JPS6086115A - ポリウレタン系組成物 - Google Patents

ポリウレタン系組成物

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JPS6086115A
JPS6086115A JP58192633A JP19263383A JPS6086115A JP S6086115 A JPS6086115 A JP S6086115A JP 58192633 A JP58192633 A JP 58192633A JP 19263383 A JP19263383 A JP 19263383A JP S6086115 A JPS6086115 A JP S6086115A
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benzyl
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Toshio Shimizu
清水 寿雄
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は柔軟かつ強靭であり、耐熱性、耐溶剤性、耐候
性、耐変色性などに優れたポリウレタン系組成物に関す
るものである。
(従来技術) 従来J:す、ポリウレタン組成物は、その優れた特性か
ら塗料、各種成形品、人工皮革など広範囲な用途に利用
されている。例えば、!1i維質基材にポリウレタン組
成物を被覆してなる根付人工皮革では、柔軟かつ強靭な
性質を生かして好ましく用いられている。しかしながら
、アイロンがけに耐える耐熱性、ドライクリーニング、
洗iWに耐える耐溶剤性、長期使用に耐える耐変色性、
耐久性(光、熱、酸素などに対する安定性)など十分満
足させるものが得られていないのが実状である。
これらの欠点を改良するため、(a>特定な構造のポリ
ウレタンを使用する方法、(b)各種安定剤を添加する
方法、(C)(a)と(b)の組み合わせなど種々提案
されているが、上述のような特性をバランスよく満足さ
けるのは不十分である。
(本発明の目的) 本発明の目的は、柔軟かつ強靭であり、耐熱性、耐溶剤
性、耐変色性、耐久性などの特性をバランスよく満足さ
せる改良されたポリウレタン系組成物に関するものであ
り、例えば衣料用根付人工皮革にあっては、柔軟かつ強
靭性、ドライクリーニング、アイロンがげに耐えるもの
、長期着用に際して、変色、劣化の少ないものを捉供す
ることにある。
(本発明の構成) 本発明のポリウレタン系組成物は特許請求の範囲に記載
の如き構成を有する。
すなわち、本発明はポリウレタン弾性体を特定の3官能
イソシアネ一ト化合物で架橋されることにより前述のよ
うな優れた特性が得られ、さらに特定のヒンダードアミ
ン化合物を結合させることにより、永久性のある耐変色
性、耐候性を付与できる。
本発明で用いるポリウレタンエラストマーは、高分子ジ
オールと有機ジイソシアネート及び鎖伸長剤を反応ざU
て得られる正合体である。
高分子ジオールとしては、両末端に水酸基を有し、分子
ff1500以上、好ましくは1000〜5000であ
るポリエーテルグリコール、ポリエステルグリコール、
ポリエーテルエステルグリコール等であり、その代表的
なものとしては、ポリ〈エチレンメキシド)グリコール
、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(テト
ラメチレンオキシド)グリコール、ポリカプロラクトン
グリコール、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンア
ジペート、ポリテトラメチレンアジペートなどの単独あ
るいは混合物である。
有機ジイソシアネートとしては、ジフェニルメタン−4
,4′−ジイソシアネート、1〜ルイレンジイソシアネ
ー1−、ヘキザメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネートなど、およびこれらの混合物である。
鎖伸長剤としては、上側のような有はジイソシアネート
と反応する官能基を2個有する化合物でアリ、グリコー
ル系鎖伸長剤としては、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコールなどがある。またジアミ
ン鎮伸長剤としては、4.4’ −ジアミノジフェニル
メタン。
トリレンジアミン、4.4’ −ジアミノジシクロヘキ
シルメタンまたはこれらの混合物などである。
本発明の目的とする11成物の柔軟性、高強力。
耐熱性、耐溶剤性、耐候性などの諸物性をバランスよく
満足させるには、高分子ジオールに対する有機ジイソア
ネートは1.5〜6.0モル当m。
イソシアネート基にもとずく窒素含有量は2〜8重量%
が好ましい。OH価は20以下、好ましくは10以下の
高分子量ポリウレタン弾性体が望ましく、所望する特性
により最適のものを選ぶ必要がある。
本発明に用いる3官能イソシアネ一ト化合物は前記一般
式で示されるものであり、2.6−ジイツシアネートカ
プロン酸−β−イソシアネートエチルエステル ン酸−γ−イソシアネートプロピルエステル、2。
6−ジイツシアネートカプロン酸−2−メチル−β−イ
ソシアネートエチルエステルなどである。
これらはいずれもリジンとアミノアルコールとのエステ
ルをホスゲン化する公知の方法によって製造することが
できる。
ポリウレタン弾性体に対する3官能イソシアネ一ト化合
物の混合比は,所望する特性によって決めるものである
が,好ましくは5〜50%,特に好ましくは10〜20
1量%である。
従来架橋剤どして.(a)トリメチロールプロパンのト
リレンジイソシアネートの3量付加物や(b)トリメチ
ロールプロパンのへギザメチレンジイソシアネートの3
量付加物が多用されている。
(a)を用いた場合,強靭であるが硬い被膜となる。特
性を上げるために使用量を多くすると増々硬いものとな
り,柔軟性.強靭性,耐熱性.耐溶剤性などの諸特性を
同時に満足できない。また(b.)の場合,無黄変タイ
プの架橋剤として用いられるが,比較的柔軟であるが,
反応が遅く,架橋構造も粗であり,上記特性が劣るなど
欠点がある。
しかるに本発明の3官能イソシアネ−1・は、架橋反応
が速く,密な架橋構造が得られ.前述の特性にずぐれる
こと,無黄変タイプゆえ耐変色性耐光劣化性にすぐれる
さらに、本発明は,特定のヒンダードアミンをポリウレ
タン分子鎖に結合することにより,耐変色性.耐光性を
顕著に高めることができる。
ヒンダードアミンを導入する方法としては。
(a)ポリウレタン弾性体の合成時,ポリオールとイソ
シアネートの反応時に添加混合して反応せしめる方法,
あるいは末端イソシアネートプレポリマーと鎖伸長剤を
反応せしめる時に添加混合する方法,(b)ポリウレタ
ン弾性体と3官能イソシアネートを架橋反応せしめる時
に添加混合する方法,あるいは3官能イソシアネートと
ヒンダードアミンを混合し反応せしめてからポリウレタ
ン弾性体と架橋反応せしめる方法などがとりうる。
(a)の場合.ポリウレタンの分子量が上りにくいとか
,ヒンダードアミンを結合したポリウレタン弾性体は液
状で長期放置した時,分解しゃずいなどの難点がある。
(b)の場合は塗料の調製時に添加混合し反応せしめる
ので上述のような心配はなく好ましい。
ヒンダードアミンの添加量は特に制限はないがポリウレ
タン弾性体100部に対して好ましくは0、1〜5部,
特に好ましくは0.1〜2部の範囲である。本発明のヒ
ンダードアミンは少量で効果があり.上述(a)、(b
)いずれの方法でも。
ポリウレタン本来の特性を損なうことなく,顕著な効果
を有するものであり,また単に混合されているのでなく
,ポリウレタンに結合されているので,ブリードアウト
したり,溶剤処理などによっても抽出除去されずその効
果が永久的である。
本発明で用いられるヒンダードアミン化合物の具体例と
しては,2,2.6,’6ーテ1〜ラメチルー4ーヒド
ロキシピペリジン、2,2,6.6−テトラメチル−4
−メチル−4−ヒドロギシビペリジン,2,2,6.6
−テトラメチル−4−エチル−4−ヒトOキシピペリジ
ン、2,2,6。
6−テ1〜ラメチル−4−フェニル−4−ヒドロキシピ
ペリジン、2.2.6.6−テトラメチル−4−アミノ
ピペリジン、2.2.6−1〜リメチル−6−エチル−
4−ヒドロキシピペリジン、2。
2、6−1−ツメチル−6−エチル−4−アミノピペリ
ジン、2,2−ジメチル−6、6−ジエチル−4−ヒド
ロキシピペリジン、2.2−ジメチル−6、6−ジエチ
ル−4−アミノピペリジン、2。
2−ジメチル−4−ヒドロキシ−1−アザスピロ(5.
5)ウンデカン、および2,2−ジメチル−4−アミノ
−1−アザスピロ(5,5)ウンデカン、またはそれら
の混合物である。1−ベンジル−2,2,,6,6−テ
トラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ベンジル
−2,2,6,6−テトラメチル−4−エヂルー4−ヒ
ドロキシピペリジン、1−ベンジル−2,2,6,6−
テトラメチル−4−フェニル−4−ヒドロキシピペリジ
ン、1−ベンジル−2,2,6,6−テ]・ラメチル−
4−アミノピペリジン、1−ベンジル−2゜2.6−ド
リメチルー6−エチルー4−ヒドロキシピペリジン、1
−ベンジル−2,2,6−1〜リメチル−6−エチル−
4−フミノビペリジン、1−ベンジル−2,2−ジメチ
ル−6,6−ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、1
−ベンジル−2,2−ジメチル−6,6−ジエチル−4
−アミノピペリジン、1−ベンジル−2,2−ジメチル
−4−ヒドロキシ−1−)7ザスピロ(5,5)ウンデ
カン、および1−ベンジル−2,2−ジメチル−4−ア
ミノ−1−アザスピロ(5,5)ウンデカンまたはそれ
らの混合物である。
1−メチル−2,2,6,6,−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシごベリジン、1−メチル−2゜2.6.6−テ
トラメチル−4−エヂルー4−ヒドロキシピペリジン、
1−メチル−2,2,6゜6−テトラメチル−4−フェ
ニル−4−ヒドロキシピペリジン、1−メチル−2,2
,6,6−テトラメチル−4−アミノピペリジン、1−
メチル−2,2,6−ドリメチルー6−エチルー4−ヒ
ドロキシピペリジン、1−メチル−2,2,6−ドリメ
チルー6−エチルー4−アミノピペリジン。
1−メチル2,2−ジメチル−6,6−ジエチル−4−
ヒドロキシピペリジン、1−メチル−2゜2−ジメチル
−6,6−ジエチル−4−アミノピペリジン、1−メチ
ル−2,2−ジメチル−4−ヒドロキシ−1−アザスピ
ロ(5,5)ウンデカン、1−メチル−2,2−ジメチ
ル−4−アミノ−1−アザスピロ(5,5)ウンデカン
またはそれらの混合物である。より好ましくは、2.2
゜6.6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン、
2.2’、6.6−テトラメチル−4−アミンピペリジ
ン、1−ベンジル−2,2,6,6−テi〜ラメチル−
4−ヒドロキシピペリジン、1−ベンジル−2,2,6
,6−テトラメチル−4−アミノピペリジン、1−メチ
ル−2,2,6,6テトラメチルー4−ヒドロキシピペ
リジン、1−メチル−2,2,6,6−テトラメチル−
4−アミノピペリジンまたはそれらの混合物である。ざ
らに好ましくは、2,2,6.6−テトラメチル−4−
ヒドロキシピペリジン、2.2.6.6−テトラメチル
−4−アミノピペリジン、1−メチル−2,2,6,6
−テトラメチル−4ヒドロキシピペリジン、1−メチル
−2,2,6,6−テトラメチル−4アミノピペリジン
またはそれらの混合物である。
また上記化合物に加えて1本発明のヒンダードアミン化
合物は、Xであられされる置換是のアミノ基、水酸基お
よびモノアルキルアミノ基の酸素原子または窒素原子に
結合している水素が−(Rso)n −t−1または−
(COR4COOR50)yt −Hによって置換され
たものであってもよい。
前者の場合、R3は低級アルキレン基、nは1〜50の
整数を表わす。低級アルキレン基の炭素数は2〜14で
ある。該化合物は、もとのヒンダードアミン化合物とR
30(アルキレンオキシド)を反応させることにより1
qられる。R30(アルキレンオキシド)−ヤ具体例と
しては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド。
テトラヒドロフラン、スチレンオキシド、エビクロヒド
リン等、およびそれらの混合物が挙げられる。
後者の場合、R4は有機ジカルボン酸残基、R5は有機
ジオール残基、および尻は1〜15の整数を表わす。有
機ジカルボン酸は炭素数2〜12のものが好ましく、具
体的にはコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、フタル酸、イソフタル酸等、あるいはこれらの無
水物、またこれらの混合物が挙げられる。有機ジオール
は炭素数2〜8のものが好ましく、具体例を挙げると。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキサングリコール、71クタングリコー
ル、ジ−エチレングリコール、トリエチレングリコール
等、およびそれらの混合物である。
上記ヒンダードアミン化合物は例えば、特開昭53−1
294およびその引用文献に記載されている方法に準じ
て合成される。
本発明の組成物には、他の弾性重合体、顔料。
染料、充填材、安定剤など必要に応じ混合使用すること
ができる。
本発明の組成物は、塗料、接着剤9人工皮革。
各種成形品など広範囲に使用できる。特に組付人工皮革
の被覆剤又は/及び含浸剤として用いるとその特徴が最
大限に発揮できる。
繊維質基体は1通常UA度の天然および合成繊維。
海島型繊維、剥離分割型繊維などから形成された極細繊
維及び極細繊維束などからなる不織布、織布1編布又は
これらの積層、サンドウィッチされたものであり、必要
に応じ、高分子エラストマー溶液および/または分散液
を付与したものである。
これらlJim質基体には少なくとも片面は、起毛。
パフィングなどによって毛羽層ててもよい。かかる繊維
質基体は1着色されていることが好ましいが、未着色の
場合は銀面付与後着色すればよい。
この毛羽層に銀面を形成するのが望ましい。また毛羽層
の繊維は細デニール程、また毛羽密度が高い程、銀面層
を薄くできるため、ソフトな風合。
外観品位にも優れたものが得られる。また、繊維質基体
の表面が極細繊維および/またはその東が緻密に交絡し
たものである場合は、その平滑性故に高分子重合体の被
覆層を薄くできるためゴム感が少なくなり好ましい。
また、銀イ」人工皮革を得る方法としては1本発明の組
成物をグラビアロール、リバースロールコータ、ナイフ
コータなどにより繊維質基体に塗イ1jし、加熱硬化さ
せ、シボ付与1表面仕上げなどする方法、また、シボ付
離型紙に表面用樹脂を塗布し、乾燥固化後この上に本発
明の組成物を塗布し。
乾燥しまだ粘着のある間に繊維質基体を貼り合わせ、加
熱硬化後両者を剥離することにより得る方法などが取り
うる。
(本発明の効果) 本発明のポリウレタン系組成物の特徴およびこれを利用
した製品の特徴を挙−げろと、柔軟かつ強靭であり、耐
熱性、耐溶剤性、耐候性、耐変色性など諸特性をバラン
スよく満足させうる。例えば組付人工皮革に利用した場
合、ソフトな風合、高銀面強度、アイロンがけやドライ
クリーニング性(特に外観の変化など)にすぐれ、長期
使用による変色、劣化が少ないなどの特性が発揮される
また、長期保管助の被膜中の各種添加剤のブリードアウ
ト、染色基材の染料の膜への移行、ブリードアウトが極
めて少ない等の特徴が発揮される。
ざらに、離型紙に表層を形成し、その上に接着層を塗布
して基材を貼合せる組付人工皮革の製法では、本発明架
橋剤の柔軟で高架橋性の特性を生かして、接着層に多口
に使用し、その一部を表層に移行せしめ、耐溶剤性を高
めることもできる。
以下本発明の実施の態様を示すが2本発明はこれに限定
されるものでない。ことわりのないかぎり9%および部
は重量に関するものである。
実施例1 ポリカプロラクトングリコールとジフェニルメタン−4
,4′−ジイソシアネ−1〜とプチレングレコールから
なるポリウレタン弾性体(OHfdli −4窒素含有
ff15.25%)のfvlEK/To l = 2/
1混合液の45%溶液に、3官能イソシアネ一ト化合物
として2,6−ジイツシアネー1−カプロン酸β−イソ
シフ7ネー1〜]ニチルエステルをポリウレタン固形分
100部に対し15部添加してなる組成液をv!A製し
た。これから約75μ厚みの乾式膜を作成し1種々の項
目について評価した。評価方法は下記による。
耐光性はフェードター950時間照剣(63℃後の変色
性を目視で5段階に評価した(5が最も良い)。強度保
持率は照射前後の強度を測定し。
次式で計算した。
照用後の強度 強度保持率(%)−X100 照用前の強度 耐加水分解性は温度70 ’C,湿度90%の条件下に
4週間放置したときの強度保持率にて次式により進めた
加水分解後の強度 強度保持率〈%)−X100 加水分解前の強度 耐パークレン膨潤性はドライクリーニング液(パークレ
ン系)に50℃で2時間浸漬した時の面積膨潤率を次式
によりめた。
浸漬後の面積 面積膨潤率(%)−X100 浸漬前の面積 実施例2 3官能イソシアネ−1部化合物として、2.6−ジイツ
シアネートカプロン酸−γ−イソシアネートプロピルエ
ステルを用いた以外は実施例1と同様にして乾式膜を得
た。
実施例3 実施例1のポリウレタン弾性体の合成++、I、ヒンタ
ードアミンとして1−メチル−2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ヒドロキシピペリジンを1%含有せしめた
以外は実施例1と同様の方法で乾式実施例1の組成液に
ヒンダードアミンとして1−メチル−2,2,6,6−
テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジンをポリウレタ
ン弾性イホ100部に対し1部添加した。実施例1と同
様にして乾式膜を得た。
比較例1 3官能イソシアネートとして1−リメチロールプロパン
の1〜リレンシイソシアネ−1・3モルf号加物を用い
IC以外は、実施例1と同様にして乾式膜をWt ノこ
 。
比較例2 3官能イソシアネートとしてトリメチロールプロパンの
へ4ニザメチレンジイソシアネ一ト3モルイ」加物を用
いた以外は、実施例1と同様にして乾式膜を得た。
比較例3 実施llA1の組成液に安定剤として、紫外線吸収剤ヂ
ヌビンP、酸化防止剤としてイルガノツクスコ010を
ポリウレタンに対し各1部添加して。
乾式膜を作製した。
以」−の例で得た乾式膜を実施例1記載の方法で評価し
た結果を第1表に示した。
本光明の組成物より得た乾式膜は、比較例のものに比べ
、耐光変色性、耐光劣化性、耐加水分解性、耐溶剤V!
Lなどの性質に優れることが判る。
実施例5〜7、比較例4.5 島成分がポリエステル70部、#成分がポリスチレン3
0部からなる島本数16本、単糸デニール3.5デニー
ル、51mmのものを使って、ニードルパンチングフェ
ルトをつくつIこ。つぎにこれを洲本中で収縮させ乾燥
後、無黄変タイプポリウレタン4部とポリビニルアルコ
ール6部からなる10部混合分散液を含浸させ乾燥した
。ついで1〜リクレン中でポリスチレンを抽出除去し、
乾燥後12%ポリビニールアルコール液を含浸、乾燥後
ポリカプロラクトン系ボリウレクンの12%DMF溶液
を含浸し、水中で湿式凝固し、ついで熱水中でDMFと
ポリビニルアル」−ルを除去、乾燥した。
これを半分の厚さにスライスし2両面を#100サンド
ペーパーでパフィングし、ざらに#150サンドペーパ
ーで仕上げパフィングし、液流染色機で黒色に染色し、
厚さ0.65M、目イ1210 g/ T112.見掛
は密度0.323(J/+nの両面にナツプのある染色
された繊維質基体を得た。
つざに、ポリ力ブロラク1〜ン系ポリウレタンの10%
溶液をカーフ調絞を有する離型紙に、ナイフコーターに
J:す、乾燥被膜が7μになるように塗布し、乾燥後実
施例1〜3および比較例1,2の組成)1々の20%溶
液を乾燥被膜が22μになるにうに塗布し、溶媒の一部
を除去したのら、上記繊維質基1本に貼合じ、圧着固定
し、乾燥キュア後剥離し、銀(q人工戊子を得た。
このものを下記の方法で評価した。
風合(かたさ);幅2CIl+の短冊型ピースを用い。
カンチレバー払(45°傾斜)によりめた。
耐洗(W性ニブルシンを縫製し1通常のドライクリーニ
ング(ただしパークレンドライ)を5回繰返−した表面
の皺発生を肉眼で判定し、5等級に分(づた。5が最も
皺が入りにくく良好なことを示す。
、1)目面は、芯地の貼合ぜ部と芯地のない部分を対象
とした。
銀面強電;耐光性試験(フェードメータで温度63°C
,50時間照射)、耐加水分解性試験(温1哀70℃、
湿度90%で1ケ月放置)前後のザンプルにつぎフレク
ツメータ(J l5K6545−1970)により、2
0万開間屈曲させた時の表面のひび割れ状態を目視で判
定し、5等級に分(プた。5が最も良好でひび割れのな
い状態である。
色移り:白色の銀付人工皮単(対象片)と有色の銀イ」
人工皮革(試験片)を重ね合l、70℃×70%、Ik
q/cJの条件下24時間放置後の色移りを目視により
5段階に評価した。5が最も良い。
耐溶剤性:布にトルエンを会まU、軽く、ふぎとった時
の銀面の変化の程度を目視により5段階に評価した。、
5が最も良い。
本発明の組成物を用いた銀イ」人工皮革は、柔軟であり
、耐洗濯性、銀面強度とも優れていることが判る また、邑移り、耐溶剤性とも本発明品(実施例5〜7)
は5であるのに対し、比較量は3であった。
実施例8〜10.比較例6〜8 実施例1.比較例1の組成物において、ポリウレタン弾
性体ど3官能イソシアネ−1−との混合割合を種々かえ
たものを用い、実施例5と同様の方法で銀イ」人工皮革
を得た。実施例5に示した方法で評価した結果を第3表
で示した。本発明の組成物は3官能イソシアネートの添
加量をかえても。
柔軟であり、耐洗濯性も良好である。
第1表 り、C・・・・・・ドライクリーニング第2表 第3表 実施例11、比較例9 実施例5に於いて、繊維質基体a5よび銀面のポリウレ
タンとして、実施例3のポリウレタンを用いた以外は同
様にして銀イ]人工皮革を得た。
比較として、比較例3で用いICポリウレタンを繊維質
基体と銀面に用いた。結果は第4表に示したように、銀
面および裏面とも副光11が優れることが判る。またド
ライクリーニングによってもその効果が低下しないこと
が判る。
第4表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ポリウレタン弾性重合体(A)と一般式0式% (Rは炭素数2もしくは3の2価の炭化水素残塁である
    。) で示される3官能イソシアネ一ト化合物(B)とからな
    る組成物。
  2. (2) ポリウレタン弾性体(A)と一般式0式% (Rは炭素数2もしくは3の2価の炭化水素残基である
    ) で示される3官能インシアネ一ト化合物<8)と一般式 (ただし式中R1は、水素、ベンジル基、ハロゲン、低
    級アルキル基または低級アルコキシ基で、ベンゼン核の
    水素が置換されたベンジル基からなる群から選ばれる置
    換基。R2は、水素、低級アルキル基、フェニル基、ハ
    ロゲン、低級アルキル基または低級アルコキシ基でベン
    ゼン核の水素が置換されたフェニル基、ベンジル基、ハ
    ロゲン、低級アルキル基または低級アルコキシ基でベン
    ゼン核の水素が置換されたベンジル基、およびシアノ基
    からなる群から選ばれる置換基。Xは水酸基、アミノ基
    およびモノアルキルアミノ基ならびにこれらの窒素原子
    または酸素原子に結合している水素が−(R30)n−
    ト1または (COR+C00RsO)i −Hで置換された基より
    なる群より選ばれる置換基(ただし、R3は低級アルキ
    レン基、R4は有機ジカルボン酸残塁、R5は有機ジオ
    ール残基、nは1〜50の整数、肩は1〜15の整数を
    表わす)。Ra、R9は同一または相・異なる炭素数1
    〜3のアルキル基、またはR8とR9が結合して飽和の
    5員環もしくは6員環を形成しているもの。) で示されるヒンダードアミン化合物(C)とから成る組
    成物。
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