JPS6085725A - 内視鏡の湾曲装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は内視鏡挿入部の先端側を湾曲操作するための
内視鏡の湾曲装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点３ 体腔内の観察や処置などを行なうだめの内視鏡には、挿
入部の先端部を目的部位に向けるだめの湾曲装置が設け
られているものがある。

従来、上記湾曲装置は操作部から挿入部の先端部捷でワ
イヤケ内設し、このワイーＭｒ−操ｆｌで押し引きする
ことにより挿入部の先端部を湾曲させるようになってい
た。しかしながら、このような構造によると、挿入部の
有効長さか短かい内視鏡においては問題がないか、長く
なるとワイヤとこのワイヤを案内するガイド管との摩擦
抵抗が太きくなり、操作部でワイヤを押し引きしても、
その力が挿入部の先端部まで十分伝達されづ゛、確実な
湾曲操作が行なえないということかあった。また、大き
な力で操作するとワイヤを断線させるということもあり
、長尺の内視鏡の湾曲装置としては不十分であった。

このような問題を解消するため、特開昭５８−６９５２
６号に示される湾曲装置が提案きれている。つまり、こ
の湾曲装置はチューブ部材の直線部の先端側に予め屈曲
成形された屈曲部を設けるとともに、内視鏡の挿入部に
は上記屈曲部のたわみの硬さより軟かい軟性部？形成し
。

この軟性部を上記屈曲部に位置させることによジ挿入部
を湾曲させるようにしている。

しかしながら、この従来技術においては、チューブ部材
の全長が同じ肉厚に形成されているから、ＪＣの剛性は
全長にわたって均一となっている。つまり、チューブ部
材の全長の剛性は。

その屈曲部が挿入部の軟性ｍｋ屈曲させることができる
硬さとなっている。そのため、チューブ部材は、その直
線部の剛性があまり筒〈ない向を変えるために直線部の
基端側をスライドや回転させても、その操作に屈曲部が
確実に追従せず、良好な操作性が得られないということ
があった。

〔発明の目的〕

この発明はチューブ部材の直線部の基端側をスライドや
回転操作したときに、先端側の屈曲部が確実に追従ブる
ようにし、た内視鏡の湾曲操作製画を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

この発明は、チューブ部材の直線部を屈曲部よりも大き
な剛性に形成することにより、直線部の基端側をスライ
ドや回転操作したときに。

先端側の屈曲部が直線部のｖＪきに確実に追従するよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図と第２図を参照して
説明する。、第１図中１は内視鏡の操作部で、この操作
部１には挿入部２の基端側か連結されている。この挿入
部２には先端側から先端部、ヲ、第１の軟性部４および
この第１の軟性部４よｐも硬い第２の軟性部５が順次形
成されている。

上ｂＬ′、挿入部２にはチューブ部材６か回転およびス
ライド自在に装着される。このチューブ部材６はゴムや
合成樹脂などの弾性材料で作られていて、直線部７と、
この直線部７の先端側に第２図に示すように予め湾曲し
た状態に成形された屈曲部８と（ｒｉする。この屈曲部
８は直線部？よりも肉厚が薄く形成されている。っまり
。

直線部７は屈曲部８よりも肉厚が厚く形成場れているか
ら、その肉厚の差に応じて剛性が大きくなっている。ま
た、上ｅ口屈曲部８の剛性、っ１りたわみの硬さは、挿
入部２の第１の軟性部４のたわみの硬さよりも硬く設定
されている。

省だ、チューブ部材６の直線部７の基端側には把持部９
か設けられ、この把持部９が操作部Ｊの近くに位置する
とき、チューブ部材６の屈曲部８は挿入部２の第２の軟
性部５の個所に位置している。したがって、この状態に
おいては。

屈曲部８が第２の軟性部５の硬さによりｔｕｍ状に変形
している。

このような構造によれば、チューブ部材６を挿入部２の
先端側にスライドさせてその屈曲部８を第１の軟性部４
と対応する状態にすると。

上記屈曲部８が第１の軟性部４とともに湾曲するから、
挿入部２の先端部３の向きを変えることができる。また
、この状態でチューブ部材６ケ回転させれば、屈曲部８
の湾曲方向？変えることができやから、上記先端部３の
湾曲方向も変えることができる。

ところで、チューブ部材６はその直線部７の剛性が屈曲
部８の剛性よシも大きくル成されている。そのため、チ
ューブ部材６ｆｆその基端側に設けられた把持部９０個
所でスライドや回転操作させたときに、直線部７に座屈
や大きなねじれか生じすらい。そのため、チューブ部材
６の基端側における操作力に先端側の屈曲部８か確実に
追従するから、内視鏡の挿入部２の湾曲操作が良好に行
なえる。

第３図はこの発明の他の実施例で、この実ぬ例はチュー
ブ部材６の直線部７を硬質部材である硬質テコープ１１
で形成し、屈曲部８を軟質８１Ｓ材である軟買ナユープ
１２で形成し、この軟質テコーブノ２を硬質チューブ１
１に接続した。

つまり、回線部７と屈曲部８を別々のテコーブ１１．１
２で形成するため、屈曲部８の成形が容易となる。

第４図はこの発明のさらに他の実施例分示すもので、こ
の実施例は十分な硬さを備えたテニーブ部伺６において
、屈曲部８に複数の孔ノ５を穿設することにより、この
屈曲部８タ一直線部７よりも軟かくした。このよう１（
構造によれば。

チューブ部材６の全体を均一な肉厚で成形すればよいか
ら、成形加工が容易となる。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明は、チューブ部材の直線部を
屈曲部よりも大きな剛性にしたから、上記チューブ部材
を・スライドや回転させて内視鏡の挿入部を湾曲させた
り、湾曲方向を変えるときに直線部の動きが屈曲部に確
実に伝達される。つまり、チューブ部材の操作に挿入部
を確実に追従させることができるから、操作性のＱ上が
計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す全体の構成図、第２
図は同じく内視鏡の挿入部を湾曲させた状態の一部断面
した側面図、第３図と第４図はそれぞれこの発明の他の
実施例ケ示すチューブ部材の先娼部の側面図である。 ２・・・挿入部、４・・・第１の軟性部、６・・・チュ
ーブ部材、７・・・直線部、８・・・屈曲部。 出願人代理人　弁理士　坪　井　淳

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　直線部と予め屈曲成形された屈曲部とを有する
   チューブ部材に、上記屈曲部のたわみの硬さよりも軟か
   い軟性部が一部に設けられた内視鏡の挿入部を挿入し、
   上記軟性部を上記屈曲部で湾曲させる内視鏡の湾曲装置
   において、上記チューブ部材は直線部が屈曲部よりも大
   きな剛性に形成されていることを特徴とする内視鏡の湾
   曲装置。
2. （２）　上記チューブ部材は直線部の肉厚が屈曲部の肉
   厚よりも厚く形成されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の内視鏡の湾曲装置。
3. （３）　上記チューブ部材は直線部全硬質部材、屈曲部
   を軟質部材で形成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の内視鏡の湾曲装置。 （４＋　上記チューブ部材は直線部と屈曲部とか同じ肉
   厚に形成され、上記屈曲部には複数の孔が穿設されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の内視鏡
   の湾曲装置。