JPS6086689A

JPS6086689A - 硬貨取扱装置

Info

Publication number: JPS6086689A
Application number: JP58194037A
Authority: JP
Inventors: 毅青木
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-10-19
Filing date: 1983-10-19
Publication date: 1985-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は自動販売機や自動取引装置などに使用される硬
貨取扱装置に関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点Ｊ従来の自７ｅＭ売様のような硬貨取扱装置においては投
入された硬貨を釣銭として使用するために硬貨投入口は
上部に設置／ｊられ硬貨取出口は下部に設けられていた
。この配置によると硬貨取出口が見づらく利用者の操作
性がよくなかった、）操作性を良くするためには取出［二１を上部に配置、す
る必要があり、硬貨を下から上へ搬送しなければならな
い０硬貨を下から上へ搬送する技。　術としてたとえば
特開昭５５−５６９１５号公報に記載された装置がある
。これは第１図に示すような装置で、コインをのせて搬
送する第１の搬送ベルト３０と、このベルトを駆動する
電動機３１と、Ｊｌの搬送ベルトと対向して設けられた
第２の搬送べ／Ｉ−）　３２とからなる。このような装
置によｔＬば硬貨を下から上へ搬送することができる。

しかしたとえば硬貨が重なった状態で搬送されるとその
厚さによりローラ部での抵抗が増し、場合によっては搬
送できなくなり、また、ベルト同士が接触しているので
搬送ベルト、ローラー、駆動モーターが劣化しやすかっ
た。さらに硬貨が重なった状態で搬送できたとしても硬
化の１なりにより第１の搬送ベルト３０と第２の搬送ベ
ルト３２との間隔が広がりベルト間で硬貨を挾持できず
に後続の硬貨が落下してしまい連続して硬貨ケ搬送する
ことができないという欠点があった・・〔発明の目的〕本発明は上述したような従来の欠点を克服したもので硬
貨を確実にかつ連続的に上方へ搬送することができる硬
貨取扱装置Ｎ：　’！ｃ提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために第１の搬送ベルト上
に硬貨を供給する供給手段と、供給された硬貨を搬送す
る第１の搬送ベルトと、この第１の搬送ベルトと部分的
に対向し、各々のベルトが所定の間隔をもって設けられ
る複数本の第２の搬送ベルトと、第１の搬送ベルト上に
搬送方向に対しては硬貨の径より大きな間隔で設けられ
、第２の搬送ベルトの各々のベルト間に存在する間隙部
に先端を突出させた複数の突起とを設けることにより確
実に硬貨を上方へ搬送でき、突起が第２の搬送ベルトと
接触しないので突起の劣化も防止できる。また供給手段
に所定厚さ以上のものを阻止する阻止部材を設は誤搬送
をも防止したものである。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を第２図乃至第５図に従って説明する
１、第２図は本発明を適用した自動取引装置の一実施例
であるＯ図示しないがキャッシュカード取扱部１適帳プ
リンタ部、租幣取扱部などを有しオンラインでセンター
からの指令により利用者との入金取引が行なわれる０図
において１は本体カバーであり、後扉１１から金庫の出
し入れ、操作チェック等を行なう。利用者ＵＣＲＴディ
スプレイ３の表示に従い、前面パネル２に設けられた入
金口５から硬貨の投入を行ない、キーボード４により所
定の操作を行なうものであるっ投入された硬貨は入金口５から電子検銭部７を通ってさ
らにダイヤチェッカーＩＯに、ｒ、り秤別に分けられ一
時保管庫８に入る１、硬貨が出金される際は一時保管庫
８から供給手段であるコンベヤ１４土に落ち、このコン
ベヤ１４により硬貨垂直搬送装置６１で運ばれ、さらに
この硬貨垂直搬送装置６により上方の受部を構成する出
金口２４まで運ばれて出金されるＯ第３図に硬貨垂１１搬送装置６０訂、Ｉｌｌな断面図を
示すｎ第１の搬送ベル）１６は断面が概し状に構成され、この
垂直部と平行に複数本の第２の搬送ベルト１９が設けら
れる。第１の搬送ベルト１６上には搬送方向に対して硬
貨２５の径より大きな一定間隔で弾性体で構成された複
数の突起１５．１５・・・が設けられ、これらの突起１
５は第４図、第５図に示すように第１の搬送ベルト１６
と第２の搬送ベルト１９との間隙↓９高い突起で、それ
らの先端は各々の第２の搬送ベルト１９０間に突出して
いる。なお２６は硬貨垂直搬送部６０両側に設けた側板
である。供給手段の阻止装置である逆転ローラー１７と
ベルト面保持ローラー１８とは第１の搬送ベル）１６の
垂直搬送部以前に設けられ、逆転ローラー１７は弾性体
を用い、搬送ベルト１６上の突起と接触しないように凹
部を有し搬送ベルト１６と反対方向に回転し、重なった
硬貨２５の搬送を阻止し、１枚ずつに分離する。この際
搬送ベルト１６が下方に逃げるのを防ぐため第１の搬送
ベル）１６の下にベルト面保持ローラー１８を設ける。

垂直搬送前に弾性ローラ２１を設けて垂直搬送への移行
をスムーズにしている。両搬送ベルトからの硬貨の受部
である出金口２４を垂直搬送部の上部ローラー２２ｂの
片側に設けて送られてくる硬貨２５を収受するＯ第１の
搬送ベル）１６．第２の搬送ベルト１９．逆転ｐ−５−
１７ｔｒｉ駆Ｗｂベルト２３を介して駆動モータ２０で
駆動される。

このような構成によれば、垂直搬送部分では突起１５・
・・が対面する第２の搬送ベルトより突出しているため
落下することなく確実に搬送できる。また従来の装置で
は垂直搬送部分でコインのｔｕｆｔを支える際にベルト
とベルトとで挾んでいたためベルトの張力を大きくしな
ければならなかったが、本実施例では硬貨の重量・を突
起により支えているためベルトの張力が少さくて済む。

さらに従来例では対向するベルト同士が常に接触してい
たため硬貨のないときも２つのベルトの速度差に、しる
摩擦が生じていたので劣化が激しかった。しかし本実施
例では硬貨のないときでも第１の搬送ベル）　ｌ　６と
第２の搬送ベルト１９は接触することがないので両搬送
ベルトの劣化が少くなる。また突７Ｉ！：１５は搬送ベ
ルト１９と接触しないので突起と搬送ベルト１９との接
触による劣化は生じない。さらにまた逆転ローラー１７
とベルト１「１１保持ローラー１８により所定の厚さ以
上のものは取り除か力、るので重なることなく運ばれる
。

なお、上述の実施例においてはローラ２２ａ。

ｚ２ｂｔ：離間したものを説明したが、第６図に示すよ
うに上述の実施例においてローラ２２Ｒを２２ｂ側に近
づけても良い。また、図示しないがローラー２２ａを２
２ｂより低い位−０に配置し、出金口２４を搬送ベルト
１６側に設置したものや垂直搬送でなく搬送間をＭ層面
に［−次ものが考えられる。

〔発明の効果〕

本発明の装置によれば第１の搬送ベルト上に設けられた
突起が第２の搬送ベルトよりも突出しているため確実か
つ連続的Ｑこ硬貨を搬送でき、ｍＷ　１の搬送ベルトや
突起が第２の搬送ベルトに接触しないので、ベルト同士
の摩擦による劣化も防げる□ また阻止装置を設置したことにより所定の厚さ以上の硬
貨を阻止し、硬貨の重なり搬送によりローラーとベルト
が拘束されないのでローラー、ベルト、駆動モーターの
劣化を防ける。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の装置を示す図、第２図は本発明を実施し
た自動取引装置を表わす側断面図、第３図は本発明の硬
貨取扱装置の一実施例を示す側面図、第４図、第５図は
対向するベルトと硬貨の関係を示す図、第６図は本発明
の他の実施例を示す側面図である。９・・・一時保管Ｊｉ、１４・・・コンベヤ、１５・・
・突起、１６・・・第１の搬送ベルト、１７・・・逆転
ローラー、１８・・・ベルト面保持ロークー、１９・・
・第２の搬送ベルト、２０・・・駆動モーター、２１・
・・弾性体ローラー、２２・・・支持ローラー、２３・
・・枢動ベルト、２４・・・出金口（受部）第　１　図第　２　図第　３　図第４図第　５　図第　６　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）硬貨をのせて搬送する第１の搬送ベルトと、この
第１の搬送ベルトに対向し各々のベルト間が所定の間隙
をもって設けられた複数本の第２の搬送ベルトと、上記
第１の搬送ベルト上に搬送方向に対しては搬送される硬
貨の径より大きな間隔で設けられ上記第２の搬送ベルト
の各々のベルト間に形成される間隙部に先端突出させ几
複数の突起と１、上記ＩＥＩの搬送ベルト上に硬貨を供
給する供給手段と、この供給手段より高い位置に設けら
れ上記第１の搬送ベルトと第２の搬送ベルトとて搬送さ
れた硬貨を受ける受部とを設けたことを特徴とする硬貨
取扱装置。
（２）供給手段は第１の搬送ベルトと第２の搬送ベルト
とが対向する以前に所定の厚さ以上の硬貨の搬送を阻止
する阻止装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の硬貨取扱装置（３）阻止装置として第１の搬
送ベルト下に設けられたベルト面保持ローラーと、第１
の搬送ベルト上方に設けられた逆転ローラとから成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の硬貨取扱装
置。