能となるよう
に構成されたことを特徴とするミシンの一針縫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051778A JPS60877B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ミシンの一針縫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051778A JPS60877B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ミシンの一針縫装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5434021A JPS5434021A (en) | 1979-03-13 |
JPS60877B2 true JPS60877B2 (ja) | 1985-01-10 |
Family
ID=13720494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8051778A Expired JPS60877B2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 | ミシンの一針縫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60877B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0492215U (ja) * | 1990-12-25 | 1992-08-11 |
-
1978
- 1978-07-04 JP JP8051778A patent/JPS60877B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5434021A (en) | 1979-03-13 |
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